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異世界崩壊編 前編
179話 強化版「魔人ヴルドゥ」
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魔人ヴルドゥの攻撃方法は背中に生えた妖精種型の触手から氷・風・光・闇属性の上位魔法を連続使用し本体は口から強力な火炎&猛毒混合ブレス、重量を活かした打撃・斬撃攻撃を両手・両足・尻尾を使いランダムで攻撃をして来る様だ。
最低6回連続攻撃と言うアルラトと同等レベルの攻撃回数を誇り、1番最初のチュートリアル的レイドクエストの位置付けを完全に凌駕する強化が施されていた。
テクニカルな戦闘を得意とするミカさんとDOSも視覚外からの攻撃は回避が出来ず連続してダメージを負っていた。
眷属を全て倒した私とサクラは、皆の応援に向かうべくレッドドラゴンへと足を向ける。
しかし、暗殺特殊技能を使用し過ぎた私は膝を付き立ち止まってしまう。
魔人ヴルドゥの上位魔法の流れ弾が来て、サクラが手を引きギリギリ回避する。
残り少ないSP中型回復薬を一気に飲み干し立ち上がる。
「ごめん、足引っ張って。もう大丈夫だから。」
もう少し攻撃力が高ければレイドボス戦闘の役に立てるのだけど・・・と思うと気分が沈む。
忍者と言う職業は回避と即死攻撃に特化している上に私のカスタマイズは攻撃力に特化していない。
その結果、攻撃回数は多いものの最高レベルにしてはDPS的には弱い部類に入る。
雑魚戦ならいざ知らずボス戦はいつも自信が無い。
こう言う状況で脳内に『力が欲しいか』的な声が聞こえてくるんじゃないかと期待してしまうのは漫画とかアニメの影響だろうか。
「もしシノブ殿が聞いた破壊神アザドゥが話していた事が本当なら、簡単に勝つ未来をシノブ殿が強く思えば結果に影響を及ぼす可能性が有るでござる。それにむしろ拙者はシノブ殿が居るから頑張れているでござる。」
サクラが私の心を読んだかの様に元気付けてくれる。
その言葉で少しだけ心と体が軽くなる。
背後から咲耶が回復魔法を使い、暖かい光を浴び傷が癒える。
回復魔法により更に体が軽くなる。
「シノブ、勝って戻りましょう。でもって皆でオフ会開きましょう。サクラは仕事が忙しいでしょうから参加出来ないと思いますが、残業頑張って下さいね。」
「うん、絶対しよう!」
「拙者も絶対に参加するでござる!むしろ幹事をするでござる!」
咲耶の能力向上魔法が周囲を包み是認の身体能力が向上する。
両肩の妖精種型の触手から闇魔法が放たれ、ミカさんを襲う。
状態異常の効かない最強に近いミカの唯一の弱点が闇魔法だ。
自身の属性的に闇を冠するモンスターは多いが光や闇属性攻撃をしてくるモンスターは少ない。
彼の弱点を学習したのか本体からの攻撃を回避したミカさんを狙い撃つかの様に視覚外から闇属性魔法を直撃させる。
光属性を使う触手は自身の傷を回復し両サイドの2本の触手が回復役の触手を守る様な形の行動をしていた。
「まるで複数体のレイドボスと戦っている感覚だな。触手から部位破壊しないと本体にダメージが与えられないパターンのボスだな。ミカエル、闇属性魔法を使う触手を優先的に倒す、後退して【セイクルレイン】で援護してくれ。」
「分かった!すまない。サクラとシノブとクリス君は本体を攻撃し優先攻撃順位を稼いで下さい。ハーデスは氷と風魔法を使う触手を攻撃して下さい!」
「咲耶、風魔法の触手を葬る!【神ノ雷】を合わせろ!」
「分かりました、いつでも行けます!」
「シノブ殿、クリス殿!雷撃後追い打ちをかけるでござるよ!クリス殿は拙者と本体を狙うぞ!シノブ殿は氷魔法を使う触手に【地獄ノ業火】で攻撃をしてみて欲しいでござる。」
「反属性が弱点なのはゲームあるあるだしね、任せて!」
咲耶の【雷槌ミョルニル】から【神ノ雷】が放たれたと同時に暗黒神ハーデスの【マジクアンダイン】の雷撃が触手目掛けて直撃する。
同族性の相互作用により広範囲かつ高出力の電撃が巨大な轟音を放ち魔人ヴルドゥを襲う。
強力な電撃が周囲の木々を薙ぎ払い一部の木々が燃え始める。
こういう場合は戦闘後に暗黒神ハーデスが氷魔法で適度に鎮火している。
サクラとクリス君が魔人ヴルドゥ目掛けて飛び出し、私も2人の後方を走り出す。
ミカさんが【セイクルレイン】を中距離から発動し、魔人ヴルドゥの顔面に複数の光の矢が直撃し一瞬怯む。
その隙を付いてDOSの強力な銃撃が闇属性魔法を使う触手を貫き消滅させる。
更に右腕を狙ってサクラが【十文字刹那・極】を使う。
追撃をする様にクリス君が【天業の黒】を同時に発動し魔人ヴルドゥの右腕を完全切断する。
私は後方に素早く回り込む。
痛みにより暴れ狂うように振り回される尻尾攻撃を巧みに回避しつつ背中を伝う様に走り登る。
触手付近で【影分身】を使用し【地獄ノ業火】で触手を八つ裂きに分断する。
やはり反属性はダメージ量が倍以上になる。
・・・効果は抜群だ!
『グワアァァァ!』
魔人ヴルドゥが苦痛を交えた咆哮が周囲に響き渡る。
その瞬間に残った光魔法を使う触手が私に向けて【セイクルレイン】を放って来た。
100本を超える光の矢を半分近くの矢が直撃しダメージを受けたが【神衣カヴァーチャ】のお陰でダメージは大幅軽減され余裕で耐えられた。
残るは光魔法を使う触手と右腕を失った本体だけだ。
私は回復の隙を与えない為に防御姿勢を取りながら再度放たれた【セイクルレイン】を掻い潜る様に魔人ヴルドゥの背中を走る。
複数の光の矢喰らい分身体はダメージ総量を越え全て消滅する。
なんとか触手に近付き攻撃を加えようとしたが、魔人ヴルドゥは体全体を大きく回転させる。
私は不意に加わった強烈な遠心力で吹き飛ばされる。
攻撃は届かなかったが大きく隙が出来た。
今なら攻撃が繋げられる。
「DOS!」
私の合図を受けDOS動く。
彼の放った【イグナイトストライク】が触手ごと魔人ヴルドゥの背中を抉る様に貫き、大量の血をばら撒きながら仰け反る。
そしてすぐに態勢を立て直し足元のサクラとクリス君を強力な左手の爪で薙ぎ払う。
魔人ヴルドゥの薙ぎ払いを瞬時に2人は剣で受け止める。
クリス君の剣の刀身が輝き魔人ヴルドゥの左手の指を2本斬り落とす。
凄い!流石にドラゴンに特化した武器だ。
瞬間的な攻撃力ならサクラをも超えるかも知れない。
サクラも負けじと【朧三日月・極】で左手の平を真一文字に斬り裂く。
左手に強烈なダメージを受け魔人ヴルドゥはバランスを崩す様に前のめりに倒れ込む。
露わになった首元にミカさんが【原初の光】で大きく切り裂く。
首元に大きい傷を負いながら絶命せず、巨大な口から至近距離からの高熱ブレス攻撃を行う。
強烈な高熱ブレスを至近距離から全身に受けたミカさんは膝を付きその場に崩れ倒れる。
魔人ヴルドゥは顎を上げ再度周囲の空気を大きく吸い込み倒れたミカさんにブレス攻撃を加えようとした時に、すかさずクリス君が【神龍殺し】を構え高熱ブレス攻撃ごと魔人ヴルドゥの顎部を斬り裂きミカさんの盾となる。
後方より駆けつけた咲耶が2人に回復魔法をかける。
『貴様等は何故に抗う・・・無駄だと言う事が分からんのか。』
魔人ヴルドゥは片腕が無い状態で四つん這いの様に立ち上がり、怒りで赤く染まった眼光をむけ高熱のブレス攻撃と尻尾による打撃攻撃をして来るが瀕死の状態で攻撃は重いが動きは鈍い。
サクラとクリス君が振り下ろされた右腕を抑えている所を後方に回り込んだDOSが左肩に弾丸を直撃させ、再度魔人ヴルドゥは倒れ込む。
「蜥蜴、遺言は先程の言葉で良かったのか?創造主の我が自ら消去してやろう!」
ダウンを狙っていた暗黒神ハーデスは魔人ヴルドゥの顔面に至近距離から極大攻撃魔法【コールヘイレス】を放ち、強力な無属性魔法が魔人ヴルドゥの頭部で収束し頭部を完全消滅させて絶命する。
「フハハハハッ!我が暗黒魔法は最強だ!」
暗黒神ハーデスが杖を上空に高らかに掲げ、勝利を宣言する。
その瞬間、レッドドラゴンの巨体が彼の居る方向に倒れ込み暗黒神ハーデスが首の無い巨体に押し潰される。
ゲームでも有った初見殺しのギミックだ。
レッドドラゴンを倒した瞬間にムービーモードの様なカメラ視点に切り替わり、至近距離に居ると倒れ込んだドラゴンの体に押しつぶされダメージを喰らうと言う物だ。
低レベル帯のプレイヤーなら即死する程のダメージを喰らう為、初心者殺しの異名を持つギミックだ。
暗黒神ハーデスは自身の攻撃で勝利した事で完全に油断していたのだろう。
皆で血だらけの彼を引っ張り出して改めて腰を下ろす。
ゲームでは1番始めに戦うチュートリアル的なレイドボスのレッドドラゴン。
強化されたその強さは私達の予想を遥かに超える強さだった。
死者は出なかったものの全員が疲労を隠せない程に疲れ果てていた。
最低6回連続攻撃と言うアルラトと同等レベルの攻撃回数を誇り、1番最初のチュートリアル的レイドクエストの位置付けを完全に凌駕する強化が施されていた。
テクニカルな戦闘を得意とするミカさんとDOSも視覚外からの攻撃は回避が出来ず連続してダメージを負っていた。
眷属を全て倒した私とサクラは、皆の応援に向かうべくレッドドラゴンへと足を向ける。
しかし、暗殺特殊技能を使用し過ぎた私は膝を付き立ち止まってしまう。
魔人ヴルドゥの上位魔法の流れ弾が来て、サクラが手を引きギリギリ回避する。
残り少ないSP中型回復薬を一気に飲み干し立ち上がる。
「ごめん、足引っ張って。もう大丈夫だから。」
もう少し攻撃力が高ければレイドボス戦闘の役に立てるのだけど・・・と思うと気分が沈む。
忍者と言う職業は回避と即死攻撃に特化している上に私のカスタマイズは攻撃力に特化していない。
その結果、攻撃回数は多いものの最高レベルにしてはDPS的には弱い部類に入る。
雑魚戦ならいざ知らずボス戦はいつも自信が無い。
こう言う状況で脳内に『力が欲しいか』的な声が聞こえてくるんじゃないかと期待してしまうのは漫画とかアニメの影響だろうか。
「もしシノブ殿が聞いた破壊神アザドゥが話していた事が本当なら、簡単に勝つ未来をシノブ殿が強く思えば結果に影響を及ぼす可能性が有るでござる。それにむしろ拙者はシノブ殿が居るから頑張れているでござる。」
サクラが私の心を読んだかの様に元気付けてくれる。
その言葉で少しだけ心と体が軽くなる。
背後から咲耶が回復魔法を使い、暖かい光を浴び傷が癒える。
回復魔法により更に体が軽くなる。
「シノブ、勝って戻りましょう。でもって皆でオフ会開きましょう。サクラは仕事が忙しいでしょうから参加出来ないと思いますが、残業頑張って下さいね。」
「うん、絶対しよう!」
「拙者も絶対に参加するでござる!むしろ幹事をするでござる!」
咲耶の能力向上魔法が周囲を包み是認の身体能力が向上する。
両肩の妖精種型の触手から闇魔法が放たれ、ミカさんを襲う。
状態異常の効かない最強に近いミカの唯一の弱点が闇魔法だ。
自身の属性的に闇を冠するモンスターは多いが光や闇属性攻撃をしてくるモンスターは少ない。
彼の弱点を学習したのか本体からの攻撃を回避したミカさんを狙い撃つかの様に視覚外から闇属性魔法を直撃させる。
光属性を使う触手は自身の傷を回復し両サイドの2本の触手が回復役の触手を守る様な形の行動をしていた。
「まるで複数体のレイドボスと戦っている感覚だな。触手から部位破壊しないと本体にダメージが与えられないパターンのボスだな。ミカエル、闇属性魔法を使う触手を優先的に倒す、後退して【セイクルレイン】で援護してくれ。」
「分かった!すまない。サクラとシノブとクリス君は本体を攻撃し優先攻撃順位を稼いで下さい。ハーデスは氷と風魔法を使う触手を攻撃して下さい!」
「咲耶、風魔法の触手を葬る!【神ノ雷】を合わせろ!」
「分かりました、いつでも行けます!」
「シノブ殿、クリス殿!雷撃後追い打ちをかけるでござるよ!クリス殿は拙者と本体を狙うぞ!シノブ殿は氷魔法を使う触手に【地獄ノ業火】で攻撃をしてみて欲しいでござる。」
「反属性が弱点なのはゲームあるあるだしね、任せて!」
咲耶の【雷槌ミョルニル】から【神ノ雷】が放たれたと同時に暗黒神ハーデスの【マジクアンダイン】の雷撃が触手目掛けて直撃する。
同族性の相互作用により広範囲かつ高出力の電撃が巨大な轟音を放ち魔人ヴルドゥを襲う。
強力な電撃が周囲の木々を薙ぎ払い一部の木々が燃え始める。
こういう場合は戦闘後に暗黒神ハーデスが氷魔法で適度に鎮火している。
サクラとクリス君が魔人ヴルドゥ目掛けて飛び出し、私も2人の後方を走り出す。
ミカさんが【セイクルレイン】を中距離から発動し、魔人ヴルドゥの顔面に複数の光の矢が直撃し一瞬怯む。
その隙を付いてDOSの強力な銃撃が闇属性魔法を使う触手を貫き消滅させる。
更に右腕を狙ってサクラが【十文字刹那・極】を使う。
追撃をする様にクリス君が【天業の黒】を同時に発動し魔人ヴルドゥの右腕を完全切断する。
私は後方に素早く回り込む。
痛みにより暴れ狂うように振り回される尻尾攻撃を巧みに回避しつつ背中を伝う様に走り登る。
触手付近で【影分身】を使用し【地獄ノ業火】で触手を八つ裂きに分断する。
やはり反属性はダメージ量が倍以上になる。
・・・効果は抜群だ!
『グワアァァァ!』
魔人ヴルドゥが苦痛を交えた咆哮が周囲に響き渡る。
その瞬間に残った光魔法を使う触手が私に向けて【セイクルレイン】を放って来た。
100本を超える光の矢を半分近くの矢が直撃しダメージを受けたが【神衣カヴァーチャ】のお陰でダメージは大幅軽減され余裕で耐えられた。
残るは光魔法を使う触手と右腕を失った本体だけだ。
私は回復の隙を与えない為に防御姿勢を取りながら再度放たれた【セイクルレイン】を掻い潜る様に魔人ヴルドゥの背中を走る。
複数の光の矢喰らい分身体はダメージ総量を越え全て消滅する。
なんとか触手に近付き攻撃を加えようとしたが、魔人ヴルドゥは体全体を大きく回転させる。
私は不意に加わった強烈な遠心力で吹き飛ばされる。
攻撃は届かなかったが大きく隙が出来た。
今なら攻撃が繋げられる。
「DOS!」
私の合図を受けDOS動く。
彼の放った【イグナイトストライク】が触手ごと魔人ヴルドゥの背中を抉る様に貫き、大量の血をばら撒きながら仰け反る。
そしてすぐに態勢を立て直し足元のサクラとクリス君を強力な左手の爪で薙ぎ払う。
魔人ヴルドゥの薙ぎ払いを瞬時に2人は剣で受け止める。
クリス君の剣の刀身が輝き魔人ヴルドゥの左手の指を2本斬り落とす。
凄い!流石にドラゴンに特化した武器だ。
瞬間的な攻撃力ならサクラをも超えるかも知れない。
サクラも負けじと【朧三日月・極】で左手の平を真一文字に斬り裂く。
左手に強烈なダメージを受け魔人ヴルドゥはバランスを崩す様に前のめりに倒れ込む。
露わになった首元にミカさんが【原初の光】で大きく切り裂く。
首元に大きい傷を負いながら絶命せず、巨大な口から至近距離からの高熱ブレス攻撃を行う。
強烈な高熱ブレスを至近距離から全身に受けたミカさんは膝を付きその場に崩れ倒れる。
魔人ヴルドゥは顎を上げ再度周囲の空気を大きく吸い込み倒れたミカさんにブレス攻撃を加えようとした時に、すかさずクリス君が【神龍殺し】を構え高熱ブレス攻撃ごと魔人ヴルドゥの顎部を斬り裂きミカさんの盾となる。
後方より駆けつけた咲耶が2人に回復魔法をかける。
『貴様等は何故に抗う・・・無駄だと言う事が分からんのか。』
魔人ヴルドゥは片腕が無い状態で四つん這いの様に立ち上がり、怒りで赤く染まった眼光をむけ高熱のブレス攻撃と尻尾による打撃攻撃をして来るが瀕死の状態で攻撃は重いが動きは鈍い。
サクラとクリス君が振り下ろされた右腕を抑えている所を後方に回り込んだDOSが左肩に弾丸を直撃させ、再度魔人ヴルドゥは倒れ込む。
「蜥蜴、遺言は先程の言葉で良かったのか?創造主の我が自ら消去してやろう!」
ダウンを狙っていた暗黒神ハーデスは魔人ヴルドゥの顔面に至近距離から極大攻撃魔法【コールヘイレス】を放ち、強力な無属性魔法が魔人ヴルドゥの頭部で収束し頭部を完全消滅させて絶命する。
「フハハハハッ!我が暗黒魔法は最強だ!」
暗黒神ハーデスが杖を上空に高らかに掲げ、勝利を宣言する。
その瞬間、レッドドラゴンの巨体が彼の居る方向に倒れ込み暗黒神ハーデスが首の無い巨体に押し潰される。
ゲームでも有った初見殺しのギミックだ。
レッドドラゴンを倒した瞬間にムービーモードの様なカメラ視点に切り替わり、至近距離に居ると倒れ込んだドラゴンの体に押しつぶされダメージを喰らうと言う物だ。
低レベル帯のプレイヤーなら即死する程のダメージを喰らう為、初心者殺しの異名を持つギミックだ。
暗黒神ハーデスは自身の攻撃で勝利した事で完全に油断していたのだろう。
皆で血だらけの彼を引っ張り出して改めて腰を下ろす。
ゲームでは1番始めに戦うチュートリアル的なレイドボスのレッドドラゴン。
強化されたその強さは私達の予想を遥かに超える強さだった。
死者は出なかったものの全員が疲労を隠せない程に疲れ果てていた。
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