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第一章
これで寂しくない!
しおりを挟むおはようございます!
今日から俺は...あのレスポール魔法学園に行けるんですよ!!o(`・ω´・+o) ドヤァ…!
コンコンと部屋のドアを叩く音が聞こえる。
「レオ様、カイルです。入りますね?」
カイルが俺の制服を持って部屋に入って来る。
「おはよう、カイル!」
「ふふ、おはようございますレオ様」
もう楽しみで楽しみで...今日から攻略者達×主人公のBLが見れるんですZE☆
「うわぁ、制服オシャレ...流石だわ∑(・ω・ノ)ノ」
このゲームのいい所は、作画が神がかってるんだよね~
もう、品しかない...なのにBLゲーっていう笑
しかも、攻略者達はイケメンばっかりだし、イケメンの上にイケボなんだよ?最高かよっ!( ´ཫ` )グハァ
「レオ様制服着てみて下さい!!」
カイルがキラキラした瞳で制服を俺に差し出す。
「うん!着てみるね!」
そう言って、俺は上の服を脱ぐ...
「はわぁ♡レオ様の肌!ふふ///色白でスベスベだぁ~......!!ファッ!?ぴ、ピンク色のかわゆいてぃくび♡が!?これはエッチだわぁ~♡(*´꒳`*)♡ンフフ(早口)」
カイルが凄い早口で顔赤くしながら何か言ってる...
何言ってるんだろ?
(※カイルが早口過ぎてレオには聞き取れてません☆)
そんなカイルを無視して俺は、ぱぱっと制服に着替える。
「ねぇねぇーカイル!俺似合ってる?」
俺はカイルの方を向く。
「レオ様この世で、誰よりも、1番似合ってます!!うぅ...推しが尊いd(^q^)」
何故かカイルは、涙目になりながら拝んでる...
何か今日のカイルおかしい気がする?
「大丈夫、カイル?」
俺は、しゃがんでカイルとの目線を合わせる。
「れ、レオ様の顔が近い...もう大丈夫じゃないれす♡」
「大丈夫じゃないの!?ど、どーしよ?カイル!とりあえず...ぎゅーしたら治る?」
精神的な問題なのかな?多分!
そうとなれば!ぎゅーすれば治るよね!だって、前世でも同じ事やって治ったもん!o(`・ω´・+o) ドヤァ…!
「ひゃい♡完璧に治る気がしましゅ...///」
「分かった!カイルとぎゅー!そして、なでなで!!」
俺はカイルに抱き着いてぎゅーする。それと同時になでなでもする。
ハグもなでなでも大切だもんね!
「幸せです...♡」
カイルが目を細め、気持ち良さそうにしている。
大きなワンちゃんみたい...笑
「カイル」
「はい!何ですかレオ様?」
キラキラとした瞳で俺を見上げる。
「今日も、一緒に朝食食べないの?」
「へ?れ、レオ様と一緒に朝食を頂くなんて!?恐れ多いです...」
「やっぱりダメなの?だって、今日から学園で寮生活だから...カイルに会えないもん!だ、だから今日だけで良いから一緒にご飯食べたい...甘えてるの分かってる!でも、でもね?メイドさんや従者に見られながら1人でご飯食べるのは寂しい...」
「(ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"!何この可愛い生き物!?もう好きです!愛してます僕の主♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡)
じゃあ、みんなで食べましょ?僕だけレオ様と一緒に朝食を頂くのは申し訳ないので!」
「本当!ありがとうカイル」
そうなんだよ!俺寂しいんだよ!!
あんな広い縦長のテーブルで1人静かに黙々と豪華なご飯食べるの何か怖くて寂しいんだよぉ(´;ω;`)
「てことで!みんなで一緒にご飯食べよ!!」
俺がメイドさんや料理長と従兄弟のリースさんにそう言う。
「私達...レオ様と一緒に朝食を頂いて宜しいのですか?」
「レオ様が私の作った料理を美味しく頂いてる姿を見るだけで幸せです...レオ様と一緒に朝食を頂くなんて恐れ多いです」
「レオが俺達と食べたいって言ってるんだ、一緒に食べよう...それにレオの家族はみんな留守中だからなぁ~それにまだ15歳だぞレオは!こんな可愛い子供を1人にするなんて!!俺がレオを育てやるから、もっと甘えろよレオ?」
「えへへ///みんなありがとう!一緒にご飯食べよ!」
俺はみんなで朝食を食べる。
もぐもぐ...美味し( ゚д゚)ンマッ!
やっぱり1人よりもみんなで一緒に食べた方が、より美味しく感じる!
――――――――――――
作者のもふもふでーす…I˙꒳˙)チラ
次回から学園編について書いていこうと思います!
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