俺はモブのままで良いんです...主人公とか荷が重い

もふもふ

文字の大きさ
上 下
5 / 8
第一章

これで寂しくない!

しおりを挟む

おはようございます!
今日から俺は...あのレスポール魔法学園に行けるんですよ!!o(`・ω´・+o) ドヤァ…!

コンコンと部屋のドアを叩く音が聞こえる。

「レオ様、カイルです。入りますね?」

カイルが俺の制服を持って部屋に入って来る。

「おはよう、カイル!」

「ふふ、おはようございますレオ様」

もう楽しみで楽しみで...今日から攻略者達×主人公のBLが見れるんですZE☆  



「うわぁ、制服オシャレ...流石だわ∑(・ω・ノ)ノ」

このゲームのいい所は、作画が神がかってるんだよね~
もう、品しかない...なのにBLゲーっていう笑

しかも、攻略者達はイケメンばっかりだし、イケメンの上にイケボなんだよ?最高かよっ!( ´ཫ` )グハァ

「レオ様制服着てみて下さい!!」

カイルがキラキラした瞳で制服を俺に差し出す。

「うん!着てみるね!」

そう言って、俺は上の服を脱ぐ...



「はわぁ♡レオ様の肌!ふふ///色白でスベスベだぁ~......!!ファッ!?ぴ、ピンク色のかわゆいてぃくび♡が!?これはエッチだわぁ~♡(*´꒳`*)♡ンフフ(早口)」

カイルが凄い早口で顔赤くしながら何か言ってる...
何言ってるんだろ?
(※カイルが早口過ぎてレオには聞き取れてません☆)

そんなカイルを無視して俺は、ぱぱっと制服に着替える。




「ねぇねぇーカイル!俺似合ってる?」

俺はカイルの方を向く。

「レオ様この世で、誰よりも、1番似合ってます!!うぅ...推しが尊いd(^q^)」

何故かカイルは、涙目になりながら拝んでる...
何か今日のカイルおかしい気がする?

「大丈夫、カイル?」

俺は、しゃがんでカイルとの目線を合わせる。

「れ、レオ様の顔が近い...もう大丈夫じゃないれす♡」

「大丈夫じゃないの!?ど、どーしよ?カイル!とりあえず...ぎゅーしたら治る?」

精神的な問題なのかな?多分!
そうとなれば!ぎゅーすれば治るよね!だって、前世でも同じ事やって治ったもん!o(`・ω´・+o) ドヤァ…!

「ひゃい♡完璧に治る気がしましゅ...///」

「分かった!カイルとぎゅー!そして、なでなで!!」

俺はカイルに抱き着いてぎゅーする。それと同時になでなでもする。
ハグもなでなでも大切だもんね!

「幸せです...♡」

カイルが目を細め、気持ち良さそうにしている。
大きなワンちゃんみたい...笑

「カイル」

「はい!何ですかレオ様?」

キラキラとした瞳で俺を見上げる。

「今日も、一緒に朝食食べないの?」

「へ?れ、レオ様と一緒に朝食を頂くなんて!?恐れ多いです...」




「やっぱりダメなの?だって、今日から学園で寮生活だから...カイルに会えないもん!だ、だから今日だけで良いから一緒にご飯食べたい...甘えてるの分かってる!でも、でもね?メイドさんや従者に見られながら1人でご飯食べるのは寂しい...」


「(ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"!何この可愛い生き物!?もう好きです!愛してます僕の主♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡)
じゃあ、みんなで食べましょ?僕だけレオ様と一緒に朝食を頂くのは申し訳ないので!」

「本当!ありがとうカイル」


そうなんだよ!俺寂しいんだよ!!
あんな広い縦長のテーブルで1人静かに黙々と豪華なご飯食べるの何か怖くて寂しいんだよぉ(´;ω;`)




「てことで!みんなで一緒にご飯食べよ!!」

俺がメイドさんや料理長と従兄弟のリースさんにそう言う。

「私達...レオ様と一緒に朝食を頂いて宜しいのですか?」
「レオ様が私の作った料理を美味しく頂いてる姿を見るだけで幸せです...レオ様と一緒に朝食を頂くなんて恐れ多いです」
「レオが俺達と食べたいって言ってるんだ、一緒に食べよう...それにレオの家族はみんな留守中だからなぁ~それにまだ15歳だぞレオは!こんな可愛い子供を1人にするなんて!!俺がレオを育てやるから、もっと甘えろよレオ?」

「えへへ///みんなありがとう!一緒にご飯食べよ!」


俺はみんなで朝食を食べる。
もぐもぐ...美味し( ゚д゚)ンマッ!
やっぱり1人よりもみんなで一緒に食べた方が、より美味しく感じる!



――――――――――――

作者のもふもふでーす…I˙꒳​˙)チラ
次回から学園編について書いていこうと思います!





しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は無い ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い

乙女ゲームのサポートメガネキャラに転生しました

西楓
BL
乙女ゲームのサポートキャラとして転生した俺は、ヒロインと攻略対象を無事くっつけることが出来るだろうか。どうやらヒロインの様子が違うような。距離の近いヒロインに徐々に不信感を抱く攻略対象。何故か攻略対象が接近してきて… ほのほのです。 ※有難いことに別サイトでその後の話をご希望されました(嬉しい😆)ので追加いたしました。

寄るな。触るな。近付くな。

きっせつ
BL
ある日、ハースト伯爵家の次男、であるシュネーは前世の記憶を取り戻した。 頭を打って? 病気で生死を彷徨って? いいえ、でもそれはある意味衝撃な出来事。人の情事を目撃して、衝撃のあまり思い出したのだ。しかも、男と男の情事で…。 見たくもないものを見せられて。その上、シュネーだった筈の今世の自身は情事を見た衝撃で何処かへ行ってしまったのだ。 シュネーは何処かに行ってしまった今世の自身の代わりにシュネーを変態から守りつつ、貴族や騎士がいるフェルメルン王国で生きていく。 しかし問題は山積みで、情事を目撃した事でエリアスという侯爵家嫡男にも目を付けられてしまう。シュネーは今世の自身が帰ってくるまで自身を守りきれるのか。 ーーーーーーーーーーー 初めての投稿です。 結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。 ※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。

悪役令息の七日間

リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。 気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】

悪役令嬢に転生したが弟が可愛すぎた!

ルカ
BL
悪役令嬢に転生したが男だった! ヒロインそっちのけで物語が進みゲームにはいなかった弟まで登場(弟は可愛い) 僕はいったいどうなるのー!

転生当て馬召喚士が攻め度MAXの白銀騎士に抗えません

雪平@冷淡騎士2nd連載中
BL
不幸体質大学生の青年が転生したのは魔術師ファンタジーBLゲームの世界だった。 当て馬として生まれたからには攻略キャラの恋の後押しをする事にした。 しかし、この世界…何処か可笑しい。 受け主人公が攻めに、攻め攻略キャラが受けになっていた世界だった。 童顔だった主人公は立派な攻めに育っていた。 受け達に愛されている主人公は何故か当て馬に執着している。 傍観者で良かったのに、攻めポジも危ぶまれていく。 究極の鉄壁一途な白銀騎士×転生当て馬召喚士 ゲームを忠実にするためには、絶対に受けとしてときめいてはいけない。 「君といられるなら、俺は邪魔する奴を排除する」 「俺はただの当て馬でいい!」 ※脇CP、リバキャラはいません、メインCPのみです。

嫁側男子になんかなりたくない! 絶対に女性のお嫁さんを貰ってみせる!!

棚から現ナマ
BL
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

処理中です...