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【04】始まりの終わり(上)
◆『無冠の皇帝【03】マクスウェルの悪魔たち(下)』までに登場した主要人物(※読み飛ばし可)
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【総司令部】
アーウィン(レクス公爵)
【髪】金【瞳】サファイアブルー
【乗艦】〈フラガラック〉(実はアーウィンの私物)
「帝国」の元皇太子。「帝国」皇帝軍護衛艦隊司令官。軍人ではないので階級はない。
白皙の美青年だが長身で華奢でもない。実は短気。ドレイクのことを「変態」と呼んではいるが非常に気に入っている。
ヴォルフいわく〝(ドレイクの)ストーカー〟。
ヴォルフ
【髪】白銀【瞳】金
アーウィンの側近。アーウィンの皇太子時代からの従者でもあり、親友でもある。
長身のアーウィンよりもさらに頭一個分以上も上背のある大男だが人はいい。
自分は常識人だと固く信じている。
キャル
【髪】栗色【瞳】緑色
護衛艦隊旗艦〈フラガラック〉の専属オペレータ。もともとアーウィンの友人だったが、脳死後、脳を人工脳と入れ替えたため、記憶も人格も失った。
ドレイクに「殿下のお稚児さん?」と言われたほど、外見は可愛い小柄な少年(に見える)。
アーウィンを「マスター」、ドレイクを「ドレイク様」と呼んでいる。
* * *
【ドレイク大佐隊】
エドガー・ドレイク(大佐)
【髪】黒【瞳】黒
【乗艦】〈ワイバーン〉
元「連合」の軍人。書類上の年齢は四十二歳。アーウィンより長身。左目の下に古傷あり。無精髭は標準装備。コーヒーは激薄にしないと飲めない。
諸事情により「帝国」に亡命、アーウィンに部下として採用された。
キャッチフレーズは〝変態だけどまとも〟。アーウィンのことを好きだと言っているわりに敬遠しているので、イルホンには本当に好きなのかと疑われている。
ダン・イルホン(少尉)
【髪】褐色【瞳】灰色
ドレイクの副官。元総務部所属。中肉中背で人畜無害そうに見えるが、ドレイクに対するツッコミは厳しい。ドレイクには「イルホンくん」と呼ばれている。アーウィン宛てのドレイクのメールは彼が代筆している。
マシム
【髪】赤褐色【瞳】琥珀色
〈ワイバーン〉の(正)操縦士。
自他共に認める〈ワイバーン〉マニア。寡黙だがギブスンとはよく口喧嘩をしている。
特技はフォルカスの〝護衛〟。
ギブスン
【髪】黒【瞳】緑色
〈旧型〉の砲撃手。
何でもそつなくこなすので「器用貧乏」と言われている(本人は嫌がっている)。
シェルドンのライバル的存在でもあるため、ティプトリーにひそかに敵視されている。
今のところキメイスの〝下僕〟。
シェルドン
【髪】暗褐色【瞳】薄茶色
〈ワイバーン〉の(正)砲撃手。
普段は純朴な青年だが、コントローラーを握ると豹変する。
ドレイクを非常に尊敬している。ティプトリーと特に仲がいい。
ティプトリー
【髪】金【瞳】青
〈ワイバーン〉の情報処理担当。
小柄な美青年。実はイルホンの同期。プログラム関係のことになると人が変わる。シェルドンと特に仲がいい。
スミス
【髪】黒【瞳】群青
元ウェーバー大佐隊所属。
バラードとセイルが入隊するまでは、ドレイク大佐隊員の中でいちばん年長だった。それでも変わらず、何となくリーダー格。
情報処理も操縦もこなす〝元祖〟器用貧乏。
フォルカス(中尉)
【髪】白金【瞳】紺碧
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。
ドレイク大佐隊の整備担当。ムードメーカー。
ヤンキー言葉でガハガハ笑う陽気なお兄さん。実は笑わなければ美形。
キメイス
【髪】褐色【瞳】紫色
元マクスウェル大佐隊(第四班)所属。
主に通信担当。穏和そうだが意外とドレイクに口答えしている。
フォルカスの相方的存在。イルホンの通信方面の師匠。笑っても端整な顔立ち。
ラッセル(中佐)
【髪】黒【瞳】褐色
【乗艦】〈新型〉(砲撃手)
元ウェーバー大佐隊所属第六班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ダーナの指揮下に残りたいためにスミスを頼ってドレイクに相談、流されてドレイク大佐隊に転属。スミス以上に生真面目な性格。しかし、計算高い(フォルカス推測)。
バラード(中佐)
【髪】金【瞳】青
【乗艦】〈新型〉
元ウェーバー大佐隊所属第七班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
五人の中でいちばん年長なのをひそかに気にしている。
オールディス(中佐)
【髪】褐色【瞳】明褐色
【乗艦】〈新型〉(情報処理担当)
元ウェーバー大佐隊所属第八班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
コネを駆使した情報収集能力に長けており、ドレイクにも一目置かれている。
ディック(中佐)
【髪】黒【瞳】橙色
【乗艦】〈新型〉
元ウェーバー大佐隊所属第九班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
若くて美形隊員の多いドレイク大佐隊(元ウェーバー大佐隊比)を〝パラダイス〟と呼んでいる。
スターリング(中佐)
【髪】金【瞳】緑色
【乗艦】〈新型〉
元ウェーバー大佐隊所属第十班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
おっとりしているが、時々ばっさり。
セイル(中佐)
【髪】濃茶色【瞳】青
【乗艦】〈新型〉(操縦士)
元マクスウェル大佐隊所属第六班班長。フォルカスと整備三人組の元上官。
ダーナ大佐隊所属第十三班班長 → ドレイク大佐隊に転属。
エリゴールに匹敵するほど頭脳も容姿もおまけに性格もよく、ヴァラクに溺愛されていたが、諸事情によりドレイク大佐隊に転属。
一見、元マクスウェル大佐隊の班長だったとは思えないほどまっとうだが、フォルカスに対する執着心だけは異常(と本人はまったく自覚していないのがこれまた異常)。
グイン
【髪】褐色【瞳】緑色
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。セイルの元部下。フォルカスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属第十三班 → ドレイク大佐隊に転属。
セイルに命令されてドレイク大佐隊に転属願を出し、そのまま受理されてしまった整備三人組の一人。三人組の中の何となくリーダー格。セイルに怯えるフォルカスに内心同情している(あくまで内心)。
ラス
【髪】黒【瞳】黒
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。セイルの元部下。フォルカスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属第十三班 → ドレイク大佐隊に転属。
セイルに命令されてドレイク大佐隊に転属願を出し、そのまま受理されてしまった整備三人組の一人。三人組の中の何となくナンバー2。
ウィルヘルム
【髪】金【瞳】青
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。セイルの元部下。フォルカスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属第十三班 → ドレイク大佐隊に転属。
セイルに命令されてドレイク大佐隊に転属願を出し、そのまま受理されてしまった整備三人組の一人。おバカ発言が多いため、グインとラスにそのたび突っこまれている。
* * *
【ダーナ大佐隊】
ダーナ(大佐)
【髪】赤みがかった金【瞳】赤みがかった金
【乗艦】〈ブリューナク〉
右翼の砲撃担当の大佐(元護衛担当)。
〝人生最悪の失策〟(本人談)を犯したために、ヴァラクに〝馬鹿大佐〟と罵られる羽目になったが、今では〝浅はか野郎〟と共に〝馬鹿大佐〟であることも認めている。
ドレイクいわく「馬鹿正直の馬鹿」。
マッカラル
【髪】亜麻色【瞳】青
ダーナの副官。真面目そうな外見どおり中身も真面目。他の大佐の副官たち(特にイルホンやモルトヴァン)に比べればダーナに対する口答えは少ない。
副官補佐はフォーガル(髪:麦藁色)。
ヴァラク(中佐)
【髪】黒【瞳】赤茶色
元マクスウェル大佐隊所属第七班班長。
ダーナ大佐隊所属第十四班班長 → (ダーナ大佐隊所属)元マクスウェル大佐隊所属第七班班長(実質〝隊長〟)。
決して小柄ではないが、軍人とは思えないほど童顔。愛敬もある。
だが、実はマクスウェルが〝栄転〟する前から隊を影で支配していた〝裏隊長〟。今はダーナを尻の下に敷いている。
コーヒー嫌いの紅茶好き。
クロケル
【髪】灰褐色【瞳】灰青
元マクスウェル大佐隊所属第七班第一号副長。
ダーナ大佐隊所属第十四班第一号副長 → (ダーナ大佐隊所属)元マクスウェル大佐隊所属第七班班長補佐。
実質、ヴァラクの副官。ヴァラクの我が儘に日々振り回されているが、それもまた彼の喜びの一つである。
* * *
【パラディン大佐隊】
パラディン(大佐)
【髪】黒【瞳】金
【乗艦】〈オートクレール〉
右翼の護衛担当の大佐。【01】でドレイクの脱出ポッドを回収したのは彼の隊。
一見、柔和な美形だが、自他共に認める〝見かけによらずいい性格〟。
元マクスウェル大佐隊の解体を議題にした大佐会議を申請してからというもの、なぜかアーウィンに露骨に嫌われるようになり、元マクスウェル大佐隊員を大量に押しつけられたが、エリゴールに丸投げして乗り越えた。
エリゴールが好きすぎて人格崩壊進行中。しかし、エリゴールには〝うざい〟としか思われていない。
モルトヴァン
【髪】褐色【瞳】濃茶色
パラディンの副官。というよりお守り役(そしてツッコミ役)。上官と同じく〝見かけによらずいい性格〟。
ヴァッサゴ(中佐)
【髪】黒【瞳】黒
元マクスウェル大佐隊所属第三班班長。
ダーナ大佐隊所属第十一班班長 → パラディン大佐隊(第十二班)所属(平隊員)。
諸事情により、エリゴールと共にダーナ大佐隊からパラディン大佐隊に転属。
元マクスウェル大佐隊の班長たちの中では、良い意味でも悪い意味でも凡庸で穏和。
エリゴール(中佐)
【髪】金【瞳】暗緑色
元マクスウェル大佐隊所属第四班班長。
ダーナ大佐隊所属第十二班班長 → パラディン大佐隊(第十一班)所属(平隊員)。
マクスウェル大佐隊時代のあだ名は〝人切り班長〟。自他共に認める腹黒。
頭脳や容姿はずば抜けてよく、セイルと共にヴァラクを支えていたが、心酔していたヴァラクに切り捨てられたため、現在自己評価はゼロを通り越してマイナス。
パラディンに対してはいつでも除隊上等と強気な態度に出ているが、ものの見事に裏目に出ている。
アンドラス(中佐)
【髪】茶褐色【瞳】薄青
元マクスウェル大佐隊所属第五班班長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊(第十二班)所属(平隊員)。
エリゴール的には、同じ馬鹿でもロノウェと違って救いようのない馬鹿。
パラディン大佐隊に転属後、まもなく除隊(予定)。
ロノウェ(中佐)
【髪】黒【瞳】褐色(ぎょろ目)
元マクスウェル大佐隊所属第八班班長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十一班班長。
自他共に認める馬鹿だが人情はある。頭を使うことは副長のレラージュに丸投げしている。
人には言いにくい趣味を持っていることをエリゴールに知られており、事あるごとにそれで脅されている。
レラージュ
【髪】金【瞳】緑色
元マクスウェル大佐隊所属第八班第一号副長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十一班第一号副長。
実質、ロノウェの副官のような存在。班内での地位はロノウェより上。
なぜ副長になれたのか謎なほど若いが、頭脳明晰、容姿端麗。ただし毒舌。
ムルムス(中佐)
【髪】くすんだ金【瞳】青
元マクスウェル大佐隊所属第九班班長。
ダーナ大佐隊所属第十五班班長 → パラディン大佐隊(第十二班)所属(平隊員) → 死亡。
諸事情により、ダーナ大佐隊からパラディン大佐隊に転属。
ヴァラクいわく〝無駄吠えが多すぎる〟男。転属後、戦闘中に服毒自殺した。
ザボエス(中佐)
【髪】橙色【瞳】黄色
元マクスウェル大佐隊所属第十班班長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十二班班長。
厳つい大男だが、実は頭脳派で(一見)良識派。チャームポイントは肉食獣のような犬歯。
プルソン
【髪】茶色
元マクスウェル大佐隊所属第十班第一号副長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十二班第一号副長。
最大の特徴は存在感がないこと。その利点(と本人は思っている)を生かし、目立ちすぎるザボエスのために情報収集や監視活動をこっそり行っている。
* * *
【アルスター大佐隊】
アルスター(大佐)
【髪】黒【瞳】青
【乗艦】〈カラドボルグ〉
左翼の砲撃担当の大佐。ベテラン。
文章と話はくどいが親切。とドレイクとイルホンには思われていたが、元ウェーバー大佐隊に対する扱いや、有人艦二〇〇隻の指揮の拙さから軍人としての評価は急落した。
しかし、本人の自己評価は以前と変わらず。むしろ上がっている。
コノート
【髪】褐色【瞳】褐色
アルスターの副官。
アルスターに失望し、彼の〝栄転〟をひそかに願う。
* * *
【コールタン大佐隊】
コールタン(大佐)
【髪】赤【瞳】青
【乗艦】〈デュランダル〉
左翼の護衛担当の大佐。
ノリは軽いが頭は軽くない。
クルタナ
【髪】金【瞳】青
コールタンの副官。
〝下手をしたら高校生〟と言われるほど童顔。
* * *
【〝栄転〟した大佐たち】
ウェーバー
【髪】白髪交じりの黒髪(小太り)
砲撃担当の大佐の一人だったが、アーウィンの命令で、皇帝軍本隊に〝栄転〟した。
マクスウェル
【髪】金(痩せぎす)
砲撃担当の大佐の一人だったが、アーウィンの命令で、皇帝軍本隊に〝栄転〟した。
アーウィン(レクス公爵)
【髪】金【瞳】サファイアブルー
【乗艦】〈フラガラック〉(実はアーウィンの私物)
「帝国」の元皇太子。「帝国」皇帝軍護衛艦隊司令官。軍人ではないので階級はない。
白皙の美青年だが長身で華奢でもない。実は短気。ドレイクのことを「変態」と呼んではいるが非常に気に入っている。
ヴォルフいわく〝(ドレイクの)ストーカー〟。
ヴォルフ
【髪】白銀【瞳】金
アーウィンの側近。アーウィンの皇太子時代からの従者でもあり、親友でもある。
長身のアーウィンよりもさらに頭一個分以上も上背のある大男だが人はいい。
自分は常識人だと固く信じている。
キャル
【髪】栗色【瞳】緑色
護衛艦隊旗艦〈フラガラック〉の専属オペレータ。もともとアーウィンの友人だったが、脳死後、脳を人工脳と入れ替えたため、記憶も人格も失った。
ドレイクに「殿下のお稚児さん?」と言われたほど、外見は可愛い小柄な少年(に見える)。
アーウィンを「マスター」、ドレイクを「ドレイク様」と呼んでいる。
* * *
【ドレイク大佐隊】
エドガー・ドレイク(大佐)
【髪】黒【瞳】黒
【乗艦】〈ワイバーン〉
元「連合」の軍人。書類上の年齢は四十二歳。アーウィンより長身。左目の下に古傷あり。無精髭は標準装備。コーヒーは激薄にしないと飲めない。
諸事情により「帝国」に亡命、アーウィンに部下として採用された。
キャッチフレーズは〝変態だけどまとも〟。アーウィンのことを好きだと言っているわりに敬遠しているので、イルホンには本当に好きなのかと疑われている。
ダン・イルホン(少尉)
【髪】褐色【瞳】灰色
ドレイクの副官。元総務部所属。中肉中背で人畜無害そうに見えるが、ドレイクに対するツッコミは厳しい。ドレイクには「イルホンくん」と呼ばれている。アーウィン宛てのドレイクのメールは彼が代筆している。
マシム
【髪】赤褐色【瞳】琥珀色
〈ワイバーン〉の(正)操縦士。
自他共に認める〈ワイバーン〉マニア。寡黙だがギブスンとはよく口喧嘩をしている。
特技はフォルカスの〝護衛〟。
ギブスン
【髪】黒【瞳】緑色
〈旧型〉の砲撃手。
何でもそつなくこなすので「器用貧乏」と言われている(本人は嫌がっている)。
シェルドンのライバル的存在でもあるため、ティプトリーにひそかに敵視されている。
今のところキメイスの〝下僕〟。
シェルドン
【髪】暗褐色【瞳】薄茶色
〈ワイバーン〉の(正)砲撃手。
普段は純朴な青年だが、コントローラーを握ると豹変する。
ドレイクを非常に尊敬している。ティプトリーと特に仲がいい。
ティプトリー
【髪】金【瞳】青
〈ワイバーン〉の情報処理担当。
小柄な美青年。実はイルホンの同期。プログラム関係のことになると人が変わる。シェルドンと特に仲がいい。
スミス
【髪】黒【瞳】群青
元ウェーバー大佐隊所属。
バラードとセイルが入隊するまでは、ドレイク大佐隊員の中でいちばん年長だった。それでも変わらず、何となくリーダー格。
情報処理も操縦もこなす〝元祖〟器用貧乏。
フォルカス(中尉)
【髪】白金【瞳】紺碧
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。
ドレイク大佐隊の整備担当。ムードメーカー。
ヤンキー言葉でガハガハ笑う陽気なお兄さん。実は笑わなければ美形。
キメイス
【髪】褐色【瞳】紫色
元マクスウェル大佐隊(第四班)所属。
主に通信担当。穏和そうだが意外とドレイクに口答えしている。
フォルカスの相方的存在。イルホンの通信方面の師匠。笑っても端整な顔立ち。
ラッセル(中佐)
【髪】黒【瞳】褐色
【乗艦】〈新型〉(砲撃手)
元ウェーバー大佐隊所属第六班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ダーナの指揮下に残りたいためにスミスを頼ってドレイクに相談、流されてドレイク大佐隊に転属。スミス以上に生真面目な性格。しかし、計算高い(フォルカス推測)。
バラード(中佐)
【髪】金【瞳】青
【乗艦】〈新型〉
元ウェーバー大佐隊所属第七班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
五人の中でいちばん年長なのをひそかに気にしている。
オールディス(中佐)
【髪】褐色【瞳】明褐色
【乗艦】〈新型〉(情報処理担当)
元ウェーバー大佐隊所属第八班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
コネを駆使した情報収集能力に長けており、ドレイクにも一目置かれている。
ディック(中佐)
【髪】黒【瞳】橙色
【乗艦】〈新型〉
元ウェーバー大佐隊所属第九班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
若くて美形隊員の多いドレイク大佐隊(元ウェーバー大佐隊比)を〝パラダイス〟と呼んでいる。
スターリング(中佐)
【髪】金【瞳】緑色
【乗艦】〈新型〉
元ウェーバー大佐隊所属第十班班長。スミスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属 → ドレイク大佐隊に転属。
ラッセルと共にドレイク大佐隊に転属した四人のうちの一人。
おっとりしているが、時々ばっさり。
セイル(中佐)
【髪】濃茶色【瞳】青
【乗艦】〈新型〉(操縦士)
元マクスウェル大佐隊所属第六班班長。フォルカスと整備三人組の元上官。
ダーナ大佐隊所属第十三班班長 → ドレイク大佐隊に転属。
エリゴールに匹敵するほど頭脳も容姿もおまけに性格もよく、ヴァラクに溺愛されていたが、諸事情によりドレイク大佐隊に転属。
一見、元マクスウェル大佐隊の班長だったとは思えないほどまっとうだが、フォルカスに対する執着心だけは異常(と本人はまったく自覚していないのがこれまた異常)。
グイン
【髪】褐色【瞳】緑色
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。セイルの元部下。フォルカスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属第十三班 → ドレイク大佐隊に転属。
セイルに命令されてドレイク大佐隊に転属願を出し、そのまま受理されてしまった整備三人組の一人。三人組の中の何となくリーダー格。セイルに怯えるフォルカスに内心同情している(あくまで内心)。
ラス
【髪】黒【瞳】黒
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。セイルの元部下。フォルカスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属第十三班 → ドレイク大佐隊に転属。
セイルに命令されてドレイク大佐隊に転属願を出し、そのまま受理されてしまった整備三人組の一人。三人組の中の何となくナンバー2。
ウィルヘルム
【髪】金【瞳】青
元マクスウェル大佐隊(第六班)所属。セイルの元部下。フォルカスの元同僚。
ダーナ大佐隊所属第十三班 → ドレイク大佐隊に転属。
セイルに命令されてドレイク大佐隊に転属願を出し、そのまま受理されてしまった整備三人組の一人。おバカ発言が多いため、グインとラスにそのたび突っこまれている。
* * *
【ダーナ大佐隊】
ダーナ(大佐)
【髪】赤みがかった金【瞳】赤みがかった金
【乗艦】〈ブリューナク〉
右翼の砲撃担当の大佐(元護衛担当)。
〝人生最悪の失策〟(本人談)を犯したために、ヴァラクに〝馬鹿大佐〟と罵られる羽目になったが、今では〝浅はか野郎〟と共に〝馬鹿大佐〟であることも認めている。
ドレイクいわく「馬鹿正直の馬鹿」。
マッカラル
【髪】亜麻色【瞳】青
ダーナの副官。真面目そうな外見どおり中身も真面目。他の大佐の副官たち(特にイルホンやモルトヴァン)に比べればダーナに対する口答えは少ない。
副官補佐はフォーガル(髪:麦藁色)。
ヴァラク(中佐)
【髪】黒【瞳】赤茶色
元マクスウェル大佐隊所属第七班班長。
ダーナ大佐隊所属第十四班班長 → (ダーナ大佐隊所属)元マクスウェル大佐隊所属第七班班長(実質〝隊長〟)。
決して小柄ではないが、軍人とは思えないほど童顔。愛敬もある。
だが、実はマクスウェルが〝栄転〟する前から隊を影で支配していた〝裏隊長〟。今はダーナを尻の下に敷いている。
コーヒー嫌いの紅茶好き。
クロケル
【髪】灰褐色【瞳】灰青
元マクスウェル大佐隊所属第七班第一号副長。
ダーナ大佐隊所属第十四班第一号副長 → (ダーナ大佐隊所属)元マクスウェル大佐隊所属第七班班長補佐。
実質、ヴァラクの副官。ヴァラクの我が儘に日々振り回されているが、それもまた彼の喜びの一つである。
* * *
【パラディン大佐隊】
パラディン(大佐)
【髪】黒【瞳】金
【乗艦】〈オートクレール〉
右翼の護衛担当の大佐。【01】でドレイクの脱出ポッドを回収したのは彼の隊。
一見、柔和な美形だが、自他共に認める〝見かけによらずいい性格〟。
元マクスウェル大佐隊の解体を議題にした大佐会議を申請してからというもの、なぜかアーウィンに露骨に嫌われるようになり、元マクスウェル大佐隊員を大量に押しつけられたが、エリゴールに丸投げして乗り越えた。
エリゴールが好きすぎて人格崩壊進行中。しかし、エリゴールには〝うざい〟としか思われていない。
モルトヴァン
【髪】褐色【瞳】濃茶色
パラディンの副官。というよりお守り役(そしてツッコミ役)。上官と同じく〝見かけによらずいい性格〟。
ヴァッサゴ(中佐)
【髪】黒【瞳】黒
元マクスウェル大佐隊所属第三班班長。
ダーナ大佐隊所属第十一班班長 → パラディン大佐隊(第十二班)所属(平隊員)。
諸事情により、エリゴールと共にダーナ大佐隊からパラディン大佐隊に転属。
元マクスウェル大佐隊の班長たちの中では、良い意味でも悪い意味でも凡庸で穏和。
エリゴール(中佐)
【髪】金【瞳】暗緑色
元マクスウェル大佐隊所属第四班班長。
ダーナ大佐隊所属第十二班班長 → パラディン大佐隊(第十一班)所属(平隊員)。
マクスウェル大佐隊時代のあだ名は〝人切り班長〟。自他共に認める腹黒。
頭脳や容姿はずば抜けてよく、セイルと共にヴァラクを支えていたが、心酔していたヴァラクに切り捨てられたため、現在自己評価はゼロを通り越してマイナス。
パラディンに対してはいつでも除隊上等と強気な態度に出ているが、ものの見事に裏目に出ている。
アンドラス(中佐)
【髪】茶褐色【瞳】薄青
元マクスウェル大佐隊所属第五班班長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊(第十二班)所属(平隊員)。
エリゴール的には、同じ馬鹿でもロノウェと違って救いようのない馬鹿。
パラディン大佐隊に転属後、まもなく除隊(予定)。
ロノウェ(中佐)
【髪】黒【瞳】褐色(ぎょろ目)
元マクスウェル大佐隊所属第八班班長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十一班班長。
自他共に認める馬鹿だが人情はある。頭を使うことは副長のレラージュに丸投げしている。
人には言いにくい趣味を持っていることをエリゴールに知られており、事あるごとにそれで脅されている。
レラージュ
【髪】金【瞳】緑色
元マクスウェル大佐隊所属第八班第一号副長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十一班第一号副長。
実質、ロノウェの副官のような存在。班内での地位はロノウェより上。
なぜ副長になれたのか謎なほど若いが、頭脳明晰、容姿端麗。ただし毒舌。
ムルムス(中佐)
【髪】くすんだ金【瞳】青
元マクスウェル大佐隊所属第九班班長。
ダーナ大佐隊所属第十五班班長 → パラディン大佐隊(第十二班)所属(平隊員) → 死亡。
諸事情により、ダーナ大佐隊からパラディン大佐隊に転属。
ヴァラクいわく〝無駄吠えが多すぎる〟男。転属後、戦闘中に服毒自殺した。
ザボエス(中佐)
【髪】橙色【瞳】黄色
元マクスウェル大佐隊所属第十班班長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十二班班長。
厳つい大男だが、実は頭脳派で(一見)良識派。チャームポイントは肉食獣のような犬歯。
プルソン
【髪】茶色
元マクスウェル大佐隊所属第十班第一号副長。
ダーナ大佐隊(平隊員) → パラディン大佐隊所属第十二班第一号副長。
最大の特徴は存在感がないこと。その利点(と本人は思っている)を生かし、目立ちすぎるザボエスのために情報収集や監視活動をこっそり行っている。
* * *
【アルスター大佐隊】
アルスター(大佐)
【髪】黒【瞳】青
【乗艦】〈カラドボルグ〉
左翼の砲撃担当の大佐。ベテラン。
文章と話はくどいが親切。とドレイクとイルホンには思われていたが、元ウェーバー大佐隊に対する扱いや、有人艦二〇〇隻の指揮の拙さから軍人としての評価は急落した。
しかし、本人の自己評価は以前と変わらず。むしろ上がっている。
コノート
【髪】褐色【瞳】褐色
アルスターの副官。
アルスターに失望し、彼の〝栄転〟をひそかに願う。
* * *
【コールタン大佐隊】
コールタン(大佐)
【髪】赤【瞳】青
【乗艦】〈デュランダル〉
左翼の護衛担当の大佐。
ノリは軽いが頭は軽くない。
クルタナ
【髪】金【瞳】青
コールタンの副官。
〝下手をしたら高校生〟と言われるほど童顔。
* * *
【〝栄転〟した大佐たち】
ウェーバー
【髪】白髪交じりの黒髪(小太り)
砲撃担当の大佐の一人だったが、アーウィンの命令で、皇帝軍本隊に〝栄転〟した。
マクスウェル
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砲撃担当の大佐の一人だったが、アーウィンの命令で、皇帝軍本隊に〝栄転〟した。
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