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1章
2.チュートリアル?
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ふむ、こちら側に来る者がおるとは、面倒なことになったのう。
一体向こうの世界では、何が起こっているじゃ?
こうも簡単に、こちら側に来られては堪ったものじゃないわい。
ブツブツと独り言が耳に入り、意識が覚醒した。
はて、ゲーム始まったはずなのだがなんで爺さんが一人いるだけないのだろうか?
オープニングは無いのか?
まあ考えても仕方ないから聞くしかないか。
「爺さん悪いのだがチュートリアルはないのかい?」
爺さんは、悩ましげな顔をした。
「お主には、今起きている事態が分かっておらんのじゃな。まあ仕方のないことじゃな、とりあえず一つずつ話そうかのう。今いる場所は、ゲームの世界ではないのじゃ。お主の居た世界とは、別の世界と言えばいいかのう?」
良く使われる話を、真面目な顔で言われたためだったため笑ってしまった。
「あはは、御冗談を。死んだら異世界に行ったとかいう小説の話じゃあるまいし。ゲーム開始がそんな冗談で始まるとは思わなかったよ。最新のVRゲームはこんな始まり方するのか、なかなかの面白みのあるゲームだね」
「仕方ないかのう。ちと痛いが我慢せい」
爺さんがこちらに手を向けた瞬間風が吹き、条件反射で体を踏ん張りとっさに右腕で目を庇ったが、すぐに風が止んだ。
左頬に痛みが生じ、咄嗟に頬に手を当てたら触った拍子に痛みが酷くなった。
思わず触っていた手を放しその手の平を見ると血が付いていた。
「なんでゲームの中で、痛みと血が出るんだよ」
何が何だか分からなくなり。下を向いたまま、頬の痛みとそこから流れ落ちる血が左の掌に、掌から地面に滴り落ちるのを理解が追いつかず、ただじっと見つめていた。
「とりあえずゲームの世界ではないことは、分かったかのう」
「理解したくはないのだが、理解したよ。そうなるとここは異世界で、貴方は神ですか?」
「うーむ、神と言われることが多いのじゃが、名なんてものが無いのじゃよ。儂は、無数にある、世界の内の一つの世界を管理しているだけなのじゃ。神様なんて言われているよりも、先ほどお主が言っていた爺さんと言われている方が気が楽じゃわい」
髭を触りながらほっほっほと、笑いその仕草に。思わず発言をしてしまった。
「坊主頭の長い白髭で、ほっほっほなんて笑い方をしていれば、神か仙人と言われるよ。自分の居た世界の漫画では、大体そういう設定されていて、その見た目だけで連想されてしまうんだよ」
つい思ったことを口に出してしまい、不味いと思った瞬間だった。
「そんなことを、気にせず気軽に話して構わんよ。それに傷をつけてすまんのう」
また、こちらに手を向けた瞬間左頬に温かみを感じた。
思わず左頬に手を当てたが、痛みが無くなり。滴り落ちた地面の血の跡や、掌の血、服に付いた血の跡が、すっかり綺麗に無くなっていた。
「傷が無くなったすげー」
これが、小説などによく出る回復魔法なのかと気分が高ぶった。
「まあまあ、とりあえず落ち着いてほしいのう。今の現状について先に話すかのう」
「そういえば自己紹介してなかったな、自分の名は日ノ見 本和だ。たしかゲームをしていたはずなんだが、何故かここに来て。えーと、呼び方を、爺さんと言わせてもらうよ。今は、爺さんと出合ってるという事だが。俺の存在ってことかな、向こうとこっちでは、どうなってるの?」
「お主に言いづらいのじゃが、お主について困っておってのう。普通はどうやっても、生きたまま異世界なんてこれないのに、なぜだか分からぬが、お主がこちらに来てしまっている。お主たちがいた世界では、死んだ後は転生することとなり、元の世界に生まれ変わることになるのじゃが、ここ数年で、死んだ者の希望で異世界に行くことが頻繁に起こってのう。他の世界の管理者も、困り果てとる状態なんじゃよ」
思わずその言葉に苦笑いせずにはいられなかった。
「あーうん。多分、異世界ものの小説やら、漫画やら、アニメやらが増えて行きたい願望があったんじゃないかな。多分、うん」
思わず変な言葉使いになり。何やってんだよ、向こうの世界のやつら!と言いたいのと。よく行く気になったなという感心と、人間の欲望は、恐ろしいなと呆れた。
「そんな状態が続いてのう。最近では、空間の歪みが生じてほかの世界でもお主のように分からぬ間に別の世界に、来ていることがある状態なのじゃよ。そしてついに、この儂の管理している世界に来たのが、お主なのじゃ」
「それでお主なのじゃが。向こうの世界で、ゲームとやらを始めた時に何故だか分らぬが、お主と関わった者とお主の今までいた記憶と存在自体が、無くなってしまったのじゃ」
「それって、元の世界に、帰れませんってこと?」
「そうじゃのう。それにもし帰れたとしても、存在していない人だから色々大変じゃのう」
笑いならが返答された言葉に、苛立ちを抑えられなかった。
「笑い事じゃない!国籍不明、資産無し、仕事無しじゃ、どうしようにもならないじゃないか!」
髭を弄りながら笑って言ってきた。
「そうじゃのう」
「あーもう!こっちの世界はどうなのよ!」
「それなんじゃがのう、お主には、二つしか選択肢がないのじゃよ。空間の歪みが酷くてのう。元の世界や他の世界に、転生が不可能になってしまっているんじゃ。一つ目が、生まれ変わってこの世界で転生するか。二つ目が、そのままの人格その姿で転生するしかないのう。ちなみに儂のおすすめは、二つ目じゃのう」
「なぜです?」
「この世界なのじゃが、お主の記憶からこの世界と想像できると思うのが、弱肉強食で、中世あたりの多種族がおるお主らの言う、ファンタジーというところかのう」
「なるほどだからおすすめが、二つ目なのか」
「お主、記憶が読めることを驚かんのう。反応が無くてつまらんのう」
「まあ話していてなんとなく、予想できていたし。大体の転生もので、記憶、思考が読まれると相場が決まっているものでね」
「お主らの世界では、なかなか面白い考える者がいるものじゃのう。まあ、お主が考えたと通り一つ目は、赤子の生存率が低いことじゃな。大都市に生まれれば別じゃが、村や町だと生存率は4割から3割、その町や村すら滅びることもあるからじゃのう」
そんな世界だと、このままでもすぐ死にそうだわ。
本当に嫌になる。
「まあ慌てなさんな。お主が、こちらに来た時にやっていたものがあるじゃろう」
「ああ、VRゲームで、ダンジョンマスターになるやつだろ」
「そうそうそれじゃ。それに、なれないこともないのじゃよ。他にもダンジョンマスターと呼ばれる者もおるし。そのゲームとやらに、この世界が似ているから、この世界に来たともいえるかもしれんのう。」
「それじゃあ生存率高いのは、どっちだ?」
「さあ?未来までは分からんのう。ここに来ている時点で、運は良さそうじゃないからのう、全てお主次第じゃな。」
運悪いのは分かりきってるけど、今更言われたくない。しかし、どっちかというとなると悩むな。
とりあえず考えよう、そのまま世界に放り出された場合、町か村無いと終わるな・・・
あったとしてもお金が無い・・・
まあ爺さんに貰えたとしても言葉が・・・
これも爺さんに何とかしてもらえても、仕事もあるかも分からない・・・
異世界でほぼなる冒険者?
生存率上げるには、爺さん頼り以外無いじゃん。
モンスターを倒せと?無理無理無理。
人を、殴ったことすらないのに、殺し合いなんてできるわけないだろう。
という事で、決まりましたというかこれしかない。
「ダンジョンマスターでお願いします。後、何か下さい。正直爺さんに頼ってばかりで、申し訳ないのですが、切実にお願いします。」
これが異世界初の、土下座交渉だった。
「これこれ、土下座を止めなされ。言われずとも、何も渡さず世界に放り込むことなどせんよ。いきなりこの世界に飛ばされて、何もない状態で暮らせと言われても、厳しい世界じゃしのう」
爺さん、本当にありがとう。あなたは、俺の神様だよ。
「お主はこの世界で、ダンジョンマスターとして生きていくという事で、いいのじゃな?」
「ああ、それでたのむ。」
「ダンジョンのコアというのが、向こうに行ったらおる。それがお主のパートナーじゃ。向こうで、色々と聞くとよかろう。そしてこれが、お主に必要だと思う物じゃ。向こうに行ってから、開けて使うとよい。そろそろ、お主を留めて置ける、限界がきてしもうたか。」
気づいたら、手先の色が薄くなってきていて、体の周りが光ってきた。
「何故だか分らぬが、強力なものが全く与えられなかった。これが、儂の与えられる、限界じゃった。それでも、お主の役には立つと思う。日ノ見 本和よ達者で暮らせよ」
「爺さん、あり・・・」
全部を言い切る前に、異世界へと旅に立った。
「久々に、良い青年と出会えたのう。あの者にとって、この世界が良いものとなればいいのう。」
過去の移転者に、ろくな奴がこないと聞いていた。
思っていたのと違って久しぶりに話をしていて、楽しかったのだった。
そんな青年が、この世界に降り立ちどういう未来を創っていくのかを、笑顔で髭を弄りつつ、思いに耽った。
一体向こうの世界では、何が起こっているじゃ?
こうも簡単に、こちら側に来られては堪ったものじゃないわい。
ブツブツと独り言が耳に入り、意識が覚醒した。
はて、ゲーム始まったはずなのだがなんで爺さんが一人いるだけないのだろうか?
オープニングは無いのか?
まあ考えても仕方ないから聞くしかないか。
「爺さん悪いのだがチュートリアルはないのかい?」
爺さんは、悩ましげな顔をした。
「お主には、今起きている事態が分かっておらんのじゃな。まあ仕方のないことじゃな、とりあえず一つずつ話そうかのう。今いる場所は、ゲームの世界ではないのじゃ。お主の居た世界とは、別の世界と言えばいいかのう?」
良く使われる話を、真面目な顔で言われたためだったため笑ってしまった。
「あはは、御冗談を。死んだら異世界に行ったとかいう小説の話じゃあるまいし。ゲーム開始がそんな冗談で始まるとは思わなかったよ。最新のVRゲームはこんな始まり方するのか、なかなかの面白みのあるゲームだね」
「仕方ないかのう。ちと痛いが我慢せい」
爺さんがこちらに手を向けた瞬間風が吹き、条件反射で体を踏ん張りとっさに右腕で目を庇ったが、すぐに風が止んだ。
左頬に痛みが生じ、咄嗟に頬に手を当てたら触った拍子に痛みが酷くなった。
思わず触っていた手を放しその手の平を見ると血が付いていた。
「なんでゲームの中で、痛みと血が出るんだよ」
何が何だか分からなくなり。下を向いたまま、頬の痛みとそこから流れ落ちる血が左の掌に、掌から地面に滴り落ちるのを理解が追いつかず、ただじっと見つめていた。
「とりあえずゲームの世界ではないことは、分かったかのう」
「理解したくはないのだが、理解したよ。そうなるとここは異世界で、貴方は神ですか?」
「うーむ、神と言われることが多いのじゃが、名なんてものが無いのじゃよ。儂は、無数にある、世界の内の一つの世界を管理しているだけなのじゃ。神様なんて言われているよりも、先ほどお主が言っていた爺さんと言われている方が気が楽じゃわい」
髭を触りながらほっほっほと、笑いその仕草に。思わず発言をしてしまった。
「坊主頭の長い白髭で、ほっほっほなんて笑い方をしていれば、神か仙人と言われるよ。自分の居た世界の漫画では、大体そういう設定されていて、その見た目だけで連想されてしまうんだよ」
つい思ったことを口に出してしまい、不味いと思った瞬間だった。
「そんなことを、気にせず気軽に話して構わんよ。それに傷をつけてすまんのう」
また、こちらに手を向けた瞬間左頬に温かみを感じた。
思わず左頬に手を当てたが、痛みが無くなり。滴り落ちた地面の血の跡や、掌の血、服に付いた血の跡が、すっかり綺麗に無くなっていた。
「傷が無くなったすげー」
これが、小説などによく出る回復魔法なのかと気分が高ぶった。
「まあまあ、とりあえず落ち着いてほしいのう。今の現状について先に話すかのう」
「そういえば自己紹介してなかったな、自分の名は日ノ見 本和だ。たしかゲームをしていたはずなんだが、何故かここに来て。えーと、呼び方を、爺さんと言わせてもらうよ。今は、爺さんと出合ってるという事だが。俺の存在ってことかな、向こうとこっちでは、どうなってるの?」
「お主に言いづらいのじゃが、お主について困っておってのう。普通はどうやっても、生きたまま異世界なんてこれないのに、なぜだか分からぬが、お主がこちらに来てしまっている。お主たちがいた世界では、死んだ後は転生することとなり、元の世界に生まれ変わることになるのじゃが、ここ数年で、死んだ者の希望で異世界に行くことが頻繁に起こってのう。他の世界の管理者も、困り果てとる状態なんじゃよ」
思わずその言葉に苦笑いせずにはいられなかった。
「あーうん。多分、異世界ものの小説やら、漫画やら、アニメやらが増えて行きたい願望があったんじゃないかな。多分、うん」
思わず変な言葉使いになり。何やってんだよ、向こうの世界のやつら!と言いたいのと。よく行く気になったなという感心と、人間の欲望は、恐ろしいなと呆れた。
「そんな状態が続いてのう。最近では、空間の歪みが生じてほかの世界でもお主のように分からぬ間に別の世界に、来ていることがある状態なのじゃよ。そしてついに、この儂の管理している世界に来たのが、お主なのじゃ」
「それでお主なのじゃが。向こうの世界で、ゲームとやらを始めた時に何故だか分らぬが、お主と関わった者とお主の今までいた記憶と存在自体が、無くなってしまったのじゃ」
「それって、元の世界に、帰れませんってこと?」
「そうじゃのう。それにもし帰れたとしても、存在していない人だから色々大変じゃのう」
笑いならが返答された言葉に、苛立ちを抑えられなかった。
「笑い事じゃない!国籍不明、資産無し、仕事無しじゃ、どうしようにもならないじゃないか!」
髭を弄りながら笑って言ってきた。
「そうじゃのう」
「あーもう!こっちの世界はどうなのよ!」
「それなんじゃがのう、お主には、二つしか選択肢がないのじゃよ。空間の歪みが酷くてのう。元の世界や他の世界に、転生が不可能になってしまっているんじゃ。一つ目が、生まれ変わってこの世界で転生するか。二つ目が、そのままの人格その姿で転生するしかないのう。ちなみに儂のおすすめは、二つ目じゃのう」
「なぜです?」
「この世界なのじゃが、お主の記憶からこの世界と想像できると思うのが、弱肉強食で、中世あたりの多種族がおるお主らの言う、ファンタジーというところかのう」
「なるほどだからおすすめが、二つ目なのか」
「お主、記憶が読めることを驚かんのう。反応が無くてつまらんのう」
「まあ話していてなんとなく、予想できていたし。大体の転生もので、記憶、思考が読まれると相場が決まっているものでね」
「お主らの世界では、なかなか面白い考える者がいるものじゃのう。まあ、お主が考えたと通り一つ目は、赤子の生存率が低いことじゃな。大都市に生まれれば別じゃが、村や町だと生存率は4割から3割、その町や村すら滅びることもあるからじゃのう」
そんな世界だと、このままでもすぐ死にそうだわ。
本当に嫌になる。
「まあ慌てなさんな。お主が、こちらに来た時にやっていたものがあるじゃろう」
「ああ、VRゲームで、ダンジョンマスターになるやつだろ」
「そうそうそれじゃ。それに、なれないこともないのじゃよ。他にもダンジョンマスターと呼ばれる者もおるし。そのゲームとやらに、この世界が似ているから、この世界に来たともいえるかもしれんのう。」
「それじゃあ生存率高いのは、どっちだ?」
「さあ?未来までは分からんのう。ここに来ている時点で、運は良さそうじゃないからのう、全てお主次第じゃな。」
運悪いのは分かりきってるけど、今更言われたくない。しかし、どっちかというとなると悩むな。
とりあえず考えよう、そのまま世界に放り出された場合、町か村無いと終わるな・・・
あったとしてもお金が無い・・・
まあ爺さんに貰えたとしても言葉が・・・
これも爺さんに何とかしてもらえても、仕事もあるかも分からない・・・
異世界でほぼなる冒険者?
生存率上げるには、爺さん頼り以外無いじゃん。
モンスターを倒せと?無理無理無理。
人を、殴ったことすらないのに、殺し合いなんてできるわけないだろう。
という事で、決まりましたというかこれしかない。
「ダンジョンマスターでお願いします。後、何か下さい。正直爺さんに頼ってばかりで、申し訳ないのですが、切実にお願いします。」
これが異世界初の、土下座交渉だった。
「これこれ、土下座を止めなされ。言われずとも、何も渡さず世界に放り込むことなどせんよ。いきなりこの世界に飛ばされて、何もない状態で暮らせと言われても、厳しい世界じゃしのう」
爺さん、本当にありがとう。あなたは、俺の神様だよ。
「お主はこの世界で、ダンジョンマスターとして生きていくという事で、いいのじゃな?」
「ああ、それでたのむ。」
「ダンジョンのコアというのが、向こうに行ったらおる。それがお主のパートナーじゃ。向こうで、色々と聞くとよかろう。そしてこれが、お主に必要だと思う物じゃ。向こうに行ってから、開けて使うとよい。そろそろ、お主を留めて置ける、限界がきてしもうたか。」
気づいたら、手先の色が薄くなってきていて、体の周りが光ってきた。
「何故だか分らぬが、強力なものが全く与えられなかった。これが、儂の与えられる、限界じゃった。それでも、お主の役には立つと思う。日ノ見 本和よ達者で暮らせよ」
「爺さん、あり・・・」
全部を言い切る前に、異世界へと旅に立った。
「久々に、良い青年と出会えたのう。あの者にとって、この世界が良いものとなればいいのう。」
過去の移転者に、ろくな奴がこないと聞いていた。
思っていたのと違って久しぶりに話をしていて、楽しかったのだった。
そんな青年が、この世界に降り立ちどういう未来を創っていくのかを、笑顔で髭を弄りつつ、思いに耽った。
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