怪しい話が好きすぎる

ギキュー

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怪しい村

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ある日、オカルトに興味を持っていた私は怖い噂のある廃村に足を踏み入れました。静まり返った村は月明かりの下、不気味な影に包まれていました。住民の気配もなく、ただただ静寂が広がっており。この村には何かが潜んでいるような感じがしました、

友人の話によればこの村は昔、原因不明の病によりほとんどの住民が死んでしまったという。何十年もの昔の為、村の住居は古びおり、窓からは何も見えないです。歩いていくと、どこかから微かな音が聞こえました。耳を澄ますと、それはなんとも言えない言葉が混じったものだったと気が付きまいした。私は恐る恐るその声に向かって進んでいきました。

ある大きな家の前で、私は足を止めました。中には影のようなものが蠢いているように感じました。
思い切って中に入ると、部屋は薄暗く、不気味な空気が漂っていました。奇妙な模様の絨毯が敷かれており、その上には古びた家具と謎めいた置物が並んでいました。壁には何やら文字が書かれ、異様な空間が広がっていました。私は写真を撮りつつ、それを辿って奥の部屋へと向かしました。
奥の部屋では、かすかな光があり、その中央には大きな鏡が置いてありました。鏡に映る私の姿が何やら異様に感じました。すると鏡の中にはこの村の住人たちであろう影が浮かび上がってきました。
住人たちの姿は不自然で、何者かに操られているように見えました。影たちは私に向かって何かを訴えているようだったが、その言葉は不可解で理解できなかったです。
すると、鏡に映る私の姿が一変した。私の顔は歪み、体の回りには暗い影のような闇が広がり始めました。同時に、村の住人たちの影が鏡の中から這い出してきました。私は驚き叫び声を上げ、必死にその場から逃げだしました。
気が付くと私は村の外に立っていました。月明かりが冷たい光を投げかけており、村は静まり返っていました。あの家に置いてあった鏡と影達は何だったのか。この村では何が起きたのかと謎に包まれたが、この村にいるのは危険だということを感じ、その場を立ち去りました。
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