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第二章の番外編
閑話 リオのいたずら
しおりを挟む⚠本編とは一切関係ありません。
作者の頭がおかしいです。作者の頭がおかしいです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エイプリルフールの話
今日はえいぷりーる?ふーるという日らしい。
冒険者ギルドでマリーちゃんが話してるのを聞いて教えてもらったんだよね。
嘘をついていい日で、お昼が過ぎる前に嘘をついて、過ぎてから嘘だったって言うんだって。
あんまり大きな嘘をついたらバレちゃうかもしれないから気をつけなくちゃ…!
相手はもちろんレオナードさん。
でもどんな嘘つけばいいかな? 思いつかない。
考えている内に、時間がなくなってしまった。
ど、どうしよう!
「ん? リオ。どうかしたのか?」
うぅ~~…… あっ!
定番?ってマリーちゃんが言ってたけど、これでいこう。
「レオナードさん、嫌い」
少し怒ったように首を振った。
…
……
………
沈黙に包まれる。
そっとレオナードさんを見ると、固まっていた。目の前で手を振っても反応がない。
…あ、あれ?
レオナードさんに抱きつく。
「レオナードさん。今の嘘です。嘘なので戻ってください。
レオナードさんのこと嫌いじゃなくて、好、きだから」
そこまで言うと、レオナードさんも抱き締め返してくれた。
「…びっくりしました?」
「びっくりし過ぎて、混乱した」
「うっ。それはごめんなさい」
ぎゅぅぅっと抱きしめたところで、正直に話した。
「い、いたずらをしたかったんですけど、思いつかなくて咄嗟に……ぃ」
首の後ろの方にチクリと痛みが走った。
「ん? リオどうしたんだ?」
いや、気のせいだよね。
「なんでもないです」
その頃、元凶のマリーは…
「うふふっ。リオちゃん、どんな嘘ついたのかしら~。聞くのが楽しみだわぁ」
どんな嘘をついて、レオナードがどんな反応をしたのか想像しながら笑っていた。
レオナード「後でマリー絞める…」
レオナードの怒りがマリーに届くまであと少し…
▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫▫
痛みの正体は…キスマです。
ちょうど、見えない位置につけたのでリオは消えても気づきませんでした。
マリーは、強く生きて…
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