金色に輝く気流師は、第五王子に溺愛される 〜すきなひとがほしいひと〜

朝子

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オスカー×ユージィン編

28.気流師の気持ちよさ ※

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 信じられないような快感を覚えながらも、酷く意地悪だ、と、行為を受けていたユージィンは、同時に幸せな気分を味わい混乱しつつも、確かにオスカーに対して思ったのだ。

 見た目の隙のなさが頼り甲斐に変換されるのか、それとも職業柄他人の快楽を引き出すことに長けていると思われるからなのか、過去自分をいじり倒したいなどと思うような人間は男女問わずいなかった。
 逆に自分自身も、その手や指を使って相手を気持ちよくさせたいとは思ってこなかったので、同類とも言える。

 だから、無理やりにもその手や舌で性感を引きずり出されるような行為を受けたことのないユージィンは、オスカーから受ける行為に翻弄された。
 自分が今まで誰かに施してきた〝快感の為に針を刺すだけのような行為〟は、本当に薄っぺらいものだったなと頭のどこかで理解できるほどに残っていた理性さえも、途中からどこかへ行ってしまった。

 シェルフェストが教えてくれた気流のポイントは、身体に特別な負担をかけることもなく一瞬で後孔内にある内容物を排出でき、内壁すら綺麗にする事ができる画期的かつ実用的なもので、湯殿で洗浄前に打ってね! と言われたのも頷けるものだった。
 むしろ湯殿などの水場以外で打ったら大変だ。
 思わず、どこの筋肉がどの様に動いてこの様な事が起こっているのかと研究心がわいて、湯殿で考え込んでしまったのは失敗だったが。
 は、と気づいた時には結構な時間が経過しており慌てて後ろの痛みを遮断する場所に針を刺し、……服は一瞬だけ悩んで上だけ羽織って寝室に戻ったのだ。

 途中歩きながら異様に風通しが良く感じ、ああ、下穿きすら忘れた! とは思ったが、どうせ脱ぐのだからまぁいいかと思い直した。
 特に狙った訳でもないのに、オスカーは盛り上がってくれたし結果的には成功だった。そう、思う。

 こんな世界があったのかと信じられないぐらいに気持ちよくて、前後を無くすほどに喘いで、溺れて、自分の意思ではなく勝手に腰が揺れ、オスカーを求めた。
 求められたオスカーはそれに対してきちんと応えて、散々に弄り倒した内側に、自身の太くぱつぱつに張った先端をゆっくりと潜り込ませてくれた。


「んううう、んん、はっ、あっ、ああああああっ!」


 自分の声だと言うのに、どこか遠くで聞こえる様に思いながらもユージィンは喉をそらした。
 少しずつ少しずつ潜り込み、じりじりと奥へと進むオスカーの先端が、あと少しであの、揉み込まれて気持ちよかった場所へ触れてしまう。
 柔らかいのに硬くて、熱くて太くて、つるりとした、それを押し付けられたら、自分は。


「オスカー、オスカー、や、止まって、それ以上きたら、んんんん、入ってきたらっ、どうしよ、う、ああ、つく、ついちゃう、」
「くっ……ユージィン、お前、……これ以上俺をいい気にさせるなよ、っ……」
「だって、だっ、て、オスカー、やだ気持ちいい、や、や、んあ、止まってんんんんんんんっっ!!!!」


 前触れなく強い射精感が押し寄せ、思わず自身の陰茎を掴んでぎゅうと握り込んだ。
 それでも止めきれなかった精液がダラダラ垂れてくる。
 身体はびくびく痙攣しっぱなしで、自分の身体なのに全く制御できない。
 気流を操る事すら思いつかない程に乱れてしまう。
 止めてくれれば良いのに、オスカーは少しだけ腰を引いて、部分を再度突いてきた。


「やあっ、や、なんで、んんんああっなん、で、止まってって、言っ、うんんんっ! 気持ちいいぃ」


 せきとめようと握り込んだ手をそのままに、腰が震えて揺れた。
 オスカーが上体を倒してきてユージィンのこめかみ辺りをべろりと舐めた。
 自分の目から涙が流れている事をそれで知ったが、ユージィンにはもうどうして良いのかわからない。
 やめてほしい気持ちと、オスカーの好き勝手にもっとぐちゃぐちゃにして欲しい気持ちが相まって、まともな考えも浮かばない。
 上体を倒された事で当たる角度が変わり、更に深く入った事も良くない。
 いや、良い。
 良いが、良くない。


「ユージィン……」


 オスカーが、ユージィンの手を取る。
 先走りなのか、それとも本当に出てしまったのか、わからないモノも指ごと舐められた。


「やああああっ手、とらないで! でちゃう、また、ぜんぶっで、でちゃうから、や、はずさなっ……!」


 腰が勝手に動く。
 良い場所に、自ら擦り付けるように、頭が気持ちの良い事しか考えられなくなって、目の前のこの、自分に快感を与えてくれる男にもっといろいろされたくなって、そんな中、オスカーが言うから。


「好きなだけっ……出せば良いが、く、っ……お前がイく様を見るのは、っ心底たまら、ないな、本当にどうしてやろうか、お前を、……なぁ、ユージィンっ……!」


 何かを許された気になって、ぎゅうとしがみついた。
 オスカーは、ユージィンが気持ち良いと嬌声をあげた場所を重点的に突く事にしたらしい。
 芯のある柔らかな弾力のあるで、善がる部分と、それから、それに連なる奥に続くまだ開ききっていなかった内壁を強く撫でられるように刺激されて、ユージィンは震えた。
 喉の奥が熱くなって、喘ぎ声と共に更に涙が溢れたのがわかったが、もう自分では何一つ止められない。
 腰を押し付けられるように良い場所を突かれ、一体いつイっているのか自分でもわからない程の長い絶頂感を味わう。
 そもそも本当に自分は射精しているのか、身体もぐちゃぐちゃになっているが、頭の中もぐちゃぐちゃになっているユージィンにはよくわからない。
 ただただ強烈な気持ち良さを味わっていることはわかる。

 ポタリ、と、自分の喉元に何かがあたり、それを確かめるように涙で濡れた目を凝らして見ると、落ちてきたものはオスカーの汗だった。
 目を凝らすまでもなく、オスカーは額に、こめかみに、それから顎から首元まで汗が浮かんでいる。

 思わず、オスカーの首に流れてきた汗の筋を辿るように舐めあげた。


「……っく、っ、」


 オスカーが小さくうめく。
 山吹色の瞳がユージィンを見つめる。


「……おいしい」


 更に舌を伸ばして舐めようとする。
 途端、山吹色の瞳に凶暴な鋭さが乗り、伸ばした舌をオスカーの舌でべろりと舐められた。
 そのままきつく吸われる。
 その上、舌を吸われたまま、しがみついたユージィンの背に腕を差し入れてオスカーが起き上がるのだから。


「んんっんんん、んーーーーーッ!」


 自分が上に乗せられた事で、角度も深さも変わる。
 快感の種類も場所も変わり、更に気持ち良くなってしまうのに、その上、下からオスカーが突き上げるように腰を使ってきたので今まで入らなかったもっと奥まで刺激され、ユージィンは吸われていた舌を半ば無理矢理外して抗議する。


「や、やあ、なんで、……っはげし、オスカー、んッ、そんな奥っ! も、むり、んんん、うごか、ないっでっ……! いっかい、おねが、……止まって!」


 向かい合ってオスカーの腰に乗り挿入されたまま、自身は膝をついた状態で腕をぴんと張りオスカーの肩を押した。
 正面から止まってほしいと懇願するユージィンを見つめるオスカーは、凶暴さを残したままニヤリと人の悪い笑みを浮かべる。


「……は、っ、そうだな……お前も辛いだろう、……では、そのように」


 思いのほかすんなりと言うことを聞いてくれたオスカーは、確かに腰を動かさない。
 気流を視るまでもなく、動かないだろうと言うことが見て取れた。
 代わりに、背中を支える左腕はそのままに、空いている右手を動かし始めた。
 山吹色の瞳は優しくユージィンを捉えている。


「汗が、すごいな。涙も」


 そう言いながら、髪を梳くように撫でて、耳をくすぐる。
 そんな小さな刺激にすら、ユージィンは震えてしまう。


「お前が俺を受け入れてくれて、この腕の中で、こんな顔をして汗までかいてるとは……3日前の自分に言っても信じるかどうか」


 首筋をなぞる。
 上体を僅かに倒して、なぞった所を辿るように舌を這わせてくる。
 ユージィンは、息を詰めながらも受け入れる。


「確かに、美味いな。お前の肌は、ひどく美味い」


 先程つい「おいしい」と口走ったことを指しているようだ。
 右手は肩をなぞり、歯で鎖骨を甘噛みする。
 そこで気付く。
 少しづつ、オスカーの上体が下りていっている。
 それ以上下に行ったら。
 そこは。


「……どうした?」


 ユージィンの身体がほんの少し緊張感を増したことに気づいたオスカーが、優しく問いかける。
 だが、優しく問いかけてきながらも舌と指の進みは止まらない。
 確かにオスカーは、腰は動かしていない。
 舌と指を優しく優しく動かしているだけだ。
 だけど。
 それは。そこは。
 オスカーの動きから、目を離せなくなる。
 期待しているのか。
 意識せずそれを求めているのか、ゆるり、と自分の腰が揺れるのを感じた。
 くすぶり続けていた快感に、火がつく。
 また、腰が揺れる。
 期待が過ぎているのか、それとも、自身で揺らした腰からもたらされる快感に引きずられてか、見下ろした自分の胸の先が反応して尖っていくのが見えた。
 オスカーの指と舌はこの、尖っているところに向かっているのか。
 いや、明らかに彼の身体の気はそこに向かっているだろう。
 摘まれたり、舐められたりしたら、酷く気持ちが良い、ここに。


「……っ」


 想像しただけで、また腰が揺れた。


「……どうした……? 俺は、動いていないが……お前が動くのか……?」


 優しげに問うてくる。
 瞳も、表情も、言葉さえも、全て優しい。
 だが。


「……っく、ん、……オスカー……! い、じわる、っ……!」


 ふ、とオスカーが笑う。
 瞬間、なぶられた。


「んーーーーーーーーーーーーッッッんんんん、あぁぁぁん、っ……!」


 舌と、指で、両方の乳首を。
 摘むように、柔らかく押しつぶすように、絡め取り弄るように、器用に舌と指を使って、ユージィンの尖りきった乳首を。


「あ、ん、んんんんやっ、や、ああ、あ、あぁぁぁやんんんんッ……!」


 腰が、更に速く前後に動く。
 内壁の感じる部分に、内側に潜り込んだオスカーの硬いものを擦りつけ、嬌声を上げ、好き勝手に跳ねる事をやめられない。
 辛いほど気持ちよくなっているのに、オスカーは舌と指しか、動かしてくれない。
 舌と指だってそれはもちろん気持ちが良いけれど、もっと。
 もっと、なにか。
 涙がにじむ。


「おすか、オスカー、……!」
「どうした……?」


 唇を離して心配そうに声をかけてくるが、その右手指はユージィンの乳首から離されてはいないし、指と指の間に挟んで弄り続けている。
 意地悪だ。


「オスカー、……、ったすけて! もう、も、もう、たすけてっ……!」
「……俺がお前を助けない事なんてあるはずないっ……。何でもっ……言え、お前が望むことなら何だってしてやるっ、……本当に、何でもだ」
「う、そ、つきぃ……! いじわ、っる、んんんん、んっ、」


 腰がガクガク動くのを止められず、オスカーにしがみつきながら気持ちよさに涙を流すユージィンを見つめ、オスカーも息を詰めるようにしながら口づけをしかけてくる。
 そうして、ユージィンの舌を自身の舌で舐めながら言う。


「うそなんて、っ……つかない、……何がしてほしいかっ、言え……」
「じゃ、じゃあ、じゃあっ……! いっしょに、うごい、って、いっしょに、きもちよくっ……! あ、んんんん、ん、いいっ……いいよぅ……きもちい、きもちいい、オスカー……!」


 ぐ、っと下から突き上げられた。
 腰をくっつけたままで、何度も押しあげるように突かれる。


「や、あああああああぁぁぁんんんんんっ!!!」


 思考が焼き切れるような、乱暴な気持ちよさがユージィンを襲う。
 言葉らしい言葉なんて口から出ては来ない。


「お前はっ……! もう少し、考えてくれっ、俺を、……っどうしたいのか、頭がおかしくなりそうだっ……!」


 言いながら、オスカーはユージィンをベッドへと倒す。
 背中に回していた手をユージィンのすぐ側へと置き、本格的に腰を使い始めた。
 ついでとばかりにユージィンの陰茎を握り込むのだから、ユージィンはもうどうしていいのか本当にわからない。
 気持ちよさの一番てっぺんを超えたと思うと、またその上の気持ちよさを与えてくるのだ。目の前の男は。

 触られずとも既に何度も漏らしている先端を、精液の滑りを借りてオスカーは優しく擦る。
 身体の内側の、一番感じる所を突かれながら、陰茎の先端を同時に刺激され、ユージィンは怖いほどに感じてしまった。

 これ以上はもう無理だ。
 いつイっているのかわからない状態で辛いほどの快感をずっと味わってきたが、もう、だめだ。
 これは。
 これから我が身に起こる事を想像しただけで取り乱しそうになる。
 自分の知らない、味わったことのない、味わうとも思っていなかった気持ちよさに、襲われてしまう。
 このままでは、自分は。


「んんんんんんんん!!!!! オスカーもうだめ、もう、もうほんとうに、っだめっ……! もう、イく、どうにかなっちゃう、どうにかっ……! なっちゃうよ、なっちゃう、んんんんん、んんっ!!!! きもちいい、きもちいい、んん、んんん、や、いや、もう、オスカー、」


 伸ばした指を絡め取られ、シーツへと縫い付けられた。


「俺もっ……どうにか、なりそうだっ……!!」
「うそっ……! オスカー、よゆ、う、っあるもんぜんぜんっ……! あ、ああ、ああああ、んん、っ!!!」
「ばかっ……だなっ……! 余裕なんて、っく、あるわけ、ないだろうがっ……!」


 悪態をつきながらも、先程まで弄っていた乳首を再度口に含まれ、唇全体できゅっと吸われた。
 陰茎の先を弄る手の動きもとまらず、身体の内側に入り込んでいる硬いアレは、ユージィンの一番気持ちのいい所を押して刺激して、凶悪な程の気持ちよさを身体へ運んでくる。


「んんんんんんんん!!!!! オスカー、おす、か、……! もう、だめ、もうイク、もうイッちゃう、ほんとに……ほんとに、……!」
「ああ、……ああ、俺も、もう、……もたないっ……!」
「もたなくて、いい、いい、いいよ、きもちいい、イク、イク、……ごめん、また、……! ああああああああぁぁっぁぁっイ……ク……っっっ……!!!」
「っ、……くっ……!」


 頭の中で何かが弾けるような感覚と共に、自分の性感帯と言える所すべてから信じがたい快感が押し寄せ、声も出せないままガクガクと痙攣しながら、オスカーの手に精液を吐き出した。
 オスカーも、何度も何度も腰を押し付けるようにしながら、ユージィンの最奥に吐き出したようだった。




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