俺はモブのままで良いんです...主人公とか荷が重い

もふもふ

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第二章

え...俺?

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ふぅ...お腹いっぱいだぁ~
ハッ!もうこんな時間なのか...出発しなきゃ!
でも、学園に行きたい気持ちとカイル達と離れたくない気持ちが混ざって複雑...(;-ω-)ウーン

でもお別れじゃないもんね!
また、みんなに会えるから大丈夫!うん、俺ならいける、やれる、頑張れ自分‎|•'-'•)و✧


「レオ様にしばらく会えないのは悲しいですが、信頼できる友達を作って下さい!僕達は、レオ様の事いつでも待ってますからね?では、行ってらっしゃいませ!!」

カイル達が涙目になりながら、手を振っている。




そして俺は、屋敷を出る。
屋敷を出ると一本道の通路と周りに花畑が広がっている。ガァーディアン家の門に馬車が止めてある。俺は執事の人に手を引かれ馬車に乗る。







しばらく馬車に乗っていると、窓から沢山の自然が見える。初めて外に出たから、何だかワクワクする。
そして、馬車が止まった。
俺は馬車から降りる...降りたその先には、The西洋って感じの造りをした大きな建物がたっていた。
全体的に黒いお城って感じがする。
凄いオシャレでカッコイイ!



俺はルンルン♪しながら歩き...目の前の扉を開ける。
開けるとそこには...新入生で溢れていた。そして、皆が扉の音が気になったのか俺の方をいっせいに見る。
うわぁ...大勢に見られるとか恥ずかしい(>_<)
俺は咄嗟に視線を下に向ける...しょうがないじゃん?だって、ずっと俺屋敷に引きこもってたから...家族以外の人に慣れてないんだもん(´・ω・`)



何かシーンとなってる...チラっと俺は視線を戻すと......
ありゃ?何か...皆顔赤くね??
え...何かの病気とか?それとも熱??
ん?んん???分からない事だらけだなぁ~( ˙꒳​˙  )???




あ、そう言えば...これから入学式が始まる時間帯だなぁ~
学園全体にチャイムが響く...入学式が始まる予鈴だ。
皆ぞろぞろと移動している...いいな俺友達居ないから...ちょっと寂しい( ´・ω・`)

「ねぇねぇ」

俺が1人寂しく入学式が行われる部屋に向かってる途中に後ろからツンツンと肩をつつかれた。
俺は最後尾を歩いて居たから、急に立ち止まっても周りの生徒に迷惑が掛からない。

後ろを振り向くと...攻略対象者のルイたんが居たのだ!?
え!何でこんなモブに話しかけてるのルイたん!

「ふぇ...あ、あば...ど、ドウシタノ?」

や、ヤバいかなり俺テンポってる!ヾ(・ω・`;)ノ
だ、だって!あの可愛い小悪魔ちゃんルイたん♡だよ!?
急に話しかけられたら誰でもテンパるもん...うわぁ、ルイたん可愛い!
しかも、ルイたんってゲームの中で主人公にだけ優しいんだよね~本当最高!高身長っていうのもギャップ萌えの1つなのです...ルイたんは萌え要素しかないのです!!!o(`・ω´・+o) ドヤァ…!

「ニシシッ、可愛い...(ボソッ)君が例のレオ様だよね?」

最初の方聞こえなかったけど...待ってくれ!例のレオ様って何?俺何か凄い噂的なのあるの!?

「ひゃ、ひゃい!レオ・ガァーディアンです!」

ハッ!噛んでしまった...恥ずか死ぬ...///
な、何だかルイたんが笑ってるような気がする。

「噂と違ってレオ様って可愛いね!」

はわわっ///ルイたんの笑顔かわゆす...
幸せ...♡

「あ、あの...様付けなくていいですよ?それと...俺の噂って何ですか?」

凄い気になってた...レオおれの噂について......

「ん?自分の噂知らないの?」

「あまり興味が無いので...」

「そっかそっか~あ、噂っていい方の噂だからね?
レオ君って15歳で全属性使える天才美少年って言われてるんだ。しかも、努力家でクールな美人さん!でも、寡黙で冷静な性格だから皆声掛けにくいって言う噂があるんだよ」


あ~だから友達居ないのかぁー(・А・` )ホウホウ

「へぇーそんな噂あったんですね」

「でも、話してみたら噂と違って話しやすいね」

「あ、ありがとうございます?」

「ふふ!レオ君の事気に入った!僕...ルイ・シェルバールのお気に入りに追加してあげるね!!」


今日からモブは、ルイたんのお気に入りに追加されるのであった。


―――――――――

作者のもふもふでーす…I˙꒳​˙)チラ
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