妖精王の双剣-愛する兄弟のために身売りした呪われは妖精王に溺愛される
想いを寄せる異母兄弟と再び暮らすことを夢見て、領地を切り盛りしていた辺境の領主リノール・シュトラウス。ある日、他の領地で従騎士として支えていた異母兄弟アンドリューを帰省させる。
リノールは領地の借金や因縁を精算すべく、大金と引き換えに国の招集要請に応え、アンドリューに領地を明け渡すこと決意していた。
リノールの決意も知らず、辛辣な態度で接するアンドリュー。国の招集要請が婚姻と知らされないまま、彼と破れた夢に後ろ髪を引かれながら領地を後にするリノール。
王宮で待ち構えていたのは、かつての幼馴染みで——。
次期国王、シルヴァル皇の寵愛に、シュトラウス家の「魅了」という呪い。リノールは襲いかかる試練を乗り越え、アンドリューへの想いを断ち切れるのか?
R18は※がついております
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登場人物紹介(随時更新)
第1章 空の鞘
第2章 花王の庭
第3章 揺れるカーテン(アンドリュー)
第4章 鎺に鞘
第5章 眠る月
第6章 シュトラウス家の紋章
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