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第148話:高給取り
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賊の残党狩りを終えて改めて思ったが・・・俺は弱い!
以前のマジックシードを使い努力したお陰で魔法に関しては人を殺せるほどではないが怪我させられる程度にはなった。
それでも魔法の詠唱には時間がかかるし戦闘時は、どうしても敵の攻撃を回避しながらの詠唱になるので激しい動きによる息切れで詠唱失敗となるのもザラである!
もちろん近接武器を使った白兵戦でなら一対一なので何とかなるが複数で来られると小賢しい手を使い有利な状況を作り出すか、相手の隙をついて脱兎の逃げるしかなくなるで、とても戦えたものではない!
なら強くなれよ・・・っと言う話しになるがスキルと言う――この世界の謎現象が使えるか使えないかの壁だけは、どうしても努力では越えられない...
つまり、どういう事が言いたいかと言えば...
どん詰まりだぁぁあ"あ"あ"!!!
しかし、そんな弱い俺だがいつも俺に付き従ってくれる他の戦闘要員が他の敵を相手にしてくれれば話しは別である!そんな訳で俺はニニムに頼んで護衛を探してもらった!
「複数の戦場での戦闘経験があって、複数人を相手にしても戦える――胸が大きくて美人か可愛い妙齢の女性が良いんだ」
「💢 要求が多い!!!」
当然――我が儘を言ったらニニムに滅茶苦茶、怒られたが・・・ちゃんと探してくれる辺りに彼女の優しさを感じる...
***
「初めまして閣下――元傭兵のヤヤハです。雇っていただけるとの事でしたのでお仕えに参りました、よろしくお願いします」
ヤヤハを一目見た瞬間――俺はニニムに感謝した!俺の要求通りだったからだ。
若くて胸も大きい美人の彼女だが身長188センチの長身と2メートル35センチの槍から繰り出される攻撃はヨルミネイトに鍛えられた男性兵士達が木刀で複数人で斬りかかっても、まったく歯が立たない!
もちろん俺は――すぐにヤヤハを雇った!
・・・が、後日、おれは愕然とする事になる・・・なんと!!
給料として金貨25枚も要求されたのだ!
容姿は可愛いのに要求された金額が可愛くない!!___(白目)
・・・っとは言え・・・もしもの事を考えたら身の安全には変えられないし、ヤヤハの戦歴書を見る限り値段は妥当のようだ...
・・・クソ!背に腹は代えられん!!・・・払ってやろうじゃないか?!
幸いケルダンの税収は右肩挙がりでバールハイト氏もトマト・・・いや!
ビレネーナスから作ったケチャップソースを積極的に売り込んでくれているので払えない金額ではなかった。
給金の低いヨルミネイトには申し訳ないがヤヤハはこっそり雇ってしまおう...
当然ながら後日――ヤヤハを雇用した事を知ったヨルミネイトが領主の執務室にまで、やって来て『卿!どういう事ですか?!騎士の私より給金の高い!傭兵を雇うとは?!納得がいきません!!護衛なら私がぁ!』っと抗議に来たが『いや・・・優秀な武官であり騎士である君には領軍の育成に励んで貰いたい』っと、おだてつつ丁寧に説明して丸め込んでおいた...
無論――(いや?!・・・なに言ってんの?兵士の訓練と領軍の運営をしているお前が、どうやってピンチの俺の元に馳せ参じるん?!・・・絶対、無理やろ...)っと心中で彼女にツッコミを入れていた事など誰も知る由もない...
以前のマジックシードを使い努力したお陰で魔法に関しては人を殺せるほどではないが怪我させられる程度にはなった。
それでも魔法の詠唱には時間がかかるし戦闘時は、どうしても敵の攻撃を回避しながらの詠唱になるので激しい動きによる息切れで詠唱失敗となるのもザラである!
もちろん近接武器を使った白兵戦でなら一対一なので何とかなるが複数で来られると小賢しい手を使い有利な状況を作り出すか、相手の隙をついて脱兎の逃げるしかなくなるで、とても戦えたものではない!
なら強くなれよ・・・っと言う話しになるがスキルと言う――この世界の謎現象が使えるか使えないかの壁だけは、どうしても努力では越えられない...
つまり、どういう事が言いたいかと言えば...
どん詰まりだぁぁあ"あ"あ"!!!
しかし、そんな弱い俺だがいつも俺に付き従ってくれる他の戦闘要員が他の敵を相手にしてくれれば話しは別である!そんな訳で俺はニニムに頼んで護衛を探してもらった!
「複数の戦場での戦闘経験があって、複数人を相手にしても戦える――胸が大きくて美人か可愛い妙齢の女性が良いんだ」
「💢 要求が多い!!!」
当然――我が儘を言ったらニニムに滅茶苦茶、怒られたが・・・ちゃんと探してくれる辺りに彼女の優しさを感じる...
***
「初めまして閣下――元傭兵のヤヤハです。雇っていただけるとの事でしたのでお仕えに参りました、よろしくお願いします」
ヤヤハを一目見た瞬間――俺はニニムに感謝した!俺の要求通りだったからだ。
若くて胸も大きい美人の彼女だが身長188センチの長身と2メートル35センチの槍から繰り出される攻撃はヨルミネイトに鍛えられた男性兵士達が木刀で複数人で斬りかかっても、まったく歯が立たない!
もちろん俺は――すぐにヤヤハを雇った!
・・・が、後日、おれは愕然とする事になる・・・なんと!!
給料として金貨25枚も要求されたのだ!
容姿は可愛いのに要求された金額が可愛くない!!___(白目)
・・・っとは言え・・・もしもの事を考えたら身の安全には変えられないし、ヤヤハの戦歴書を見る限り値段は妥当のようだ...
・・・クソ!背に腹は代えられん!!・・・払ってやろうじゃないか?!
幸いケルダンの税収は右肩挙がりでバールハイト氏もトマト・・・いや!
ビレネーナスから作ったケチャップソースを積極的に売り込んでくれているので払えない金額ではなかった。
給金の低いヨルミネイトには申し訳ないがヤヤハはこっそり雇ってしまおう...
当然ながら後日――ヤヤハを雇用した事を知ったヨルミネイトが領主の執務室にまで、やって来て『卿!どういう事ですか?!騎士の私より給金の高い!傭兵を雇うとは?!納得がいきません!!護衛なら私がぁ!』っと抗議に来たが『いや・・・優秀な武官であり騎士である君には領軍の育成に励んで貰いたい』っと、おだてつつ丁寧に説明して丸め込んでおいた...
無論――(いや?!・・・なに言ってんの?兵士の訓練と領軍の運営をしているお前が、どうやってピンチの俺の元に馳せ参じるん?!・・・絶対、無理やろ...)っと心中で彼女にツッコミを入れていた事など誰も知る由もない...
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