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第三章 : 耳飾りの旅
行きて帰りし救世主
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リセとの決着を着けたあたしは、そのまま元いた煌城樹の前にゆっくり降り立った。
目の前には、さっきあたしが出したドデカイ光の柱に呆気に取られた魔族軍が揃いも揃って立ち尽くしていた。
「今見てもらった通り、アンタ達のボスはあたしのせいで完全に消し炭になったから。どう?逃げる?それとも玉砕覚悟でみんなまとめてかかる?」
あたしの脅しが通じたのか、魔族軍はまるで怯えた犬のような声を出してみんな一斉に武器を捨てて逃げだしてった。
「ウンウン。賢明な判断で何より。さてと・・・。」
あたしはファイセアさんの後ろでボロボロになっているアルーチェさんの傍まで行って、全回復で彼女の火傷をきれいさっぱり治してあげた。
「命を助けんのはこれで二度目だね、アルーチェさん。」
「みっ、ミラ・・・。」
傷を治してあげたあたしを、何とも言えない眼差しでアルーチェさんが見つめていると、突然背中に何かが当たったような感触がした。
「ふぅ~!ふぅ~!ミラぁ・・・!!」
振り返ると、ノイエフさんがまるで鬼のような形相をしながら、あたしに向かって矢を撃ってきたようだった。
「よっ、よせノイエフ!!」
「兄上は黙ってて下さい!!仲間の・・・仲間の仇ッッッ!!!」
止めるファイセアさんには耳を貸さず、ノイエフさんは再度矢を放ったが、物理攻撃が一切効かないあたしにはまるで意味がなく、ただカンカンと弾かれるだけだった。
「あっ、アサヒ、様・・・?」
ソレットの声がしたので横を見ると、煌城樹と市街地を繋ぐ橋の上でリリーとソレット、それからプリクトスさんと児鬼種の国の王様が立っていた。」
「あっ、アサヒ様!これは一体どういう・・・。」
「そっ、そうだぞアサヒ!!何故お前が吸血鬼なんぞに・・・!?」
「プリクトスさん、それから児鬼種の王様。あたしとしても詳しく事情を話したいんだけど、ここにいたら何かマズそうだし、あたし達はここでおいとまさせていただきます!!この国が無事で本当良かったです!さっ、リリー。行こっか?」
「分かりました!ですが、その前に・・・。」
リリーはあたしと同じように擬態魔能を解いて吸血鬼の姿に戻ると、ソレットの方を振り向いた。
「あっ、あなたは・・・!あの時、私を助けてくれた・・・吸血鬼、さん・・・。」
「うん。ここまでよく頑張ったわね。これからも、強く生きな。ちんちくりん。」
ソレットの頭をそっと撫でると、チョコ之丞とゴマ風を呼び寄せ、あたしのところまで寄ってきた。
「望むべき帰還。」
「みっ、ミラ!!今まで・・・今まで本当に・・・!!」
ファイセアさんが言おうとした言葉を最後まで聞くことなく、あたし達は自分達の帰るべき場所へと去っていった。
◇◇◇
転送魔能を使って、ベリグルズ平野のあたしが作った街の中に建っているお城の前まで帰ってくると、ラリーちゃんやヒューゴ君達が吸血鬼の兵士を集めてなんだかとっても物々しい雰囲気だった。
「おお~ミラ!!よく戻ってきたな~!こっちはもう準備万端だぜ!!」
「へっ?何が?」
「ミラ様達の後を付けさせていたローランドより報告がございまして、古の大戦が終結してから行方知れずだった冥府の姫が復活したと。そこで私達はこのように兵を集めて、たった今出陣の準備を完了させました。マースミレンの森精人とは因縁がございますが、ミラ様のためとあらばそれは些末なこと。我ら一同、命を賭けて戦う所存です。お戻りになられたということは何やらご采配がおありなのでしょう。どうか遠慮なくお申し付け下さい。」
「えっ、え~っとね~。そのぉ・・・。」
「ミラ様!私、ミラ様の親友として、全力で戦う覚悟はできています!!どうか私達にご命令を!!」
「グレースちゃん。それは嬉しいんだけどね?だからその・・・。」
「何を躊躇っているんですか?僕達は、ミラ様に命を預けると約束した身。あなた様とともにいれば、何も恐れることはございません。」
「だからねアウレルさん!あたしが言いたいのは・・・」
「「「「さぁ!!早くご命令をッッッ!!!」」」
「だ~もう!!アンタ達先走りすぎ!!冥府の姫リセなら、とっくにミラお姉様が倒しちゃったわよッッッ!!!」
「「「「えっ?」」」」
「うん・・・!まぁ、そういうことだから・・・。色々と準備してたとこ悪いんだけど・・・みんなもうゆっくりしていいから!!あっ、あとヒューゴ君。尾行に付けさせてるローランドさんに、“もう帰ってきてもいいよ”って代わりに言っといてくんない?あたし、ちょっと疲れたから部屋で少し休んでくる。」
「わっ、分かりました・・・。」
少し困惑気味なヒューゴ君と、すっかり肩透かしなみんなを尻目にあたしはトボトボとお城に入っていった。
「みっ、ミラさ・・・ッッッ!!!」
「グレース。アンタが何か心配してるのは分かるけど、今はミラお姉様をそっとしておいてあげて。」
「リリーナ、様・・・。」
◇◇◇
城の中の自室に入ってみると、中は整理整頓されてるけど、何せ3ヵ月くらいも留守にしてたもんだから結構ホコリっぽくなってるような気がした。
「少しは掃除くらいしてくれたっていいのに~。」
何て心にもないことを口にしながら、あたしは荷物をデスクの上に置いて、王都で王様から貰った服のままベッドの上で仰向けになった。
ボーっと天井を眺めていると、外から鳥のさえずりが聞こえて、何故だか旅で過ごしたみんなと過ごした日々が鮮明に思い出されてきた。
「やっぱ最後くらい、別れの一言くらい言った方が良かったかなぁ~・・・。」
大変なこともいっぱいあったけど、みんなでワイワイガヤガヤやってたあの旅がもう終わってしまった虚しさと、別れの挨拶や今までみんなを騙してきたことを謝ることができなかった後悔がごちゃまぜになったあたしはベッドの上で仰向けになりながら、つうっと涙を流した。
・・・・・・・。
・・・・・・・。
「ホント・・・疲れた・・・。」
目の前には、さっきあたしが出したドデカイ光の柱に呆気に取られた魔族軍が揃いも揃って立ち尽くしていた。
「今見てもらった通り、アンタ達のボスはあたしのせいで完全に消し炭になったから。どう?逃げる?それとも玉砕覚悟でみんなまとめてかかる?」
あたしの脅しが通じたのか、魔族軍はまるで怯えた犬のような声を出してみんな一斉に武器を捨てて逃げだしてった。
「ウンウン。賢明な判断で何より。さてと・・・。」
あたしはファイセアさんの後ろでボロボロになっているアルーチェさんの傍まで行って、全回復で彼女の火傷をきれいさっぱり治してあげた。
「命を助けんのはこれで二度目だね、アルーチェさん。」
「みっ、ミラ・・・。」
傷を治してあげたあたしを、何とも言えない眼差しでアルーチェさんが見つめていると、突然背中に何かが当たったような感触がした。
「ふぅ~!ふぅ~!ミラぁ・・・!!」
振り返ると、ノイエフさんがまるで鬼のような形相をしながら、あたしに向かって矢を撃ってきたようだった。
「よっ、よせノイエフ!!」
「兄上は黙ってて下さい!!仲間の・・・仲間の仇ッッッ!!!」
止めるファイセアさんには耳を貸さず、ノイエフさんは再度矢を放ったが、物理攻撃が一切効かないあたしにはまるで意味がなく、ただカンカンと弾かれるだけだった。
「あっ、アサヒ、様・・・?」
ソレットの声がしたので横を見ると、煌城樹と市街地を繋ぐ橋の上でリリーとソレット、それからプリクトスさんと児鬼種の国の王様が立っていた。」
「あっ、アサヒ様!これは一体どういう・・・。」
「そっ、そうだぞアサヒ!!何故お前が吸血鬼なんぞに・・・!?」
「プリクトスさん、それから児鬼種の王様。あたしとしても詳しく事情を話したいんだけど、ここにいたら何かマズそうだし、あたし達はここでおいとまさせていただきます!!この国が無事で本当良かったです!さっ、リリー。行こっか?」
「分かりました!ですが、その前に・・・。」
リリーはあたしと同じように擬態魔能を解いて吸血鬼の姿に戻ると、ソレットの方を振り向いた。
「あっ、あなたは・・・!あの時、私を助けてくれた・・・吸血鬼、さん・・・。」
「うん。ここまでよく頑張ったわね。これからも、強く生きな。ちんちくりん。」
ソレットの頭をそっと撫でると、チョコ之丞とゴマ風を呼び寄せ、あたしのところまで寄ってきた。
「望むべき帰還。」
「みっ、ミラ!!今まで・・・今まで本当に・・・!!」
ファイセアさんが言おうとした言葉を最後まで聞くことなく、あたし達は自分達の帰るべき場所へと去っていった。
◇◇◇
転送魔能を使って、ベリグルズ平野のあたしが作った街の中に建っているお城の前まで帰ってくると、ラリーちゃんやヒューゴ君達が吸血鬼の兵士を集めてなんだかとっても物々しい雰囲気だった。
「おお~ミラ!!よく戻ってきたな~!こっちはもう準備万端だぜ!!」
「へっ?何が?」
「ミラ様達の後を付けさせていたローランドより報告がございまして、古の大戦が終結してから行方知れずだった冥府の姫が復活したと。そこで私達はこのように兵を集めて、たった今出陣の準備を完了させました。マースミレンの森精人とは因縁がございますが、ミラ様のためとあらばそれは些末なこと。我ら一同、命を賭けて戦う所存です。お戻りになられたということは何やらご采配がおありなのでしょう。どうか遠慮なくお申し付け下さい。」
「えっ、え~っとね~。そのぉ・・・。」
「ミラ様!私、ミラ様の親友として、全力で戦う覚悟はできています!!どうか私達にご命令を!!」
「グレースちゃん。それは嬉しいんだけどね?だからその・・・。」
「何を躊躇っているんですか?僕達は、ミラ様に命を預けると約束した身。あなた様とともにいれば、何も恐れることはございません。」
「だからねアウレルさん!あたしが言いたいのは・・・」
「「「「さぁ!!早くご命令をッッッ!!!」」」
「だ~もう!!アンタ達先走りすぎ!!冥府の姫リセなら、とっくにミラお姉様が倒しちゃったわよッッッ!!!」
「「「「えっ?」」」」
「うん・・・!まぁ、そういうことだから・・・。色々と準備してたとこ悪いんだけど・・・みんなもうゆっくりしていいから!!あっ、あとヒューゴ君。尾行に付けさせてるローランドさんに、“もう帰ってきてもいいよ”って代わりに言っといてくんない?あたし、ちょっと疲れたから部屋で少し休んでくる。」
「わっ、分かりました・・・。」
少し困惑気味なヒューゴ君と、すっかり肩透かしなみんなを尻目にあたしはトボトボとお城に入っていった。
「みっ、ミラさ・・・ッッッ!!!」
「グレース。アンタが何か心配してるのは分かるけど、今はミラお姉様をそっとしておいてあげて。」
「リリーナ、様・・・。」
◇◇◇
城の中の自室に入ってみると、中は整理整頓されてるけど、何せ3ヵ月くらいも留守にしてたもんだから結構ホコリっぽくなってるような気がした。
「少しは掃除くらいしてくれたっていいのに~。」
何て心にもないことを口にしながら、あたしは荷物をデスクの上に置いて、王都で王様から貰った服のままベッドの上で仰向けになった。
ボーっと天井を眺めていると、外から鳥のさえずりが聞こえて、何故だか旅で過ごしたみんなと過ごした日々が鮮明に思い出されてきた。
「やっぱ最後くらい、別れの一言くらい言った方が良かったかなぁ~・・・。」
大変なこともいっぱいあったけど、みんなでワイワイガヤガヤやってたあの旅がもう終わってしまった虚しさと、別れの挨拶や今までみんなを騙してきたことを謝ることができなかった後悔がごちゃまぜになったあたしはベッドの上で仰向けになりながら、つうっと涙を流した。
・・・・・・・。
・・・・・・・。
「ホント・・・疲れた・・・。」
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