システムエンジニアがとんでもない開発をはじめました。

大田ネクロマンサー

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裸族の常識と生態調査について

叶えてあげたい1

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長谷さんがしたいと思うことは叶えてあげたい、そう思って頷いた。

長谷さんは嬉しそうに腕を引っ張り俺をベッドに倒した。長谷さんはローションを手に取り、俺のものに塗りたくる。そして勢いよく俺の腹あたりにまたがり、長谷さんの入り口に俺のものを押し当てた。

「んん……っ」

長谷さんはゆっくり腰を落としていく。あまりの光景に俺は呼吸困難寸前だった。長谷さんに騎乗位をさせたことはない。長谷さんは俺がはじめてだということを知っていたから俺が上でリードするのが当たり前だった。
長谷さんは俺を半分飲み込んだところから、一気に腰を落とした。

「あああっ……!」

長谷さんは俺の腹に少量の体液をこぼした。長谷さんは快感に肩を震わせている。これは俺もダメかもしれない。

長谷さんは腰をゆっくり上げて下ろすという動作をし始めた。長谷さんが腰を上げたところで、俺は腰を掴んで奥に深く差しこんで、何度か突いた。

「あっ! あっああっ……ああっ! すおー! 待って……! ダメだ! やめて!」

長谷さんの全身から汗が噴き出して、俺と繋がってるところに、汗が滴り落ちてきた。長谷さんは激しく呼吸を乱している。長谷さんがダメだと言ってくれてよかった。こりゃ俺もダメだ。長谷さんが俺の上で喘いでるのは下半身にクるものがある。

「長谷さん、提案があるんですけど、体位変えませんか?」

長谷さんはうんうん頷いている。俺は起き上がり長谷さんをそのまま倒した。長谷さんの腰を掴んでゆっくり出し入れする。

「すおーっ……ダメだ……ああっ……ちょっとま……て……!」

「同感です。ちょっとこのまま休みましょうか?」

もう2人とも限界で、どんな体位でもダメだった。長谷さんがハッハ息を整えてる。どうしてこんなにかわいいんだろうか。

「もう俺と別れたいのかと思って悲しんでました。好きでいてくれて嬉しいです」

「なんで……そうなるんだ……」

長谷さんは表情を曇らせる。俺はそれを晴らすべくキスをする。

「好きって言わないとわからない? これからはちゃんと言うよ……」

俺は首を横に振った。

「長谷さんに嫌われるかもしれないって、俺怖がって言えないことあったんですけど、ちゃんと言います」

長谷さんは顔中からはてなマークが出ていた。例えば? と小さく聞いてきた。

「家では服を着て欲しいのは風邪ひくからであって、裸が1番好きなこととか。仕事している長谷さんも好きなんですけど、俺に甘えて名前を呼んでくれるのが世界一かわいいと思ってることとか」

「もうわかった」

長谷さんは赤面して目を逸らしてる。
裸族のくせにすげー恥ずかしがり屋のところとか。この条件が抜けてたから色々誤解があったんだなぁ。どんだけかわいいんだよ、クソっ!

「長谷さん、今日はこのまましません? さっきの体位は今度挑戦しましょう。今度っていうか今日の夜でいいんですけど」

俺は長谷さんの腰を掴んでゆっくり動きだし、深く差し込んで中に押し込む。長谷さんの体が跳ねて仰反る場所を執拗に攻める。

「うんっ! ……もう……ダメ……ああっすおー……!」

2人とも限界ギリギリだった。大して時間が経っていないのに、どっちの体からも汗が噴き出して、ぐちゃぐちゃに混ざる。長谷さんの顔の横に腕をついて長谷さんの口を塞ぐ。

「んっ……んぁ……す……んんんーー!」

俺と長谷さんの間にあるものが激しく痙攣して生温い液体が腹に広がるのを感じる。俺は我慢の蓋を開けて、中身を長谷さんの奥深くに吐き出した。
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幽閉塔の早贄 | 巨体の魔人と小さな生贄のファンタジーBL

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