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第二章
第二章 モズニエ-17
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ドナーが自分から話す事は、勉強であったり何かうっかり悪いことをしてしまった時の注意だったりで、かはりが話し過ぎるのもあったが滅多に無駄な話をする事はなかった。
多くの事を話さなくても、その一言ずつの言葉選びはどれも丁寧なのが分かる。
頼れるみんなのヒーローはそういうものなのかもしれないが、それだけはどうにも唯一ぐらいな不満だった。
もう少し、知識とか漢字よりも先生自身の事を教えてくれてもいいんじゃないかと思う。
だからかはりは勉強にかこつけてでもドナーの話に耳を傾けたかったし、もっと仲良くなりたくて仕方がなかった。
先生の事を知りたかった。
「だからね、コバのこともそうだしさ。あの道のこともそうだし。それっていつの話?」
『…困らせてしまったね。』
表情は分からない、まだカバンの中にいる。
少し寂しそうな声に聞こえた、その声の雰囲気をピッタリと表せる言葉はかはりの辞書の中にはどこにも無かった。
「先生、別に困ってないよ。」
『この事については後でちゃんと対応する。コバさんに伝えてくれるかな、今晩も向かうって。』
煙に巻かれている、大人は優しく誤魔化す時そう言う、病院で飽きるほど聞いたもやもやとしたぼかしだ。
わかった、まあいいや、よかったと言える気分にはならない。
自分はそんなに頼りないだろうか。
「……ねえ、コバじゃなくてさ。わたしじゃだめなの?」
『コバさん、じゃなくて?』
「そう、わたしダメかもだけど。多分コバよりたくさん走れたりとか、出来ることもあるよ。だからさ。」
かはりは子供だ、ドナーは年齢は知らないけど子供じゃないなら大人だろう、コバは大学生で同じ学生だけど大人だ。
コバよりメンタルは強いかもしれない、人と話すことや打ち解けることも人よりおそらく得意、あとは根拠が無くても手放さない自信だ。
『ありがとう。その気持ちだけで嬉しいよ。優しいね。』
「ううん、そうじゃなくて。いや、そうかもなんだけど……。」
違う、そうじゃないんだ、今欲しい言葉じゃない。
どうしてはぐらかすんだろう、なんで教えてくれないんだろう。
自分が他の人より出来ないことが多いのは分かってる、それでも困ったことになったなら手伝いたいと思うのはそんないけないことなんだろうか。
『大人には大人の問題があるんだ、それはちょっと説明しきれない。まだ教えられるほど全てを分かってないんだ。一通りわかったら話すね。』
先生にすら分からない事を自分がわかるはずもない事は分かる、わからないのがわかる。
応用問題だけ奇跡的に解けるとか言う事はなくて、多分すぐに眠くなるけどその事実がちょっとイラっともする。
「そっか。わかった。返信返しとくね。」
『ありがとう。あまりこちらのことは気にしなくていいから、今日の学校の話でもしようか。』
なによりも気になるよ、と言いかけて飲み込んだ。
それがなんなのかはわからないけど、それを聞きだすには多分自分がまだまだ子供なのだろう。
高校一年生は大人ではない、フィクションなら特別な力を持つカッコいいのがこれぐらいの年頃だったり、働いている友だちもいる、それでもどうしようなく子供だった。
子供に出来ることなんて、わがままを言うか学ぶことぐらいなものだ。
嫌いだから教えてくれないのかと聞くこともできるけど、そんなことをしたら好きだと言われる自信があって、それでも教えてくれないだろうとも思った。
好きというのは難しい、嫌いの方がよっぽど楽なのに、好きだから嫌われたくないと思ってしまう。
話したくないことを無理やり聞き出そうとするのは良くない事だというのも気持ちとは別に分かっているので、かはりは何も言えなくなる。
悔しい、足りない、だけどどうしようもない。
大人と子供の差を埋められない。
かはりは先生とコバの間には、スマホ以外で入れない。
「そうだね、今日は……。」
結局モヤモヤしたまま、家に着いた。
カバンの中のスマホを手に取った。
通知にたいしたものはない、手遊びにインスタを揺らしたけど特別気になることもなかった。
コバに返信を返す、ドナーはスマートフォンをうまく扱えないから文字打ちは自分がする。
先生に言われたままの言葉だ、そこにわたしはいない。
『今晩も』と打ち込んだ、隠す気がない、流石に簡単な話でドナーは夜に出歩いて、コバに会うつもりだ。
昼間にも会えるのにどうして夜に行くのか、夜は暗くて怖いのに、昼間に行けばかはりはドナーを隠してあげられるのに。
何もできないままなのは嫌だった。
学生としての一日が終わる、そして夜はやってくる。
夜10時ぐらい、いつもの就寝時刻。
引き止めることはできない、そこに約束がある事をかはりは知っていた。
見せかけだけでもベッドに潜ると、布団は柔らかいのに、風邪でもないのになんだかとても寒い気がした。
天井を見上げる、安心できる部屋が、広くなって悲しくなる。
もう部屋に先生がいない、自分一人だ。
おやすみの短いやりとりで先生はまた行ってしまった、夜の街へ、自分の知らない世界に。
自分だけがおいてけぼりだ。
目を瞑る、眠気はあるけれど頭がムダに冴えている。
「わかんないよ。」
小声で呟くように言ってみた、当然返事は無い。
時計の針がカチコチと音を立てて進む、もう何分経ったかわからない。
眠れない。
ベッドから降りて、カーテンの隙間から外を見る。
暗い夜の中、街灯に照らされた車通りの少ない太い道路が見えるだけだった。
どうしても行きたいと思った。
本当に行ったところで何がわかるかもわからないけど、少なくとも気は晴れるかもしれない。
玄関に向かい靴を履いた、ドアノブを握ってみる。
冷たい金属の感触だけが手に伝わる。
捻ってみる、鍵がかかっている。
「かはり?」
「…パパ。」
振り向くと父がいた。
「どうしたの?」
いつも通りひょろりとくたびれた部屋着の姿で、しかししっかりとこちらに隈の多い瞳を合わせた。
口調は優しいが、目が全て語っていた。
「トイレなら、そっちじゃないよ。ねぼけちゃった?」
頭がパニックになった、ドアノブを手放して靴を蹴って脱いで、部屋に駆け戻った。
父は心配性で過保護なところがある、こんな夜中に一人で外に出ようとするところを見られたら。
かはりにとって父の存在は大きく、叱られるのは嫌だし父の悲しむ顔は見たくない、それにきっとこの行動の意味だって理解してくれないだろうと思う。
ベッドに戻り布団を頭まで被った。
夜に出歩いたことなんてない。
バクバク鳴っている、止まらない、心臓は強い方じゃない。
布団の中で耳を塞いで目を閉じた、ちょっと泣いた。
多くの事を話さなくても、その一言ずつの言葉選びはどれも丁寧なのが分かる。
頼れるみんなのヒーローはそういうものなのかもしれないが、それだけはどうにも唯一ぐらいな不満だった。
もう少し、知識とか漢字よりも先生自身の事を教えてくれてもいいんじゃないかと思う。
だからかはりは勉強にかこつけてでもドナーの話に耳を傾けたかったし、もっと仲良くなりたくて仕方がなかった。
先生の事を知りたかった。
「だからね、コバのこともそうだしさ。あの道のこともそうだし。それっていつの話?」
『…困らせてしまったね。』
表情は分からない、まだカバンの中にいる。
少し寂しそうな声に聞こえた、その声の雰囲気をピッタリと表せる言葉はかはりの辞書の中にはどこにも無かった。
「先生、別に困ってないよ。」
『この事については後でちゃんと対応する。コバさんに伝えてくれるかな、今晩も向かうって。』
煙に巻かれている、大人は優しく誤魔化す時そう言う、病院で飽きるほど聞いたもやもやとしたぼかしだ。
わかった、まあいいや、よかったと言える気分にはならない。
自分はそんなに頼りないだろうか。
「……ねえ、コバじゃなくてさ。わたしじゃだめなの?」
『コバさん、じゃなくて?』
「そう、わたしダメかもだけど。多分コバよりたくさん走れたりとか、出来ることもあるよ。だからさ。」
かはりは子供だ、ドナーは年齢は知らないけど子供じゃないなら大人だろう、コバは大学生で同じ学生だけど大人だ。
コバよりメンタルは強いかもしれない、人と話すことや打ち解けることも人よりおそらく得意、あとは根拠が無くても手放さない自信だ。
『ありがとう。その気持ちだけで嬉しいよ。優しいね。』
「ううん、そうじゃなくて。いや、そうかもなんだけど……。」
違う、そうじゃないんだ、今欲しい言葉じゃない。
どうしてはぐらかすんだろう、なんで教えてくれないんだろう。
自分が他の人より出来ないことが多いのは分かってる、それでも困ったことになったなら手伝いたいと思うのはそんないけないことなんだろうか。
『大人には大人の問題があるんだ、それはちょっと説明しきれない。まだ教えられるほど全てを分かってないんだ。一通りわかったら話すね。』
先生にすら分からない事を自分がわかるはずもない事は分かる、わからないのがわかる。
応用問題だけ奇跡的に解けるとか言う事はなくて、多分すぐに眠くなるけどその事実がちょっとイラっともする。
「そっか。わかった。返信返しとくね。」
『ありがとう。あまりこちらのことは気にしなくていいから、今日の学校の話でもしようか。』
なによりも気になるよ、と言いかけて飲み込んだ。
それがなんなのかはわからないけど、それを聞きだすには多分自分がまだまだ子供なのだろう。
高校一年生は大人ではない、フィクションなら特別な力を持つカッコいいのがこれぐらいの年頃だったり、働いている友だちもいる、それでもどうしようなく子供だった。
子供に出来ることなんて、わがままを言うか学ぶことぐらいなものだ。
嫌いだから教えてくれないのかと聞くこともできるけど、そんなことをしたら好きだと言われる自信があって、それでも教えてくれないだろうとも思った。
好きというのは難しい、嫌いの方がよっぽど楽なのに、好きだから嫌われたくないと思ってしまう。
話したくないことを無理やり聞き出そうとするのは良くない事だというのも気持ちとは別に分かっているので、かはりは何も言えなくなる。
悔しい、足りない、だけどどうしようもない。
大人と子供の差を埋められない。
かはりは先生とコバの間には、スマホ以外で入れない。
「そうだね、今日は……。」
結局モヤモヤしたまま、家に着いた。
カバンの中のスマホを手に取った。
通知にたいしたものはない、手遊びにインスタを揺らしたけど特別気になることもなかった。
コバに返信を返す、ドナーはスマートフォンをうまく扱えないから文字打ちは自分がする。
先生に言われたままの言葉だ、そこにわたしはいない。
『今晩も』と打ち込んだ、隠す気がない、流石に簡単な話でドナーは夜に出歩いて、コバに会うつもりだ。
昼間にも会えるのにどうして夜に行くのか、夜は暗くて怖いのに、昼間に行けばかはりはドナーを隠してあげられるのに。
何もできないままなのは嫌だった。
学生としての一日が終わる、そして夜はやってくる。
夜10時ぐらい、いつもの就寝時刻。
引き止めることはできない、そこに約束がある事をかはりは知っていた。
見せかけだけでもベッドに潜ると、布団は柔らかいのに、風邪でもないのになんだかとても寒い気がした。
天井を見上げる、安心できる部屋が、広くなって悲しくなる。
もう部屋に先生がいない、自分一人だ。
おやすみの短いやりとりで先生はまた行ってしまった、夜の街へ、自分の知らない世界に。
自分だけがおいてけぼりだ。
目を瞑る、眠気はあるけれど頭がムダに冴えている。
「わかんないよ。」
小声で呟くように言ってみた、当然返事は無い。
時計の針がカチコチと音を立てて進む、もう何分経ったかわからない。
眠れない。
ベッドから降りて、カーテンの隙間から外を見る。
暗い夜の中、街灯に照らされた車通りの少ない太い道路が見えるだけだった。
どうしても行きたいと思った。
本当に行ったところで何がわかるかもわからないけど、少なくとも気は晴れるかもしれない。
玄関に向かい靴を履いた、ドアノブを握ってみる。
冷たい金属の感触だけが手に伝わる。
捻ってみる、鍵がかかっている。
「かはり?」
「…パパ。」
振り向くと父がいた。
「どうしたの?」
いつも通りひょろりとくたびれた部屋着の姿で、しかししっかりとこちらに隈の多い瞳を合わせた。
口調は優しいが、目が全て語っていた。
「トイレなら、そっちじゃないよ。ねぼけちゃった?」
頭がパニックになった、ドアノブを手放して靴を蹴って脱いで、部屋に駆け戻った。
父は心配性で過保護なところがある、こんな夜中に一人で外に出ようとするところを見られたら。
かはりにとって父の存在は大きく、叱られるのは嫌だし父の悲しむ顔は見たくない、それにきっとこの行動の意味だって理解してくれないだろうと思う。
ベッドに戻り布団を頭まで被った。
夜に出歩いたことなんてない。
バクバク鳴っている、止まらない、心臓は強い方じゃない。
布団の中で耳を塞いで目を閉じた、ちょっと泣いた。
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