無冠の皇帝

有喜多亜里

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【03】マクスウェルの悪魔たち(下)

28 闇の人事官様のおかげです

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 ドックの中で軍艦をじっくり眺められるのは、実は自分が宿直のときくらいだ。キメイスは自分以外の隊員たちが全員待機室を出たのを見届けてからドックに下り、〈孤独に〉のそばに立って両腕を組んだ。
 二ヶ月前、ドレイクが〝採用試験〟の際に司令官から借り受け、無事ここの〝大佐〟となってからは、正式に乗艦として使用することになったこの特異な砲撃艦〈孤独に〉は、もともと試験的に造られた軍艦のため欠点も多く、これの改良型である〈ワイバーン〉が支給――と言うより、司令官からドレイクに〝プレゼント〟――されてからは、引退を余儀なくされた。先月あった模擬戦のときには一日だけ復帰したが、模擬戦後にドレイクが言ったとおり、きっとあれが宇宙空間を飛んだ最後になるだろう。
 ドレイクによれば、〈孤独に〉の砲列の感じが〈ワイバーン〉に似ている(と思ったから〝採用試験〟のとき選んだ)そうだが、キメイスの感覚からすると、犬の耳と猫の耳が似ている程度の〝似ている〟である。〈孤独に〉が〝猫〟なら、〈ワイバーン〉は〝犬〟……いや、〝狼〟か。見た目は名前どおり〝竜〟だとは思うのだが。とにかく、空飛ぶモンスター系だ。
 キメイスも、マシムには到底かなわないが(むしろ、かなわなくていい)、〈ワイバーン〉のことは気に入っている。が、どうしてもこの〈孤独に〉のほうに愛着してしまう。
 今はシミュレーターとしても使われておらず、〝整備監督〟フォルカスいわく〝仮死状態〟にあるというのがまた、キメイスの琴線に触れている。何というか……他人事とは思えないのだ。
 これから先、この〈孤独に〉はどうなるのか。キメイスはひそかに案じていた。ここは博物館ではない。いつか必ずここから撤去される日は来る。もし、〈孤独に〉にも心があるのなら、いったいどんな終わり方を望んでいるのだろう。できるものなら自分もマシムのように〈孤独に〉の心の声を聞いてみたいと思うが、仮にその声が聞けたとしたら、まず病院に行ったほうがいいかもしれない。だが、たぶんそんなことを考えているうちは、〈孤独に〉の心の声を聞きとることは永遠にできないのだろう。

「おまえ、ほんとに〈孤独に〉、好きだよなあ」

 だしぬけだった。やはり、ここのドックもしくは軍艦たちは、夢のないキメイスには侵入者の存在は教えてくれないようだ。

「臨時整備しにきたのか?」

 思いきり顔をしかめて、声がした方向を振り返る。キメイスの心臓を確実に一瞬止めた〝整備監督〟は、まったく悪びれたふうもなく両腰に手を置いて笑っていた。

「いや、そういうわけじゃないが。そんなに〈孤独に〉が好きなら、ブリッジくらい入れるようにしてやろうかと思ってさ」

 すっかり意表を突かれて、キメイスは目を丸くする。自分が〈孤独に〉を気に入っていることはすでに知られていたが、宿直のときはドックで眺めていることまで、なぜ把握されていたのか。実はこっそりドックの防犯カメラのチェックもしているのか?

「いや、いい。俺は外から眺めるだけでいい。もうは飛べないのに、中途半端に目を覚まさせるのは、身勝手すぎるだろ」

 キメイスは自分が思ったままを口にしただけだったが、今度はフォルカスがぽかんとしていた。

「何だよ? 俺、変なこと言ったか?」
「変……まあ、確かに変だが……まさかおまえから、そんなにハートフルな答えが返ってくるとは思わなかった」
「ハートフル?」
「無自覚か。まあ、前からおまえは〈孤独に〉に妙に感情移入してたしな。大佐にも、もてあそばれたあげく捨てられてかわいそうとか平気で言ってたし。大佐もよく怒んなかったよな。やっぱ器でっけえや」
「いや、大佐も多少は怒ってた気がするが……」

 右手で顎を撫でながらキメイスが呟くと、フォルカスは背中をそらせてガハハと笑った。

「それでも、ちゃんと責任とって、名前はつけてくれただろ? まあ、候補挙げたのは俺たちだけど」
「しかし、〈孤独に〉って。改めて考えると、につける名前じゃないよな」
「今さら言うなよ。おまえだって賛成したじゃないかよ」
「おまえのプレゼンに、ついつい乗せられちまったんだよ」

 そう憎まれ口を叩いてから、再び〈孤独に〉を見上げる。

「俺はこのにはいい思い出しかないんだが……大佐にとっては違うんだよな。これで初めて『連合』のを撃って……『連合』の人間を殺した」
「……そうだな」

 静かにフォルカスは同意したが、どんな表情をしているのかは、彼に背中を向けていたキメイスにはわからなかった。

「おまけに、エネルギー容量も小さいし、使い勝手が悪いところもあるし、〈ワイバーン〉以外にも二隻も増えたから、もういつ廃棄処分にされてもおかしくない。……そうだろ?」

 フォルカスはすぐには答えなかった。キメイスが焦れて振り返りかけたとき、ようやく言葉を発した。

「それなら、名前はつけさせなかったと思うんだよなあ……」
「……え?」

 完全に振り返ってみると、フォルカスも〈孤独に〉を見上げていた。そういえば、初めてここで会ったときにも、彼はこうして〈孤独に〉――もちろん、当時は名前はなかったが――を見上げていたような気がする。この世に一隻しかない最新鋭の軍艦は、彼には未知の玩具のように見えたのだろう。まるで子供のように目を輝かせていた。

「ほら、動物でも車でも、いったん名前つけたら、手放しにくくなるだろ? 大佐の〝責任とる〟って、〝名前つけて最後まで面倒見る〟って意味なんじゃないのかねえ……それと、これは俺の何となくだけど、大佐はもうこのには『連合』は撃たせたくないって思ってるんじゃねえのかな。ほんとに何となくだけど」

 〈孤独に〉を見つめたまま、淡々とフォルカスは語る。キメイスは苦笑いするしかなかった。
 本当に、この同僚にはかなわない。名前のことだけで自分の不安を一掃されてしまった。
 これほど鋭い洞察力を持ちながら、なぜセイルのことは理解できないのか、改めて不思議に思う。その気になればマシムのように、セイルも顎で使うことができるというのに。たぶん、見返りなしで。

「なら、大佐にとってこのは、〝まだ『帝国』の軍人になりきれていない自分〟なのかな」

 名前の件の礼がわりに、フォルカスが〝何となく〟としか言えなかったほうの推論を挙げてみると、彼は驚いたような顔をキメイスに向けた。

「俺もやっぱり〝何となく〟だが、大佐は『連合』に裏切られた〈ワイバーン〉を殿下からもらって――まあ〝偽物〟だけどな――やっと完全に吹っ切れたように見えた。だとしたら、それは名前つけにくかっただろうな。無理につけさせて悪いことしたよ」

 今さらながらキメイスは反省したが、フォルカスは「いや、悪くはないだろ」とあっさり否定した。

「大佐もそうしたほうがいいと思ったからそうしたんだろ。必要ないと思ったことは絶対にしない人だから。それに、あのとき大佐が名前つけてなかったら、おまえ、大佐に口答え以外で反抗してただろ?」

 フォルカスはにやにやしていた。以前、ドレイクにされた〝深層心理テスト〟のことを当てこすっているのだ。キメイスは渋い顔をしてフォルカスを睨んだが、本気で怒っていないことをとっくに見抜いている彼は笑うのをやめなかった。

「そうだな。おまえの言うとおり、〝反抗〟してたな」

 根負けしたキメイスは、目を閉じて溜め息を吐き出す。

「大佐の〝魔法のステッキ〟、こっそり壊して使えないようにしてたかもしれない」
「ずいぶんとちっさい〝反抗〟だな。つーか、それ、〝嫌がらせ〟だろ」
「たとえ名前つけてなかったとしても、俺があの〝大佐〟にする〝反抗〟なんてその程度だ。大佐にはあそこからすぐに転属させてもらった恩があるからな」
「あ、そのことだけど」

 思い出したようにそう言うと、一転してフォルカスは真剣な顔つきになった。

「実は俺、ずっと不思議に思ってたんだ。大佐はどうやって、俺たち――おまえの言う〝最初の七人〟を見つけ出したんだろうな?」
「え?」

 まったく想定外のことを言い出されて、キメイスはきょとんとした。確かにそれも〝不思議〟だが、フォルカスの思考回路ほどではない。

「二ヶ月前っていったら、大佐はこっちに来たばっかりで、殿下別にしたら、世話係してたイルホン以外にまともに話せる相手はいなかったはずだろ? そんな大佐が、何で俺たちやおまけに訓練生まで知ってたのかってさ。面接の連絡だって、プライベート用の携帯に入れてきたんだぜ? 俺は一刻も早くあそこから出ていきたかったから、そこはあえて突っこまなかったけど、何でかなあとは思ってた」
「……確かにな」

 言われてみればそのとおりだった。キメイスも〝なぜ自分が?〟と思わないでもなかったのだが、やはりフォルカスと同様、とにかくあそこから出ていきたくて、ドレイクの誘いに即決で応じてしまったのだった。

「で? おまえのことだから、想像は〝何となく〟してるんだろ?」

 キメイスがささやかに先ほどの意趣返しをすると、さすがにフォルカスも少しむっとしたような顔をした。

「ああ、〝何となく〟な。……きっと大佐はどっかから、自分の部下にできそうな人間、複数紹介してもらったんだろ。でも、俺も含めて採用された顔ぶれ見たら、とてもまともなとこから紹介されたとは思えない。そしたらもう消去法で、あいつくらいしかいないだろ」

 そこまで言われれば、キメイスにも想像はついた。確かに、その人間くらいしか思い当たらない。と言うより、なぜ気づかなかったのか。

「イルホンか!」
「イルホンだよ」
「でも、イルホンでもどうやって?」
「さあ。だけど、あいつは総務にいたから、転属願やら名簿やら、いろいろ見てたんじゃないのかねえ。でもって、こっそりリスト作ってた」
「リスト? ……何リスト?」

 フォルカスは眉間に軽く皺を寄せて首をかしげる。

「〝かわいそう〟リスト?」
「自分で自分のことを〝かわいそう〟って言える、おまえがある意味〝かわいそう〟だよ」
「だって、〝最初の七人〟、周りとうまくいってなかった人間ばっかりじゃないかよ。まあ、スミスさんはウェーバーに嫌われてただけだったろうけど、それって軍隊じゃ致命的だろ。だから、もともとイルホンがそんな人間のリスト作ってて、その中から大佐向きなのをリストアップして見せたんじゃないかと。まあ、あくまで俺の〝何となく〟な推測だけど」
「もし、それが事実だったとしたら、イルホン、何者?」
「激薄コーヒー淹れから人材発掘までこなす、マルチなクセ者」
「大佐はそこまでわかってて、イルホンを副官にしたのかね。それとも、新しいのを探すのが面倒だったから、世話係だったイルホンを副官にした?」
「うーん。世話係だったときに〝使える〟って思ったから、そのまま副官にしたんじゃねえのかなあ。大佐はコネでしか部下は採用しないって堂々と言ってるからな。イルホンがリストアップした人間だから、面接して採用したんじゃねえかな。元ウェーバー大佐隊班長ズだって、スミスさんがここにいたから入れたんだろ。……確かに芋づる式だな」
「じゃあ、俺たちは大佐よりも、まずイルホンに感謝しなくちゃいけなかったのか?」
「いや、そこはやっぱり大佐だろ。大佐がこっちに亡命してきて、イルホン副官にしてなかったら、いま俺たちはここでだらだら立ち話してないぜ」
「それもそうか」
「まあ、心の中でひっそりとイルホンにも感謝しとこう。個人情報、大佐に漏洩してくれてありがとうと」
「ああ……それは確かに〝ひっそりと〟だな。面と向かっては言えないな」
「外れてる可能性もあるから言えないぞ」
「いや、俺はおまえのその推測、合ってると思うぞ。〝何となく〟だけど」
「やっぱり〝何となく〟かよ」
「でもまあ、イルホンでもイルホンじゃなくても、誰かのおかげでここに来られたんだよな。……よかったよ。本当によかった」

 キメイスは心からそう言ったが、そんな彼をフォルカスが窺うようにじっと見ていた。

「何だよ?」
「いや。俺はおまえみたいに、マシムとギブスン〝護衛艦〟にしろだとか、六班長に〝もう人殴るな〟って言えだとか、そんな的確なアドバイスはできないかもしれないが……」

 そこでいったん言葉を切って、照れくさそうに視線をそらす。

「おまえが話したいこと聞いて、誰にも一生話さずにいることはできる。話したくなったらいつでも話せよ。整備中以外ならいくらでも聞く」

 この同僚は不意打ちも得意だ。しかも、天然だからなおのこと効く。

「〝整備中以外〟って条件つけてる時点で、もう〝いつでも〟じゃないだろうが」

 無性に泣きたくなって、キメイスはあわてて揚げ足をとった。そうでもしないことには、本当に泣き出してしまいそうで怖かった。
 このフォルカスが堅牢な鳥籠の中で大切に飼われていた小鳥なら、キメイスは頑丈な鎖につながれた上に吠えないように口を塞がれた犬だった。置かれていた環境は天と地ほどに違う。しかし、どちらも今いる場所から解放されることを切望していた。
 たぶん、フォルカスはあの隊の――マクスウェル大佐隊の暗部を知らない。〝飼い主〟だったセイルが絶対に知られないようにしていたはずだ。
 それでも、フォルカスは〝わかっている〟気がする。キメイスが〈孤独に〉に過剰に感情移入してしまう理由も。フォルカスのように自班の班長だった男をきっぱり〝嫌い〟と言えない理由も。

「あ、あと、戦闘中も駄目だ」
「それは論外だろ」
「今は整備中でも戦闘中でもないが……どうする?」

 笑いながら問われて、キメイスも笑って答えた。

「そうだな。……今日はやめとく」
「そうか。じゃあ、俺はそろそろ帰るかな。腹減った」
「そういや、〝護衛艦〟はどうした? 先に帰したのか?」

 ふとそのことに思い至り、両腕を上げて伸びをしているフォルカスに訊ねる。
 まだセイルに〝もう人は殴るな〟と言えていないフォルカス――本人いわく〝タイミング計り中〟――は、この隊の特徴として隊員たちの帰宅が一斉になってしまうため、自宅近くまでマシムとギブスンに〝護衛〟の残業をさせていた。
 その報酬として気まぐれに菓子を与えている(頭は撫でていない)。セイルが知ったら確実に歯ぎしりしそうである。

「ああ、ギブスンだけ帰した。マシムは仮眠室にいる」

 仮眠室がある方向を左の親指で指しながら、フォルカスは平然とそう答えた。

「え? おまえ、マシム待たせてたのか!?」

 マシムを待たせているにもかかわらず、今まで自分と長話をしていた。さらに、そうしてマシムを待たせていることにまったく罪悪感を覚えていない。
 最初は〝護衛〟してもらうことをあれほど〝情けない〟と言っていたのに、今ではすっかり当たり前のことのように思ってしまっているようだ。マシムにとっては思う壺だろうが、慣れというものは本当に恐ろしい。

「いや、六班長、どっから湧いて出てくるかわかんねえし」

 だが、フォルカスにはキメイスの言外の声は伝わらなかったようだ。セイルが聞いたらまた床に両手をつきそうなことを真顔で言ってのける。

「害虫扱いか。ひどいな」

 呆れてそう評すると、フォルカスは心外そうにキメイスを睨みつけた。

「ひどいなって、おまえのギブスンに対する仕打ちのほうがもっとひどいだろ。あんな食材でケータリング超える朝食なんか、一流シェフにだって作れっこねえよ。手抜きした隊員食堂レベルなら、充分及第点だろうが」
「あんな食材でも何とかするのが、真の〝器用貧乏〟ってもんだろ」
「〝器用貧乏〟は嫌だって言ってる人間に〝器用貧乏〟極めさせるのか。鬼畜だな」
「いや、俺なんかまだまだ甘い。本当の鬼畜なら、あのとき〝ドゲザ〟させてる」
「ドゲザ?」
「最上級の謝罪方法だそうだ。床にひざまずいて両手をつき、額をこすりつける。させられたほうは最大級の屈辱を味わう」
「いったいどこの風習だ? そんなの聞いたことないぞ?」
「さあ。昔、どっかで見た。絶対自分はしたくないが、人にはさせてみたいよな……」
「狙ってるな。ギブスンにさせようと狙ってるな」

 フォルカスは思いきり引いていたが、そういう自分がすでにセイルをひざまずかせていることには、たぶん一生気づかないだろう。

「とにかくまあ、マシム待たせてるなら早く帰れよ。……〈孤独に〉、ありがとな」
「ありがとなって、俺、何にもしてないぜ?」

 キメイスが言いたいことをわかっていながら、わざとしらばっくれて笑う。こちら方面なら鋭いのに、なぜあちら方面になると途端に鈍くなるのだろう。それだけフォルカスにとっては〝想定の範囲外〟ということなのか。
 まあ、セイルもマシムも、フォルカスに無理強いすることはまずないだろうが、もし万が一したら、どんな手を使ってでも、千回以上は〝ドゲザ〟させてやろう。

「いいからいいから。じゃ、また明日な。おやすみ」
「おう。おまえも気が済んだらさっさと寝ろよ。おやすみ」

 フォルカスは鷹揚に笑って手を上げると、ゆっくり仮眠室に向かって歩いていった。これ以上マシムを待たせたら悪いからと走って行かないところがやや鬼畜だ。

(〝最後まで面倒見る〟っていうのは、このまま朽ち果てるまで眠らせてやることなのかねえ……)

 フォルカスの後ろ姿が見えなくなってから、キメイスは心の中で呟いた。
 フォルカスにはああ言ったが、それもまた軍艦の一生としてどうだろうかとも思う。
 本当に、模擬戦のときのあれが〈孤独に〉の〝最後の記念航行〟となってしまうのだろうか。〈孤独に〉は今、あれで満足して眠っているのだろうか。
 と、キメイスは肩を震わせ、上半身をひねって背後を見た。そこにはもちろん〈孤独に〉しかいない。しばらく船体を凝視してから、のろのろと正面を向ける。

「今のは、ハートフルなホラーだったな……」

 〈孤独に〉を見つめながら独りごちる。
 間違いなく幻聴だろうが、自分の問いにこう答えられたような気がしたのだ。それも、ドレイクの声で。

 ――果報は寝て待つ。
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