寂しいからそばにいて（仮）【『無冠の皇帝』スピンオフ】

砲撃のパラディン大佐隊編（【05】の裏）

201【交換ついでに合同演習編106】合同演習一日目：その頃のパラディン大佐隊十二班ドック

【パラディン大佐隊・十二班ドック】

元パラディン大佐隊員（現コールタン大佐隊員）
「中古ですけど、〝無事故車〟お届けです」

十二班員Ａ（整備班）
「お疲れ様です。うちの班長はこっちに戻らないでそのまま班長会議に出るそうなんで、自分の代わりによく礼を言っといてくれと言われました」

元パラディン大佐隊員
「え……十二班長、ここに戻られないんですか？」

十二班員Ａ
「いや、会議終わったら戻ってきますけど、いつになるかは……」

元パラディン大佐隊員
「そうですか……」

十二班員Ａ
「何か……どうもすいません……」

　＊＊＊

十二班員Ａ
「うちの班長、何であんなに元パラディン大佐隊員に慕われてるんだ……？」

十二班員Ｂ
「さあ……俺にもわからねえ……元パラディン大佐隊の七不思議……」

十二班員Ａ
「あとの六つは？」

十二班員Ｂ
「まだ考え中……」