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7話 連絡先
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「連絡先教えてください!」
琉生は瞬に自分のスマホを差し出した。補習終了後に全速力で図書室に向かい、バンッと勢いよく扉を開け、瞬のもとへ走った。そのため瞬は少し怯えていた。
「どうしたの?こんなに慌てて。びっくりした・・・。」
「うわ!怖かったよな。ごめんな急に来て。瞬の連絡先毎回聞くの忘れちまって。」
「そうだ!僕も聞こうと思ってた!しばらく休んじゃってたからね。琉生くんの連絡先、ください。」
瞬も琉生にスマホを差し出した。お互いに連絡先を聞くつもりでいたが、なかなか都合が合わず、一週間ほどたってしまっていた。
『よろしくお願いします。』
『こちらこそよろしくお願いします。』
連絡先を交換し終え、二人はその場でやり取りをしていた。
『今日も一緒に帰るか?』
『うん!一緒に帰りたいな。』
そうして、帰り支度を始めた。帰り道もやり取りは続いた。
『体調はどうだ?』
『もう大丈夫だよ。ありがとう。』
『そうか。よかった。』
「うわっ!」
「瞬?どした?」
瞬の声が静かな廊下に響いた。
「ううん。大丈夫。スマホ見ながら歩いてたからちょっとつまずいちゃった、」
「危ないな。気をつけろよ。てか俺らそばにいるからメールで会話する必要なくね?」
「たしかに。」
笑いながらスマホを鞄にしまい、再び歩き出した。
琉生は瞬に自分のスマホを差し出した。補習終了後に全速力で図書室に向かい、バンッと勢いよく扉を開け、瞬のもとへ走った。そのため瞬は少し怯えていた。
「どうしたの?こんなに慌てて。びっくりした・・・。」
「うわ!怖かったよな。ごめんな急に来て。瞬の連絡先毎回聞くの忘れちまって。」
「そうだ!僕も聞こうと思ってた!しばらく休んじゃってたからね。琉生くんの連絡先、ください。」
瞬も琉生にスマホを差し出した。お互いに連絡先を聞くつもりでいたが、なかなか都合が合わず、一週間ほどたってしまっていた。
『よろしくお願いします。』
『こちらこそよろしくお願いします。』
連絡先を交換し終え、二人はその場でやり取りをしていた。
『今日も一緒に帰るか?』
『うん!一緒に帰りたいな。』
そうして、帰り支度を始めた。帰り道もやり取りは続いた。
『体調はどうだ?』
『もう大丈夫だよ。ありがとう。』
『そうか。よかった。』
「うわっ!」
「瞬?どした?」
瞬の声が静かな廊下に響いた。
「ううん。大丈夫。スマホ見ながら歩いてたからちょっとつまずいちゃった、」
「危ないな。気をつけろよ。てか俺らそばにいるからメールで会話する必要なくね?」
「たしかに。」
笑いながらスマホを鞄にしまい、再び歩き出した。
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