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<C05> 魔族とアリス
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††
こいつマジ本気だ!
仮面の下に見える、本気の眼に俺は戦慄した。殺気を放つアリスの眼は、まさに敵を倒さんとしている戦士の眼だ。
オーガウォリアー並みの腕力で片手で掲げた雷神剣は、今まさに俺に向けて打ち下ろされようとしている。
「動かないでね。」
いやそんなこと云われても逃げるって。例え不死でも殺される時は痛いんだからな。
俺を試し切りに使うのはやめろっ!
叫ぼうとした俺に構わず、アリスが動いた。
タンッと地を蹴り軽やかに舞い上がったアリスは、スカートをふわりとさせて、俺を飛び越えた。
あ、しろいブルマみたいなパンツが見えた──とか言ってる場合じゃなーいっ!
俺を飛び越えたアリスは、中空から背後の暗闇に向けて雷神剣を一振りした。途端に凄まじい稲妻が迸り、暗闇の中を駆け巡った。
すげ、あんなことも出来るのかよ。剣を交えた時だけじゃないのか。ていうかなんで初めて見て初めて使ったのに使い方が判るんだ。
「「「GINYAAA」」」
え?何の声だ、人の声ではない声が響いた。魔獣か?俺の危機感知が見逃していたのか?アラートは鳴ら無かったぞ。
慌てて振り向いて見ると、バチバチと青白い火花に包まれた、人間のような体型の奴らが10ほど見えた。
暗闇の中で倒れた青白い火花を身体から迸らせる奴ら、よく見ればそいつらは背中から蝙蝠の様な翼を生やしている。
稲妻が辺の叢を燃やしたのか、火が舞い上がりそいつらを照らしだすと、その姿は更に鮮明になって浮かび上がる。
剣を持ち防具を装備した、翼ある者達。外見は人に似ているが、それは人と異なる物たちだ。全員が全員額から角を生やしている。
いったいなんだこいつらは。
「偶にね、やってくるの。」
アリスはふうっと嘆息すると、事も無げに言った。アリスはあの翼有る者を知っているのか。
「こいつらはあんたが求め倒そうとしている、魔族の下っ端。」
アリスの言葉に俺は照らしだされ、ビクビクと身体を震わせている奴らを凝視する。魔族の下っ端だって?なんだそれは。あの三面六臂の女や首なし甲冑が魔族なのではないのか。
こいつらは角があったり翼があったりするが、見た目には普通の人間に見える。
「油断しないで、まだ来るわよ。」
アリスは厳しく言い放つと、その言葉通りに焔の中に金色の目の者達が浮かび上がった。
その数は30ほどか。いや暗闇の中に未だいるのかもしれない。
「何だ今の音は!」
稲妻の音に流石に起きたのか、クリフが走り寄ってきた。
同様にニトロやグルームやゴレム、馬車からはリリスとレヴィも降りて駆け寄ってくる。さらにコッペルを頭に載せたルミもやってきた。
「皆の者、魔族の襲撃です。」
アリスが雷神剣を魔族に向けて言う。
「アリス、また奴らか?」
「そうね。でもいつもどおりよ。」
クリフが話しかけてくるが、『また』ってなんだ。前にも同じような襲撃があったってことか。それにいつもどおりって、なんか慣れすぎてないか?
「ん~黒キ翼を持つ者《ポーン》がいっぱい?あいつらジュンヤ虐める?」
ルミが俺の傍に寄り、目を擦りながら聞いてくる。コッペルに至っては、ルミの頭の上で寝てやがる。こんな状況なのにその姿が何故かとっても癒されるのですが。
いやいやルミ、いまなんつった?あいつら知ってるのか、いや記憶が戻ってるのか。
「大丈夫、黒キ翼を持つ者《ポーン》は大して強くないから、大丈夫だよ。それに私が全部倒しちゃうから、ちょっと煩いかもだけど、ルミちゃんは安心して寝てていいからね。」
ルミが眠そうにしてるのを見て、アリスはニコっと笑った。それになにか違和感を感じたのは俺だけなのか。
「わかったぁ、おやしゅみ~」
いうと俺に抱きついて顔をスリスリして馬車に戻っていく。
なんだこれ?
魔族の襲撃だぞ、いいのか?安心して寝られるのか?
アリスの言うとおり、本当にあっさりと魔族は殲滅された。
雷神剣の威力だろうか、稲妻が煌めく中、ほぼアリスの活躍で魔族は殲滅されてしまった。
もちろん俺たちも戦うことは戦ったが、アリス程ではない。
まるで鬼に金棒とでも言うのか、雷神剣を持ったアリスは水を得た魚のごとく、闇に蠢く魔族を片っ端から倒していったんだ。
終わった後に一言、「良い試し切りになったわ。」と笑うアリスは、汗1つかいてなかった。
あのオーガ以上に雷神剣を使いこなすとは、やはりこれも称号のせいなのか。てかこれが雷神剣の能力だとしたら、敵に回ると恐ろしい武器だけど、味方が持つと頼もしい武器だってことか。もちろん雷神剣の能力を引き出すアリスの能力が大きいわけだが。
「黒キ翼を持つ者《ポーン》って、どういう意味なんだ。」
魔族を殲滅して、さっぱりとした顔をしているアリスに俺は尋ねた。
「私も良くは知らないけど、下っ端の魔族ってことらしいわ。」
へ?さっきはさも知ってるようでしたが?
「今の奴ら黒キ翼を持つ者《ポーン》のようだったな。」
レヴィが杖をトンと地面に打ち付けていう。レヴィも奴らを知ってるのか。
「お前知ってるのか?」
「ふん、当然だ。旅をしていれば奴らと出会うことも有る。だけど今回の様に数十の黒キ翼を持つ者《ポーン》が襲ってくるなど、見たことはない。」
俺の質問にあっさりと応える。その言葉尻がいつにも増して厳しい口調なのは、気のせいじゃないようだ。レヴィはじっとアリスを睨むように見ている。
「ジュンヤ、あたしは黒キ翼を持つ者《ポーン》を知っているけど、お前の言っていた三面六臂の女など見たことはないの。」
「あ、ああ、そういってたな」
「だから貴方の話しを聞いていて、なにか違うと思っていた。ここからは推測で悪いけど、多分貴方の言う三面六臂の女は、もしかすると魔大陸にしかいないはずの上位種族なのじゃないかと思うんだけど………違うかしら?」
レヴィは俺に訪ねているのに、じっとアリスを睨みつけている。
「アリス、答えてくれる?」
え、俺に聞いてたんじゃないの?
それにちょっとまてレヴィ、お前は知らないだろうが、相手は皇女だぞ、王様の娘だぞ。下手な口の聞き方をしたら、大変な事になるぞ。
「いいわ。」
アリスはその視線を受けて、コクリと頷いた。
「でも私も多くを知ってるわけじゃない。」
「いいから教えて。ジュンヤには必要なことなのよ。」
アリスはレヴィの鋭い眼差しを見つめ、クスッと笑みを浮かべた。
「魔族の襲撃は私のせいです。」
「やっぱりね。」
アリスがポツリというと、レヴィは得心を得たかの様に頷く。
「あんたは、魔族に狙われているってことで、いいのね。」
「ええ、恐らくは幹部魔族、または上位魔族はそう言いました。」
「上位魔族に?」
「首のない黒い鎧の魔族、名前走りませんが、彼は私に魔大陸に来いと言いました。来れるものなら…と。」
黒い鎧の魔族。しかも首のない奴となれば、俺もあったことが有る。奴か、アリスはあいつにあったのか。
「私は有る目的の為に旅をしておりますが、その最中にこいつらと同じ奴らに何度か襲われています。」
何度もって、それって例のザックとかと関係有るのか。
「時には死者の群れを連れて、時には亜人を連れて、そして今回は魔族だけが……」
「あんたの旅の目的、それを阻止しようとしてるわけ?」
レヴィぃ、相手は最高権力者の娘だからな、いいか、もうちょっといい方をな、知ったらお前腰抜かすぞ。
「わかりませんが、恐らくは。」
「じゃあさ、その追手みたいな奴をこんな簡単に倒すって相手が知れば、より強いのを送ってくるんじゃないの?」
「可能性は有りますね。」
アリスが事も無げにいうけどさ、それってかなりヤバイことじゃないのか。
「冗談じゃないよ、あたし達まで巻き添えくらったらどうすんのさ。」
「それであの大金かよ。」
ニトロがぼそっと言うが、訳ありだからこその大金だろ。その程度わかっていたんじゃないのか。侍女が寝ずの番をとかで簡単に騙されたお前も悪い。
「それではここで契約を反故にします?」
アリスは笑みを浮かべてニトロにいうけど、黙ってたお前も悪いぞ。
「強敵だと知るや恐れて契約を反故にする、なるほど冒険者を名乗る者は、騎士とは異なる種類の物たちだな。」
「……」
クリフが嘲る様な笑みを浮かべてニトロを見つめた。対してニトロは何も云えず、ギリッと歯をかみしめている。なかなか痛いところをついてくるな。
「ふん、たかが魔族、例え上位魔族が出てきたとしても、契約を反故になどするものですか。」
レヴィが静かにしかし燃え立つように、闘気を撒き散らしている。今にも強力な魔術を発動させそうだ。
「そ、そうだ。例え事情を詳しく聞かなかったとは言え、簡単に契約反故などするものか。」
ニトロも続いて言う。おお、漢だな。てか先にレヴィがいてるけどな。
「だが、危険手当は割増してもらうぜ。」
流石守銭奴!!!笑った。
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こいつマジ本気だ!
仮面の下に見える、本気の眼に俺は戦慄した。殺気を放つアリスの眼は、まさに敵を倒さんとしている戦士の眼だ。
オーガウォリアー並みの腕力で片手で掲げた雷神剣は、今まさに俺に向けて打ち下ろされようとしている。
「動かないでね。」
いやそんなこと云われても逃げるって。例え不死でも殺される時は痛いんだからな。
俺を試し切りに使うのはやめろっ!
叫ぼうとした俺に構わず、アリスが動いた。
タンッと地を蹴り軽やかに舞い上がったアリスは、スカートをふわりとさせて、俺を飛び越えた。
あ、しろいブルマみたいなパンツが見えた──とか言ってる場合じゃなーいっ!
俺を飛び越えたアリスは、中空から背後の暗闇に向けて雷神剣を一振りした。途端に凄まじい稲妻が迸り、暗闇の中を駆け巡った。
すげ、あんなことも出来るのかよ。剣を交えた時だけじゃないのか。ていうかなんで初めて見て初めて使ったのに使い方が判るんだ。
「「「GINYAAA」」」
え?何の声だ、人の声ではない声が響いた。魔獣か?俺の危機感知が見逃していたのか?アラートは鳴ら無かったぞ。
慌てて振り向いて見ると、バチバチと青白い火花に包まれた、人間のような体型の奴らが10ほど見えた。
暗闇の中で倒れた青白い火花を身体から迸らせる奴ら、よく見ればそいつらは背中から蝙蝠の様な翼を生やしている。
稲妻が辺の叢を燃やしたのか、火が舞い上がりそいつらを照らしだすと、その姿は更に鮮明になって浮かび上がる。
剣を持ち防具を装備した、翼ある者達。外見は人に似ているが、それは人と異なる物たちだ。全員が全員額から角を生やしている。
いったいなんだこいつらは。
「偶にね、やってくるの。」
アリスはふうっと嘆息すると、事も無げに言った。アリスはあの翼有る者を知っているのか。
「こいつらはあんたが求め倒そうとしている、魔族の下っ端。」
アリスの言葉に俺は照らしだされ、ビクビクと身体を震わせている奴らを凝視する。魔族の下っ端だって?なんだそれは。あの三面六臂の女や首なし甲冑が魔族なのではないのか。
こいつらは角があったり翼があったりするが、見た目には普通の人間に見える。
「油断しないで、まだ来るわよ。」
アリスは厳しく言い放つと、その言葉通りに焔の中に金色の目の者達が浮かび上がった。
その数は30ほどか。いや暗闇の中に未だいるのかもしれない。
「何だ今の音は!」
稲妻の音に流石に起きたのか、クリフが走り寄ってきた。
同様にニトロやグルームやゴレム、馬車からはリリスとレヴィも降りて駆け寄ってくる。さらにコッペルを頭に載せたルミもやってきた。
「皆の者、魔族の襲撃です。」
アリスが雷神剣を魔族に向けて言う。
「アリス、また奴らか?」
「そうね。でもいつもどおりよ。」
クリフが話しかけてくるが、『また』ってなんだ。前にも同じような襲撃があったってことか。それにいつもどおりって、なんか慣れすぎてないか?
「ん~黒キ翼を持つ者《ポーン》がいっぱい?あいつらジュンヤ虐める?」
ルミが俺の傍に寄り、目を擦りながら聞いてくる。コッペルに至っては、ルミの頭の上で寝てやがる。こんな状況なのにその姿が何故かとっても癒されるのですが。
いやいやルミ、いまなんつった?あいつら知ってるのか、いや記憶が戻ってるのか。
「大丈夫、黒キ翼を持つ者《ポーン》は大して強くないから、大丈夫だよ。それに私が全部倒しちゃうから、ちょっと煩いかもだけど、ルミちゃんは安心して寝てていいからね。」
ルミが眠そうにしてるのを見て、アリスはニコっと笑った。それになにか違和感を感じたのは俺だけなのか。
「わかったぁ、おやしゅみ~」
いうと俺に抱きついて顔をスリスリして馬車に戻っていく。
なんだこれ?
魔族の襲撃だぞ、いいのか?安心して寝られるのか?
アリスの言うとおり、本当にあっさりと魔族は殲滅された。
雷神剣の威力だろうか、稲妻が煌めく中、ほぼアリスの活躍で魔族は殲滅されてしまった。
もちろん俺たちも戦うことは戦ったが、アリス程ではない。
まるで鬼に金棒とでも言うのか、雷神剣を持ったアリスは水を得た魚のごとく、闇に蠢く魔族を片っ端から倒していったんだ。
終わった後に一言、「良い試し切りになったわ。」と笑うアリスは、汗1つかいてなかった。
あのオーガ以上に雷神剣を使いこなすとは、やはりこれも称号のせいなのか。てかこれが雷神剣の能力だとしたら、敵に回ると恐ろしい武器だけど、味方が持つと頼もしい武器だってことか。もちろん雷神剣の能力を引き出すアリスの能力が大きいわけだが。
「黒キ翼を持つ者《ポーン》って、どういう意味なんだ。」
魔族を殲滅して、さっぱりとした顔をしているアリスに俺は尋ねた。
「私も良くは知らないけど、下っ端の魔族ってことらしいわ。」
へ?さっきはさも知ってるようでしたが?
「今の奴ら黒キ翼を持つ者《ポーン》のようだったな。」
レヴィが杖をトンと地面に打ち付けていう。レヴィも奴らを知ってるのか。
「お前知ってるのか?」
「ふん、当然だ。旅をしていれば奴らと出会うことも有る。だけど今回の様に数十の黒キ翼を持つ者《ポーン》が襲ってくるなど、見たことはない。」
俺の質問にあっさりと応える。その言葉尻がいつにも増して厳しい口調なのは、気のせいじゃないようだ。レヴィはじっとアリスを睨むように見ている。
「ジュンヤ、あたしは黒キ翼を持つ者《ポーン》を知っているけど、お前の言っていた三面六臂の女など見たことはないの。」
「あ、ああ、そういってたな」
「だから貴方の話しを聞いていて、なにか違うと思っていた。ここからは推測で悪いけど、多分貴方の言う三面六臂の女は、もしかすると魔大陸にしかいないはずの上位種族なのじゃないかと思うんだけど………違うかしら?」
レヴィは俺に訪ねているのに、じっとアリスを睨みつけている。
「アリス、答えてくれる?」
え、俺に聞いてたんじゃないの?
それにちょっとまてレヴィ、お前は知らないだろうが、相手は皇女だぞ、王様の娘だぞ。下手な口の聞き方をしたら、大変な事になるぞ。
「いいわ。」
アリスはその視線を受けて、コクリと頷いた。
「でも私も多くを知ってるわけじゃない。」
「いいから教えて。ジュンヤには必要なことなのよ。」
アリスはレヴィの鋭い眼差しを見つめ、クスッと笑みを浮かべた。
「魔族の襲撃は私のせいです。」
「やっぱりね。」
アリスがポツリというと、レヴィは得心を得たかの様に頷く。
「あんたは、魔族に狙われているってことで、いいのね。」
「ええ、恐らくは幹部魔族、または上位魔族はそう言いました。」
「上位魔族に?」
「首のない黒い鎧の魔族、名前走りませんが、彼は私に魔大陸に来いと言いました。来れるものなら…と。」
黒い鎧の魔族。しかも首のない奴となれば、俺もあったことが有る。奴か、アリスはあいつにあったのか。
「私は有る目的の為に旅をしておりますが、その最中にこいつらと同じ奴らに何度か襲われています。」
何度もって、それって例のザックとかと関係有るのか。
「時には死者の群れを連れて、時には亜人を連れて、そして今回は魔族だけが……」
「あんたの旅の目的、それを阻止しようとしてるわけ?」
レヴィぃ、相手は最高権力者の娘だからな、いいか、もうちょっといい方をな、知ったらお前腰抜かすぞ。
「わかりませんが、恐らくは。」
「じゃあさ、その追手みたいな奴をこんな簡単に倒すって相手が知れば、より強いのを送ってくるんじゃないの?」
「可能性は有りますね。」
アリスが事も無げにいうけどさ、それってかなりヤバイことじゃないのか。
「冗談じゃないよ、あたし達まで巻き添えくらったらどうすんのさ。」
「それであの大金かよ。」
ニトロがぼそっと言うが、訳ありだからこその大金だろ。その程度わかっていたんじゃないのか。侍女が寝ずの番をとかで簡単に騙されたお前も悪い。
「それではここで契約を反故にします?」
アリスは笑みを浮かべてニトロにいうけど、黙ってたお前も悪いぞ。
「強敵だと知るや恐れて契約を反故にする、なるほど冒険者を名乗る者は、騎士とは異なる種類の物たちだな。」
「……」
クリフが嘲る様な笑みを浮かべてニトロを見つめた。対してニトロは何も云えず、ギリッと歯をかみしめている。なかなか痛いところをついてくるな。
「ふん、たかが魔族、例え上位魔族が出てきたとしても、契約を反故になどするものですか。」
レヴィが静かにしかし燃え立つように、闘気を撒き散らしている。今にも強力な魔術を発動させそうだ。
「そ、そうだ。例え事情を詳しく聞かなかったとは言え、簡単に契約反故などするものか。」
ニトロも続いて言う。おお、漢だな。てか先にレヴィがいてるけどな。
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