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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
49【悪魔の居場所編14】パラディン大佐隊・十一班劇場2
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【パラディン大佐隊・第十一班第一号待機室】
レラージュ
「そういえば、元四班長。あの隊形考えたの俺だって大佐に言いましたか?」
エリゴール
「断言はしてねえぞ。たぶんおまえだろうって言っただけで。大佐もそういう訊き方してなかったか?」
レラージュ
「そもそも、俺が考えただろうってこと自体、言わなくったっていいじゃないですか」
エリゴール
「何で? あの大佐になら顔と名前覚えてもらっておいて損はねえぞ。〝応援〟もしてくれるそうだしな」
レラージュ
「大佐に言われたときにも思いましたけど、その〝応援〟って何ですか?」
エリゴール
「たとえば、おまえが大佐にお願いすれば、可能な範囲でそれを叶えてくれるってことじゃねえのか?」
レラージュ
「大佐に?」
エリゴール
「何か要望はねえのか?」
レラージュ
「……次の十二班への差し入れは、うちの班よりグレード下げてほしいです」
エリゴール
「差し入れ前提か」
レラージュ
「たぶん、元四班長がどんなに嫌だと言っても、大佐は差し入れはやめないと思います」
エリゴール
「おまえらはいいけどな……」
レラージュ
「いや、俺たちもちょっと有り難迷惑です。必ず〝お礼〟しなくちゃならないんで」
エリゴール
「ああ、あの礼状か。おまえらも大佐も俺には絶対見せねえが、いったい何が書いてあるんだ?」
レラージュ
「……〝お礼〟です」
***
ザボエス
「すげえな。エリゴールにまで平気で噛みついてやがる」
ヴァッサゴ
「以前のエリゴールにだったら、恐ろしくてできない所業だ……」
ザボエス
「今は表向き平だし、性格も丸くなってるからな。レラージュのことだから、きっとそこまで計算して言ってるんだろ。……ロノウェが便所に行った隙に言ってるのもな」
ヴァッサゴ
「どうしてそんなに十二班を目の敵にするんだ……俺たちがいったい何をした……」
ザボエス
「やっぱり、〝女房〟としては、〝亭主〟のために頑張って出撃権とったのに、それで十二班と〝報酬〟が同じっていうのは、どうしても納得がいかねえんじゃねえのか?」
ヴァッサゴ
「そう言われるとそのとおりと思わないでもないが、あれは絶対俺たちにも聞こえるように言ってるだろ」
ザボエス
「今、うちで最強なのは、エリゴールを別にしたら、間違いなくあいつだ」
ヴァッサゴ
「どうして顔の綺麗な奴は、あんな怖いのばっかりなんだよ……」
ザボエス
「逆に言うと、ああいう性格だったから、あの隊で生き残れたんだ」
ヴァッサゴ
「それはそうだが……〝亭主〟、早く帰ってこい!」
ザボエス
「〝亭主〟もこの隙に息抜きしてるんじゃねえのか? でも、これ以上長引いたら〝女房〟が不審に思って……」
***
ロノウェ
「よう。便所行ったついでに他の待機室も見て回ってきたぜ。明日もあるし、そろそろお開きにすっか」
レラージュ
「はい、班長。残りは持ち帰りですか?」
ロノウェ
「当然だ」
***
ザボエス
「さすが〝亭主〟。絶妙のタイミング。そして言い訳」
ヴァッサゴ
「あいつ、レラージュの扱いに関しては、絶対馬鹿じゃないよな」
ザボエス
「だから班長でいられてるんだろ」
ヴァッサゴ
「うらやましいようでうらやましくない副長……」
ザボエス
「俺は顔と嫌味だけで癒される」
ヴァッサゴ
「俺はもう、顔を見ただけで恐怖する……」
ゲアプ
(今日は本当にネタが多すぎて……全部日誌に書いてたら、きっと一睡もできない……!)
レラージュ
「そういえば、元四班長。あの隊形考えたの俺だって大佐に言いましたか?」
エリゴール
「断言はしてねえぞ。たぶんおまえだろうって言っただけで。大佐もそういう訊き方してなかったか?」
レラージュ
「そもそも、俺が考えただろうってこと自体、言わなくったっていいじゃないですか」
エリゴール
「何で? あの大佐になら顔と名前覚えてもらっておいて損はねえぞ。〝応援〟もしてくれるそうだしな」
レラージュ
「大佐に言われたときにも思いましたけど、その〝応援〟って何ですか?」
エリゴール
「たとえば、おまえが大佐にお願いすれば、可能な範囲でそれを叶えてくれるってことじゃねえのか?」
レラージュ
「大佐に?」
エリゴール
「何か要望はねえのか?」
レラージュ
「……次の十二班への差し入れは、うちの班よりグレード下げてほしいです」
エリゴール
「差し入れ前提か」
レラージュ
「たぶん、元四班長がどんなに嫌だと言っても、大佐は差し入れはやめないと思います」
エリゴール
「おまえらはいいけどな……」
レラージュ
「いや、俺たちもちょっと有り難迷惑です。必ず〝お礼〟しなくちゃならないんで」
エリゴール
「ああ、あの礼状か。おまえらも大佐も俺には絶対見せねえが、いったい何が書いてあるんだ?」
レラージュ
「……〝お礼〟です」
***
ザボエス
「すげえな。エリゴールにまで平気で噛みついてやがる」
ヴァッサゴ
「以前のエリゴールにだったら、恐ろしくてできない所業だ……」
ザボエス
「今は表向き平だし、性格も丸くなってるからな。レラージュのことだから、きっとそこまで計算して言ってるんだろ。……ロノウェが便所に行った隙に言ってるのもな」
ヴァッサゴ
「どうしてそんなに十二班を目の敵にするんだ……俺たちがいったい何をした……」
ザボエス
「やっぱり、〝女房〟としては、〝亭主〟のために頑張って出撃権とったのに、それで十二班と〝報酬〟が同じっていうのは、どうしても納得がいかねえんじゃねえのか?」
ヴァッサゴ
「そう言われるとそのとおりと思わないでもないが、あれは絶対俺たちにも聞こえるように言ってるだろ」
ザボエス
「今、うちで最強なのは、エリゴールを別にしたら、間違いなくあいつだ」
ヴァッサゴ
「どうして顔の綺麗な奴は、あんな怖いのばっかりなんだよ……」
ザボエス
「逆に言うと、ああいう性格だったから、あの隊で生き残れたんだ」
ヴァッサゴ
「それはそうだが……〝亭主〟、早く帰ってこい!」
ザボエス
「〝亭主〟もこの隙に息抜きしてるんじゃねえのか? でも、これ以上長引いたら〝女房〟が不審に思って……」
***
ロノウェ
「よう。便所行ったついでに他の待機室も見て回ってきたぜ。明日もあるし、そろそろお開きにすっか」
レラージュ
「はい、班長。残りは持ち帰りですか?」
ロノウェ
「当然だ」
***
ザボエス
「さすが〝亭主〟。絶妙のタイミング。そして言い訳」
ヴァッサゴ
「あいつ、レラージュの扱いに関しては、絶対馬鹿じゃないよな」
ザボエス
「だから班長でいられてるんだろ」
ヴァッサゴ
「うらやましいようでうらやましくない副長……」
ザボエス
「俺は顔と嫌味だけで癒される」
ヴァッサゴ
「俺はもう、顔を見ただけで恐怖する……」
ゲアプ
(今日は本当にネタが多すぎて……全部日誌に書いてたら、きっと一睡もできない……!)
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