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10話
「メリンダ様、いやメリ姉!どうか私と結婚してください!」
衝撃的な国王陛下との謁見。ようやく解放された僕たちを待っていたのはさらなる訪問者だった。
もう僕の屋敷に厄介事を持ち込まないでくれ。ここにきて初めてメリンダを泊めると言ったことを後悔し始めた。
* * *
「やっと…終わった…。」
ダリオ陛下との世間話から解放された僕たちが帰路についた頃、外は暗くなりはじめていた。
「陛下はいつもそうですわ。昔から話好きで世話好きで…。」
メリンダはたくさんハデスの愚痴を言い、少しスッキリしたような顔をしている。
「陛下の言っていた魔族を良く思っていない者に心当たりはないのですか?」
「心当たり…。逆ですわ、心当たりがありすぎて絞り込めません。」
ため息しか出なかった。暗い雰囲気のまま、馬車は屋敷へと向かう。
「なんだ?」
屋敷が近づいてくるにつれて、普段と様子が違うことに気がついた。屋敷に見たことのない者たちが集まっているのだ。
屋敷の入口に馬車をつけると集まった者の姿がよく見えた。
「エルフじゃないか…。」
屋敷に集まっていたのは10人ほどのエルフだ。エルフは皆背が高く、美しい顔立ちの者が多い。集まっていた者たちもまた見目麗しい男のエルフだ。
「メリンダ様?メリンダ様ではありませんか?」
エルフ達のリーダーと思われる男が馬車から降りたメリンダの前に跪いた。白銀の髪を長く伸ばし、翡翠色の美しい瞳を潤ませメリンダを見つめている。
「貴方…は?」
「あぁ、本当にメリンダ様なのですね。そのお姿はいつまでも変わらずお美しい。」
メリンダの手の甲に口づけるエルフ。大丈夫なのか?こんな場面をハデスに見られたら、僕の屋敷が吹き飛ばされたりしないだろうか。
「オスカーです。覚えていらっしゃいますか?」
その名を聞いた瞬間、メリンダの顔がパッと明るくなった。
「オスカー!本当にオスカーなんですの?!」
そのエルフ=オスカーの手を取り、メリンダは嬉しそうに笑った。それを見てオスカーは美しく微笑んだ。
「イーサン!彼はオスカー。私が昔助けたエルフ族の族長の息子さんですの。」
「メリンダ様、いまは私が族長になりました。」
「まぁ!あの小さかったオスカーが族長?!」
他のエルフたちを屋敷の外に残し、オスカーを応接室に案内する。
「イーサンは私の弟の子孫です。」
「存じております。カシュバール家の繁栄は私の喜びですから。」
その昔、バーランシー王国の国境、深い森の奥オスカーの暮らすエルフ族の集落が魔族と人間の戦争に巻き込まれたそうだ。
もともとエルフは争いを好まず、戦争には消極的だった。人里離れた場所に暮らし、自給自足の生活を送っていた。
ある日、平和な集落に人間が攻め込んできた。命からがら撃退したが、エルフたちはひどい怪我を負った。しかし、魔族とも人間とも交流のないエルフたちにはどうすることもできなかった。
そんなとき集落にやってきたのがメリンダだった。
聖女の功績はエルフたちにも届いていた。しかし簡単に信頼することはできない。彼らを傷つけたのもまた人間だったのだから。
「私のことを信じてほしいとは言いません。どうか治療だけでもさせてくださいませ。」
メリンダはそう言って深く頭を下げた。
そんなメリンダの元に歩み出たエルフがいた。オスカーの母親だ。深手を負い、意識のハッキリしない息子をどうか助けてほしい。彼女はメリンダにすがりついた。
メリンダは治癒の力を使い、オスカーを救った。そして次々とエルフたちを助け、彼らの信頼を勝ち取ったのだ。
「あの頃はまだまだ子どもでした。いつかまた必ずお会いしたいと思っていたのです。」
その寿命は500年とも1000年とも言われているエルフ。オスカーはなんとも艶っぽい瞳でメリンダを見つめている。
「本当に大きくなって。立派になりましたね。」
嫌な予感がする。メリンダの再会の喜びとオスカーの喜びには温度差がある。
「この度のこと、お聞きしました。魔王ハデスは本当に浮気などという低俗なことを?」
メリンダの顔がみるみる色を失っていく。
「オスカー殿。それに関してはまだ調査中と言いますか…。いろいろな意見がありまして…。」
「どんな理由があろうとメリンダ様を悲しませていることは事実でしょう!魔王ともあろうお方がなんと情けない!」
ダメだ。この流れは良くない。聖女メリンダは初心なうえに鈍感だ。
「メリンダ様。小さかった頃、メリ姉さまと呼ばせていただいていましたね。」
「ふふ、そうですね。なんと懐かしいのでしょう。」
オスカーはソファに腰掛けるメリンダの前に跪いた。
「美しいメリンダ様。私はずっと貴方のように立派になりたいと思い、今日まで生きてきました。貴女が魔王に嫁ぐと聞いたとき、どうか幸せになってほしいと陰ながら祈っておりました。」
あぁ、どうかどうかハデスにバレませんように。
「しかし、今回のことで魔王陛下には失望いたしました。メリンダ様をこんなにも悲しませるなんて…。」
オスカーの手がメリンダの両手に重なる。メリンダは不思議そうに首を傾げていた。
「メリンダ様、いやメリ姉!どうか私と結婚してください!私が貴女を幸せにします!」
「メリンダ様、いやメリ姉!どうか私と結婚してください!」
衝撃的な国王陛下との謁見。ようやく解放された僕たちを待っていたのはさらなる訪問者だった。
もう僕の屋敷に厄介事を持ち込まないでくれ。ここにきて初めてメリンダを泊めると言ったことを後悔し始めた。
* * *
「やっと…終わった…。」
ダリオ陛下との世間話から解放された僕たちが帰路についた頃、外は暗くなりはじめていた。
「陛下はいつもそうですわ。昔から話好きで世話好きで…。」
メリンダはたくさんハデスの愚痴を言い、少しスッキリしたような顔をしている。
「陛下の言っていた魔族を良く思っていない者に心当たりはないのですか?」
「心当たり…。逆ですわ、心当たりがありすぎて絞り込めません。」
ため息しか出なかった。暗い雰囲気のまま、馬車は屋敷へと向かう。
「なんだ?」
屋敷が近づいてくるにつれて、普段と様子が違うことに気がついた。屋敷に見たことのない者たちが集まっているのだ。
屋敷の入口に馬車をつけると集まった者の姿がよく見えた。
「エルフじゃないか…。」
屋敷に集まっていたのは10人ほどのエルフだ。エルフは皆背が高く、美しい顔立ちの者が多い。集まっていた者たちもまた見目麗しい男のエルフだ。
「メリンダ様?メリンダ様ではありませんか?」
エルフ達のリーダーと思われる男が馬車から降りたメリンダの前に跪いた。白銀の髪を長く伸ばし、翡翠色の美しい瞳を潤ませメリンダを見つめている。
「貴方…は?」
「あぁ、本当にメリンダ様なのですね。そのお姿はいつまでも変わらずお美しい。」
メリンダの手の甲に口づけるエルフ。大丈夫なのか?こんな場面をハデスに見られたら、僕の屋敷が吹き飛ばされたりしないだろうか。
「オスカーです。覚えていらっしゃいますか?」
その名を聞いた瞬間、メリンダの顔がパッと明るくなった。
「オスカー!本当にオスカーなんですの?!」
そのエルフ=オスカーの手を取り、メリンダは嬉しそうに笑った。それを見てオスカーは美しく微笑んだ。
「イーサン!彼はオスカー。私が昔助けたエルフ族の族長の息子さんですの。」
「メリンダ様、いまは私が族長になりました。」
「まぁ!あの小さかったオスカーが族長?!」
他のエルフたちを屋敷の外に残し、オスカーを応接室に案内する。
「イーサンは私の弟の子孫です。」
「存じております。カシュバール家の繁栄は私の喜びですから。」
その昔、バーランシー王国の国境、深い森の奥オスカーの暮らすエルフ族の集落が魔族と人間の戦争に巻き込まれたそうだ。
もともとエルフは争いを好まず、戦争には消極的だった。人里離れた場所に暮らし、自給自足の生活を送っていた。
ある日、平和な集落に人間が攻め込んできた。命からがら撃退したが、エルフたちはひどい怪我を負った。しかし、魔族とも人間とも交流のないエルフたちにはどうすることもできなかった。
そんなとき集落にやってきたのがメリンダだった。
聖女の功績はエルフたちにも届いていた。しかし簡単に信頼することはできない。彼らを傷つけたのもまた人間だったのだから。
「私のことを信じてほしいとは言いません。どうか治療だけでもさせてくださいませ。」
メリンダはそう言って深く頭を下げた。
そんなメリンダの元に歩み出たエルフがいた。オスカーの母親だ。深手を負い、意識のハッキリしない息子をどうか助けてほしい。彼女はメリンダにすがりついた。
メリンダは治癒の力を使い、オスカーを救った。そして次々とエルフたちを助け、彼らの信頼を勝ち取ったのだ。
「あの頃はまだまだ子どもでした。いつかまた必ずお会いしたいと思っていたのです。」
その寿命は500年とも1000年とも言われているエルフ。オスカーはなんとも艶っぽい瞳でメリンダを見つめている。
「本当に大きくなって。立派になりましたね。」
嫌な予感がする。メリンダの再会の喜びとオスカーの喜びには温度差がある。
「この度のこと、お聞きしました。魔王ハデスは本当に浮気などという低俗なことを?」
メリンダの顔がみるみる色を失っていく。
「オスカー殿。それに関してはまだ調査中と言いますか…。いろいろな意見がありまして…。」
「どんな理由があろうとメリンダ様を悲しませていることは事実でしょう!魔王ともあろうお方がなんと情けない!」
ダメだ。この流れは良くない。聖女メリンダは初心なうえに鈍感だ。
「メリンダ様。小さかった頃、メリ姉さまと呼ばせていただいていましたね。」
「ふふ、そうですね。なんと懐かしいのでしょう。」
オスカーはソファに腰掛けるメリンダの前に跪いた。
「美しいメリンダ様。私はずっと貴方のように立派になりたいと思い、今日まで生きてきました。貴女が魔王に嫁ぐと聞いたとき、どうか幸せになってほしいと陰ながら祈っておりました。」
あぁ、どうかどうかハデスにバレませんように。
「しかし、今回のことで魔王陛下には失望いたしました。メリンダ様をこんなにも悲しませるなんて…。」
オスカーの手がメリンダの両手に重なる。メリンダは不思議そうに首を傾げていた。
「メリンダ様、いやメリ姉!どうか私と結婚してください!私が貴女を幸せにします!」
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