26 / 28
浦島太郎外伝6 鯛は昔の夢を見て
五話
しおりを挟む
体が、楽になった。
頭を撫でる柔らかな手つきが懐かしく、ぼんやりと目を開けた鯛はその先に兄を見た気がした。
「朱貴……」
呟くと、その人は少し驚いた顔をしたが否定はしなかった。
「目が覚めましたか、朱華さん」
声が違う。けれど、心地よい。
頷いた鯛の体を少し起こし、彼は薬湯を飲ませてくれる。不思議と楽に嚥下できた。体の痛みは薄れ、指や足が動く。まだ少し怠いが、自分の意志で動かせた。
視界がはっきりとして、嬉しそうに涙を浮かべて笑う浦島を見上げた。温かな布団の上、持ち上げた腕はまださらしを巻いている箇所もあったが、あの酷い痣は消えていた。
「これは……」
「薬が効いたんです。青埜さんが頑張ってくれました」
「海蛇が?」
浦島の視線がふとそれる。そちらを見ると鯛の隣にもう一組布団が敷かれ、海蛇がピクリともせず眠っていた。
「海蛇?」
「どうやら冬眠に入ってしまったみたいで。もう三日は眠っているんです」
「冬眠!」
流石に驚いて問いかける。よくよく見れば胸の上下もとても少ないし、息づかいも聞こえてこない。一見、死んでいるようにすら見える。
「他の方に聞いてみたら、冬になると短い間そうなるみたいです。七日ほどで目を覚ますそうですが」
「ですが、どうして……」
「薬の大事な材料が、北の海にあるそうで。それを探しに行ってくれていました」
「寒いのが苦手なのに、北の海に?」
驚いて……思わず「馬鹿」と呟いてしまう。彼がこんな無茶をする必要なんてなかったはずだ。なのに……。
いや、理由は知っている。どういうわけか海蛇は鯛に惚れているらしい。どこがいいのかなんてまったく分からない。自分でも性格の悪さを自覚しているくらいだ。見てくれは合格だろうが、中身は……。
「本当に、馬鹿ですね」
呟く鯛の耳は、痣とは違う感じで真っ赤になっていった。
その後は、ちゃんと目が覚めるようになった。浦島と河豚が交互で体を綺麗に洗い、古い皮膚を擦り落として軟膏を塗ってくれた。足の一部、腕の一部、そして脇腹に壊死があって治りも遅く痛んだが、それも徐々に回復していった。今では上半身を起こしていても辛いとは思わない。
だがその隣で今も、海蛇は昏々と眠り続けている。日差しは温かく潮も温かいのに、随分な寝坊だ。
「お前は本当に、寝坊助ですね」
起き上がり、布団を出て側に座り、そっと頭を撫でる。長い青と黒の髪は意外と触り心地がいい。開いていれば眠そうな目は、閉じると端正に思える。
「お前に礼がしたいのです。早く起きてください」
今は綺麗に戻った手でそっと髪を梳きながら、鯛は穏やかに微笑んでいた。
そんな日が更に数日続いた。普通に食事も取り、体力は戻りつつある。壊死を起こした部分も徐々に元通りの肌に戻りつつある。
河豚からは「ほぼ完治」という診断を貰い、明後日からまた働けることとなった。
その夜、ふとごそりと音がして、鯛は隣の布団に目をやった。
「……鯛?」
「おはよう、お寝坊さん」
薄く目を開けた海蛇を見て、鯛はふわりと綻ぶような笑みを浮かべる。近づいて、優しく髪を梳く鯛に海蛇はゆるくだが反応を見せ、されるがままにすり寄った。
「気持ちいい」
「この程度の事で構わないなら、いくらでも」
「最高に、嬉しい」
「単純すぎますよ、お前」
ただ撫でるだけでいいなんて、欲がなさ過ぎる。それでもうっとりと幸せそうな海蛇を見ていると、鯛も僅かに胸が騒いだ。
こう何日も海蛇を見ていると可愛く思い始めていた。蛸の息子からも話を聞いたが、とんでもない無茶をしたものだ。腹や背の肉が裂けてまで助けてくれようとしたなんて。
苦しく思うと同時に、胸の奥が熱くなるのも感じた。それはどこか愛しくて、大切なものに思える。この思いをこっそりと浦島に伝えると、彼はとても嬉しそうに笑って「恋ですね」と言った。
恋など無縁だった。昔は朱貴を応援して、自分はそっちのけ。朱貴が死んでからはとてもそのような心持ちにはならず、誘われたって知らぬ顔をした。
見てくれが美しいのは知っている。朱貴が美しかったのだ、双子の自分だってあまり差はない。だが、心はこんなにも醜い。それを知らぬまま声をかける者達を、どこかで見下していた。
ただ一人の物好き以外は。
海蛇だけは鯛の事をちゃんと見て知っていた。見下す態度も、心の醜さも。そしてそれを承知で、好きでいてくれた。意地の悪い事を言えば離れて行くかと思っても、そうではない。実際に少し意地悪をしてみたが、離れない。
鯛の中で海蛇は物好きから変態へと認識が改められた。だが、側にいることも認めた。何をしても離れないのならばもう、放って置くより他にはないと思った。
違う、嬉しかったのだろう。こうまでしても求めて貰える事に安心したんだ。その安心を土台に、彼の気持ちに応える事もせずに利用した。本当に、性格が悪い。
「海蛇」
「ん?」
「お前、本当に馬鹿ですよね」
「……かもな」
静かな時間に零れる小さな呟き。丁寧な手つきで髪を撫でる鯛にうっとりと目を細めたまま、海蛇は幸せそうに笑う。
「でも、馬鹿でいいさ。俺はアンタに惚れている。惚れた方が弱いのはどこの世界も同じだ」
「こんな性悪に惚れるなんて、変態ですか」
「かもな。でも、アンタは本当の性悪じゃない。そういう自分でいようとしているだけだろ?」
「え?」
「本当の性悪は、自分の事を性悪なんて言わないさ。自覚があるのは本物じゃないからだ。素のアンタはきっと、もっと素直で可愛いんじゃないかって、俺は思っているんだけどよ」
まだ少し眠そうな目でそんな事を言われて、鯛は湧き上がるような熱さに顔を染めた。恥ずかしさと嬉しさの両方があるが、恥ずかしさの方が強い。隠れたくてぱっと手を離し、自分の布団を頭まで被る。するとその外でクツクツという笑い声がして、気配が近づいてくる。そして布団の上からそっと、体重がかかった。
「可愛い」
「五月蠅い」
「顔、見せてくれよ」
「悪趣味!」
言ったら、掛かっていた重みがなくなった。それでそっと布団をめくると、直ぐ近くにニッと笑う海蛇がいる。慌てて隠れようにも遅くて、手を取られた鯛はそっと額に触れる唇の感触に驚き、動きを止めた。
「アンタが好きだ。もうずっと」
「……知ってます」
「嫌か?」
「…………嫌では、ありません」
ただ、素直じゃないだけだ。
驚いた海蛇の目が、ふと真剣なものになる。近づいてくる顔。そしてそっと、唇同士が触れた。
薄いけれど程よく柔らかい。触れるだけで終わってしまう時間を名残惜しいと思えている。面倒くさそうな常時の彼とは違う真剣な眼差しに見つめられると、胸の奥はずっと五月蠅いままだ。
「好きだ、朱華」
「……はい、青埜」
「その……なんだ。体がちゃんと治って、体力が戻ったら、その……一緒に出かけないか?」
「逢い引き、ですか?」
「まぁ、そうなるな」
「……はい、分かりました」
約束に、海蛇もどこか恥ずかしそうに顔を染め、嬉しそうに笑う。
それを見る鯛も同じように、穏やかに笑っていた。
頭を撫でる柔らかな手つきが懐かしく、ぼんやりと目を開けた鯛はその先に兄を見た気がした。
「朱貴……」
呟くと、その人は少し驚いた顔をしたが否定はしなかった。
「目が覚めましたか、朱華さん」
声が違う。けれど、心地よい。
頷いた鯛の体を少し起こし、彼は薬湯を飲ませてくれる。不思議と楽に嚥下できた。体の痛みは薄れ、指や足が動く。まだ少し怠いが、自分の意志で動かせた。
視界がはっきりとして、嬉しそうに涙を浮かべて笑う浦島を見上げた。温かな布団の上、持ち上げた腕はまださらしを巻いている箇所もあったが、あの酷い痣は消えていた。
「これは……」
「薬が効いたんです。青埜さんが頑張ってくれました」
「海蛇が?」
浦島の視線がふとそれる。そちらを見ると鯛の隣にもう一組布団が敷かれ、海蛇がピクリともせず眠っていた。
「海蛇?」
「どうやら冬眠に入ってしまったみたいで。もう三日は眠っているんです」
「冬眠!」
流石に驚いて問いかける。よくよく見れば胸の上下もとても少ないし、息づかいも聞こえてこない。一見、死んでいるようにすら見える。
「他の方に聞いてみたら、冬になると短い間そうなるみたいです。七日ほどで目を覚ますそうですが」
「ですが、どうして……」
「薬の大事な材料が、北の海にあるそうで。それを探しに行ってくれていました」
「寒いのが苦手なのに、北の海に?」
驚いて……思わず「馬鹿」と呟いてしまう。彼がこんな無茶をする必要なんてなかったはずだ。なのに……。
いや、理由は知っている。どういうわけか海蛇は鯛に惚れているらしい。どこがいいのかなんてまったく分からない。自分でも性格の悪さを自覚しているくらいだ。見てくれは合格だろうが、中身は……。
「本当に、馬鹿ですね」
呟く鯛の耳は、痣とは違う感じで真っ赤になっていった。
その後は、ちゃんと目が覚めるようになった。浦島と河豚が交互で体を綺麗に洗い、古い皮膚を擦り落として軟膏を塗ってくれた。足の一部、腕の一部、そして脇腹に壊死があって治りも遅く痛んだが、それも徐々に回復していった。今では上半身を起こしていても辛いとは思わない。
だがその隣で今も、海蛇は昏々と眠り続けている。日差しは温かく潮も温かいのに、随分な寝坊だ。
「お前は本当に、寝坊助ですね」
起き上がり、布団を出て側に座り、そっと頭を撫でる。長い青と黒の髪は意外と触り心地がいい。開いていれば眠そうな目は、閉じると端正に思える。
「お前に礼がしたいのです。早く起きてください」
今は綺麗に戻った手でそっと髪を梳きながら、鯛は穏やかに微笑んでいた。
そんな日が更に数日続いた。普通に食事も取り、体力は戻りつつある。壊死を起こした部分も徐々に元通りの肌に戻りつつある。
河豚からは「ほぼ完治」という診断を貰い、明後日からまた働けることとなった。
その夜、ふとごそりと音がして、鯛は隣の布団に目をやった。
「……鯛?」
「おはよう、お寝坊さん」
薄く目を開けた海蛇を見て、鯛はふわりと綻ぶような笑みを浮かべる。近づいて、優しく髪を梳く鯛に海蛇はゆるくだが反応を見せ、されるがままにすり寄った。
「気持ちいい」
「この程度の事で構わないなら、いくらでも」
「最高に、嬉しい」
「単純すぎますよ、お前」
ただ撫でるだけでいいなんて、欲がなさ過ぎる。それでもうっとりと幸せそうな海蛇を見ていると、鯛も僅かに胸が騒いだ。
こう何日も海蛇を見ていると可愛く思い始めていた。蛸の息子からも話を聞いたが、とんでもない無茶をしたものだ。腹や背の肉が裂けてまで助けてくれようとしたなんて。
苦しく思うと同時に、胸の奥が熱くなるのも感じた。それはどこか愛しくて、大切なものに思える。この思いをこっそりと浦島に伝えると、彼はとても嬉しそうに笑って「恋ですね」と言った。
恋など無縁だった。昔は朱貴を応援して、自分はそっちのけ。朱貴が死んでからはとてもそのような心持ちにはならず、誘われたって知らぬ顔をした。
見てくれが美しいのは知っている。朱貴が美しかったのだ、双子の自分だってあまり差はない。だが、心はこんなにも醜い。それを知らぬまま声をかける者達を、どこかで見下していた。
ただ一人の物好き以外は。
海蛇だけは鯛の事をちゃんと見て知っていた。見下す態度も、心の醜さも。そしてそれを承知で、好きでいてくれた。意地の悪い事を言えば離れて行くかと思っても、そうではない。実際に少し意地悪をしてみたが、離れない。
鯛の中で海蛇は物好きから変態へと認識が改められた。だが、側にいることも認めた。何をしても離れないのならばもう、放って置くより他にはないと思った。
違う、嬉しかったのだろう。こうまでしても求めて貰える事に安心したんだ。その安心を土台に、彼の気持ちに応える事もせずに利用した。本当に、性格が悪い。
「海蛇」
「ん?」
「お前、本当に馬鹿ですよね」
「……かもな」
静かな時間に零れる小さな呟き。丁寧な手つきで髪を撫でる鯛にうっとりと目を細めたまま、海蛇は幸せそうに笑う。
「でも、馬鹿でいいさ。俺はアンタに惚れている。惚れた方が弱いのはどこの世界も同じだ」
「こんな性悪に惚れるなんて、変態ですか」
「かもな。でも、アンタは本当の性悪じゃない。そういう自分でいようとしているだけだろ?」
「え?」
「本当の性悪は、自分の事を性悪なんて言わないさ。自覚があるのは本物じゃないからだ。素のアンタはきっと、もっと素直で可愛いんじゃないかって、俺は思っているんだけどよ」
まだ少し眠そうな目でそんな事を言われて、鯛は湧き上がるような熱さに顔を染めた。恥ずかしさと嬉しさの両方があるが、恥ずかしさの方が強い。隠れたくてぱっと手を離し、自分の布団を頭まで被る。するとその外でクツクツという笑い声がして、気配が近づいてくる。そして布団の上からそっと、体重がかかった。
「可愛い」
「五月蠅い」
「顔、見せてくれよ」
「悪趣味!」
言ったら、掛かっていた重みがなくなった。それでそっと布団をめくると、直ぐ近くにニッと笑う海蛇がいる。慌てて隠れようにも遅くて、手を取られた鯛はそっと額に触れる唇の感触に驚き、動きを止めた。
「アンタが好きだ。もうずっと」
「……知ってます」
「嫌か?」
「…………嫌では、ありません」
ただ、素直じゃないだけだ。
驚いた海蛇の目が、ふと真剣なものになる。近づいてくる顔。そしてそっと、唇同士が触れた。
薄いけれど程よく柔らかい。触れるだけで終わってしまう時間を名残惜しいと思えている。面倒くさそうな常時の彼とは違う真剣な眼差しに見つめられると、胸の奥はずっと五月蠅いままだ。
「好きだ、朱華」
「……はい、青埜」
「その……なんだ。体がちゃんと治って、体力が戻ったら、その……一緒に出かけないか?」
「逢い引き、ですか?」
「まぁ、そうなるな」
「……はい、分かりました」
約束に、海蛇もどこか恥ずかしそうに顔を染め、嬉しそうに笑う。
それを見る鯛も同じように、穏やかに笑っていた。
1
お気に入りに追加
312
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話
あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター ライト(17)
???? アル(20)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半のキャラ崩壊は許してください;;
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる