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裸族の常識と生態調査について
寝込みを襲った代償
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夜中汗をかいて、朝はびっちゃびちゃで起きた。でもその甲斐あってか体がすごい軽い。時計をみると朝5時、昨日一日中寝てたからものすごく早起きだった。
このまま汗溜まりで寝ると体調が悪化しそうだったから、風呂に入ることにする。昨日の地獄の風呂とは違いすごく気持ちよかった。ああ、風邪が治ってきたんだなという実感する。
風呂から上がって真っ直ぐ長谷さんの部屋に向かう。長谷さんはスヤスヤ寝ていた。
昨日俺に尽くしてくれて疲れているところ申し訳ないんだが、長谷さんの中に突っ込みたかった。いや、それが叶わなくとも、せめて長谷さんを抱きしめたい。
長谷さんの寝ているベッドにそーっと近づき、布団を剥がす。長谷さんは裸で寝ていた。横を向いてたから肩を引っ張って仰向けにした。
俺は着ていたものを全部脱ぎ、ベッド下の収納スペースからローションボトルを取り出した。試しにキスをしてみたが、長谷さんは起きない。
これは流石に怒るかな……。
でも嫌われることを恐れずに……いやでも限度というものが……。
俺が迷っていたら、長谷さんがくしゃみをした。これで迷いが吹っ切れて、ローションを手にたっぷり垂らす。
長谷さんの後ろにそっと指を這わせて長谷さんに覆いかぶさる。長谷さんの入り口をほぐしながら、キスをした。
指を1本、2本と慎重に挿入していく。挿入できたところで、長谷さんの弱点をゆっくり押したり引いたりすると息が短く浅くなってきた。
ここで突然長谷さんが目を覚ました。
「な……なにしてるの……」
その言葉を唇ごと覆った。舌で長谷さんの口の中を味わう。長谷さんは俺の肩を押して引き剥がそうとする。
「すみません、我慢ができなくて……」
そう言いながらも手は止めなかった。
声はガサガサだったが、昨日ほどではなかった。
「いやだ……やるならちゃんと抱いてよ……」
長谷さんがかわいいことを言う。俺は指を引き抜いてローションボトルに手を伸ばした。長谷さんは起き上がりその手を掴んだ。
「すおーにもしたい」
俺は固まる。昨日の今日なのに、長谷さんはもう忘れちゃったのかな?
長谷さんそんなポンコツじゃないですよね?
俺がフリーズして黙っていたら、長谷さんが口を開けて迫ってきた。
「手加減してください……」
うん、そう返事しながら長谷さんは俺のモノを咥えた。ゆっくり輪郭をなぞるように長谷さんは俺のものを飲み込んでいく。しかし一往復、二往復目で、完全にあかんかった。
急いで長谷さんの肩を掴んで上体を引き上げる。長谷さんは優しく微笑んだ。満足してもらえただろうか。
しかし情けない。長谷さんと付き合う前に何人かと体の関係はあったが、こんなことは初めてだった。むしろ口なんかで全然満足できないくらいだったのに……。
「すおー、口の方が気持ちいい?」
確かに気持ちいい。でも長谷さんの中の方が数段気持ちいいのになぜ……? 自分でもよくわからなかったし、何を言っても言い訳に聞こえるだろうから率直に答えた。
「口は……気持ちいいんですが罪悪感が……長谷さんと気持ちよくなりたいです……」
うん、長谷さんはそう言って俺にキスをしてくれる。長谷さんは唇を離すときに囁く。
「もうひとつしてみたいことがあるんだけど、してみていい? 嫌だったら今みたいに言って」
尿道開発とか言い出すんじゃないだろうな……。
でもこの時感じた。長谷さんに嫌われないようにテンプレに従い今までやり過ごしてきたけど、それは長谷さんも同じだったのかもしれない。俺に嫌われるのを恐れて遠慮してきたのかもしれない、と。
このまま汗溜まりで寝ると体調が悪化しそうだったから、風呂に入ることにする。昨日の地獄の風呂とは違いすごく気持ちよかった。ああ、風邪が治ってきたんだなという実感する。
風呂から上がって真っ直ぐ長谷さんの部屋に向かう。長谷さんはスヤスヤ寝ていた。
昨日俺に尽くしてくれて疲れているところ申し訳ないんだが、長谷さんの中に突っ込みたかった。いや、それが叶わなくとも、せめて長谷さんを抱きしめたい。
長谷さんの寝ているベッドにそーっと近づき、布団を剥がす。長谷さんは裸で寝ていた。横を向いてたから肩を引っ張って仰向けにした。
俺は着ていたものを全部脱ぎ、ベッド下の収納スペースからローションボトルを取り出した。試しにキスをしてみたが、長谷さんは起きない。
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俺が迷っていたら、長谷さんがくしゃみをした。これで迷いが吹っ切れて、ローションを手にたっぷり垂らす。
長谷さんの後ろにそっと指を這わせて長谷さんに覆いかぶさる。長谷さんの入り口をほぐしながら、キスをした。
指を1本、2本と慎重に挿入していく。挿入できたところで、長谷さんの弱点をゆっくり押したり引いたりすると息が短く浅くなってきた。
ここで突然長谷さんが目を覚ました。
「な……なにしてるの……」
その言葉を唇ごと覆った。舌で長谷さんの口の中を味わう。長谷さんは俺の肩を押して引き剥がそうとする。
「すみません、我慢ができなくて……」
そう言いながらも手は止めなかった。
声はガサガサだったが、昨日ほどではなかった。
「いやだ……やるならちゃんと抱いてよ……」
長谷さんがかわいいことを言う。俺は指を引き抜いてローションボトルに手を伸ばした。長谷さんは起き上がりその手を掴んだ。
「すおーにもしたい」
俺は固まる。昨日の今日なのに、長谷さんはもう忘れちゃったのかな?
長谷さんそんなポンコツじゃないですよね?
俺がフリーズして黙っていたら、長谷さんが口を開けて迫ってきた。
「手加減してください……」
うん、そう返事しながら長谷さんは俺のモノを咥えた。ゆっくり輪郭をなぞるように長谷さんは俺のものを飲み込んでいく。しかし一往復、二往復目で、完全にあかんかった。
急いで長谷さんの肩を掴んで上体を引き上げる。長谷さんは優しく微笑んだ。満足してもらえただろうか。
しかし情けない。長谷さんと付き合う前に何人かと体の関係はあったが、こんなことは初めてだった。むしろ口なんかで全然満足できないくらいだったのに……。
「すおー、口の方が気持ちいい?」
確かに気持ちいい。でも長谷さんの中の方が数段気持ちいいのになぜ……? 自分でもよくわからなかったし、何を言っても言い訳に聞こえるだろうから率直に答えた。
「口は……気持ちいいんですが罪悪感が……長谷さんと気持ちよくなりたいです……」
うん、長谷さんはそう言って俺にキスをしてくれる。長谷さんは唇を離すときに囁く。
「もうひとつしてみたいことがあるんだけど、してみていい? 嫌だったら今みたいに言って」
尿道開発とか言い出すんじゃないだろうな……。
でもこの時感じた。長谷さんに嫌われないようにテンプレに従い今までやり過ごしてきたけど、それは長谷さんも同じだったのかもしれない。俺に嫌われるのを恐れて遠慮してきたのかもしれない、と。
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