103 / 103
攻防
取り戻した日常
しおりを挟む
破壊神の脅威が去ったと女神様により、眠りの中でアナウンスがあった翌日は、何処も彼処も一日中お祭り騒ぎだった。各国で、聖剣保持者を讃える祝賀パレードも催された。わたしたちは逃げ切ったけど、他の人たちは、ねぇ。夜会がなかっただけマシだと思うしかないよね。それに伴って、皇帝陛下はこの日を《平和の日》と定め、この地が発展しているか、滞っていないかを振り返り、更なる発展を話し合い、この地の安寧を祈念する日とした。
5人の聖剣保持者は、女神様から褒美として、《称号:破壊神を追いだした者》と《特殊スキル:マイハウス》を授かった。この《称号:破壊神を追いだした者》は、アンデッドに触れてもアンデッド化しないという超便利機能がついている。そして、《特殊スキル:マイハウス》は、その名の通り、「マイハウス」と唱えることで亜空間にある自分の家に入ることが出来る。特殊スキル持ちの身体に触れていれば、ご招待も可能だ。ジャイとシアンにご招待してもらったところ、どちらも同じ間取りで、島のコテージと同じような造りだった。
真似したなぁ、女神様め。
わたしたちには・・・・・・。
女神様、これは嫌がらせか何かですか?
わたしには《称号:聖女》と《特殊スキル:通信》、ガルとりーぱぱとざらぱぱには《称号:聖女の守護者》と《特殊スキル:通信》が授けられた。《称号:聖女》はアンデッド化しない超便利機能の他に天候や地形などを操る能力が、《称号:聖女の守護者》はアンデッド化しない超便利機能の他に聖女の危機を察知し、瞬時に聖女のもとに転移出来る能力がついている。ガルたちはともかく、わたしの能力ヤバすぎるでしょ?こんなの知られたら、いいように使われるに決まってる。お蔵入りだよ、お蔵入り。アンデッド化しないのは嬉しいけど、ホント、要らない!《特殊スキル:通信》はもっと要らない。何時でも何処でも女神様とお話しできる機能だって。はっきり言おう。迷惑以外の何ものでもないよね!どんな罰ゲーム!これなら島を拡大してくれた方がよっぽど嬉しかった。ガルもりーぱぱもざらぱぱも微妙な顔してる。なんなら「マイハウスがよかったな」「そうですね」とか言ってるし。ホント、その通り。それが聞こえたのか、後日、りーぱぱとざらぱぱには女神様から追加で《特殊スキル:マイハウス》が贈られた。島も森の部分が拡大されて、配置できる魔獣の種類も増えていた。これには、ざらぱぱが喜んだよねぇ。《特殊スキル:通信》、意外と便利かも?
さて、破壊神を追いだしたとはいえ、その爪痕は小さくない。巨人の国は復興に大忙しだし、その他の国も破壊神の置き土産にやられた森や街や村の再生に尽力している。故にりーぱぱもざらぱぱもほとんど帰ってこない。そんな中、わたしとガルはいつもの日常を取り戻していた。
「シャナ。リールとザラムに飯を届けに行くんだろ?」
「うん。準備万端だよ」
昨日、ざらぱぱから「シャナのご飯がなくなった」と悲壮感漂う声で念話が届いた。今ではタルに限らず何処でも美味しいご飯が食べれらるけど、りーぱぱとざらぱぱは、わたしのご飯でないと満足できないと言う。なんとなく、満たされないのだとか。魔力含有率の高い素材を使うわたしのご飯は、体力や魔力の回復がいいだけでなく、体調が全然変わるらしい。外でご飯をほとんど食べたことがないわたしにはよく分からない感覚だ。
「りーぱぱ、いる?」
冒険者ギルドに顔を出すと今ではもうすっかり顔なじみとなった職員や冒険者たちから声をかけられる。
「ギルマスに会いに来たのか?」
「うん」
「ヴァルハラの大戦じゃ、大活躍だったって?」
「そうなの!わたし、頑張ったんだよ!聖水、かけまくったんだから♪!」
「そうかそうか。将来有望だな。ガハハハハハ」
ヴァルハラの大戦とは、破壊神を追いだしたあの戦いのことだ。わたしがガルにくっついて戦場に居たことは知られている。だから、誰かに何か言われても、詳細には一切触れずに少し大袈裟なくらいに頑張ったアピールをするようにとりーぱぱから指示があった。謙遜すれば、痛くもない腹を探られかねないからと。実際にその通りで、今みたいに自慢すればするほど微笑ましい子供の戯れ言になっていく。
「シャナ。今日はどうしましたか?」
「あっ!りーぱぱ。ご飯持ってきたよ」
「ちょうどなくなりそうでしたから、助かります」
「ざらぱぱからお願いされたの。今からガルと行くんだ」
「まだ、暫くは帰れそうもありませんからねぇ。ハァ」
さすがのりーぱぱもお疲れ気味だ。
「そう言えば、リール、あの件はどうなってる?」
「そちらは、抜かりなく。もう少し落ち着いたら、早めに探しましょう」
「そうだな。ザラムにも伝えておく」
「何の話?」
また、わたしは蚊帳の外のようだ。
「あなたの入学のことですよ」
そうか。あと1年ちょっとでわたしも学園に通うことになる。竜人とその番は一緒に入学出来るのだが、わたしの場合はちょっと特殊だったりする。ガルはもう卒業してるからね。この年でもう一度入学は出来ない。
「そんなところだな」
「その準備です」
「早いなぁ。シャナちゃんももう学園に入る年なのか」
受付のお兄さんが感慨深げに話に入ってきた。
「あんなにちびっ子だったのにな」
「俺たちも年をとるわけだよな」
「よくギルマスに叱られてたよねぇ。懐かしい」
「最近はなくなったけど、あの冷気には私たちも肝が冷えたわ」
ここに居る人たちは殆どわたしの幼年期から知っている人たちばかりだ。近所のおじさんおばさんと一緒。つまり、わたしの表に出せるやらかしやりーぱぱに叱られている場面もよく知っている。ガルはわたしを叱れない。ざらぱぱはわたしと一緒になってやらかしてくれる。りーぱぱは、わたしとざらぱぱを纏めて冷たく凍えそうな勢いで叱るのだ。時々、冒険者のお兄さんやお姉さんも一緒に叱られてくれる。
「へへへ。そんなこともあったねぇ」
「本当に反省してるのかしてないのか。いまだにやらかすよな?」
「ちょっとは減ってきたよ」
「ほらほら、ザラムのところに行くんじゃなかったのですか?」
「そうだった。りーぱぱ、早めに帰ってきてね?」
そんなほのぼのとした雰囲気に見送られて、わたしとガルはざらぱぱにご飯を届けに行った。そして、衛兵のみんなからも同じような感想をいただいたのだった。
5人の聖剣保持者は、女神様から褒美として、《称号:破壊神を追いだした者》と《特殊スキル:マイハウス》を授かった。この《称号:破壊神を追いだした者》は、アンデッドに触れてもアンデッド化しないという超便利機能がついている。そして、《特殊スキル:マイハウス》は、その名の通り、「マイハウス」と唱えることで亜空間にある自分の家に入ることが出来る。特殊スキル持ちの身体に触れていれば、ご招待も可能だ。ジャイとシアンにご招待してもらったところ、どちらも同じ間取りで、島のコテージと同じような造りだった。
真似したなぁ、女神様め。
わたしたちには・・・・・・。
女神様、これは嫌がらせか何かですか?
わたしには《称号:聖女》と《特殊スキル:通信》、ガルとりーぱぱとざらぱぱには《称号:聖女の守護者》と《特殊スキル:通信》が授けられた。《称号:聖女》はアンデッド化しない超便利機能の他に天候や地形などを操る能力が、《称号:聖女の守護者》はアンデッド化しない超便利機能の他に聖女の危機を察知し、瞬時に聖女のもとに転移出来る能力がついている。ガルたちはともかく、わたしの能力ヤバすぎるでしょ?こんなの知られたら、いいように使われるに決まってる。お蔵入りだよ、お蔵入り。アンデッド化しないのは嬉しいけど、ホント、要らない!《特殊スキル:通信》はもっと要らない。何時でも何処でも女神様とお話しできる機能だって。はっきり言おう。迷惑以外の何ものでもないよね!どんな罰ゲーム!これなら島を拡大してくれた方がよっぽど嬉しかった。ガルもりーぱぱもざらぱぱも微妙な顔してる。なんなら「マイハウスがよかったな」「そうですね」とか言ってるし。ホント、その通り。それが聞こえたのか、後日、りーぱぱとざらぱぱには女神様から追加で《特殊スキル:マイハウス》が贈られた。島も森の部分が拡大されて、配置できる魔獣の種類も増えていた。これには、ざらぱぱが喜んだよねぇ。《特殊スキル:通信》、意外と便利かも?
さて、破壊神を追いだしたとはいえ、その爪痕は小さくない。巨人の国は復興に大忙しだし、その他の国も破壊神の置き土産にやられた森や街や村の再生に尽力している。故にりーぱぱもざらぱぱもほとんど帰ってこない。そんな中、わたしとガルはいつもの日常を取り戻していた。
「シャナ。リールとザラムに飯を届けに行くんだろ?」
「うん。準備万端だよ」
昨日、ざらぱぱから「シャナのご飯がなくなった」と悲壮感漂う声で念話が届いた。今ではタルに限らず何処でも美味しいご飯が食べれらるけど、りーぱぱとざらぱぱは、わたしのご飯でないと満足できないと言う。なんとなく、満たされないのだとか。魔力含有率の高い素材を使うわたしのご飯は、体力や魔力の回復がいいだけでなく、体調が全然変わるらしい。外でご飯をほとんど食べたことがないわたしにはよく分からない感覚だ。
「りーぱぱ、いる?」
冒険者ギルドに顔を出すと今ではもうすっかり顔なじみとなった職員や冒険者たちから声をかけられる。
「ギルマスに会いに来たのか?」
「うん」
「ヴァルハラの大戦じゃ、大活躍だったって?」
「そうなの!わたし、頑張ったんだよ!聖水、かけまくったんだから♪!」
「そうかそうか。将来有望だな。ガハハハハハ」
ヴァルハラの大戦とは、破壊神を追いだしたあの戦いのことだ。わたしがガルにくっついて戦場に居たことは知られている。だから、誰かに何か言われても、詳細には一切触れずに少し大袈裟なくらいに頑張ったアピールをするようにとりーぱぱから指示があった。謙遜すれば、痛くもない腹を探られかねないからと。実際にその通りで、今みたいに自慢すればするほど微笑ましい子供の戯れ言になっていく。
「シャナ。今日はどうしましたか?」
「あっ!りーぱぱ。ご飯持ってきたよ」
「ちょうどなくなりそうでしたから、助かります」
「ざらぱぱからお願いされたの。今からガルと行くんだ」
「まだ、暫くは帰れそうもありませんからねぇ。ハァ」
さすがのりーぱぱもお疲れ気味だ。
「そう言えば、リール、あの件はどうなってる?」
「そちらは、抜かりなく。もう少し落ち着いたら、早めに探しましょう」
「そうだな。ザラムにも伝えておく」
「何の話?」
また、わたしは蚊帳の外のようだ。
「あなたの入学のことですよ」
そうか。あと1年ちょっとでわたしも学園に通うことになる。竜人とその番は一緒に入学出来るのだが、わたしの場合はちょっと特殊だったりする。ガルはもう卒業してるからね。この年でもう一度入学は出来ない。
「そんなところだな」
「その準備です」
「早いなぁ。シャナちゃんももう学園に入る年なのか」
受付のお兄さんが感慨深げに話に入ってきた。
「あんなにちびっ子だったのにな」
「俺たちも年をとるわけだよな」
「よくギルマスに叱られてたよねぇ。懐かしい」
「最近はなくなったけど、あの冷気には私たちも肝が冷えたわ」
ここに居る人たちは殆どわたしの幼年期から知っている人たちばかりだ。近所のおじさんおばさんと一緒。つまり、わたしの表に出せるやらかしやりーぱぱに叱られている場面もよく知っている。ガルはわたしを叱れない。ざらぱぱはわたしと一緒になってやらかしてくれる。りーぱぱは、わたしとざらぱぱを纏めて冷たく凍えそうな勢いで叱るのだ。時々、冒険者のお兄さんやお姉さんも一緒に叱られてくれる。
「へへへ。そんなこともあったねぇ」
「本当に反省してるのかしてないのか。いまだにやらかすよな?」
「ちょっとは減ってきたよ」
「ほらほら、ザラムのところに行くんじゃなかったのですか?」
「そうだった。りーぱぱ、早めに帰ってきてね?」
そんなほのぼのとした雰囲気に見送られて、わたしとガルはざらぱぱにご飯を届けに行った。そして、衛兵のみんなからも同じような感想をいただいたのだった。
70
お気に入りに追加
801
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説

ハイエルフの幼女は異世界をまったりと過ごしていく ~それを助ける過保護な転移者~
まぁ
ファンタジー
事故で亡くなった日本人、黒野大河はクロノとして異世界転移するはめに。
よし、神様からチートの力をもらって、無双だ!!!
ではなく、神様の世界で厳しい修行の末に力を手に入れやっとのことで異世界転移。
目的もない異世界生活だがすぐにハイエルフの幼女とであう。
なぜか、その子が気になり世話をすることに。
神様と修行した力でこっそり無双、もらった力で快適生活を。
邪神あり勇者あり冒険者あり迷宮もありの世界を幼女とポチ(犬?)で駆け抜けます。
PS
2/12 1章を書き上げました。あとは手直しをして終わりです。
とりあえず、この1章でメインストーリーはほぼ8割終わる予定です。
伸ばそうと思えば、5割程度終了といったとこでしょうか。
2章からはまったりと?、自由に異世界を生活していきます。
以前書いたことのある話で戦闘が面白かったと感想をもらいましたので、
1章最後は戦闘を長めに書いてみました。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
神様がチートをくれたんだが、いやこれは流石にチートすぎんだろ...
自称猫好き
ファンタジー
幼い頃に両親を無くし、ショックで引きこもっていた俺、井上亮太は高校生になり覚悟をきめやり直そう!!そう思った矢先足元に魔法陣が「えっ、、、なにこれ」
意識がなくなり目覚めたら神様が土下座していた「すまんのぉー、少々不具合が起きてのぉ、其方を召喚させてしもたわい」
「大丈夫ですから頭を上げて下さい」 「じゃがのぅ、其方大事な両親も本当は私のせいで死んでしもうてのぉー、本当にすまない事をした。ゆるしてはくれぬだろうがぁ」「そんなのすぎた事です。それに今更どうにもなりませんし、頭を上げて下さい」
「なんて良い子なんじゃ。其方の両親の件も合わせて何か欲しいものとかは、あるかい?」欲しいものとかねぇ~。「いえ大丈夫ですよ。これを期に今からやり直そうと思います。頑張ります!」そして召喚されたらチートのなかのチートな能力が「いや、これはおかしいだろぉよ...」
初めて書きます!作者です。自分は、語学が苦手でところどころ変になってたりするかもしれないですけどそのときは教えてくれたら嬉しいです!アドバイスもどんどん下さい。気分しだいの更新ですが優しく見守ってください。これから頑張ります!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない
紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。
完結済み。全19話。
毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。

数多の想いを乗せて、運命の輪は廻る
紅子
恋愛
愛する者を失った咲李亜は、50歳にして異世界へ転移させられた。寝耳に水だ。しかも、転移した先の家で、訪ねてくる者を待て、との伝言付き。いったい、いつになったら来るんですか?
旅に出ようにも、家の外には見たこともないような生き物がうじゃうじゃいる。無理無理。ここから出たら死んじゃうよ。
一緒に召喚されたらしい女の子とは、別ルートってどうしたらいいの?
これは、齢50の女が、異世界へ転移したら若返り、番とラブラブになるまでのお話。
16話完結済み 毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付きで書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる