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PKゲーム
5 人でなし
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現在、彼には決してくぐれないドアが二つある。
一つは、この事務所の出入口にある自動ドア。
もう一つは、いちばん奧の部屋の前にある手動ドアだ。
森江によると、奥の部屋は仕事部屋兼寝室で、他人に見られてはまずいものがいろいろ置いてあるのだという。そのため、ドアには鍵がかかっており、その鍵は森江が持ち歩いている。つまり、森江にとってはこの事務所部分が生活空間なのだった。
これでは落ち着かないだろうと彼は思ったが、森江は依頼人とは外で会う主義で、ここに来客はまったくなかった。固定電話もないらしい(奧の部屋には、もしかしたらあるのかもしれないが)。ここに兄たちが来たのは、滅多にない例外だったようだ。
森江に助け出され、ここに連れてこられてから約一ヶ月。
森江は毎日、不規則な時間に外出するが、夕方には必ず帰ってくる。あれからすっかり外界恐怖症になってしまった彼は、森江が帰宅するまで、事務所部分(プラス、ユニットバス・洗濯場・ウォークインクローゼット)で家事をすることが日課となった。森江には、そろそろ外に出て太陽の光を浴びたほうがいいんじゃないかと言われるのだが、どうしてもまだあの自動ドアを開けられない。
(森江さんが付き添ってくれるなら、コンビニで買い物くらいしたいんだけど)
しかし、森江は忙しそうで、なかなか口には出せない。夜も一緒にいてくれたのは初日だけで、自動ドアを施錠して夕飯をとると、シャワーを浴びてから奥の部屋に引き上げてしまう。とても寂しいが、しょせん自分は居候だ。いくら兄から金をもらえても、他人に自分の家に居座られるのは迷惑だろう。
(いつまでも、こんな生活は続けられないよな……)
いつものように森江を送り出して、ひととおり家事を済ませた後、彼は自分の免許証を見て溜め息をついた。
何度見返してみても、自分のものだとは思えない。あの兄が自分の肉親だとは思えないように。
(そういや、名前も知らないや。きっと名字は「永崎」なんだろうけど)
森江に訊けばすぐにわかることなのだろうが、今まで知ろうという気も起こらなかった。
彼は免許証をテーブルの上に放り投げると、そのままソファに横になって目を閉じた。
ちょっと、現実逃避したかった。
*
「もうそろそろいいんじゃないか?」
森江が高級ソファに腰を下ろすと、一人掛けのやはり高級ソファにもたれるようにして座っていた永崎兄は、何の前置きもなくそう言った。
「もうそろそろとは?」
ごくごく普通のサラリーマンにしか見えない森江は訝しそうに首をかしげる。
「とぼけるな。明だ。あれからもう一月近く経った。いいかげん、落ち着いてきただろう。明日、ここに連れてきてもらおうか」
「ああ、弟さんですか。まあ、落ち着いたといえば落ち着きましたがね。外に出るのは怖いと言って、あれからずっとうちに引きこもっていますよ。記憶もまったく戻っていないようですが、日常生活を送るのに支障はなさそうです。よかったですね」
森江の返答を聞いて、永崎兄は薄く笑った。
「〝外に出るのは怖い〟……か。それなら、あいつを薬で眠らせてここに連れてきてくれないか。それなら怖くはないだろう」
「弟さんに薬ですか。私は怖いですね」
森江は当惑したように眉をひそめた。
「まあ、こちらは製薬会社さんですから、薬には抵抗ないんでしょうが……そうまでして、弟さんを連れ戻したいんですか?」
「当然だろう。私にはもう肉親はあれ一人しか残っていない」
「ああ、そうでしたね。……あなたと弟さん、たった二人しか残らなかった」
永崎兄の端整な顔がかすかにこわばる。それを面白そうに眺めてから、森江は再び口を開いた。
「永崎さん。私は金さえもらえれば、殺人以外のことは何でもする薄汚い男ですがね、一応、ポリシーみたいなものはあるんですよ。たとえば……一度地獄から救い出した人間を、また同じ地獄に突き落としたりはしないとかね」
「……何が言いたい」
「弟さんはあなたのことを、本当に自分の兄なのかと言っていましたよ。私よりも他人な気がするそうです」
「記憶喪失だからだろう。とにかく、あれを返せ。あれは私のものだ」
「〝もの〟ねえ……」
一転して、森江は冷ややかな笑みを浮かべた。
「たった一度、あんな形でファックしただけで?」
一瞬、永崎兄は氷像のように凍りついた。だが、開き直ったように森江に笑い返す。
「あれも悦んでいたぞ」
「だったら、明に言えよ。おまえをいかせた四番は、おまえの兄貴の自分だったって。ちなみに、俺はあんたから明を取り上げたつもりはない。あいつがあんたのところに帰りたがらないのは、〝あんたが怖いから〟だそうだ。……記憶をなくされても賢いな。あんたが〝敵〟だとちゃんとわかった」
「……私は依頼先を間違えたな」
「まったくだ。俺以外の人間だったら、どんなに明が嫌がっても、あんたに引き渡してただろうに」
皮肉げに笑う森江を、永崎兄は横目で睨みつけた。
「最後通告だ。……明を返せ」
「俺も最後通告だ。明はあきらめろ。あんたはもう終わってる」
「何?」
永崎兄が気色ばんだ、そのとき会長室の重厚な扉がいきなり開かれた。
「やれやれ。なかなか動いてくれなくて、こっちが待ちくたびれましたよ」
涼やかな若い男の声だった。その声が耳に入ったとたん、永崎兄は目を剥いたが、扉が開いたと同時に室内へとなだれこんできた黒服の男たちに取り囲まれ、ソファから無理矢理引きずり下ろされて、高級絨毯の敷かれた床に押さえつけられた。
「あの日、強引に連れ帰ってくれれば、その日のうちに片を付けられたのに。妙なところで情けをかけますね」
声の主は永崎兄の前で立ち止まり、悠然と彼を見下ろした。
服装はありふれたシャツとジーンズ。しかし、その顔はきわめて美しかった。
「明……!」
永崎兄はそれだけしか言えなかった。
「兄さん……僕のテリトリーで僕で遊ぼうなんて、ずいぶん馬鹿なことを考えましたね。薬の飲みすぎで、頭がどうかしちゃいましたか? ……あなたが拉致させて記憶喪失にさせた〝僕〟は、僕じゃありません。事前に僕が用意しておいた替え玉です。あなたは僕だと思いこんで、あの哀れな〝僕〟を犯し、意気揚々と少々お高い小遣い銭を手にしたわけです。いやはや、お笑いですね。……兄さんごときに、僕を好き勝手できるわけないでしょう?」
明は嘲笑うと、スニーカーの踵で兄の頭をこづいた。
「馬鹿な……そんな馬鹿な……」
「馬鹿はあなたでしょ。あなたがいろいろ相談ぶってた秘書の木村。あれは僕の部下です。つまり、あなたのろくでもない計画は、最初から全部だだ漏れでした。この森江さんに〝僕〟をあそこから連れ出すよう依頼させろと木村に命じたのも僕です」
それまでずっと沈黙を守っていた森江は、自分の名前を出されて迷惑そうな顔をしたが、永崎兄を見下ろして言った。
「俺のポリシーの一つは、金額より先約を優先することだ。俺はあんたに弟を捜し出してくれと依頼される前に、その弟にあんたの依頼を受けるように依頼された。俺があいつを買いとる交渉をした相手は、実はこいつだったわけだ」
「おまえたち……最初からグルだったのか……!」
「グルってねえ……」
明は苦笑いして肩をそびやかす。
「兄さんがしようとしたことのほうが、人倫的によっぽど問題あると思いますけど。……それほど僕を貶めたかったんですか? それとも、僕も僕のテリトリーも自分のものにしたかった?」
「明……」
「兄さんは表、僕は裏って、棲み分け決めてたじゃないですか。それを先に破ったのは、兄さん、あなたですよ。でもまあ、兄さんの代わりはいくらでもいますから、安心して第二の人生を生きてください」
そう言って、明は右の親指で扉を指した。
「おい、何を……」
恐怖に満ちた永崎兄の声は、黒服の男の一人が懐から取り出した猿ぐつわによってあっけなく封じこまれた。何とか逃れようと永崎兄は身をねじらせたが、男たちは彼の両腕をぎっちりつかんで立ち上がらせ、罪人のように引っ立てた。
永崎兄は許しを請うように明を見た。が、明はにこやかに右手を振った。
「ごきげんよう。……人でなし」
一つは、この事務所の出入口にある自動ドア。
もう一つは、いちばん奧の部屋の前にある手動ドアだ。
森江によると、奥の部屋は仕事部屋兼寝室で、他人に見られてはまずいものがいろいろ置いてあるのだという。そのため、ドアには鍵がかかっており、その鍵は森江が持ち歩いている。つまり、森江にとってはこの事務所部分が生活空間なのだった。
これでは落ち着かないだろうと彼は思ったが、森江は依頼人とは外で会う主義で、ここに来客はまったくなかった。固定電話もないらしい(奧の部屋には、もしかしたらあるのかもしれないが)。ここに兄たちが来たのは、滅多にない例外だったようだ。
森江に助け出され、ここに連れてこられてから約一ヶ月。
森江は毎日、不規則な時間に外出するが、夕方には必ず帰ってくる。あれからすっかり外界恐怖症になってしまった彼は、森江が帰宅するまで、事務所部分(プラス、ユニットバス・洗濯場・ウォークインクローゼット)で家事をすることが日課となった。森江には、そろそろ外に出て太陽の光を浴びたほうがいいんじゃないかと言われるのだが、どうしてもまだあの自動ドアを開けられない。
(森江さんが付き添ってくれるなら、コンビニで買い物くらいしたいんだけど)
しかし、森江は忙しそうで、なかなか口には出せない。夜も一緒にいてくれたのは初日だけで、自動ドアを施錠して夕飯をとると、シャワーを浴びてから奥の部屋に引き上げてしまう。とても寂しいが、しょせん自分は居候だ。いくら兄から金をもらえても、他人に自分の家に居座られるのは迷惑だろう。
(いつまでも、こんな生活は続けられないよな……)
いつものように森江を送り出して、ひととおり家事を済ませた後、彼は自分の免許証を見て溜め息をついた。
何度見返してみても、自分のものだとは思えない。あの兄が自分の肉親だとは思えないように。
(そういや、名前も知らないや。きっと名字は「永崎」なんだろうけど)
森江に訊けばすぐにわかることなのだろうが、今まで知ろうという気も起こらなかった。
彼は免許証をテーブルの上に放り投げると、そのままソファに横になって目を閉じた。
ちょっと、現実逃避したかった。
*
「もうそろそろいいんじゃないか?」
森江が高級ソファに腰を下ろすと、一人掛けのやはり高級ソファにもたれるようにして座っていた永崎兄は、何の前置きもなくそう言った。
「もうそろそろとは?」
ごくごく普通のサラリーマンにしか見えない森江は訝しそうに首をかしげる。
「とぼけるな。明だ。あれからもう一月近く経った。いいかげん、落ち着いてきただろう。明日、ここに連れてきてもらおうか」
「ああ、弟さんですか。まあ、落ち着いたといえば落ち着きましたがね。外に出るのは怖いと言って、あれからずっとうちに引きこもっていますよ。記憶もまったく戻っていないようですが、日常生活を送るのに支障はなさそうです。よかったですね」
森江の返答を聞いて、永崎兄は薄く笑った。
「〝外に出るのは怖い〟……か。それなら、あいつを薬で眠らせてここに連れてきてくれないか。それなら怖くはないだろう」
「弟さんに薬ですか。私は怖いですね」
森江は当惑したように眉をひそめた。
「まあ、こちらは製薬会社さんですから、薬には抵抗ないんでしょうが……そうまでして、弟さんを連れ戻したいんですか?」
「当然だろう。私にはもう肉親はあれ一人しか残っていない」
「ああ、そうでしたね。……あなたと弟さん、たった二人しか残らなかった」
永崎兄の端整な顔がかすかにこわばる。それを面白そうに眺めてから、森江は再び口を開いた。
「永崎さん。私は金さえもらえれば、殺人以外のことは何でもする薄汚い男ですがね、一応、ポリシーみたいなものはあるんですよ。たとえば……一度地獄から救い出した人間を、また同じ地獄に突き落としたりはしないとかね」
「……何が言いたい」
「弟さんはあなたのことを、本当に自分の兄なのかと言っていましたよ。私よりも他人な気がするそうです」
「記憶喪失だからだろう。とにかく、あれを返せ。あれは私のものだ」
「〝もの〟ねえ……」
一転して、森江は冷ややかな笑みを浮かべた。
「たった一度、あんな形でファックしただけで?」
一瞬、永崎兄は氷像のように凍りついた。だが、開き直ったように森江に笑い返す。
「あれも悦んでいたぞ」
「だったら、明に言えよ。おまえをいかせた四番は、おまえの兄貴の自分だったって。ちなみに、俺はあんたから明を取り上げたつもりはない。あいつがあんたのところに帰りたがらないのは、〝あんたが怖いから〟だそうだ。……記憶をなくされても賢いな。あんたが〝敵〟だとちゃんとわかった」
「……私は依頼先を間違えたな」
「まったくだ。俺以外の人間だったら、どんなに明が嫌がっても、あんたに引き渡してただろうに」
皮肉げに笑う森江を、永崎兄は横目で睨みつけた。
「最後通告だ。……明を返せ」
「俺も最後通告だ。明はあきらめろ。あんたはもう終わってる」
「何?」
永崎兄が気色ばんだ、そのとき会長室の重厚な扉がいきなり開かれた。
「やれやれ。なかなか動いてくれなくて、こっちが待ちくたびれましたよ」
涼やかな若い男の声だった。その声が耳に入ったとたん、永崎兄は目を剥いたが、扉が開いたと同時に室内へとなだれこんできた黒服の男たちに取り囲まれ、ソファから無理矢理引きずり下ろされて、高級絨毯の敷かれた床に押さえつけられた。
「あの日、強引に連れ帰ってくれれば、その日のうちに片を付けられたのに。妙なところで情けをかけますね」
声の主は永崎兄の前で立ち止まり、悠然と彼を見下ろした。
服装はありふれたシャツとジーンズ。しかし、その顔はきわめて美しかった。
「明……!」
永崎兄はそれだけしか言えなかった。
「兄さん……僕のテリトリーで僕で遊ぼうなんて、ずいぶん馬鹿なことを考えましたね。薬の飲みすぎで、頭がどうかしちゃいましたか? ……あなたが拉致させて記憶喪失にさせた〝僕〟は、僕じゃありません。事前に僕が用意しておいた替え玉です。あなたは僕だと思いこんで、あの哀れな〝僕〟を犯し、意気揚々と少々お高い小遣い銭を手にしたわけです。いやはや、お笑いですね。……兄さんごときに、僕を好き勝手できるわけないでしょう?」
明は嘲笑うと、スニーカーの踵で兄の頭をこづいた。
「馬鹿な……そんな馬鹿な……」
「馬鹿はあなたでしょ。あなたがいろいろ相談ぶってた秘書の木村。あれは僕の部下です。つまり、あなたのろくでもない計画は、最初から全部だだ漏れでした。この森江さんに〝僕〟をあそこから連れ出すよう依頼させろと木村に命じたのも僕です」
それまでずっと沈黙を守っていた森江は、自分の名前を出されて迷惑そうな顔をしたが、永崎兄を見下ろして言った。
「俺のポリシーの一つは、金額より先約を優先することだ。俺はあんたに弟を捜し出してくれと依頼される前に、その弟にあんたの依頼を受けるように依頼された。俺があいつを買いとる交渉をした相手は、実はこいつだったわけだ」
「おまえたち……最初からグルだったのか……!」
「グルってねえ……」
明は苦笑いして肩をそびやかす。
「兄さんがしようとしたことのほうが、人倫的によっぽど問題あると思いますけど。……それほど僕を貶めたかったんですか? それとも、僕も僕のテリトリーも自分のものにしたかった?」
「明……」
「兄さんは表、僕は裏って、棲み分け決めてたじゃないですか。それを先に破ったのは、兄さん、あなたですよ。でもまあ、兄さんの代わりはいくらでもいますから、安心して第二の人生を生きてください」
そう言って、明は右の親指で扉を指した。
「おい、何を……」
恐怖に満ちた永崎兄の声は、黒服の男の一人が懐から取り出した猿ぐつわによってあっけなく封じこまれた。何とか逃れようと永崎兄は身をねじらせたが、男たちは彼の両腕をぎっちりつかんで立ち上がらせ、罪人のように引っ立てた。
永崎兄は許しを請うように明を見た。が、明はにこやかに右手を振った。
「ごきげんよう。……人でなし」
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