LΛMBDΛ::ドローン兵器は英雄をメス堕ちさせる野望を抱く

大田ネクロマンサー

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本編

第12話 明日の日常(2) ※

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 ラムダは髪をかきあげ、うなじからコックリングを取り出す。顔と体のジョイント部分に隙間があって、ラムダはここに僕の陰茎に嵌めるリングをいつも持ち歩いていた。

 ラムダがリングを操作して輪を大きくする。僕の勃った陰茎の根本にリングをあてがい、再度操作してリングで僕の陰茎を締め上げた。

「命令して……カイ……」

「本当は……」

「本当は?」

「ラムダが、したいことをして欲しい……でも、それが僕に命令されることだったら、僕は命令する」

 ラムダは急に僕の両乳首を指で押した。そのまますり潰すように先端をこねる。片側だけ指を離したかと思ったら、唇が胸に吸い付き、口の中でグジュグジュと舌で先端を弾かれる。
 
 そしてさっきまで乳首を押していた片手が僕の肛門の周りを撫ではじめた。ラムダは性液を体中のどこからでも出せる。涙を流すこともできれば汗のように全身を濡らすことも、潤滑剤代わりに指から出すことだってできる。

 僕に命令をさせようとラムダは入り口付近を焦らす。入り口に指が入りそうな気配を感じるたびに僕の陰茎が暴れてラムダの肌についたり離れたりする。何度もそれを繰り返しているうちに、乳首も肛門も分厚い膜に覆われたように刺激が鈍くなっていく。もっと乳首を強く噛んで欲しい、指を突き入れて欲しい、そう懇願するようにラムダを見るが、ラムダは僕を見つめるだけで、決してそれをしてくれない。

「セックスに集中できませんか?」

「なんで……そんなこと……いうのぉ……」

「我慢するのが好きですか?」

「指を……入れてぇ……! いつもみたいにこすってぇ!!」

 次の瞬間、ラムダの指がつっと入れられ、僕の感じる場所へ最短距離でとどいた。そのままグジュグジュと中に性液を塗り込めたら、僕が望む通り悦い場所を擦り指を出し入れする。

「あっあっあっああぁっんっああらっむだっ」

 快感に上半身が仰け反った僕の腰をラムダの腕が受け止めて、突き立った胸の先端をラムダが噛む。

「ぃああああ!あっあっもっと!らむっだっ!」

「カイ、自分の手を胸に。それを見せてくれたら、もっとしてあげます」

 急に全ての動作を止めて言われた言葉に僕は震えながら従う。恥ずかしさでラムダから顔を背けながら自分の乳首をきつく摘んだ。

「ああ、カイは私のいい子……」

 再び全ての動作を再開され、僕の声はどんどん上ずっていく。ラムダは僕の胸を大きく口を開けて噛みつき、先端まで絞る動作を繰り返す。容赦のないその動きに僕の声が声でならなくなってきた時、ラムダが急に乳首を噛みながら言った。

「もう一つの手はカイのペニスへ」

 その容赦のなさに僕はか細い声で抗議する。

「あっ、も……もう……イっちゃう……よぉ……」

「いい子はできますね?」

 グリグリと僕の悦い場所を押しながら、ラムダは脅迫する。乳首を触っていない手で自分の陰茎を掴む。その瞬間痙攣して、口から涎を垂らしてしまう。

「私の手の動きに合わせて、カイのペニスをこすってください、ほら」

 ラムダはゆっくり指を差し入れ、中で折り曲げたそれで、コツコツと合図する。

「あっ!ああっ! するっからぁ!」

「いい子にはご褒美をあげます」

「あっあっんっごほおびっあっ」

 ラムダの指の動きに合わせて自分の陰茎をこすると、それが自分の中に入れられているような錯覚を引き起こす。もう前も後ろもどうなっているのかわからずに自分の上ずった嬌声が遠のく。

「ふ……っあああぁっ! あぁっ! ああっ!」

 僕は絶頂と共に後ろに倒れ込み、ラムダの両腿がそれを受け止める。そのままゆっくり両腿を開かれて僕はベッドに倒れ込む。ラムダは指を抜いて僕の両足を持ち上げた。そしてズルズルと引き寄せ僕の腰がラムダの鎖骨に当たるのを感じる。

 僕の股間からラムダの顔が見える。ラムダは僕を見つめながら肛門に舌を入れる。

「ら……めぇ……」

 快感と変な体勢で舌が回らない。僕の声などかき消すほどいやらしい音で、ラムダは口で僕の肛門を犯す。

「やめ……てぇ……」

「命令ですか?」

 いやらしい水音の間にラムダは僕がイエスと言えない質問をする。

「らむ……だぁ……」

 僕の腰を掴んでいない方のラムダの手が急に乳首を摘む。僕はラムダにそうしろと言われていないのに、もう片方の乳首を摘み、陰茎を掴む。ラムダの舌の刺激だけでは足りなかった。ラムダが陰嚢を吸い上げると同時に自分の陰茎を扱く。

「ぁっあっああっ!」

「カイ、どんなご褒美が欲しいですか?」

「ああっ、いい子っしてっ」

「もう一つ、今日一緒に思い出見ましたね」

「おちんちんっあっあっ!いれてっ!」

「なんて可愛いんでしょうか! 私のペニスがどんなになっているか、カイにはわかりますか?」

「おちんちんっ奥にっ入れてっ」

「これから入れてあげますからね、ここに」

 そう言ってラムダは僕の肛門に指を入れる。ご褒美をくれると言いながら、20日ぶりだからとも言い、僕が指2本で絶頂に達するまでラムダは僕の腰を離さなかった。
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