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現実でした
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ん~、朝かぁ。仕事だぁ。・・・・。もう少しだけ・・・・。あ~、いい匂いがする。お隣さん、今日は野菜スープかぁ。いつも味噌汁なのに珍しいな。そろそろ起きないと遅刻かなぁ。何時だろ?
アラームはまだ鳴っていない。私は目を閉じたままいつもの場所に手をモゾモゾと動かした。
あれ?どこ?
手に触れるのはさらさらとしたシーツの感触だけ。
「ッ!!!」
私はガバッと起き上がると辺りを見回した。目に入ったのは、天蓋から下がる紗のカーテン。ヒラヒラと私のいるベッドの周りを覆っている。私の部屋にベッドはない。このベッドは無駄に大きくて私なら10人は眠れるだろう。
「あっ・・・・」
昨日のことがフラッシュバックする。夢でも撮影でもなかったらしい。胸がぎゅっと苦しくなる。それを誤魔化すために片手で顔を覆おうとして、目に入った手は・・・・。
「は?」
まじまじと自分の手を見た。小さい。ふくふくと美味しそうだ。2歳になったばかりの甥の手を彷彿とさせる。そっと下を向くとパジャマを着た自分の身体が見えた。その中身は・・・・邪魔だった胸はなくなり、ぽこんとしたお腹が見える。
うそうそうそうそ!!!かかか、かがみ!鏡!
慌てて、でもそっと天蓋の隙間から誰もいないことを確認するとキョロキョロと視線だけで鏡を探した。
あった!ドレッサーが部屋の隅にある。ぴょんとベッドを降りて急いでドレッサーの椅子によじ登った。そこに映ったのは・・・・姪にそっくりな女の子だった。あの子は私に似てたんだなぁ。今、4歳だっけ。茫然とする私の耳に扉の外から男の人の声が聞こえた。
「そろそろ起きたんじゃない?」
「一度様子を見に行くか」
「そうしよう」
この部屋に来るのかな?隠れなきゃ!
私はベッドに戻ろうと慌てて天蓋の紗をめくった。降りるときにぴょんと飛び降りたベッドは、およそ4歳児には高すぎた。シーツを掴み足をベッドに掛けてはみるものの全然登れない。ずり落ちてくるシーツと格闘しアワアワしている間にひょいっと後ろから抱き上げられた。
「何してるんだ?」
「!!!ヒ、ヒィィィぅ!」
見つかって捕まってしまった恐怖に反射的に身体を丸めて硬くする。心臓がバクバクと痛いほど速くなり息ができない。
「アール、怖がらせちゃダメだよ」
「なんかジタバタしてたから怪我する前に抱き上げただけだが?」
後ろから抱き上げた私をくるっと反転させて片腕に座らせながら言い訳めいたことを言っている声には聞き覚えがある。
昨日の人?
そう認識しただけで、身体の強ばりが解けてフゥ~と呼吸が出来るようになった。でも、まだ声はでないし、顔は上げられない。必然的に私の視界に映るのは、声の主の服なのだが、服を着ていても分かるほど鍛え上げられている。固そうだなぁとどうでもいいことを考えていると頭の上から声が降ってきた。
「ベッドに戻りたいのか?」
私の行動から推測したのだろう。でも、もうその必要はない。なぜなら、隠れようとした相手に既に捕まってしまっているから。だから、フルフルと首を横に振った。ここから降ろしてはほしいけど・・・・。
「お腹すいたでしょう?昨日は何も食べずに寝ちゃったし」
もう一人。私の髪を鋤くように頭を撫でるこの人の声も手も私には心地よく感じられた。
「僕はライ。朝御飯を食べてからお話ししよう?」
「そうだな。俺はアールだ。何と呼べばいい?」
「・・・・ヒカ」
私は迷った末に名前の一部を呼び名として告げることにした。さすがに本名を名乗るほど信用してはいない。
「かわいい名前だね」
「ヒカ、着替えて隣の部屋に来れるか?」
「着替えはこれね?」
床におろされた私は二人が部屋から出ていくのを待って、用意してくれた服に溜め息を吐いた。ピアノの発表会で着るようなドレスを普段着にするなんて。パンツはカボチャパンツだし。姪なら目を輝かせて喜んだであろうこの服も、中身が二十歳を越えた私だとちょっときつい。私の荷物は何処にいったのか?服は?そして、パジャマに着替えさせたのは誰なのか?・・・・そこは触れない方がいい気がする。・・私は幼女。これは私の心の平安を保つための魔法の言葉。諦めてそのドレスに着替えた私は、隣の部屋へと続く扉を背伸びをしてなんとか開けた。
「ちょうどいいな」
「アール・・・・。ヒカ、よく似合ってるよ」
どちらの言葉も今の私には反応に困るものだった。ぴったりなサイズの理由も聞けないし、違和感しかないこのドレスで誉められるのも微妙だ。
「さあ、食べよう」
俯いたままの私をライが椅子に座らせてくれた。そっと視線だけでテーブルを見ると美味しそうな、見慣れた朝御飯が並んでいる。ほかほかの野菜スープ、香ばしそうなベーコンエッグ、しゃきしゃきのサラダ、ふかふかなパン。それに、オレンジジュース
グゥ~・・・・。
さっきまでは全然空腹なんて感じていなかったけど、久しぶりのまともな食事にお腹かがなった。ヨダレが・・・・。自分の危機感の薄さにがっかりだ。
「クス。どうぞ、召し上がれ」
「い、いただきます」
私はお腹が空いていたこともあり、食べることに集中した。オレンジジュースは絞りたてだし、パンは仄かに小麦の薫りがする。サラダもしっかりと野菜の味がするし、ドレッシングはさっぱりとしている。カリカリのベーコンと塩コショウの効いた目玉焼き。野菜スープは温かくてホッとする。もう無心に食べた。美味しい。この一言に尽きる。
「ごちそうさまでした」
お腹も一杯になり、美味しいごはんに頬が緩む。
「そんなに美味しそうに食べてもらえると作った甲斐があったよ」
「初めて笑ったな、ヒカ」
嬉しそうな優しい声と大きな手が代わる代わる私の頭を撫でた。着替えをもらい、ごはんも食べさせてもらったのにいつまでも俯いたままなのは失礼だ。お礼を言おうとこの時初めて顔をあげて私は二人の顔をはっきりと見たのだが・・・・。
アラームはまだ鳴っていない。私は目を閉じたままいつもの場所に手をモゾモゾと動かした。
あれ?どこ?
手に触れるのはさらさらとしたシーツの感触だけ。
「ッ!!!」
私はガバッと起き上がると辺りを見回した。目に入ったのは、天蓋から下がる紗のカーテン。ヒラヒラと私のいるベッドの周りを覆っている。私の部屋にベッドはない。このベッドは無駄に大きくて私なら10人は眠れるだろう。
「あっ・・・・」
昨日のことがフラッシュバックする。夢でも撮影でもなかったらしい。胸がぎゅっと苦しくなる。それを誤魔化すために片手で顔を覆おうとして、目に入った手は・・・・。
「は?」
まじまじと自分の手を見た。小さい。ふくふくと美味しそうだ。2歳になったばかりの甥の手を彷彿とさせる。そっと下を向くとパジャマを着た自分の身体が見えた。その中身は・・・・邪魔だった胸はなくなり、ぽこんとしたお腹が見える。
うそうそうそうそ!!!かかか、かがみ!鏡!
慌てて、でもそっと天蓋の隙間から誰もいないことを確認するとキョロキョロと視線だけで鏡を探した。
あった!ドレッサーが部屋の隅にある。ぴょんとベッドを降りて急いでドレッサーの椅子によじ登った。そこに映ったのは・・・・姪にそっくりな女の子だった。あの子は私に似てたんだなぁ。今、4歳だっけ。茫然とする私の耳に扉の外から男の人の声が聞こえた。
「そろそろ起きたんじゃない?」
「一度様子を見に行くか」
「そうしよう」
この部屋に来るのかな?隠れなきゃ!
私はベッドに戻ろうと慌てて天蓋の紗をめくった。降りるときにぴょんと飛び降りたベッドは、およそ4歳児には高すぎた。シーツを掴み足をベッドに掛けてはみるものの全然登れない。ずり落ちてくるシーツと格闘しアワアワしている間にひょいっと後ろから抱き上げられた。
「何してるんだ?」
「!!!ヒ、ヒィィィぅ!」
見つかって捕まってしまった恐怖に反射的に身体を丸めて硬くする。心臓がバクバクと痛いほど速くなり息ができない。
「アール、怖がらせちゃダメだよ」
「なんかジタバタしてたから怪我する前に抱き上げただけだが?」
後ろから抱き上げた私をくるっと反転させて片腕に座らせながら言い訳めいたことを言っている声には聞き覚えがある。
昨日の人?
そう認識しただけで、身体の強ばりが解けてフゥ~と呼吸が出来るようになった。でも、まだ声はでないし、顔は上げられない。必然的に私の視界に映るのは、声の主の服なのだが、服を着ていても分かるほど鍛え上げられている。固そうだなぁとどうでもいいことを考えていると頭の上から声が降ってきた。
「ベッドに戻りたいのか?」
私の行動から推測したのだろう。でも、もうその必要はない。なぜなら、隠れようとした相手に既に捕まってしまっているから。だから、フルフルと首を横に振った。ここから降ろしてはほしいけど・・・・。
「お腹すいたでしょう?昨日は何も食べずに寝ちゃったし」
もう一人。私の髪を鋤くように頭を撫でるこの人の声も手も私には心地よく感じられた。
「僕はライ。朝御飯を食べてからお話ししよう?」
「そうだな。俺はアールだ。何と呼べばいい?」
「・・・・ヒカ」
私は迷った末に名前の一部を呼び名として告げることにした。さすがに本名を名乗るほど信用してはいない。
「かわいい名前だね」
「ヒカ、着替えて隣の部屋に来れるか?」
「着替えはこれね?」
床におろされた私は二人が部屋から出ていくのを待って、用意してくれた服に溜め息を吐いた。ピアノの発表会で着るようなドレスを普段着にするなんて。パンツはカボチャパンツだし。姪なら目を輝かせて喜んだであろうこの服も、中身が二十歳を越えた私だとちょっときつい。私の荷物は何処にいったのか?服は?そして、パジャマに着替えさせたのは誰なのか?・・・・そこは触れない方がいい気がする。・・私は幼女。これは私の心の平安を保つための魔法の言葉。諦めてそのドレスに着替えた私は、隣の部屋へと続く扉を背伸びをしてなんとか開けた。
「ちょうどいいな」
「アール・・・・。ヒカ、よく似合ってるよ」
どちらの言葉も今の私には反応に困るものだった。ぴったりなサイズの理由も聞けないし、違和感しかないこのドレスで誉められるのも微妙だ。
「さあ、食べよう」
俯いたままの私をライが椅子に座らせてくれた。そっと視線だけでテーブルを見ると美味しそうな、見慣れた朝御飯が並んでいる。ほかほかの野菜スープ、香ばしそうなベーコンエッグ、しゃきしゃきのサラダ、ふかふかなパン。それに、オレンジジュース
グゥ~・・・・。
さっきまでは全然空腹なんて感じていなかったけど、久しぶりのまともな食事にお腹かがなった。ヨダレが・・・・。自分の危機感の薄さにがっかりだ。
「クス。どうぞ、召し上がれ」
「い、いただきます」
私はお腹が空いていたこともあり、食べることに集中した。オレンジジュースは絞りたてだし、パンは仄かに小麦の薫りがする。サラダもしっかりと野菜の味がするし、ドレッシングはさっぱりとしている。カリカリのベーコンと塩コショウの効いた目玉焼き。野菜スープは温かくてホッとする。もう無心に食べた。美味しい。この一言に尽きる。
「ごちそうさまでした」
お腹も一杯になり、美味しいごはんに頬が緩む。
「そんなに美味しそうに食べてもらえると作った甲斐があったよ」
「初めて笑ったな、ヒカ」
嬉しそうな優しい声と大きな手が代わる代わる私の頭を撫でた。着替えをもらい、ごはんも食べさせてもらったのにいつまでも俯いたままなのは失礼だ。お礼を言おうとこの時初めて顔をあげて私は二人の顔をはっきりと見たのだが・・・・。
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