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5章:ルルエ平定
8話:夜に触れて
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ユリエルは建物の間を縫うように進んだ。そしてその先に、一軒の屋敷がある。ユリエルの母の生家だったそこは、既に主人を無くして灯が落とされている。鍵を開け、屋敷へと入ったユリエルは奥まった寝室に明かりを灯した。
「ここは?」
「私の母の生家です。私が引き継ぎはしましたが、普段は人がいません。時々、手入れをお願いしている程度です」
窓を開け、空気を入れ換えればそれで十分。ベッドなどにも埃はない。丁度最近、手入れと掃除をしてもらったばかりだ。
ルーカスへと振り向いたユリエルは、確かめるように抱きしめる。未だここに彼がいる事が信じられないのだ。目を離せば消えてしまうのではないか、そんな気さえしていた。
「なぜ、ここへ?」
「一ヶ月も会わないから、寂しくて来てしまった。理由を付けて出て、船に乗ってここまで。君の居場所は分かっていたから」
素直に嬉しい。抱きとめる胸の鼓動は、確かにここに彼がいるのだと知らしめてくれる。触れる体の温かさは、今こうして体温を分け合っているのだと分かる。抱きしめてくれる腕の強さは、その心が偽りないのだと教えてくれる。
見つめ合い、そっとキスをした。優しいその抱擁と気持ちは、ユリエルの不安を拭い去って幸せで満たしてくれる。
「詩人の歌を久々に聞いた」
「どうでしたか?」
「綺麗な声だったが……少し困った。どうにも体が熱くなってしまって、たまらなかった」
なんて、恥ずかしそうにルーカスが言うものだから、ユリエルは可笑しくて笑ってしまった。
「ここに来たからと言って君に会えるとは限らない。分かっていながらも、どうしても近くに来たかった。国の平定は終わったんだね?」
「えぇ、おかげさまで。シリルもレヴィンも無事ですよ」
「そうか、それは良かった」
まるで自身の弟に向けるような温かな微笑みを浮かべるルーカスは、深くユリエルを抱き込む。そして耳元に切なげに「会いたかった」と告げるのだ。
自然、体が熱くなる。性急に求めてしまいそうな淫らな自分をどうにか押さえ込もうとしている。会えば触れたいのだ。この雄々しい体に抱かれ、全てを委ねてただの人となりたい。この人だけはそれを許してくれるから。
ユリエルは誘い込む様に手を引いて、ベッドに腰を下ろす。ルーカスもそこに体重をかけ、ゆっくりとキスを繰り返した。倒れるように埋まった体を、節のたつ指が触れていく。その心地よい動きに、ユリエルは艶やかに鳴いた。
詩人の服は脱がせやすい。何度この姿で身を預けたか。かってを知っている手は難なく衣服の裾から手を差し入れ、薄い体を確かめていく。敏感になる肌はそれだけで熱を持ち、下肢は緩やかに反応していった。
「ユリエル、平気か?」
「んっ。くれないのですか?」
「……もう、理性の限界だ」
自嘲気味に笑う人も欲望を持っている。濡れた瞳が笑い、首筋に触れて肌を食む。ムズムズとした感覚は少しもどかしい。強い刺激を求める体は、これでは足りないと訴えている。
邪魔な衣服を互いに取っ払い、素肌で触れる体の雄々しさに溜息が出る。自分とは違う逞しい体を抱きしめている。舌を絡めるうちに指はそこかしこに触れる。体のライン、臍の辺り、胸の突起、薄い内股。その度にヒクヒクと体は反応していく。心地よく、時を待っている。
「んぅ……。ルーカス、もっと触れて下さい」
思わずねだってしまうと、ルーカスは楽しそうに笑った。雄の顔で、穏やかに。
「どこに触れて欲しい?」
「え?」
「言ってごらん、ユリエル」
唆され、首筋に唇が触れる。それだけでも息が上がる。だが、求める欲望を自ら口にするのは恥ずかしい。けれど言わない間はずっと、手が明後日の方向に触れてくる。脇腹をくすぐって、太ももを撫でて。近いし感じている。でももどかしい。
「ユリエル」
「あっ、胸を……」
言えば羞恥に身が染まる。冷静な判断など奪い去っていく。痴態を晒すけれど、耐えられるほどの精神はない。一ヶ月以上ぶりなのだ、この手が触れてくれるのは。もう、この手以外を求めていないのだ。
「胸を?」
「触って……唇でも、してください」
一度転がれば早かった。ルーカスの手が平らな胸を撫で、僅かに堅くなった部分を摘まんで捻る。それにも淫らな声が抑えられない。赤く色を増していく部分が唇に触れ、濡れた舌がそれを転がすようにするだけで震えた。
触れて欲しい部分を、ユリエルは口にしていく。下肢に……その更に奥の秘部へも触れて欲しくて羞恥など捨てた。欲しいと思う気持ちに素直になれば、躊躇いもなく言葉は溢れてくる。
「ルーカス、欲しい! あっ、もう、入れて!」
解されて柔らかくなった後ろから指が抜かれ、代わりに雄々しくそそりたつ高ぶりがあてがわれる。それがゆっくりと身に埋まるのは、やはり多少の痛みがある。だがそれ以上の快楽と、満たしていく熱がある。しがみつくように背に触れ、ユリエルは息を吐くように奥までルーカスを受け入れた。
「久しぶりでは辛いだろ」
同じく熱に濡れた声が気遣ってくれる。だがその瞳は裏腹に欲望を滾らせている。こんな顔を見ているのは、自分だけだ。そう思う優越感に満たされ、穿つ楔の深さに酔う。ユリエルは首を横に振り、そっと触れて唇を奪った。
「それ以上に幸せです」
「そうか」
ふわりと柔らかく香る男の色香。その温かな瞳に魅せられながら熱を受け入れる。内襞がうねり、吸い付くようにルーカスを食んでいる。濡れた音が僅かに聞こえ、息づかいと衣擦れ、体をぶつけ合う生々しい音に色を添えていく。耳からも、目からも、当然繋がった部分からも犯されて目眩がしそうだ。
より深くへと誘い込むように身のうちをくねらせながら、ユリエルは己の最も深い部分でルーカスを受け止めた。与えられる彼の熱はとても熱い。脈打つような感覚は、長く感じる。そして自らも精を放ち、そのままで口づけている。彼の一滴も他に渡したくはなくて貪る最奥が、最後の一滴まで搾り取った。
「はぁ……」
泣き濡れる眦を、指の腹が拭っていく。浅くキスをするその合間に、穿たれたものが抜け落ちていく。一瞬空気を感じるほどに広がった部分から溢れ出るものを留めおく方法はないものか。ユリエルは虚ろになりながらも、そんな事を毎度思ってしまう。
「すまない、少し虐めたな」
「貴方は本当に、ベッドの上で少し性格が変わりますよ」
「これほどに可愛い人を抱いてしまうと、理性というものを極限までそぎ落としてみたくなるんだ。ユリエル、君は理性をなかなか手放してくれないからね」
甘やかすようにとんでもない事を言う人を愛しいと思うのだから重症なのだ。否、そんな事は国を裏切る決断をした時にわかりきっていたか。
「国を欺く決断をした私に、なおも求めるのですか?」
問えば精悍な顔立ちは苦しみに歪む。申し訳無いと言わんばかりに謝りそうな唇を、ユリエルは早々に塞いだ。
「すみません、私こそ愚問ですね。貴方も同じ決断をした」
「ユリエル」
「求められる事に否はないのです。ただ……そうですね、私は恥ずかしいのです。自分も知らないような扉を貴方が叩き、私も求められるままに開いてしまうから」
クスクスと笑い、なおも唇を食み、絡め、濡らしていく。求めるようなその動きに、ルーカスの熱は再燃しそうな感じがした。
「おや?」
「ユリエル、これ以上の悪戯はダメだ。俺は君との穏やかな眠りが欲しい。この腕に抱いて、寄り添って眠る時間が欲しいんだ。与えてくれるかい?」
そのように言われては従わない訳にはゆかない。ユリエルはニッコリと笑い、ルーカスの胸に寄り添った。
「ルーカス、いつまでいられるのですか?」
「明日の夕刻の船で離れるつもりだ」
「……そう。その前に、少し話しておきたい事があります」
甘い甘い時間にはそぐわない、堅い話。必要だけれど、今は……。
その思いを察してくれるのか、ルーカスの指が唇に触れ、額に口づけをされる。甘やかすその仕草に、王の顔は引っ込んだ。
「明日にしよう。今日はこのまま、恋人でいさせてくれ」
「……はい、勿論」
「有り難う、ルーカス」その言葉を飲み込んで、ユリエルは恋人のまま眠りに落ちた。
「ここは?」
「私の母の生家です。私が引き継ぎはしましたが、普段は人がいません。時々、手入れをお願いしている程度です」
窓を開け、空気を入れ換えればそれで十分。ベッドなどにも埃はない。丁度最近、手入れと掃除をしてもらったばかりだ。
ルーカスへと振り向いたユリエルは、確かめるように抱きしめる。未だここに彼がいる事が信じられないのだ。目を離せば消えてしまうのではないか、そんな気さえしていた。
「なぜ、ここへ?」
「一ヶ月も会わないから、寂しくて来てしまった。理由を付けて出て、船に乗ってここまで。君の居場所は分かっていたから」
素直に嬉しい。抱きとめる胸の鼓動は、確かにここに彼がいるのだと知らしめてくれる。触れる体の温かさは、今こうして体温を分け合っているのだと分かる。抱きしめてくれる腕の強さは、その心が偽りないのだと教えてくれる。
見つめ合い、そっとキスをした。優しいその抱擁と気持ちは、ユリエルの不安を拭い去って幸せで満たしてくれる。
「詩人の歌を久々に聞いた」
「どうでしたか?」
「綺麗な声だったが……少し困った。どうにも体が熱くなってしまって、たまらなかった」
なんて、恥ずかしそうにルーカスが言うものだから、ユリエルは可笑しくて笑ってしまった。
「ここに来たからと言って君に会えるとは限らない。分かっていながらも、どうしても近くに来たかった。国の平定は終わったんだね?」
「えぇ、おかげさまで。シリルもレヴィンも無事ですよ」
「そうか、それは良かった」
まるで自身の弟に向けるような温かな微笑みを浮かべるルーカスは、深くユリエルを抱き込む。そして耳元に切なげに「会いたかった」と告げるのだ。
自然、体が熱くなる。性急に求めてしまいそうな淫らな自分をどうにか押さえ込もうとしている。会えば触れたいのだ。この雄々しい体に抱かれ、全てを委ねてただの人となりたい。この人だけはそれを許してくれるから。
ユリエルは誘い込む様に手を引いて、ベッドに腰を下ろす。ルーカスもそこに体重をかけ、ゆっくりとキスを繰り返した。倒れるように埋まった体を、節のたつ指が触れていく。その心地よい動きに、ユリエルは艶やかに鳴いた。
詩人の服は脱がせやすい。何度この姿で身を預けたか。かってを知っている手は難なく衣服の裾から手を差し入れ、薄い体を確かめていく。敏感になる肌はそれだけで熱を持ち、下肢は緩やかに反応していった。
「ユリエル、平気か?」
「んっ。くれないのですか?」
「……もう、理性の限界だ」
自嘲気味に笑う人も欲望を持っている。濡れた瞳が笑い、首筋に触れて肌を食む。ムズムズとした感覚は少しもどかしい。強い刺激を求める体は、これでは足りないと訴えている。
邪魔な衣服を互いに取っ払い、素肌で触れる体の雄々しさに溜息が出る。自分とは違う逞しい体を抱きしめている。舌を絡めるうちに指はそこかしこに触れる。体のライン、臍の辺り、胸の突起、薄い内股。その度にヒクヒクと体は反応していく。心地よく、時を待っている。
「んぅ……。ルーカス、もっと触れて下さい」
思わずねだってしまうと、ルーカスは楽しそうに笑った。雄の顔で、穏やかに。
「どこに触れて欲しい?」
「え?」
「言ってごらん、ユリエル」
唆され、首筋に唇が触れる。それだけでも息が上がる。だが、求める欲望を自ら口にするのは恥ずかしい。けれど言わない間はずっと、手が明後日の方向に触れてくる。脇腹をくすぐって、太ももを撫でて。近いし感じている。でももどかしい。
「ユリエル」
「あっ、胸を……」
言えば羞恥に身が染まる。冷静な判断など奪い去っていく。痴態を晒すけれど、耐えられるほどの精神はない。一ヶ月以上ぶりなのだ、この手が触れてくれるのは。もう、この手以外を求めていないのだ。
「胸を?」
「触って……唇でも、してください」
一度転がれば早かった。ルーカスの手が平らな胸を撫で、僅かに堅くなった部分を摘まんで捻る。それにも淫らな声が抑えられない。赤く色を増していく部分が唇に触れ、濡れた舌がそれを転がすようにするだけで震えた。
触れて欲しい部分を、ユリエルは口にしていく。下肢に……その更に奥の秘部へも触れて欲しくて羞恥など捨てた。欲しいと思う気持ちに素直になれば、躊躇いもなく言葉は溢れてくる。
「ルーカス、欲しい! あっ、もう、入れて!」
解されて柔らかくなった後ろから指が抜かれ、代わりに雄々しくそそりたつ高ぶりがあてがわれる。それがゆっくりと身に埋まるのは、やはり多少の痛みがある。だがそれ以上の快楽と、満たしていく熱がある。しがみつくように背に触れ、ユリエルは息を吐くように奥までルーカスを受け入れた。
「久しぶりでは辛いだろ」
同じく熱に濡れた声が気遣ってくれる。だがその瞳は裏腹に欲望を滾らせている。こんな顔を見ているのは、自分だけだ。そう思う優越感に満たされ、穿つ楔の深さに酔う。ユリエルは首を横に振り、そっと触れて唇を奪った。
「それ以上に幸せです」
「そうか」
ふわりと柔らかく香る男の色香。その温かな瞳に魅せられながら熱を受け入れる。内襞がうねり、吸い付くようにルーカスを食んでいる。濡れた音が僅かに聞こえ、息づかいと衣擦れ、体をぶつけ合う生々しい音に色を添えていく。耳からも、目からも、当然繋がった部分からも犯されて目眩がしそうだ。
より深くへと誘い込むように身のうちをくねらせながら、ユリエルは己の最も深い部分でルーカスを受け止めた。与えられる彼の熱はとても熱い。脈打つような感覚は、長く感じる。そして自らも精を放ち、そのままで口づけている。彼の一滴も他に渡したくはなくて貪る最奥が、最後の一滴まで搾り取った。
「はぁ……」
泣き濡れる眦を、指の腹が拭っていく。浅くキスをするその合間に、穿たれたものが抜け落ちていく。一瞬空気を感じるほどに広がった部分から溢れ出るものを留めおく方法はないものか。ユリエルは虚ろになりながらも、そんな事を毎度思ってしまう。
「すまない、少し虐めたな」
「貴方は本当に、ベッドの上で少し性格が変わりますよ」
「これほどに可愛い人を抱いてしまうと、理性というものを極限までそぎ落としてみたくなるんだ。ユリエル、君は理性をなかなか手放してくれないからね」
甘やかすようにとんでもない事を言う人を愛しいと思うのだから重症なのだ。否、そんな事は国を裏切る決断をした時にわかりきっていたか。
「国を欺く決断をした私に、なおも求めるのですか?」
問えば精悍な顔立ちは苦しみに歪む。申し訳無いと言わんばかりに謝りそうな唇を、ユリエルは早々に塞いだ。
「すみません、私こそ愚問ですね。貴方も同じ決断をした」
「ユリエル」
「求められる事に否はないのです。ただ……そうですね、私は恥ずかしいのです。自分も知らないような扉を貴方が叩き、私も求められるままに開いてしまうから」
クスクスと笑い、なおも唇を食み、絡め、濡らしていく。求めるようなその動きに、ルーカスの熱は再燃しそうな感じがした。
「おや?」
「ユリエル、これ以上の悪戯はダメだ。俺は君との穏やかな眠りが欲しい。この腕に抱いて、寄り添って眠る時間が欲しいんだ。与えてくれるかい?」
そのように言われては従わない訳にはゆかない。ユリエルはニッコリと笑い、ルーカスの胸に寄り添った。
「ルーカス、いつまでいられるのですか?」
「明日の夕刻の船で離れるつもりだ」
「……そう。その前に、少し話しておきたい事があります」
甘い甘い時間にはそぐわない、堅い話。必要だけれど、今は……。
その思いを察してくれるのか、ルーカスの指が唇に触れ、額に口づけをされる。甘やかすその仕草に、王の顔は引っ込んだ。
「明日にしよう。今日はこのまま、恋人でいさせてくれ」
「……はい、勿論」
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