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伝説の武器編
093話 胸部鑑定士、その名は咲耶
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「今晩は。お隣、宜しいですか?」
「うん?チィース!あんた誰?おわっ!お姉さん綺麗っスね!爆乳っスね!」
茶髪は髪を丁寧に洗っていた手を止めて俺の体をマジマジと食い入る様に見て来る。
俺は彼女を瞬時に観察を済ませる。
何も考えて無さそうな顔付きと頭の悪そうな喋り方、典型的なお気楽系女子。
やせ型で幼児体型のBカップ、中学校高学年から高校生と言った所か。
まだまだ発育の余地は有るな。
将来に期待だ。
工作員には不向きな雰囲気だが、もし演技ならアカデミー賞物だろう。
気さくで話し易い彼女の名前は「ルリ」。
日帰り温泉として良く利用しているらしく南の住宅地区の住民で部活帰りの高校生と話していた。
「マジっすよ!パネェっすよ!エモいんですって!」
「へ、へぇ~凄いですね。」
彼女の言動や会話内容、アホっぽい喋り方から総合して彼女は白だ。
胸の成長に将来性は有る明るく可愛い子だったな。
彼女と話を適当に切り上げて次のターゲットへ向かう。
次のターゲットはあの露天風呂に居るポニテだ。
彼女もかなり若い。
もしかしたら茶髪と同世代かも知れない。
さっきから話していた私達の方をチラチラと確認していたのを俺は見逃さなかった。
微妙に怪しいが工作員にしては若すぎる印象。
カマを掛けて見るか・・・と思い、露天風呂の広さを無視して彼女のすぐ近くの湯舟に浸かる。
そして彼女の耳元に顔を近付け意識的にいやらしく聞こえる様に囁く。
「今、貴女・・・見てたよね。私達のこ・と」
「へっ!?」
ポニテは分かりやすくビクッと体を震わせ青ざめ、項垂れる。
美人とまではいかないが整った顔立ちにバランスの良い細身のスタイル、胸はギリDカップだな。
そして反応が可愛い。
イジメたくなる様な雰囲気を醸し出している。
小動物の様な立ち振る舞いから鑑みるに恐らく控えめで奥手で引っ込み思案な性格だ。
胸はDだが性癖は間違いなくMだ。
俺はポニテの鎖骨をゆっくりしなやかに人差し指でなぞりながら質問をする。
「私に何か御用かしら?」
「・・・・は・・・な・・・・ですか?」
俺の質問に対して、彼女は俯いたまま何かボソボソと返してきたが小声過ぎて聞き取れない。
そして前髪で隠れて彼女の表情は見えない。
何を言っているのか聞き取る為に口元に耳を近付ける。
「貴女は私のユリちゃんの・・・何なんですか?どう言う関係なんですか?」
彼女の声が低い。
先程までとは雰囲気が違う。
「別に何でもないですよ?ただ世間話を・・・」
ふと、俺は彼女の顔を見てギョッとする。
先程まで澄ました感じで青ざめていた表情が、憎しみを混ぜた様な般若みたいな表情に変わっていたからだ。
俺は彼女との数少ない会話内容から一瞬で察した。
多分この子は異常なまでに茶髪の事が好きなのだろう。
深呼吸をして彼女に向き合い赤の他人だと言う事を説明するとホッとした表情を浮かべ自己紹介を始める。
彼女の名前は「ユカリ」、彼女はルリの素晴らしさを饒舌に語り始めた。
割愛するが・・・
要約すると以前に街で冒険者に絡まれている所を彼女が助けてくれたと。
そして好きになり片思いで追っかけをしているそうだ。
彼女は別の学校の同年代で、茶髪の家庭環境や行動パターン、趣味趣向から廃棄した先週のゴミの中身まで事細かく説明してくれた。
それは別名ストーカーと言うのだが先程の般若の様な形相を思い出し、敢えて触れない様にした・・・
彼女も白だ。
別の意味で補導して貰うべきだがそれは依頼に無いのでそっとしておこう。
最後は 妖精種だ。
妖精種は設定上、長寿な種族で見た目年齢は宛にならない。
成人の様な見た目って事はもしかすると100歳以上。
この中でも最高齢の可能性が高い。
年配に対する扱いをすべきか・・・
まぁ話位は出来るだろう。
俺はワニの様に湯舟に半分顔を出した状態でゆっくり移動し彼女の近くに移動する。
「何か御用でしょうか?強者の方。」
「失礼しました、ちょっとお話でもと思いまして。」
何らかの探索系の特殊技能なのか?先の2人とは違う。
この雰囲気は冒険者の感覚だ。
強さを見透かされた言葉を掛けられ、一瞬動揺したがすぐさま平常心に立て直す。
妖精種は元来金髪に白い肌に尖った耳と言う特徴なのだが、彼女は黒髪なので闇妖精種か人間種とのハーフと言う感じなのだろう。
年齢は不詳だが、人間種の見た目では30代位だろう。
引き締まった体に水滴を弾く柔らかそうな白い肌。
胸もそこそこ大きい・・・F以上は有る。
釣鐘型の形の良い上向きの胸を惜しげも無く曝け出し思わず視線が引き寄せられゴクリと唾を飲み込む。
「何ですか?視線がいやらしい。」
「いえ、綺麗だなと思いまして。」
多少怪訝な表情をしていたが、普通に話をする事が出来た。
彼女は「セレス」。
冒険者をしているらしく暗黒神復活後、世界が豹変した時期に調査の為に機械都市ギュノス国へ来たそうだ。
そして、たまたまこの旅館の温泉を紹介され来たらしい。
あまり多くを語らない人物なのか、それ以上の情報は得られなかった。
だけど彼女は多分白だ、妖精種の冒険者なら爆発物を使用しなくても魔法によるテロ行為は容易なのだから。
遠隔的に大勢を殺傷して犯罪者印を付けない様にするには機械的な爆発物を使用するのは有るかも知れない・・・
完全に白とは断定出来ないか。
結局3人の聞き込みに15分は掛かってしまった。
容疑者候補としては妖精種が怪しいと言った所だけども、あの美しい胸の所持者が犯人だとは思いたくない。
取り敢えず露天風呂浴槽内の隅に移動してサクラを待つ事にした。
「うん?チィース!あんた誰?おわっ!お姉さん綺麗っスね!爆乳っスね!」
茶髪は髪を丁寧に洗っていた手を止めて俺の体をマジマジと食い入る様に見て来る。
俺は彼女を瞬時に観察を済ませる。
何も考えて無さそうな顔付きと頭の悪そうな喋り方、典型的なお気楽系女子。
やせ型で幼児体型のBカップ、中学校高学年から高校生と言った所か。
まだまだ発育の余地は有るな。
将来に期待だ。
工作員には不向きな雰囲気だが、もし演技ならアカデミー賞物だろう。
気さくで話し易い彼女の名前は「ルリ」。
日帰り温泉として良く利用しているらしく南の住宅地区の住民で部活帰りの高校生と話していた。
「マジっすよ!パネェっすよ!エモいんですって!」
「へ、へぇ~凄いですね。」
彼女の言動や会話内容、アホっぽい喋り方から総合して彼女は白だ。
胸の成長に将来性は有る明るく可愛い子だったな。
彼女と話を適当に切り上げて次のターゲットへ向かう。
次のターゲットはあの露天風呂に居るポニテだ。
彼女もかなり若い。
もしかしたら茶髪と同世代かも知れない。
さっきから話していた私達の方をチラチラと確認していたのを俺は見逃さなかった。
微妙に怪しいが工作員にしては若すぎる印象。
カマを掛けて見るか・・・と思い、露天風呂の広さを無視して彼女のすぐ近くの湯舟に浸かる。
そして彼女の耳元に顔を近付け意識的にいやらしく聞こえる様に囁く。
「今、貴女・・・見てたよね。私達のこ・と」
「へっ!?」
ポニテは分かりやすくビクッと体を震わせ青ざめ、項垂れる。
美人とまではいかないが整った顔立ちにバランスの良い細身のスタイル、胸はギリDカップだな。
そして反応が可愛い。
イジメたくなる様な雰囲気を醸し出している。
小動物の様な立ち振る舞いから鑑みるに恐らく控えめで奥手で引っ込み思案な性格だ。
胸はDだが性癖は間違いなくMだ。
俺はポニテの鎖骨をゆっくりしなやかに人差し指でなぞりながら質問をする。
「私に何か御用かしら?」
「・・・・は・・・な・・・・ですか?」
俺の質問に対して、彼女は俯いたまま何かボソボソと返してきたが小声過ぎて聞き取れない。
そして前髪で隠れて彼女の表情は見えない。
何を言っているのか聞き取る為に口元に耳を近付ける。
「貴女は私のユリちゃんの・・・何なんですか?どう言う関係なんですか?」
彼女の声が低い。
先程までとは雰囲気が違う。
「別に何でもないですよ?ただ世間話を・・・」
ふと、俺は彼女の顔を見てギョッとする。
先程まで澄ました感じで青ざめていた表情が、憎しみを混ぜた様な般若みたいな表情に変わっていたからだ。
俺は彼女との数少ない会話内容から一瞬で察した。
多分この子は異常なまでに茶髪の事が好きなのだろう。
深呼吸をして彼女に向き合い赤の他人だと言う事を説明するとホッとした表情を浮かべ自己紹介を始める。
彼女の名前は「ユカリ」、彼女はルリの素晴らしさを饒舌に語り始めた。
割愛するが・・・
要約すると以前に街で冒険者に絡まれている所を彼女が助けてくれたと。
そして好きになり片思いで追っかけをしているそうだ。
彼女は別の学校の同年代で、茶髪の家庭環境や行動パターン、趣味趣向から廃棄した先週のゴミの中身まで事細かく説明してくれた。
それは別名ストーカーと言うのだが先程の般若の様な形相を思い出し、敢えて触れない様にした・・・
彼女も白だ。
別の意味で補導して貰うべきだがそれは依頼に無いのでそっとしておこう。
最後は 妖精種だ。
妖精種は設定上、長寿な種族で見た目年齢は宛にならない。
成人の様な見た目って事はもしかすると100歳以上。
この中でも最高齢の可能性が高い。
年配に対する扱いをすべきか・・・
まぁ話位は出来るだろう。
俺はワニの様に湯舟に半分顔を出した状態でゆっくり移動し彼女の近くに移動する。
「何か御用でしょうか?強者の方。」
「失礼しました、ちょっとお話でもと思いまして。」
何らかの探索系の特殊技能なのか?先の2人とは違う。
この雰囲気は冒険者の感覚だ。
強さを見透かされた言葉を掛けられ、一瞬動揺したがすぐさま平常心に立て直す。
妖精種は元来金髪に白い肌に尖った耳と言う特徴なのだが、彼女は黒髪なので闇妖精種か人間種とのハーフと言う感じなのだろう。
年齢は不詳だが、人間種の見た目では30代位だろう。
引き締まった体に水滴を弾く柔らかそうな白い肌。
胸もそこそこ大きい・・・F以上は有る。
釣鐘型の形の良い上向きの胸を惜しげも無く曝け出し思わず視線が引き寄せられゴクリと唾を飲み込む。
「何ですか?視線がいやらしい。」
「いえ、綺麗だなと思いまして。」
多少怪訝な表情をしていたが、普通に話をする事が出来た。
彼女は「セレス」。
冒険者をしているらしく暗黒神復活後、世界が豹変した時期に調査の為に機械都市ギュノス国へ来たそうだ。
そして、たまたまこの旅館の温泉を紹介され来たらしい。
あまり多くを語らない人物なのか、それ以上の情報は得られなかった。
だけど彼女は多分白だ、妖精種の冒険者なら爆発物を使用しなくても魔法によるテロ行為は容易なのだから。
遠隔的に大勢を殺傷して犯罪者印を付けない様にするには機械的な爆発物を使用するのは有るかも知れない・・・
完全に白とは断定出来ないか。
結局3人の聞き込みに15分は掛かってしまった。
容疑者候補としては妖精種が怪しいと言った所だけども、あの美しい胸の所持者が犯人だとは思いたくない。
取り敢えず露天風呂浴槽内の隅に移動してサクラを待つ事にした。
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