8 / 13
ドリームRプロジェクト
3
しおりを挟む
中村は、早速、CADを用いて、車体の再現にとりかかった。一番の難所は、形を作ることよりも、外装パネルを部位ごとに分解していく事だった。この作業は、言ってしまえば、一番要となる作業だ。なぜなら、CADで作られた車両モデルが、のちのち風洞実験の結果にも繋がるからだ。風洞実験の結果に繋がるということは、実車の空力性能に影響が出るという事でもある。中村と佐藤は協力し、この作業に当たることになった。オンラインチャットと画面共有で電話をしながら、作業を進めていく。佐藤とタッグを組むことによっり、作業は順調に進む。
「中村さん、モデリングの技術すごいですね」
「小学生のころからモデリングしてるから」
いきなり作れと言われたものを短時間で、的確に効率よく作業していく中村の姿を見て、佐藤は圧倒される。料理人のテキパキと材料を調理していくそれによく似ていた。
作業開始から1時間である程度形になった。あとは、パーツごとに分離していく作業だ。
「すごいです。早いし、私のデザインの意思がちゃんと3Dに繁栄されてます」
それを聞いていつも仏頂面の中村が少しだけ笑顔になる。
「中村さんが笑った!」
「こんなに面白い作業初めてだよ。ゲームのキャラデザインするより遥かに面白い」
「私もです。自分のデザインした車が実際に走ってる姿を想像しただけで、作業のモチベーションになります」
「これが完成したら、とうとう組み立てだからね。あともう少し」
「中村さん、モデリングの技術すごいですね」
「小学生のころからモデリングしてるから」
いきなり作れと言われたものを短時間で、的確に効率よく作業していく中村の姿を見て、佐藤は圧倒される。料理人のテキパキと材料を調理していくそれによく似ていた。
作業開始から1時間である程度形になった。あとは、パーツごとに分離していく作業だ。
「すごいです。早いし、私のデザインの意思がちゃんと3Dに繁栄されてます」
それを聞いていつも仏頂面の中村が少しだけ笑顔になる。
「中村さんが笑った!」
「こんなに面白い作業初めてだよ。ゲームのキャラデザインするより遥かに面白い」
「私もです。自分のデザインした車が実際に走ってる姿を想像しただけで、作業のモチベーションになります」
「これが完成したら、とうとう組み立てだからね。あともう少し」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる