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第184話:魔法粒子砲
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――マグナス魔法国――緊急招集会議
メルヴェイ首席は議長席に着くと同時に『さて諸君・・・君たちの耳にも既に入っている事だろうが我が国の軍事機密である魔法粒子砲が、いくつか無くなっていた事が判明した』と重々しく述べると議会は重々しい空気に包まれた
『それでは報告するように・・・』にとメルヴェイが述べると『はっ!』と席を立ち上がった官僚が報告書を手に事の経緯を説明し始める...
魔法粒子砲が無くなっていた事実が確認されていたのは半月前であった
武官が率いていた魔法兵達が保守点検の為に一世代前の魔法粒子砲を清掃・修理すると言う名目で軍需工房へと送っていた魔導粒子砲が返却されてきたので装備の目録を確認していると魔法粒子砲の数が――いくつか足りない事に気づいたのだ
無論――すぐに調査が入る!
それによれば――どうやら無くなった魔法粒子砲は整備を担当する工房ではなくケイマスという人物によって立ち上げられたばかりの安さを売りにする架空の下請け工房へと送られ...
いくつかの部品に小さく簡易分解されると現住大陸――中央部南側 ライネ連合国の港を経由して東の王国であるロスティック王国で行方を眩ませた事が判明した...
しかし肝心の魔法粒子砲はライネは疎か――ロスティックにも無く工房を立ち上げたケイマスの行方を探すと・・・なんと――彼は工房を立ち上げる以前から既に亡くなっており本人は墓の下だったという事実が判明したのだ!!
これには全員が頭を抱える...
自国のザルな安全保障体制も悪いのだが・・・コレは明らかに個人が短期間で出来る事ではない!首謀者は恐らく長い時間を掛けて組織的に準備をしたに違いなかった!
しかも一国の機密資材を奪取するなど国家規模の組織力が無ければ不可能である。彼ら彼女らの脳裏には他の国の影がチラつく...
いったい、どこの国が...
どこの政府の高官が首謀者なんだ...
警備意識も甘く――そして古いがゆえに単純な構造でバラしやすく原理を、より深く理解できるであろう
一世代前の魔法粒子砲に目を付けた点でも相手の魔法兵器に対する理解の深さと狡猾さを感じさせる!
加えて言うなら一世代前とは言え魔法国の軍事機密である魔法粒子砲を奪取するのは――かなり困難だったハズだ・・・にもにも拘らず、この国の制度や法律の穴を突き密輸を成功させるとは...
(首謀者は、いったい何者なんだ...)
***
マグナス魔法国でメルヴェイ首席が心中で暗澹たる思い巡らせていた
ちょうど――その頃...
「へぇくちぃ!」
遙か遠いユガンの地の兵器開発を手掛ける研究所ではアユムが愛らしい、くしゃみをしていた
「おぉ・・・これがマグナス魔法国が配備していると噂の魔法粒子砲か?」
「スゴい!・・・でも――どうすれば、こんな機密の塊を持ち出せるんだ?」
魔法粒子砲の現物を見て、これから開発を手掛ける研究員は興奮し驚きの声を上げるのも無理はない...
彼ら彼女らの目の前にあるのは輸出用に意図的に性能を落としたモデルではないからだ!一世代前とは言えマグナス本国仕様のオリジナルである!
それも一門ではない!
組み立て戻された完璧な魔法粒子砲が一門に簡易分解状態の魔法粒子砲が二門もある!
もちろん言うまでもなく三門ともユガンで国産魔法粒子砲を製造する為にアユムが密輸したモノだ
今頃は彼らははケイマスと言う男を追っている頃だろう...
この魔法粒子砲を輸出した男ケイマスはマグナスの書類上には実際に存在する人物で実際にマグナスでの出身地及び出生欄には名前がありマグナスの魔法ギルドの名簿には彼が在籍していて人頭税を何年も支払った形跡がある
しかし――その正体はアユムが創り出した書類上だけに存在する架空の人物!
大まかな手口はこうだ・・・まず工作員がマグナスの地方の役人に金を握らせ――つい最近、亡くなった天涯孤独の人物と整備するべき時が来ている一世代前の魔法粒子砲を探させた...
次に――まだ、その人物が死んでいないかのように役人に金を握らせ有印私文書などを捏造し未払いだった人頭税を払う。
その後、書類上は生き返ったケイマスの名義を使った工作員が魔法ギルドに彼を所属させ工房を購入。架空の幽霊会社を立ち上げさせたのだ!
そして――ここで架空の人物ケイマスが作った安さが売りの架空の工房には実際に何回か仕事をさせておき信頼と実績、評判を積ませておく...
こうしてケイマス工房と信頼と実績が積み重なった所で――値段を聞きつけたマグナス行政府と軍は軍事予算を抑えられるならと間抜けにも魔法粒子砲を持ち込んだ所を――ガメたと言う訳だ...
当局が気づいてケイマスの工房を訪れた頃には工房は裳抜けの殻・・・ケイマス本人の身辺を調査したら彼は実は技術には何の縁もない天涯孤独の可哀想な農奴で、もうずっーと前に亡くなっており本人は墓の下に入っているという算段である
マグナスも――まさか死人に兵器を盗まれるなんて誰も思ってなかった事だろう...
早速、組み戻された魔法粒子砲を試射する為に武官を含めた研究チームが慎重に射撃演習場まで砲を運び、試射すると...
近未来的なエネルギー発射音とともに光の粒子が発射され着弾すると標的にしたギャンサーの群れの一部が消滅する様が望遠鏡から確認できた!
残っているのは微かに消えゆく粒子残渣だけだ!
噂通りの攻城戦用の兵器らしい凄い威力である!
その後――何発か試射した後に簡易分解されている一門を、ひとつ一つパーツを分解しながら番号を付けカメラ写真に記録していき目録を作って構造を理解していく作業をおこなう
その結果――得られた知見は魔法や魔導工学分野でのマグナスの技術力の高さを伺わせるモノであった!
魔法工学に精通したユガンの秀才達によると、これほど高効率の魔力供給板と魔力増幅装置が小さく纏まっているにも関わらず高い出力を発揮、維持できるのは本当に驚きらしい...
それはアユムにとって元の世界にはない技術体系で作られた異世界人にとっては未知の技術であり――このような分野では全くの素人である彼にも容易に理解するのは難しい事ではなかった
「う~ん~、これは設計要求と開発要求仕様書・・・そして要求性能を下げる必要がありそうだ...」
***
結論から言って国産魔法粒子砲の開発自体は成功した・・・けれど――
「マグナスのモノと見比べたら見劣りするモノになってしまったな~」
まず国産の魔法粒子砲はパーツの小型化に失敗したせいでマグナスのモノと比べ3倍ほど大型化。
いや正確には小型化自体は出来ない事もないのだが出力が落ちたり射撃後に動かなくなったりと不具合が起き信頼性に問題が生じたのだ
他にも砲身が過熱し過ぎて融解したりするのでユガンの技術レベルと工業力に合わせて水冷式の冷却機構を付けたり威力が過大過ぎるので中程度の出力を維持できるリミッターを付けて連続使用に耐えられるように改良したりする必要があった
ついでに技術力が足りなかったのと実際に戦場でも――より柔軟な対応が出来るように砲身の搭載した砲塔車と魔法エネルギーを供給する魔力供給車、冷却水など搭載した砲身冷却車など別々の独立したユニットとする事で前線で故障してもニコイチ運用できる仕様とした
結果的に技術力の差をアイデアで誤魔化したが――おかげで普段は褒めてくれない上層部も国産魔法粒子砲の最大性能には目をくれずニンマリしてくれたので胸をなで下ろしたのは言うまでもない...
近々――ケルダン領軍も招かれている観兵式と軍事パレードで一般市民にも公開するでの分列式が楽しみだ
満足した様子で国産魔法粒子砲の開発プロジェクトを終えるアユムであった...
メルヴェイ首席は議長席に着くと同時に『さて諸君・・・君たちの耳にも既に入っている事だろうが我が国の軍事機密である魔法粒子砲が、いくつか無くなっていた事が判明した』と重々しく述べると議会は重々しい空気に包まれた
『それでは報告するように・・・』にとメルヴェイが述べると『はっ!』と席を立ち上がった官僚が報告書を手に事の経緯を説明し始める...
魔法粒子砲が無くなっていた事実が確認されていたのは半月前であった
武官が率いていた魔法兵達が保守点検の為に一世代前の魔法粒子砲を清掃・修理すると言う名目で軍需工房へと送っていた魔導粒子砲が返却されてきたので装備の目録を確認していると魔法粒子砲の数が――いくつか足りない事に気づいたのだ
無論――すぐに調査が入る!
それによれば――どうやら無くなった魔法粒子砲は整備を担当する工房ではなくケイマスという人物によって立ち上げられたばかりの安さを売りにする架空の下請け工房へと送られ...
いくつかの部品に小さく簡易分解されると現住大陸――中央部南側 ライネ連合国の港を経由して東の王国であるロスティック王国で行方を眩ませた事が判明した...
しかし肝心の魔法粒子砲はライネは疎か――ロスティックにも無く工房を立ち上げたケイマスの行方を探すと・・・なんと――彼は工房を立ち上げる以前から既に亡くなっており本人は墓の下だったという事実が判明したのだ!!
これには全員が頭を抱える...
自国のザルな安全保障体制も悪いのだが・・・コレは明らかに個人が短期間で出来る事ではない!首謀者は恐らく長い時間を掛けて組織的に準備をしたに違いなかった!
しかも一国の機密資材を奪取するなど国家規模の組織力が無ければ不可能である。彼ら彼女らの脳裏には他の国の影がチラつく...
いったい、どこの国が...
どこの政府の高官が首謀者なんだ...
警備意識も甘く――そして古いがゆえに単純な構造でバラしやすく原理を、より深く理解できるであろう
一世代前の魔法粒子砲に目を付けた点でも相手の魔法兵器に対する理解の深さと狡猾さを感じさせる!
加えて言うなら一世代前とは言え魔法国の軍事機密である魔法粒子砲を奪取するのは――かなり困難だったハズだ・・・にもにも拘らず、この国の制度や法律の穴を突き密輸を成功させるとは...
(首謀者は、いったい何者なんだ...)
***
マグナス魔法国でメルヴェイ首席が心中で暗澹たる思い巡らせていた
ちょうど――その頃...
「へぇくちぃ!」
遙か遠いユガンの地の兵器開発を手掛ける研究所ではアユムが愛らしい、くしゃみをしていた
「おぉ・・・これがマグナス魔法国が配備していると噂の魔法粒子砲か?」
「スゴい!・・・でも――どうすれば、こんな機密の塊を持ち出せるんだ?」
魔法粒子砲の現物を見て、これから開発を手掛ける研究員は興奮し驚きの声を上げるのも無理はない...
彼ら彼女らの目の前にあるのは輸出用に意図的に性能を落としたモデルではないからだ!一世代前とは言えマグナス本国仕様のオリジナルである!
それも一門ではない!
組み立て戻された完璧な魔法粒子砲が一門に簡易分解状態の魔法粒子砲が二門もある!
もちろん言うまでもなく三門ともユガンで国産魔法粒子砲を製造する為にアユムが密輸したモノだ
今頃は彼らははケイマスと言う男を追っている頃だろう...
この魔法粒子砲を輸出した男ケイマスはマグナスの書類上には実際に存在する人物で実際にマグナスでの出身地及び出生欄には名前がありマグナスの魔法ギルドの名簿には彼が在籍していて人頭税を何年も支払った形跡がある
しかし――その正体はアユムが創り出した書類上だけに存在する架空の人物!
大まかな手口はこうだ・・・まず工作員がマグナスの地方の役人に金を握らせ――つい最近、亡くなった天涯孤独の人物と整備するべき時が来ている一世代前の魔法粒子砲を探させた...
次に――まだ、その人物が死んでいないかのように役人に金を握らせ有印私文書などを捏造し未払いだった人頭税を払う。
その後、書類上は生き返ったケイマスの名義を使った工作員が魔法ギルドに彼を所属させ工房を購入。架空の幽霊会社を立ち上げさせたのだ!
そして――ここで架空の人物ケイマスが作った安さが売りの架空の工房には実際に何回か仕事をさせておき信頼と実績、評判を積ませておく...
こうしてケイマス工房と信頼と実績が積み重なった所で――値段を聞きつけたマグナス行政府と軍は軍事予算を抑えられるならと間抜けにも魔法粒子砲を持ち込んだ所を――ガメたと言う訳だ...
当局が気づいてケイマスの工房を訪れた頃には工房は裳抜けの殻・・・ケイマス本人の身辺を調査したら彼は実は技術には何の縁もない天涯孤独の可哀想な農奴で、もうずっーと前に亡くなっており本人は墓の下に入っているという算段である
マグナスも――まさか死人に兵器を盗まれるなんて誰も思ってなかった事だろう...
早速、組み戻された魔法粒子砲を試射する為に武官を含めた研究チームが慎重に射撃演習場まで砲を運び、試射すると...
近未来的なエネルギー発射音とともに光の粒子が発射され着弾すると標的にしたギャンサーの群れの一部が消滅する様が望遠鏡から確認できた!
残っているのは微かに消えゆく粒子残渣だけだ!
噂通りの攻城戦用の兵器らしい凄い威力である!
その後――何発か試射した後に簡易分解されている一門を、ひとつ一つパーツを分解しながら番号を付けカメラ写真に記録していき目録を作って構造を理解していく作業をおこなう
その結果――得られた知見は魔法や魔導工学分野でのマグナスの技術力の高さを伺わせるモノであった!
魔法工学に精通したユガンの秀才達によると、これほど高効率の魔力供給板と魔力増幅装置が小さく纏まっているにも関わらず高い出力を発揮、維持できるのは本当に驚きらしい...
それはアユムにとって元の世界にはない技術体系で作られた異世界人にとっては未知の技術であり――このような分野では全くの素人である彼にも容易に理解するのは難しい事ではなかった
「う~ん~、これは設計要求と開発要求仕様書・・・そして要求性能を下げる必要がありそうだ...」
***
結論から言って国産魔法粒子砲の開発自体は成功した・・・けれど――
「マグナスのモノと見比べたら見劣りするモノになってしまったな~」
まず国産の魔法粒子砲はパーツの小型化に失敗したせいでマグナスのモノと比べ3倍ほど大型化。
いや正確には小型化自体は出来ない事もないのだが出力が落ちたり射撃後に動かなくなったりと不具合が起き信頼性に問題が生じたのだ
他にも砲身が過熱し過ぎて融解したりするのでユガンの技術レベルと工業力に合わせて水冷式の冷却機構を付けたり威力が過大過ぎるので中程度の出力を維持できるリミッターを付けて連続使用に耐えられるように改良したりする必要があった
ついでに技術力が足りなかったのと実際に戦場でも――より柔軟な対応が出来るように砲身の搭載した砲塔車と魔法エネルギーを供給する魔力供給車、冷却水など搭載した砲身冷却車など別々の独立したユニットとする事で前線で故障してもニコイチ運用できる仕様とした
結果的に技術力の差をアイデアで誤魔化したが――おかげで普段は褒めてくれない上層部も国産魔法粒子砲の最大性能には目をくれずニンマリしてくれたので胸をなで下ろしたのは言うまでもない...
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