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第六章「同類」 ー中央都市編ー
第九十七話「ただの学生」
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「壮観だな」
「・・・・そうかん?」
同日、18時45分、
第二地区南方の城塞から数十キロ南下した地点
ルーカスとリリーは大木の上から
数キロ先の銀色を見ていた。
「すごいなって」
「・・・うん、すごい
こんなに人が居ると」
大きな川を中心として、
船と車たちが大行列をなしている。
船は川を埋め尽くさんばかりに
敷き詰められ、
その横を車たちが追従していた。
その荷車を引くのは
馬のような体でありながら
どこか竜のような顔の大きな怪物だ。
鎖に、首輪、縄、
すべてが何かしらの魔法的な拘束が施され、
常に誰かがそいつの近くにいて監視している。
そんな息苦しい獣車が何十、何百、何千と連なり
大移動をしていた。
『こちら、ルーカス、
目標を確認した』
それを見て、ルーカスは無線機を取り出し、
語り掛ける。
『おう』
すると、そう無線機からテオの声が返ってきた。
『規模はどのくらいだ?
どうやって移動してる?』
『視界の端から端まで
車と船がいる。』
『そうか』
『これからどうすればいい?』
『それが確認できたなら戻ってきていい
お疲れさん』
『攻めたりはしないのか?』
『しないでいい・・・・突っ込んでくなよ?』
『流石にしない』
『よし、じゃあ、見つからないように頼んだぞ』
報告が終わると、
無線を切り、ポケットにしまうと
その出口を黒いモノで塞いだ。
「もう終わり?」
すぐ横の枝に乗り、
大行列を眺めていた
リリーは様子を見て、
ルーカスにそう問う。
「みたいだな」
「わかった。じゃあ、お願い」
彼女がそう言うと、
ルーカスの背中から六本の触手が飛びだし、
そして、それらは混ざり合い、形を変えて翼になった。
「ん」
その背中にリリーが跳びつく。
子供のように背中へ乗って、彼におぶられる、
その動作に全くと言って良いほど淀みはない。
首元に手を回し、
体重をすべて彼に預け、
「いいよ」
そう伝える。
「・・・・ああ、わかった」
リリーの準備が整うと、
翼から火が噴き出した。
その力は優にルーカスを宙へ舞い上がらせ、
大木も届かない上空まで一気に飛び上がる。
「これで本当に大丈夫なのか?」
「うん」
「じゃあ、振り落とされるなよ」
リリーを背に彼は飛んでいく。
通った後には雲を引き連れながら
音すら聞こえない速度でまっすぐ城塞まで
かっとんでいった。
「・・・・雲」
その雲を見て、
ある荷車の中にいた
一人の老人がぽつりと何かを呟く。
その力強い眼で
雲の先を見つめ、
何かを見つけたかのように
そう言った。
「・・・どうかされましたか?」
その横にいた緑髪のエルフは
彼にそう声をかける。
落ち着いた声色で
彼の身を案じるように
「・・いや、何でもない」
そのまま荷車はゆっくりと
前へ進んでいく。
その頃、城塞内ではテーブルの向かいに
テオとエマが座り、顔を突きわせていた。
「待たせて悪かったな」
最近の彼らにしてみれば珍しい
肉汁滴る、分厚いステーキを頬張るエマは
「じぇんじぇん、気にしにゃいでくれ」
その味に舌鼓を打ちながら
口をもごもごとさせている。
「君は・・・あれ?
そう言えば、名前聞いてないな」
「おっと、失礼名乗ってなかったかな?
テオ・クラークだ。以後よろしく」
「・・・き、君がテオ・クラーク!?
な、なんでここに首謀者がいるんだい!?」
彼の名前を聞いて
エマは心底驚いたようだ。
わかりやすく目を丸くして
口元を抑えながら
叫んでいる。
「知らなかったのか」
「普通、こっちにいると思わないだろ
それに」
「?」
「学院だと君はもっと高身長だって聞いてたんだけど」
「・・・・・・・」
その言葉を聞いた瞬間、
彼の瞼の上が少し、
ピクリとだけ動いた。
エマの後ろに立っていたサラの顔が
凄まじい勢いで青ざめ、汗を垂れ流し始めるが、
「確かに魔力はすごいし、
顔も良いとは思うけど
背小さくないかい?
人相も悪いし」
エマは気にしない。
「そ、その様子だと
後輩たちには大分良いように伝わってるのかな?」
平静を装っているが
彼の顔は明らかに引きつっていた。
だが、見えていないか何なのか
エマはあまり気にせず
「そりゃそうさ
政府が何と言おうと
君の家柄も、テストの成績も、発明も
何も変わらないからね
文武両道の天才、神に愛され、全てを与えられた人
ってよく言われてるよ
まあ、政府に逆らわなかったら
全肯定されてたかもね」
そんな風に変わらず喋りつづける。
「・・・・まあ、そんな話は良いんだ
ここはどうだ?」
ため息交じりに
彼が話をそらしたのをみて、
サラが後ろで胸をなでおろしていた。
「悪くはないけど
流石に厳重過ぎじゃないかい?
あのサラって人、ずっとついてくるんだけど」
「まあ、念には念を入れとかないと
アンタに死なれると困るんでね」
「うう・・・・まあそれはそうだけど・・・・」
「それとも手薄にしといて良いのか?」
「いやそれは困る」
愚痴気味に答えたエマだったが、
不満はあっても、
それだけは嫌らしい。
「あんたの口ぶりだと命を狙われてるみたいだが
あんた何したんだ?」
「・・・・・・・うう~ん・・・・」
その質問にエマは頭をひねる。
「ここに来て渋る必要あるか?」
「・・・・いや、その・・・・・」
捻りながら
ゆっくりゆっくり
彼から目をそらし始めた。
「まあ、十中八九
その体質の性だろ?
それが何なのか知ってるんだよな?」
「・・・・あの・・・・」
テオが何かを問うたびに
エマの挙動がおかしくなる。
「おお」
「学院から帰る時に気絶して
気づいたら中央政府に居まして
そんで、多分、攫われたのかな?
まあ、原因はこれの以外心当たりないんだけど・・・・」
指先を黒い枝のように変えながら
文字通り、肩身を狭くして、萎縮していく。
「・・・・・」
「その、気づいたらなってて・・・ははは・・・その僕、何も知らなくて・・・」
誤魔化すように笑いながら
何度もテオの顔を確認している。
「・・・・知ってそうな口ぶりだったのは?」
当の彼は、何か察したような顔で
そう質問した。
「だって、その・・・・・・こうでもしないと
守ってもらえないんじゃないかって・・・へへ」
「・・・じゃあ、アンタはその体質について
何を知ってるんだ?」
「いや、噂にはなってたし、
何か軍事利用みたいな話も
聞いたことはあるんだよ?」
「確証は?」
「・・・・・あ、あはは」
その笑い声を聞いたテオは
「・・・・・・・」
無言で指を上に向け、
皿を宙に浮かせて
ステーキを取り上げた。
「ま、待って!
まだ残ってるってばぁ」
彼女は涙目になりながら
そう懇願している。
「まあ、その噂ってのを教えてくれよ
そしたら返す」
「ええと・・・政府と連携して
軍事利用も含めた実験をするみたいな話が
あるとかないとか・・・」
全くもって自信はなさそうに
答えるエマは
「あるとかないとか?」
「う、噂ってそんなもんじゃん!
僕はただの魔獣科だし、研究生でもないから知らないんだよ!」
不満げにそう言った。
「攫われた後、なんかされたのか?」
「独房みたいな場所に監禁されて
パンだけ放り込まれてた」
とは言え、目線をそらし、いじけながらも
質問には答えてくれるようだ。
「・・・・白衣はどうした?」
「逃げる時に博士みたいな奴から奪ってきた」
「アンタ、学生?」
「そうだけど」
「歳は?」
「二十歳」
そのやり取りの中で出た結論は
「じゃあ
つまり・・アンタは・・・本当に巻き込まれただけの学生?」
であり、
「そうさ!本当に!困っちゃうよ!」
合っていたらしい。
「・・・・」
使えね~
と口から零れ落ちそうな
顔をする彼へ
「か、返してくれよぉ
まだ脂身食べてない・・・・」
チラチラと宙に浮いたステーキを見ながら
エマはそう乞う。
「・・・・・」
テオは何か言いたげに彼女を見つめた後、
「・・・はあ、
いいよ、味わって食いな」
ため息をついて
宙に浮かせていた皿をエマの前に戻してあげた。
「やったぁ」
彼女は喜び勇んで
ステーキにナイフを通す。
心底嬉しそうに
肉を頬張る横をテオは通り抜け、
エマの数メートル後ろにいたサラの元まで
歩いていった。
「ええと、良いんすか?
あれ」
開口一番
彼女はそう彼に問う。
「演技だったか?」
「いえ、全く」
「多分、アイツはただの学生だ」
「にしては態度デカくありません?」
「ああいうの学院にたまに居たろ
良いとこの娘」
「ああ、確かにいました
ああいうの、無駄に神経図太いんすよねえ」
二人はエマを見ながら話しているが
それに彼女が気づく気配は全くない。
たまに
「んん~☆」
と機嫌のいい声が聞こえてくるだけだ。
「可哀そうな奴なのは間違いないし、
政府が絡んでるのはほぼ明白になった。
引き続き護衛は任せる。
まあ、優しくしてやってくれ」
「はい」
それを背にしてテオは外へ出て行く。
サラは、
ゆらゆらと揺れる白黒の髪を眺めながら
(私もあれ食べたいなー)
なんてことを思っていた。
「・・・・そうかん?」
同日、18時45分、
第二地区南方の城塞から数十キロ南下した地点
ルーカスとリリーは大木の上から
数キロ先の銀色を見ていた。
「すごいなって」
「・・・うん、すごい
こんなに人が居ると」
大きな川を中心として、
船と車たちが大行列をなしている。
船は川を埋め尽くさんばかりに
敷き詰められ、
その横を車たちが追従していた。
その荷車を引くのは
馬のような体でありながら
どこか竜のような顔の大きな怪物だ。
鎖に、首輪、縄、
すべてが何かしらの魔法的な拘束が施され、
常に誰かがそいつの近くにいて監視している。
そんな息苦しい獣車が何十、何百、何千と連なり
大移動をしていた。
『こちら、ルーカス、
目標を確認した』
それを見て、ルーカスは無線機を取り出し、
語り掛ける。
『おう』
すると、そう無線機からテオの声が返ってきた。
『規模はどのくらいだ?
どうやって移動してる?』
『視界の端から端まで
車と船がいる。』
『そうか』
『これからどうすればいい?』
『それが確認できたなら戻ってきていい
お疲れさん』
『攻めたりはしないのか?』
『しないでいい・・・・突っ込んでくなよ?』
『流石にしない』
『よし、じゃあ、見つからないように頼んだぞ』
報告が終わると、
無線を切り、ポケットにしまうと
その出口を黒いモノで塞いだ。
「もう終わり?」
すぐ横の枝に乗り、
大行列を眺めていた
リリーは様子を見て、
ルーカスにそう問う。
「みたいだな」
「わかった。じゃあ、お願い」
彼女がそう言うと、
ルーカスの背中から六本の触手が飛びだし、
そして、それらは混ざり合い、形を変えて翼になった。
「ん」
その背中にリリーが跳びつく。
子供のように背中へ乗って、彼におぶられる、
その動作に全くと言って良いほど淀みはない。
首元に手を回し、
体重をすべて彼に預け、
「いいよ」
そう伝える。
「・・・・ああ、わかった」
リリーの準備が整うと、
翼から火が噴き出した。
その力は優にルーカスを宙へ舞い上がらせ、
大木も届かない上空まで一気に飛び上がる。
「これで本当に大丈夫なのか?」
「うん」
「じゃあ、振り落とされるなよ」
リリーを背に彼は飛んでいく。
通った後には雲を引き連れながら
音すら聞こえない速度でまっすぐ城塞まで
かっとんでいった。
「・・・・雲」
その雲を見て、
ある荷車の中にいた
一人の老人がぽつりと何かを呟く。
その力強い眼で
雲の先を見つめ、
何かを見つけたかのように
そう言った。
「・・・どうかされましたか?」
その横にいた緑髪のエルフは
彼にそう声をかける。
落ち着いた声色で
彼の身を案じるように
「・・いや、何でもない」
そのまま荷車はゆっくりと
前へ進んでいく。
その頃、城塞内ではテーブルの向かいに
テオとエマが座り、顔を突きわせていた。
「待たせて悪かったな」
最近の彼らにしてみれば珍しい
肉汁滴る、分厚いステーキを頬張るエマは
「じぇんじぇん、気にしにゃいでくれ」
その味に舌鼓を打ちながら
口をもごもごとさせている。
「君は・・・あれ?
そう言えば、名前聞いてないな」
「おっと、失礼名乗ってなかったかな?
テオ・クラークだ。以後よろしく」
「・・・き、君がテオ・クラーク!?
な、なんでここに首謀者がいるんだい!?」
彼の名前を聞いて
エマは心底驚いたようだ。
わかりやすく目を丸くして
口元を抑えながら
叫んでいる。
「知らなかったのか」
「普通、こっちにいると思わないだろ
それに」
「?」
「学院だと君はもっと高身長だって聞いてたんだけど」
「・・・・・・・」
その言葉を聞いた瞬間、
彼の瞼の上が少し、
ピクリとだけ動いた。
エマの後ろに立っていたサラの顔が
凄まじい勢いで青ざめ、汗を垂れ流し始めるが、
「確かに魔力はすごいし、
顔も良いとは思うけど
背小さくないかい?
人相も悪いし」
エマは気にしない。
「そ、その様子だと
後輩たちには大分良いように伝わってるのかな?」
平静を装っているが
彼の顔は明らかに引きつっていた。
だが、見えていないか何なのか
エマはあまり気にせず
「そりゃそうさ
政府が何と言おうと
君の家柄も、テストの成績も、発明も
何も変わらないからね
文武両道の天才、神に愛され、全てを与えられた人
ってよく言われてるよ
まあ、政府に逆らわなかったら
全肯定されてたかもね」
そんな風に変わらず喋りつづける。
「・・・・まあ、そんな話は良いんだ
ここはどうだ?」
ため息交じりに
彼が話をそらしたのをみて、
サラが後ろで胸をなでおろしていた。
「悪くはないけど
流石に厳重過ぎじゃないかい?
あのサラって人、ずっとついてくるんだけど」
「まあ、念には念を入れとかないと
アンタに死なれると困るんでね」
「うう・・・・まあそれはそうだけど・・・・」
「それとも手薄にしといて良いのか?」
「いやそれは困る」
愚痴気味に答えたエマだったが、
不満はあっても、
それだけは嫌らしい。
「あんたの口ぶりだと命を狙われてるみたいだが
あんた何したんだ?」
「・・・・・・・うう~ん・・・・」
その質問にエマは頭をひねる。
「ここに来て渋る必要あるか?」
「・・・・いや、その・・・・・」
捻りながら
ゆっくりゆっくり
彼から目をそらし始めた。
「まあ、十中八九
その体質の性だろ?
それが何なのか知ってるんだよな?」
「・・・・あの・・・・」
テオが何かを問うたびに
エマの挙動がおかしくなる。
「おお」
「学院から帰る時に気絶して
気づいたら中央政府に居まして
そんで、多分、攫われたのかな?
まあ、原因はこれの以外心当たりないんだけど・・・・」
指先を黒い枝のように変えながら
文字通り、肩身を狭くして、萎縮していく。
「・・・・・」
「その、気づいたらなってて・・・ははは・・・その僕、何も知らなくて・・・」
誤魔化すように笑いながら
何度もテオの顔を確認している。
「・・・・知ってそうな口ぶりだったのは?」
当の彼は、何か察したような顔で
そう質問した。
「だって、その・・・・・・こうでもしないと
守ってもらえないんじゃないかって・・・へへ」
「・・・じゃあ、アンタはその体質について
何を知ってるんだ?」
「いや、噂にはなってたし、
何か軍事利用みたいな話も
聞いたことはあるんだよ?」
「確証は?」
「・・・・・あ、あはは」
その笑い声を聞いたテオは
「・・・・・・・」
無言で指を上に向け、
皿を宙に浮かせて
ステーキを取り上げた。
「ま、待って!
まだ残ってるってばぁ」
彼女は涙目になりながら
そう懇願している。
「まあ、その噂ってのを教えてくれよ
そしたら返す」
「ええと・・・政府と連携して
軍事利用も含めた実験をするみたいな話が
あるとかないとか・・・」
全くもって自信はなさそうに
答えるエマは
「あるとかないとか?」
「う、噂ってそんなもんじゃん!
僕はただの魔獣科だし、研究生でもないから知らないんだよ!」
不満げにそう言った。
「攫われた後、なんかされたのか?」
「独房みたいな場所に監禁されて
パンだけ放り込まれてた」
とは言え、目線をそらし、いじけながらも
質問には答えてくれるようだ。
「・・・・白衣はどうした?」
「逃げる時に博士みたいな奴から奪ってきた」
「アンタ、学生?」
「そうだけど」
「歳は?」
「二十歳」
そのやり取りの中で出た結論は
「じゃあ
つまり・・アンタは・・・本当に巻き込まれただけの学生?」
であり、
「そうさ!本当に!困っちゃうよ!」
合っていたらしい。
「・・・・」
使えね~
と口から零れ落ちそうな
顔をする彼へ
「か、返してくれよぉ
まだ脂身食べてない・・・・」
チラチラと宙に浮いたステーキを見ながら
エマはそう乞う。
「・・・・・」
テオは何か言いたげに彼女を見つめた後、
「・・・はあ、
いいよ、味わって食いな」
ため息をついて
宙に浮かせていた皿をエマの前に戻してあげた。
「やったぁ」
彼女は喜び勇んで
ステーキにナイフを通す。
心底嬉しそうに
肉を頬張る横をテオは通り抜け、
エマの数メートル後ろにいたサラの元まで
歩いていった。
「ええと、良いんすか?
あれ」
開口一番
彼女はそう彼に問う。
「演技だったか?」
「いえ、全く」
「多分、アイツはただの学生だ」
「にしては態度デカくありません?」
「ああいうの学院にたまに居たろ
良いとこの娘」
「ああ、確かにいました
ああいうの、無駄に神経図太いんすよねえ」
二人はエマを見ながら話しているが
それに彼女が気づく気配は全くない。
たまに
「んん~☆」
と機嫌のいい声が聞こえてくるだけだ。
「可哀そうな奴なのは間違いないし、
政府が絡んでるのはほぼ明白になった。
引き続き護衛は任せる。
まあ、優しくしてやってくれ」
「はい」
それを背にしてテオは外へ出て行く。
サラは、
ゆらゆらと揺れる白黒の髪を眺めながら
(私もあれ食べたいなー)
なんてことを思っていた。
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