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登場人物紹介・表紙絵
登場人物紹介(随時更新)
しおりを挟むノア 16歳
16歳の成人を前に孤児院を追い出されそうになった折、塔の募集を勧められ、内容を知らずに応募させられた。性とは無縁の生活だったことから、手淫の方法も知らない。孤児院にいた頃、よく面倒を見てもらったアシュリーとアシュレイが同一人物だと思っている。しかしそれがアシュレイを苦しめている噂に紐づく情報だとルイスから聞かされ、本人かどうかという質問をできずにいる。
ブロンド翠眼。髪は無造作に伸ばされたままで毎朝編んでいる。体は庸人の同年代と比べても小さく細い。身長160cm程度。
アシュレイ=バーンスタイン 24歳
辺境の下級貴族ながら兵卒から士官にまで上り詰めた叩き上げ。美貌と経歴から奇跡の器という称号を王より賜った。世襲も色濃い内政の異端者であることから、内部政治から爪弾きにされ、政治からは無縁の幽閉塔の番人に抜擢される。ノアのことをどこかの貴族のバカ息子と勘違いしており、自身の経歴や置かれた状況からかなり辛辣にあたってしまう。
黒髪で、碧眼と赤眼のオッドアイ。赤眼の方を隠すため片方だけ髪を切らずにいる。魔人にしては小さいが庸人にしては大きい。身長2m程度。
???(塔の悪魔)
ノアに時々パンをもらいに来る自称、魔人。悪魔、幽霊、魔人とその時々で自称を変える。長いシルクのような銀髪、切れ長の妖艶な赤眼。上等な長い服を着て、宙に浮く。一見して浮世離れしている。身長2m超えだがいつも浮いていて正確な身長がわからない。
<ブラウアー兄弟>
ルイス=ブラウアー 20歳 末子
塔の生贄の世話役で、ノアの良き友。アシュレイのことをよく知る友人であるが、ノアへの態度は父君の病気によるストレスからだと思っている。アシュレイが養子ということは兄たちから聞かされ知っている。ノアの出生については塔のしきたりのため知らない。
ブロンド碧眼。身長170cm程度。
ジルベスタ=ブラウアー(ジル)24歳 次男
ブラウアー家の次男にあたるが、その体躯は兄弟随一で軍の中でもトップクラス。筋肉質な見た目、大きい声から誤解されやすいが、とても優しく繊細。その優しさから、ルイスを独り占めできず、兄のルークにも敬意を払っている。戦術にも長け、魔法剣士としての能力も高い。しかしその性格から出世の縁は遠い。
短髪のブロンドに浅黒い肌、碧瞳。身長2m40cm程度。
ルーカス=ブラウアー(ルーク)26歳 長男
体の線は細い印象だがそれなりに立っ端はある。冷静沈着、頭脳明晰、器量も良いことから、貴婦人たちから「流し目の戦術家」と羨望を集めている。ルイスを溺愛しているが、ジルも人一倍優しい子だと理解して愛している。
ジルと同じくブロンド碧眼だが全体的に色が濃い印象で、それが輪郭を際立たせている。
ジルが無頓着な短髪なら、ルークは几帳面な短髪。身長2m25cm程度。
<その他>
ヘンゼル=メルヒャー ??歳
自称辺境の下級貴族。文官であり、塔の管理前担当者。
ハンス 67歳
ブラウアー家に仕える使用人の長。庸人魔人を区別しないブラウアー家において、兄弟の教育係をも担当していたブラウアー家の生き字引。使用人の中で唯一、ジルとルークを“ろくでもない魔人”と揶揄する。
オットー 72歳
バーンスタイン家に古くから仕える使用人。口うるさい割に口が固い。元武人でアシュレイの教育係でもある。
ヴェルナー=バーンスタイン 49歳
アシュレイの義父。現在原因不明の病でほぼ寝たきりになっている。
クラウディア=バーンスタイン 享年43歳
アシュレイの義母。貴族には珍しく料理が得意で、家族によく振る舞っていた。ヴェルナーと同じ原因不明の病で3年前他界。
ギード=ベルクマイヤ 39歳
ベルクマイヤ王国の国王。謁見では帳を隔てているため特別な式典でしか顔を見せない。アシュレイの武勲に奇跡の器という称号を与えた。
<2部より登場>
レオ=キルステン ??歳
ジルの学友。魔人にしては体がやや小さく、病弱なイメージが付き纏う。ジルに惚れており、幾度となく愛を告白している。亜麻色のクセのないストレート、栗色の瞳。儚げな少女のような佇まい。
クルト=ヴァイツ ??歳
王宮に支える文官。ブラウアー家当主と知り合い。
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