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第176話:頭が可哀想な人
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性的暴行を受けた桐谷の元取り巻き女子達には卵から生成したエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンを調整するステロイドであるアフターピルや抗生物質で治療したが...
身体の方はそうでもないが心理的にダメージは深かった為――気分を改善させる精神安定剤や抗精神病薬を服用させている
男の俺には無理な事があったとしても幸いにも梨島が彼女達に付いてくれるので少しとは言え彼女らの心理的には心が和らぐハズだ
ルルナやリリナ、ナナリも良くやってくれているしササミとココアの破天荒な言動と行動のお陰で笑顔も見えるようになったので俺は仕事に打ち込めているワケだしササミにも少しくらい感謝してやっても良い...
***
「おはよう!諸君!諸君に今から学んでもらうカリキュラムではケルダン領軍の正式装備である武器の効果的な使い方、野戦での応急手当を始めとしたサバイバル術、また単独になってしまった際の敵地における偵察方法や兵士としての集団戦への心構えを学んでもらう!」
今日は午前から新兵たちの練兵をして初期に兵士達に兵士としての徹底な体力作りの大切さを説き...
「サナイ主任、ご相談したい事が・・・主任が主導しておられる新型兵器である戦車用の大出力エンジンの開発が上手くいきません。出力を上げた途端に爆発したり燃えるんです。これ以上――開発に手間取れば予算を打ち止めすると上層部が...」
「マジか?!あいつら無煙火薬を使った銃器開発の時も『時間の金と無駄だ。国の予算なんだから――もっと直ぐに使える即戦力なモノを作れ』って妨害して来たばかりだろう?!俺の主導した開発計画を全て止めないと気が済まないのかよ?!」
「いかが致しましょう?」
「・・・取り敢えず『私の齎した新しい技術が成熟しないと他の既存技術を応用したモノすら作れない』と抗議してくる💢」
「で、ですが・・・そんな事をなされては『既存技術すら応用する能力がないのか?』と上に言われるだけでは?」
「構うものかー💢俺は既にトラック自動車や止血剤にマッチを作った実績がある皇帝陛下のお気に入りだ💢アイツら――いったい何様だよ💢」
「私に怒られましても・・・それに止血剤は【外傷ならポーションで良いし】マッチやライターでは【火を付けたいなら火炎魔法を使えばいいじゃん】っと貴方様の開発した物と能力に疑問の声が挙がっています。このままでは貴方は自己満足で国の予算と資源を使っていると批判が...」
「だぁ~からー💢なんで説明してあげているに、みんな解らないかなぁ~💢一定の人間が使えるモノじゃダメなんだよぉ~💢に俺のもたらした画期的で安価な物が全員の手元にあれば、みんな苦労せずに火を起こせて外傷ポーションが手元になくても命を繋げるようになるって何回も俺💢言ってるじゃん💢」
難癖を付けてくる異世界人どもに技術力と工業力のがあれば一部の人間だけでなく国民全員が一定の事が出来るようになるので総合的に見れば全体の生産力や国力は上がる!!『お前らは黙ってろ💢』とキレ散らかしたり...
忙しくも充実した日々を送る事ができた...
ちなみに戦車用の大出力エンジンの開発は凍結されたので激おこプンプン丸である
・・・あの分からず屋どもめッ!💢
・・・っとは言え――今まで農耕などに向かないと諦めていたケルダン南部でのポドゾル土や泥炭土などをオムツとかに使う高分子ポリマーとユーカリやマングローブを使った土壌改良や開墾を行《おこな》い...
その結果――燕麦やビレネー芋を収穫できるようなった成果が認められたので『実に野心的で素晴らしい計画だ!!』だと珍しくお国の役人も褒めてくれたので...
――心の広い俺は、ひとまず良しとしておいてやった!!(全力の負け惜しみ!!)
べ、別に“国の資産を無駄遣いしたら打ち首になるよ”と言われたのが怖いワケじゃないだからねっ?!!・・・ほら只、国の資産を無駄にするワケには行かないじゃないか?!!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ...
「さ、さて領主としての執務もあるし!今日は帰ろうかな?!!」
***
逃げるように上役の執務室から館に帰るとササミとココアが俺がニニムにやろうと思って持ち帰ったマッチやライターを物珍しそうに眺めていたので驚かせてやろうと思い目の前で、どう使うのか披露してやった!
しかし彼女達は驚く所か...
「えっ・・・火を付けるだけです?・・・火を付けるだけなら外灯の松明から火種を貰って来れば良いだけなのではないですか?」と、もっともな言い始め...
「領主様は、もしかして頭が可哀想な人なのですか?」
「・・・れすぅ~?」
とスゴく酷い事を言われた!!
しかも本気で哀れんでいるようで憐愍の視線を注いで来る!
「や、やめろ・・・俺を、そんな目で見るなぁぁ"あ"あ"あ"!!!」
なお余談だが、俺が発狂した――そののちにライターを片手にドヤ顔のニニムが『ふふふ・・・これで私も魔力持ちに遅れをとりません――天才火付け魔法士ニニムちゃん爆誕です!』とアピールしてきてウザかったので...
ササミ達に心の中で“頭の可哀想な奴とは、こういう頭のめでたい奴の事を言うんやぞ!”と思ったなど今後も誰も知らない事であろう...
身体の方はそうでもないが心理的にダメージは深かった為――気分を改善させる精神安定剤や抗精神病薬を服用させている
男の俺には無理な事があったとしても幸いにも梨島が彼女達に付いてくれるので少しとは言え彼女らの心理的には心が和らぐハズだ
ルルナやリリナ、ナナリも良くやってくれているしササミとココアの破天荒な言動と行動のお陰で笑顔も見えるようになったので俺は仕事に打ち込めているワケだしササミにも少しくらい感謝してやっても良い...
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「おはよう!諸君!諸君に今から学んでもらうカリキュラムではケルダン領軍の正式装備である武器の効果的な使い方、野戦での応急手当を始めとしたサバイバル術、また単独になってしまった際の敵地における偵察方法や兵士としての集団戦への心構えを学んでもらう!」
今日は午前から新兵たちの練兵をして初期に兵士達に兵士としての徹底な体力作りの大切さを説き...
「サナイ主任、ご相談したい事が・・・主任が主導しておられる新型兵器である戦車用の大出力エンジンの開発が上手くいきません。出力を上げた途端に爆発したり燃えるんです。これ以上――開発に手間取れば予算を打ち止めすると上層部が...」
「マジか?!あいつら無煙火薬を使った銃器開発の時も『時間の金と無駄だ。国の予算なんだから――もっと直ぐに使える即戦力なモノを作れ』って妨害して来たばかりだろう?!俺の主導した開発計画を全て止めないと気が済まないのかよ?!」
「いかが致しましょう?」
「・・・取り敢えず『私の齎した新しい技術が成熟しないと他の既存技術を応用したモノすら作れない』と抗議してくる💢」
「で、ですが・・・そんな事をなされては『既存技術すら応用する能力がないのか?』と上に言われるだけでは?」
「構うものかー💢俺は既にトラック自動車や止血剤にマッチを作った実績がある皇帝陛下のお気に入りだ💢アイツら――いったい何様だよ💢」
「私に怒られましても・・・それに止血剤は【外傷ならポーションで良いし】マッチやライターでは【火を付けたいなら火炎魔法を使えばいいじゃん】っと貴方様の開発した物と能力に疑問の声が挙がっています。このままでは貴方は自己満足で国の予算と資源を使っていると批判が...」
「だぁ~からー💢なんで説明してあげているに、みんな解らないかなぁ~💢一定の人間が使えるモノじゃダメなんだよぉ~💢に俺のもたらした画期的で安価な物が全員の手元にあれば、みんな苦労せずに火を起こせて外傷ポーションが手元になくても命を繋げるようになるって何回も俺💢言ってるじゃん💢」
難癖を付けてくる異世界人どもに技術力と工業力のがあれば一部の人間だけでなく国民全員が一定の事が出来るようになるので総合的に見れば全体の生産力や国力は上がる!!『お前らは黙ってろ💢』とキレ散らかしたり...
忙しくも充実した日々を送る事ができた...
ちなみに戦車用の大出力エンジンの開発は凍結されたので激おこプンプン丸である
・・・あの分からず屋どもめッ!💢
・・・っとは言え――今まで農耕などに向かないと諦めていたケルダン南部でのポドゾル土や泥炭土などをオムツとかに使う高分子ポリマーとユーカリやマングローブを使った土壌改良や開墾を行《おこな》い...
その結果――燕麦やビレネー芋を収穫できるようなった成果が認められたので『実に野心的で素晴らしい計画だ!!』だと珍しくお国の役人も褒めてくれたので...
――心の広い俺は、ひとまず良しとしておいてやった!!(全力の負け惜しみ!!)
べ、別に“国の資産を無駄遣いしたら打ち首になるよ”と言われたのが怖いワケじゃないだからねっ?!!・・・ほら只、国の資産を無駄にするワケには行かないじゃないか?!!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ...
「さ、さて領主としての執務もあるし!今日は帰ろうかな?!!」
***
逃げるように上役の執務室から館に帰るとササミとココアが俺がニニムにやろうと思って持ち帰ったマッチやライターを物珍しそうに眺めていたので驚かせてやろうと思い目の前で、どう使うのか披露してやった!
しかし彼女達は驚く所か...
「えっ・・・火を付けるだけです?・・・火を付けるだけなら外灯の松明から火種を貰って来れば良いだけなのではないですか?」と、もっともな言い始め...
「領主様は、もしかして頭が可哀想な人なのですか?」
「・・・れすぅ~?」
とスゴく酷い事を言われた!!
しかも本気で哀れんでいるようで憐愍の視線を注いで来る!
「や、やめろ・・・俺を、そんな目で見るなぁぁ"あ"あ"あ"!!!」
なお余談だが、俺が発狂した――そののちにライターを片手にドヤ顔のニニムが『ふふふ・・・これで私も魔力持ちに遅れをとりません――天才火付け魔法士ニニムちゃん爆誕です!』とアピールしてきてウザかったので...
ササミ達に心の中で“頭の可哀想な奴とは、こういう頭のめでたい奴の事を言うんやぞ!”と思ったなど今後も誰も知らない事であろう...
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