【完】太陽の王が愛する妖精王の寵児

奏直

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初夜②

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ゆっくりとジークが入ってくる。
痛みに耐えているとジークに謝られる。

「ごめんフィア…痛いよね…」

痛いけど嬉しくて、

「ハァ…大…丈夫…嬉しい…からジーク…と一つに…なれて…」

と言ったら中に入っているジークのが更に大きくなって苦しくなる。
ジークは私を気遣いながらゆっくりとしてくれて、奥まで入ると私が落ち着くまでそのまま抱き締めてくれた。
抱きしめられている時も口付けをしてくれたり、身体に触れてくれる。
たださっきと違って私の奥までジークが入っていることを意識してしまい中にいるジークの存在がより鮮明に感じられてしまう。
それに口付ける時にジークが動くと奥が熱くなる。
痛みはあるのにその刺激にビクリと身体が震える。

「フィア…ハァ痛いかもしれないけど…少し動いてもいい?」

と聞かれると恥ずかしくて…

「ジークの好きに…動いていいから…」

とだけ伝える。

「ありがとう…」

そう言い口付けをしてくれる。
深い口付けをしながらジークが動いた。
ゆっくりとジークのが引き抜かれ、また奥まで入ってくる。
何度も何度も…私を気遣ってか決して激しくしないでくれているジークの優しさが嬉しい。

「アッ…ハァ…ん…ハァ…アッ…ハァ…」

「大丈夫?…ハァ…フィア…」

「…ん…だ…アッじょ…アッぶ…ん…ハァ…」

「じゃあ気持ち良い?」

最初は痛みも感じていたのに…暫くすると私はもっと…って思ってしまっていたため恥ずかしくて仕方ない。

ー初めてするのに…皆こうなのかな?

「んアッ…アッ…やっ…ん…恥ずかし…ハァアン…ジィ…ク…ジーク…」

「ハァ…何?フィア…んっ…どうしたの?」

そう言って動きを止めて質問されると熱くなった体を止める事ができなくて自然と腰を動かしてジークに強請ってしまう。

「気持ち…いっアッ…ん…気も…ちぃの…ジィ…ク…やぁ…ぁあ…動い…てぇ…んあっ…」

お願いすると動きを再開してくれる。
中のジークが大きくなる。
 
「本当?フィア?ハァハァ…気持ちいい?…嬉しい…ハッ…私も…フィアの中…気持ち良くて…もう長く…持たないかも…」

そう言うとさっきよりも激しくジークが動く。
痛みと気持ち良いがごちゃ混ぜに襲ってきて段々と気持ち良いが大きくなって訳が分からなくなる。

「も…ハァ…」

「私も…」

そう言ったジークが私の中にいっぱい出したのを感じると意識を手放した…
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