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裸族の常識と生態調査について
突然の音声会話
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周防:長谷さん、なんで俺に黙って会社辞めちゃうんですか?
長谷:昨日それで怒ってたの?
質問を質問で返すな!
ここで少し間があいた。長谷さんは躊躇ってるみたいだった。
長谷:周防は俺の仕事が好きだって言ってくれたけど、俺は最近全然仕事に手がつかなくて
まったくもって意味がわかりません。
周防:なんか仕事で悩みでもあったんですか? そういうの、ちゃんと話してほしいです。
突然長谷さんが俺の方を向いた。
「仕事中、周防しか見てない。くだらないことで嫉妬したり、やきもち焼いたりする自分が嫌いだった。周防みたいにちゃんと前向きに仕事がしたい、そう思って転職することにした」
とんでもない告白に俺は慌ててスマホに目を落としたが、長谷さんにスマホを取り上げてられてしまう。
「こういうの知られるの嫌だったし、周防は優しいから知ったら、そんなことないとか言って転職するの止めただろ」
俺はスマホを取り返そうとするが長谷さんはそれを向こうの床に放り投げた。
「周防に好きでいてほしい。そう言ったら周防はそうしてくれるだろ。そうやって、周防の自由を奪う自分が大嫌いなんだ」
想像以上に拗らせてて呆気にとられた。スマホがない。俺は慌てて首を振る。
「家にいる俺なんか嫌いだろ?」
長谷さんは顔を逸らして俯いた。
確かに長谷さんの家での生態は驚きの連続だった。そして長谷さんの仕事も尊敬している。
でも上目遣いと甘ったれた声で俺を呼ぶ長谷さんがこの世で1番好きだった。
職場の誰も知らない長谷さんの裸族モードを俺だけが知っている、それが本当に嬉しいのに。
長谷さんはなんでそんなに思い詰めてるんだ! 俺のどこを見て、家にいる長谷さんが嫌いだって思うんだ!
相変わらず仕事モードで長谷さんは近寄り難かったが、意を決して奥の腕を掴んだ。そのままこっちに向かせて長谷さんのメガネを外しす。
「す……き……って……いっ……て……」
喉をヒューヒュー鳴らしてうまく言えないせいか長谷さんは俺と目を合わせようとしない。
だから顎を掴んで俺を見るように促す。
「す……き……って……」
俺は長谷さんにキスする。もうこうなったら言ってくれるまでずっとキスし続けてやる。
長谷さんは頑固だった。そして思うに、耐久戦に持ち込んで困るのは俺の方だった。体がダルい。
もう四の五の言ってられん。長谷さんのワイシャツのボタンを外し始めた。長谷さんは抵抗するが、こちとら生命の危機に直面してるんだ。抵抗をものともせず長谷さんを裸族にしていく。
「すおーっ!」
ここで俺は手を止める。長谷さんをじっと見る。
「す……き……って……」
肩で息をし凄みが増して、俺がおっかない顔をしてるのだろう。長谷さんは怯えていた。
「好き……」
怯えながら言う長谷さんにコレジャナイ感があったが、体力の限界だった。
「お……れも……」
ここで長谷さんに倒れ込みゴホゴホと咳をした。長谷さんは俺を倒して、胸をさすってくれた。こうして俺は長谷さんに寝かしつけられてしまった。
長谷:昨日それで怒ってたの?
質問を質問で返すな!
ここで少し間があいた。長谷さんは躊躇ってるみたいだった。
長谷:周防は俺の仕事が好きだって言ってくれたけど、俺は最近全然仕事に手がつかなくて
まったくもって意味がわかりません。
周防:なんか仕事で悩みでもあったんですか? そういうの、ちゃんと話してほしいです。
突然長谷さんが俺の方を向いた。
「仕事中、周防しか見てない。くだらないことで嫉妬したり、やきもち焼いたりする自分が嫌いだった。周防みたいにちゃんと前向きに仕事がしたい、そう思って転職することにした」
とんでもない告白に俺は慌ててスマホに目を落としたが、長谷さんにスマホを取り上げてられてしまう。
「こういうの知られるの嫌だったし、周防は優しいから知ったら、そんなことないとか言って転職するの止めただろ」
俺はスマホを取り返そうとするが長谷さんはそれを向こうの床に放り投げた。
「周防に好きでいてほしい。そう言ったら周防はそうしてくれるだろ。そうやって、周防の自由を奪う自分が大嫌いなんだ」
想像以上に拗らせてて呆気にとられた。スマホがない。俺は慌てて首を振る。
「家にいる俺なんか嫌いだろ?」
長谷さんは顔を逸らして俯いた。
確かに長谷さんの家での生態は驚きの連続だった。そして長谷さんの仕事も尊敬している。
でも上目遣いと甘ったれた声で俺を呼ぶ長谷さんがこの世で1番好きだった。
職場の誰も知らない長谷さんの裸族モードを俺だけが知っている、それが本当に嬉しいのに。
長谷さんはなんでそんなに思い詰めてるんだ! 俺のどこを見て、家にいる長谷さんが嫌いだって思うんだ!
相変わらず仕事モードで長谷さんは近寄り難かったが、意を決して奥の腕を掴んだ。そのままこっちに向かせて長谷さんのメガネを外しす。
「す……き……って……いっ……て……」
喉をヒューヒュー鳴らしてうまく言えないせいか長谷さんは俺と目を合わせようとしない。
だから顎を掴んで俺を見るように促す。
「す……き……って……」
俺は長谷さんにキスする。もうこうなったら言ってくれるまでずっとキスし続けてやる。
長谷さんは頑固だった。そして思うに、耐久戦に持ち込んで困るのは俺の方だった。体がダルい。
もう四の五の言ってられん。長谷さんのワイシャツのボタンを外し始めた。長谷さんは抵抗するが、こちとら生命の危機に直面してるんだ。抵抗をものともせず長谷さんを裸族にしていく。
「すおーっ!」
ここで俺は手を止める。長谷さんをじっと見る。
「す……き……って……」
肩で息をし凄みが増して、俺がおっかない顔をしてるのだろう。長谷さんは怯えていた。
「好き……」
怯えながら言う長谷さんにコレジャナイ感があったが、体力の限界だった。
「お……れも……」
ここで長谷さんに倒れ込みゴホゴホと咳をした。長谷さんは俺を倒して、胸をさすってくれた。こうして俺は長谷さんに寝かしつけられてしまった。
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