【完】太陽の王が愛する妖精王の寵児

奏直

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初夜❶

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湯浴みを終え今日から2人の…夫婦の寝室となる部屋でフィアを待つ。
暫くするとフィアが部屋に入ってくる。
侍女が着飾ったのだろう…初夜を迎えるための姿に自身が昂るのを止められそうにない。

自分を抑えるのに必死で何も話す事ができないままフィアに近づき触れると口付けた。
初めは軽く…段々その口付けも深くなっていく。
フィアを怖がらせたくなくて…なけなしの理性を振り絞る。

「ハァ…フィア…覚悟出来てないなら言って。今ならまだ我慢できるから。」

「覚悟は…出来てます。あの…お手柔らかにお願いします。」

今日フィアが嫌がればただ眠るだけにしようと思っていた。
でもフィアは私を受け入れてくれると言った。
額に頬に唇に口付けた後に首筋を辿っていく。

「ジーク…覚悟は出来てるの…でも…やっぱり怖いの…」

やっぱりやめたいと言われても止められる気がせず、

「優しくするよ。」

そう言うだけで精一杯だった私に

「違うの…私の身体の傷…」

傷が気になってる事が分かり

「見せて。フィアの全部見せて。」

と言ってフィアの夜着を脱がせていく。
愛しいフィアの身体に触れ見てしまえば私の熱が止まる事はなかった。

「凄い…フィアの身体…興奮する。」

私の言葉に顔を赤くするフィアが可愛くて、乱したくて、でも怖がらせたくなくて、晒された肌を丁寧に口付けながら時折、私のものだという痕を残した。
フィアの熱い身体に触れるとビクビクとて身体を震わせ声を出す。
胸を揉み舐めると足をすり合わせているのが分かった。
フィアの秘部に触れるとクチュリと音がする。

「良かった。フィアも気持ちよくなってくれて。」

嬉しくてそう言ったら恥ずかしいのか顔を覆ってしまった。
本当は顔を見たかったけど、私と一つに繋がる時には絶対に顔を見せてもらう気でいたから、

「今は顔を隠していても良いよ。まだこのままじゃフィアが辛いから慣らしていくね。声我慢しないで聞かせて。」

と言いフィアの中に指を入れる。
ゆっくり入れると優しく擦る。
最初は我慢していたフィアが顔を隠すのも忘れ可愛い声をあげている。


「あっ…んっ…はぁ……あっん…ジィ…ク気持ちいい…んっ…」

「気持ちいい?可愛い声だねフィア。」

フィアの腰が私の指に合わせ動く。

「やぁ…ジ…ィク…気持ち…いぃ…あっん…はぁ…やだぁ…あっ」

痛みを感じていない事に安心した私は

「一回いっておこうね。」

と言い中と外の可愛い蕾を同時に刺激した。
フィアはビクビクと身体を震わせイッた。
それでも初めてのフィアを気持ちよくしてあげたくて少しでも痛みを和らげたくて指の数を増やしたりそこを舐めたりしながら続けて何度も攻め立てた。
今すぐフィアの中に入りたい衝動を抑えフィアを高める。
宝石の様な綺麗な瞳から涙が流れれば舌で掬って舐める。
何度も高められたフィアはくったりとベッドに深く身を預けている。
私の我慢も限界でフィアに覆い被さり

「フィア…いい?」

そう聞くとコクリと一度頷く。
フィアの了承を得ると私はフィアの中にゆっくりと自身を埋めていく。
初めて繋がるからフィアはやはり痛みに顔を歪ませる。

「ごめんフィア…痛いよね…」

分かっていても私も腰を進めるのを止められない。

「ハァ…大…丈夫…嬉しい…からジーク…と一つに…なれて…」

そう言われて私も嬉しくて自身が更に昂りフィアを辛くさせてしまった。
フィアの最奥まで入ると気持ちが良すぎてこのまま果ててしまいそうで、私とフィアが落ち着くまでそのまま抱き合った。
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