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武闘大会編
022話 NPC最強のウォーリアー
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-オスロウの都 コロシアム-
「それでは第5試合!王国聖騎士団長シグ対、王国近衛兵士長クリスの試合を開催します!」
この武闘大会イベントボスでシード選手、前回優勝者のクリス君が舞台へと上がる。
漆黒を基調にして要所に金色の装飾が施された如何にも高そうな鎧を身に纏い、身の丈程有る赤い大剣【ドラグスレイヤー】を片手軽々と持ち上げる。
彼の肉付きから見て、どう見ても不釣り合いな筋力は彼が天から与えられた特殊才能の持ち主だからだ・・・と設定に有る。
外見は10代後半で私と同い年位だ。
まだ少年と言う年齢だろう。
短め金髪の中性的な顔立ちで幼さが残る顔立ちながらオスロウ国近衛士団長と言う肩書を持つ。
現代で言うと若くして国家公務員の高給取りと言った所かな?
大会参加者の中でもシグに続き女性人気が高い。
そして対戦相手のシグは片手剣と盾から水色に透けて輝く大剣【クリスタルソード】に持ち替えて挑む様だ。
クリス君の大剣相手では、片手剣や盾ごと粉砕されてしまうからだろう。
普通大剣は常人の筋力では両手持ちが普通だが、クリス君は特殊才能の恩恵で片手で振り回す事が出来る。
その為、剣撃と肉弾戦の両方を同時に使える。
しかもボス級の能力【2回行動】が可能だ。
その為、雰囲気と言うか威圧感だけでもシグとは圧倒的な差が有る様に見える。
「さてと、どの程度の強さか見せて貰うでござる。」
「大番狂わせでシグが勝たないかな?結婚式には呼んでね。」
「その時はシグを倒して、優勝賞品の願いでシグを国外追放してやるでござる。」
シグ・・・準優勝で国外追放らしいよ、気の毒に。
まぁクリス君が勝つのは確定事項なので、どの道シグがサクラと結婚する事は無いんだけどね。
2人でそうこう話している内に試合開始の銅鑼がなり歓声が上がる。
国家所属の騎士同士の対戦だ、観客の熱気も上昇する。
試合開始の合図と共に先制攻撃を仕掛けたのはシグの方からだった。
聖属性の矢を放つ特殊技能【セイクルレイン】を放ち、【縮地】で一気に間合いを詰める。
後方から先程放った複数の光の矢が追撃して来ている。
クリス君も前進を始め迎え撃つ態勢に入った。
クリス君が【ドラグスレイヤー】を一振りすると斬撃がそのまま衝撃波になり、シグに向かって真っすぐ飛ぶ。
シグは斬撃波を受け流すと後方を追撃して来た光の矢の半分を相殺した。
そのまま2人の間合いが重なりシグとクリス君は互いの剣を交える。
ガキィィン!
巨大な金属音と共にはお互いの重なった刃先から火花が散る。
シグの大剣を牽制したが後方から相殺出来なかった光の矢がクリス君を襲う。
頭部を襲う矢を腕で阻み、流れる様な華麗な身のこなしで多数の矢を回避する。
物理防御力も高いが回避力も相当高い。
綺麗に舞う様な動きだ。
「見た?40発近くの【セイクルレイン】を3発にしか食らわなかった、凄い回避力だね。」
「シノブ殿程では無いがウォーリアーでは有り得ない動きをしていたでござる。」
大剣の刃が何度も重なり合う。
シグに戦闘スタイルに答える様にクリス君は剣技による斬り合いをしていた。
お互い剣技は拮抗しているが力で圧倒的にシグが押されているのは明白だった。
シグは後方に飛び距離を取り剣を構え直した。
もう一度、【セイクルレイン】を撃つのだろうか?
シグは高らかに両手剣の天に向かって掲げる。
「剣技!【エデンズレイ】!」
【クリスタルソード】の剣先が1度輝き、同時に回避不能な光の速さで巨大な光柱がクリス君に目掛け落ち、周囲に衝撃が走る。
天空より巨大なレーザー砲の様な聖属性物理ダメージ放つパラディン最強の特殊技能だ。
膨大なSP消費と莫大な再充填時間が必要な為、連発は不可能だが回避不能な一撃必殺剣。
最上位職【ロード】や上位職の【パラディン】が使う事の出来る中距離攻撃だ。
その美しさと回避不能と言う利点からプレイヤー間の特殊技能人気度は上位に位置する。
「深紅の薔薇」のギルドマスターのミカさんも得意技として良く使用していた。
乱戦中でも自動で敵味方の区別して敵のみにダメージを与えると言うのも、使い易さの良い点だ。
シグは剣を持ち直し構え直す油断はしていない。
あの程度ではクリス君を倒せて無いと確信しているのだろう。
「サクラあれも、レベル×防御力=ダメージで被防御・回避力無視の固定ダメージだっけ?めちゃ痛そう。」
「痛いでござろうな、今の1撃で体力ゲージの30パーセントは逝ったでござろう。」
クリス君も上段で大剣を構え膝を付き耐えてる、そしてゆっくり立ち上がり大剣を構え直す。【ドラグスレイヤー】が赤黒い炎を纏い、その炎の大きさは剣の刃を3倍以上の長さに変化させる。
剣の持つ固有能力だろうか?
アイテムの中でも剣は種類が多すぎるし内容や性能なんていちいち覚えていない。
クリス君は上段から大きく振り被り素早く振り下ろす。
シグは軽く回避するが、振り下ろされた剣が地面を掠め鋭く曲がり横薙ぎに変わる。
シグは炎を纏った斬撃を剣で防ごうとするが接触部部に刀身が存在せず、【クリスタルソード】をすり抜けてシグの鎧の右腕部と胸部を破壊する。
シグは咄嗟に転がり受け身を取る。
態勢を立て直すと同時に【セイクルレイン】放ち、更に自己に回復魔法を発動する。
光の矢は更に巨大に膨らんだ【ドラグスレイヤー】に飲み込まれ消滅する。
元々1.5メートルの大剣は赤黒い炎を纏い5メートル程の大きさまで膨らんでいた。
これだけ巨大な大剣だが元のサイズと同じスピードでシグに襲い掛かる。
恐ろしい武器だ。
シグも奮闘するが徐々に攻撃を受けて鎧が破壊されていった。
全身ボロボロになりながらも立ち上がり【クリスタルソード】を天に構え【エデンズレイ】を放つ準備した瞬間、高速で間合いを詰めたクリス君がシグのがら空きになった胸部に掌を添えてシグを吹き飛ばす。
シグは口から鮮血を吐き立ち上がる事は無かった。
主審と副審2人が駆けつけて、舞台上に倒れたシグを確認しアナウンサーに対して手を振る。
「第5回戦の勝者はクリス!」
勝利宣言と共に大歓声が巻き上がる。
観客席の女性の中には泣き崩れる者や気絶する者が多数居たと後で聞いた。
さすがイケメン女泣かせ。
先の戦いを見る限り、ゲームの時より強さの難易度が間違い無く上がっている。
「サクラ、決勝大丈夫?最高難易度より強い設定に感じるけど。」
「殺す気で行けば勝てると思うでござる。」
サクラは神妙な面持ちでクリス君を見ている。
クリス君もまた舞台からサクラを目で追いながら退場して行く。
最初っからお互いに他の対戦相手は眼中に無いのだ。
予想通り求婚破棄が決定したシグは担架に乗せられて救急搬送されて行った。
さようならイケメン永遠に。
昼を過ぎ少しずつ日が傾き始めていた。
次は武闘大会決勝戦。
「それでは第5試合!王国聖騎士団長シグ対、王国近衛兵士長クリスの試合を開催します!」
この武闘大会イベントボスでシード選手、前回優勝者のクリス君が舞台へと上がる。
漆黒を基調にして要所に金色の装飾が施された如何にも高そうな鎧を身に纏い、身の丈程有る赤い大剣【ドラグスレイヤー】を片手軽々と持ち上げる。
彼の肉付きから見て、どう見ても不釣り合いな筋力は彼が天から与えられた特殊才能の持ち主だからだ・・・と設定に有る。
外見は10代後半で私と同い年位だ。
まだ少年と言う年齢だろう。
短め金髪の中性的な顔立ちで幼さが残る顔立ちながらオスロウ国近衛士団長と言う肩書を持つ。
現代で言うと若くして国家公務員の高給取りと言った所かな?
大会参加者の中でもシグに続き女性人気が高い。
そして対戦相手のシグは片手剣と盾から水色に透けて輝く大剣【クリスタルソード】に持ち替えて挑む様だ。
クリス君の大剣相手では、片手剣や盾ごと粉砕されてしまうからだろう。
普通大剣は常人の筋力では両手持ちが普通だが、クリス君は特殊才能の恩恵で片手で振り回す事が出来る。
その為、剣撃と肉弾戦の両方を同時に使える。
しかもボス級の能力【2回行動】が可能だ。
その為、雰囲気と言うか威圧感だけでもシグとは圧倒的な差が有る様に見える。
「さてと、どの程度の強さか見せて貰うでござる。」
「大番狂わせでシグが勝たないかな?結婚式には呼んでね。」
「その時はシグを倒して、優勝賞品の願いでシグを国外追放してやるでござる。」
シグ・・・準優勝で国外追放らしいよ、気の毒に。
まぁクリス君が勝つのは確定事項なので、どの道シグがサクラと結婚する事は無いんだけどね。
2人でそうこう話している内に試合開始の銅鑼がなり歓声が上がる。
国家所属の騎士同士の対戦だ、観客の熱気も上昇する。
試合開始の合図と共に先制攻撃を仕掛けたのはシグの方からだった。
聖属性の矢を放つ特殊技能【セイクルレイン】を放ち、【縮地】で一気に間合いを詰める。
後方から先程放った複数の光の矢が追撃して来ている。
クリス君も前進を始め迎え撃つ態勢に入った。
クリス君が【ドラグスレイヤー】を一振りすると斬撃がそのまま衝撃波になり、シグに向かって真っすぐ飛ぶ。
シグは斬撃波を受け流すと後方を追撃して来た光の矢の半分を相殺した。
そのまま2人の間合いが重なりシグとクリス君は互いの剣を交える。
ガキィィン!
巨大な金属音と共にはお互いの重なった刃先から火花が散る。
シグの大剣を牽制したが後方から相殺出来なかった光の矢がクリス君を襲う。
頭部を襲う矢を腕で阻み、流れる様な華麗な身のこなしで多数の矢を回避する。
物理防御力も高いが回避力も相当高い。
綺麗に舞う様な動きだ。
「見た?40発近くの【セイクルレイン】を3発にしか食らわなかった、凄い回避力だね。」
「シノブ殿程では無いがウォーリアーでは有り得ない動きをしていたでござる。」
大剣の刃が何度も重なり合う。
シグに戦闘スタイルに答える様にクリス君は剣技による斬り合いをしていた。
お互い剣技は拮抗しているが力で圧倒的にシグが押されているのは明白だった。
シグは後方に飛び距離を取り剣を構え直した。
もう一度、【セイクルレイン】を撃つのだろうか?
シグは高らかに両手剣の天に向かって掲げる。
「剣技!【エデンズレイ】!」
【クリスタルソード】の剣先が1度輝き、同時に回避不能な光の速さで巨大な光柱がクリス君に目掛け落ち、周囲に衝撃が走る。
天空より巨大なレーザー砲の様な聖属性物理ダメージ放つパラディン最強の特殊技能だ。
膨大なSP消費と莫大な再充填時間が必要な為、連発は不可能だが回避不能な一撃必殺剣。
最上位職【ロード】や上位職の【パラディン】が使う事の出来る中距離攻撃だ。
その美しさと回避不能と言う利点からプレイヤー間の特殊技能人気度は上位に位置する。
「深紅の薔薇」のギルドマスターのミカさんも得意技として良く使用していた。
乱戦中でも自動で敵味方の区別して敵のみにダメージを与えると言うのも、使い易さの良い点だ。
シグは剣を持ち直し構え直す油断はしていない。
あの程度ではクリス君を倒せて無いと確信しているのだろう。
「サクラあれも、レベル×防御力=ダメージで被防御・回避力無視の固定ダメージだっけ?めちゃ痛そう。」
「痛いでござろうな、今の1撃で体力ゲージの30パーセントは逝ったでござろう。」
クリス君も上段で大剣を構え膝を付き耐えてる、そしてゆっくり立ち上がり大剣を構え直す。【ドラグスレイヤー】が赤黒い炎を纏い、その炎の大きさは剣の刃を3倍以上の長さに変化させる。
剣の持つ固有能力だろうか?
アイテムの中でも剣は種類が多すぎるし内容や性能なんていちいち覚えていない。
クリス君は上段から大きく振り被り素早く振り下ろす。
シグは軽く回避するが、振り下ろされた剣が地面を掠め鋭く曲がり横薙ぎに変わる。
シグは炎を纏った斬撃を剣で防ごうとするが接触部部に刀身が存在せず、【クリスタルソード】をすり抜けてシグの鎧の右腕部と胸部を破壊する。
シグは咄嗟に転がり受け身を取る。
態勢を立て直すと同時に【セイクルレイン】放ち、更に自己に回復魔法を発動する。
光の矢は更に巨大に膨らんだ【ドラグスレイヤー】に飲み込まれ消滅する。
元々1.5メートルの大剣は赤黒い炎を纏い5メートル程の大きさまで膨らんでいた。
これだけ巨大な大剣だが元のサイズと同じスピードでシグに襲い掛かる。
恐ろしい武器だ。
シグも奮闘するが徐々に攻撃を受けて鎧が破壊されていった。
全身ボロボロになりながらも立ち上がり【クリスタルソード】を天に構え【エデンズレイ】を放つ準備した瞬間、高速で間合いを詰めたクリス君がシグのがら空きになった胸部に掌を添えてシグを吹き飛ばす。
シグは口から鮮血を吐き立ち上がる事は無かった。
主審と副審2人が駆けつけて、舞台上に倒れたシグを確認しアナウンサーに対して手を振る。
「第5回戦の勝者はクリス!」
勝利宣言と共に大歓声が巻き上がる。
観客席の女性の中には泣き崩れる者や気絶する者が多数居たと後で聞いた。
さすがイケメン女泣かせ。
先の戦いを見る限り、ゲームの時より強さの難易度が間違い無く上がっている。
「サクラ、決勝大丈夫?最高難易度より強い設定に感じるけど。」
「殺す気で行けば勝てると思うでござる。」
サクラは神妙な面持ちでクリス君を見ている。
クリス君もまた舞台からサクラを目で追いながら退場して行く。
最初っからお互いに他の対戦相手は眼中に無いのだ。
予想通り求婚破棄が決定したシグは担架に乗せられて救急搬送されて行った。
さようならイケメン永遠に。
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