怪しい話が好きすぎる

ギキュー

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引っ越した家

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古い町の端っこあった空き家に新しい家族が暮らし始めました。 その家が昔何か不気味な出来事があった場所だと聞きましたが、彼らはそれを気にせずに暮らしを始めました。

最初の数週間は穏やかで静かな日々が続きましたが、ある夜家族は不可解な出来事に遭遇しました。 眠りに落ちたたときに、一人の子供が窓から小さな声を聞きました。その声は助けを求めるような微かなものでした。 子供は窓を開けて外を見ましたが、何も見えませんでした。 しかし、声は確かに家の外から聞こえていたのです。

次の晩、同じ声がまた聞こえました。 今度はよりはっきりと助けを求める声でした。 子供は怖がりながらも家族にそのことを伝えましたが、家族全員が窓の外を見ても、何も見つけることはできませんでした。

その夜から、家族は毎晩同じ声を聞きました。

ある日、家の裏庭で掘り起こされた古い井戸が発見されました。 井戸の中からは何も出てこなかったが、なぜか家族は不気味な井戸がその声の正体だったのではないかと感じました。

そしてある晩に家族は再び声を聞きました。 
井戸から声がしました。 助けを求める声はますます強くなり、あまりの恐怖に耳を塞ごうとした時、声は突然止まってしまいました。家族は安堵しましたが、家の裏庭に誰か立っていた姿があり夜明けとともにに消えました。次の晩、家族は再び声を聞き始めました。今度は家の中から…。

いかがだったでしょうか?お引越しをした時はその家で何があったのかを調べてから、住み始めたほうが良いかもしれません。
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