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1部番外編
初めて見るアシュレイの顔 (3)※
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「なにをしようとしているのだ!?」
ボタンを外し、前を開けたところでアシュレイが僕の手を掴んだ。見上げると、顔を真っ赤にして彼は僕の行動を責めている。
「アシュレイがいつも僕にしてくれていることです」
「そんなことはしなくていいんだ」
「アシュレイが本当に嫌だったら……僕を軽蔑してください……僕は……してみたい……」
アシュレイは僕を見つめたまま動かなくなった。だからそれは肯定的な同意だと受け取って、アシュレイの血管の浮き出た熱い昂りを口に含んだ。
アシュレイは美しい。可能であればその屈強な体躯を見たい。そして僕が口に含んだその先の茂みをもっと近くで見たい。そこは今まで僕が見たどの黒よりも鮮やかかな森で、それがなによりも美しいのだ。
「ノアっ」
アシュレイの切先を舌で柔らかく撫でて、茂みにつながる管に手をかける。悪魔も言っていた。僕は物覚えだけは早い。彼が追い詰められたように息を切らす、その場所、その手法を、集約して繰り返す。
アシュレイが僕の肩を掴んで口を引き剥がした。顔を見上げると、さっきよりも顔を真っ赤にして狼狽ている。あまり気持ちよくないのかもしれない、そう感じざるを得なかった。
僕はアシュレイに触れられるだけで、飛び上がるほど嬉しい。でも僕が感じる悦びを彼に与えられそうになかった。
「僕がどれくらい大きくなったら、アシュレイの好みになりますか?」
「なぜ……今そんなことを聞くのだ……」
「僕が感じるように、アシュレイを悦ばせたいのです! アシュレイの好みの大きさになって、もっと僕を好きになっていただきたいのです!」
アシュレイは少し震えて、顔を背けた。
「まだわからないのか……」
「違います! 僕を大切にしてくれているのは感謝しています! でも……もっと……僕はアシュレイに悦んでいただきたい……」
アシュレイは息を漏らしたあと、その大きな手で僕の頭を包んだ。
「俺はノアの思っているような高潔な人間ではない……」
「いいえ、いいえ。僕が小さいから我慢しているように見えます。それが歯痒いのです」
アシュレイは僕に真っ赤な耳だけを見せて、美しい藍の瞳を見せなかった。
「もう一度……」
その言葉が嬉しくて僕は喜んでアシュレイの股の間に飛び込む。僕がそれを口に含むと、アシュレイはブルッと震えて息を漏らした。僕が手と口を動かすたびに、アシュレイは深刻そうな息を漏らし、それが次第に早くなる。
「ぁ……ノ、ノア! ダメだ!」
ボタンを外し、前を開けたところでアシュレイが僕の手を掴んだ。見上げると、顔を真っ赤にして彼は僕の行動を責めている。
「アシュレイがいつも僕にしてくれていることです」
「そんなことはしなくていいんだ」
「アシュレイが本当に嫌だったら……僕を軽蔑してください……僕は……してみたい……」
アシュレイは僕を見つめたまま動かなくなった。だからそれは肯定的な同意だと受け取って、アシュレイの血管の浮き出た熱い昂りを口に含んだ。
アシュレイは美しい。可能であればその屈強な体躯を見たい。そして僕が口に含んだその先の茂みをもっと近くで見たい。そこは今まで僕が見たどの黒よりも鮮やかかな森で、それがなによりも美しいのだ。
「ノアっ」
アシュレイの切先を舌で柔らかく撫でて、茂みにつながる管に手をかける。悪魔も言っていた。僕は物覚えだけは早い。彼が追い詰められたように息を切らす、その場所、その手法を、集約して繰り返す。
アシュレイが僕の肩を掴んで口を引き剥がした。顔を見上げると、さっきよりも顔を真っ赤にして狼狽ている。あまり気持ちよくないのかもしれない、そう感じざるを得なかった。
僕はアシュレイに触れられるだけで、飛び上がるほど嬉しい。でも僕が感じる悦びを彼に与えられそうになかった。
「僕がどれくらい大きくなったら、アシュレイの好みになりますか?」
「なぜ……今そんなことを聞くのだ……」
「僕が感じるように、アシュレイを悦ばせたいのです! アシュレイの好みの大きさになって、もっと僕を好きになっていただきたいのです!」
アシュレイは少し震えて、顔を背けた。
「まだわからないのか……」
「違います! 僕を大切にしてくれているのは感謝しています! でも……もっと……僕はアシュレイに悦んでいただきたい……」
アシュレイは息を漏らしたあと、その大きな手で僕の頭を包んだ。
「俺はノアの思っているような高潔な人間ではない……」
「いいえ、いいえ。僕が小さいから我慢しているように見えます。それが歯痒いのです」
アシュレイは僕に真っ赤な耳だけを見せて、美しい藍の瞳を見せなかった。
「もう一度……」
その言葉が嬉しくて僕は喜んでアシュレイの股の間に飛び込む。僕がそれを口に含むと、アシュレイはブルッと震えて息を漏らした。僕が手と口を動かすたびに、アシュレイは深刻そうな息を漏らし、それが次第に早くなる。
「ぁ……ノ、ノア! ダメだ!」
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