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第43話成功を掴め!
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さて、今日は営業を始めて一週間だ・・・
今のところ 契約してくれた店は――聞いて驚け!!
0軒だ・・・・・・
「くっそぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
思わず、年甲斐もなく地団駄を踏んでしまう!
やはり現物がないと言うのが大きいだろう・・・
このままでは、オレはカーネルおじさんを超えてしまう・・・
「やべぇーよ・・・マジで・・・やべぇーよ・・・」
燃え尽きるには早いが 古いアニメに出てくる 明○のジョーは、こんな気分だったのか?
さずがに、ヘコむぞ?
だが、このまま燃え尽きていても契約は舞い込んでこない・・・事態を打開しなければ!!
こうなったらダメ元で有力者に頼ろう・・・
俺は羊皮紙とペンをとりエレンダの商館のバールハイト氏に面会のお願いしたい旨をしたためエレンダの商館の守衛に数枚の銅貨と共に渡した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
手紙を渡して、なんと!その日の内にエレンダの商会から回答が来た!
「仕事で忙しいので一緒に食事でも、どうですか?」という前向きな回答だ!
これは幸先が良い・・・チャンスだ!
今までの飲食店は規模が小さくて、まだ商品化出来ていない品物の紹介しか出来なかったがエレンダ商会は規模が大きい。原材料の魚醤や醸造酢・料理酒だけでなくフランチャイズのシステムごと売り込めば説得力をより増す事が出来る!バールハイト氏も首を縦に振るかも知れない!
「この格好ではマズい!」
俺は、それなりの服と装飾品を手にいれる為、店に走った!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夕方になったのでエレンダの商館に徒歩で向かう。話は通してあるので衛兵も、すんなり建物内に入れてくれた。
営業の為の食事テーブルだろうか?通された大部屋にはバールハイト氏が既に座っていたが、「よくぞ、来て下さいました。サナイ殿。」
とワザワザ席をたって手を差し出してくれた。
「お招きありがとうございます。バールハイト様。まさか一度にお会いしただけで名前まで覚えてて下さるとは・・・光栄です。」と俺は言い差し出された手を握り返した。
「はっはっは・・・職業柄、相手の名前を覚えるのは得意なんですよ。まぁ 君は最初会った印象が強烈だったんでね。」とバールハイト氏は朗らかに笑う。
バールハイト氏に「さぁ 好きな席に座って。」と席に促されたので「恐れ入ります。では、お言葉に甘えて。」と俺はバールハイト氏に断りをいれて木製の席に腰をかけた。
その後も食事が運ばれるまで談笑を交えながら本題に入る機会を伺う。交渉に馴れていない人は、すぐに本題に入りたがるが・・・それは悪手だ。
相手から焦っていると見られ足もとを見られるか 協力する相手なら(コイツと仕事をして大丈夫か?)と不信感を抱かせる原因にもなるからだ。
つまり、俺はバールハイト氏に【この商売は必ず儲かる】と思わせなければならないので食事が運ばれて来るまで待ったと言う訳だ。
「う~ん。懐かしい匂いだ・・・さぁ、どうぞ召しあがれ。我がエレンダの郷土料理です。口に合えばいいのですが・・・」
俺は「ご相伴にあずかります。」と言うとスプーンを手に取り運ばれて来た料理を口に含むと「うん。これは、おいしい。これがエレンダの郷土料理ですか~ これを食べたたら市中の料理など食べられませんね~」とバールハイト氏を誘導する・・・
「はっはっはっ 確かに、どこの国でも市中の食事は貧しいですから美味しくはないですね。」
「その市中の貧しい食事が一律で美味しくなったら莫大な富が得られるとは思いませんか?」と表情を変え本題に入る
明らかな俺の態度の変化にバールハイト氏は「ほぉ~ 傘下の支店からの報告から推察するに、てっきり君が来たのはポーションの買取りかと思ったのですが・・・」と目を瞑り腕組みながら顎のヒゲを触ると「ウ~ン・・・おもしろい・・・やはり君は面白い。」と呻くように呟き始めた
「あ、はっはっ・・・ポーションの件はやっぱり報告されていましたか~ いや、はやぁ~ お恥ずかしい・・・。おかげ様でポーション作りは順調です。その節は誠にありがとうございました・・・」と買い叩かれたくなくって勝手にバールハイト氏の名前を出したのを思い出し、バツが悪くなったので彼から目を背けるがバールハイト氏の反応は意外と好意的だった
「いや、いや――誤解しないで欲しいものですね。私は別にその件について君を紛糾《ふんきゅう》してやろうと思った訳ではないですよ?別に悪事を働いた訳でもないですしね。その傘下の支店に卸されたポーションが、ちゃんとした品質の物だったので、むしろ――」
「この短期間に一定の品質の商品を作れるようになった君の才能と努力を称賛《しょうさん》したいくらいですよ。それより、だいぶ話が逸《そ》れてしまいましたから話を戻しましょうか?」と――むしろ、こちらに気を利かせてくれる神対応までしてくれた
「恐縮です、そうしてもらえると私めとしてもありがたいです。恐れ入りますがバールハイト様はフランチャイズ契約という営業形態について知っておいでですか?」と俺は元の世界にあったフランチャイズのメリット・デメリットを説明していく・・・
まず、フランチャイズのメリットとしては――
1.権利や商標、経験・知識などを提供する側は低価格で事業をおこなう事が出来る。なぜなら、すでに土地や店舗物件を有する(あるいは供出する)形で加盟店も参入してくるので、コチラはわざわざ時間や費用を負担する必要がないからだ。
よって、それらに関する経費を大幅に短縮することが可能なのだ。
また、起業したいオーナー達へコチラが有している土地や建物を貸し出すことで土地代・建物代などを徴収する事もできる。
2.権利や商標、経験・知識などを受け取り起業する起業家たちにとっては開業から営業などの実務にいたるビジネスでの経験を最短で身につけられるうえ、権利や商標などのブランド力を使えるので客寄せがしやすく経営に関する助言も受ける事ができるのだ。
よって、起業家たちにとっては倒産や破産のリスクを最小限に抑える事ができるメリットがあると言えるだろう。
そして、フランチャイズのデメリットとしては――
1..権利や商標、経験・知識などを提供する側は多数の店舗を管理する必要がある為、店によっては質にばらつきが発生することがあるだろう。ゆえに計画通り商品を提供できないので対応によっては客に悪いイメージを持たれる危険性もある。
また傘下の店の経営に直接、関わっている訳ではないので、どうしても対応に遅れがでるので経営者の更迭、業務の改善などがスムーズにいかないリスクも存在するのだ
2.逆に権利や商標、経験・知識などを受け取り起業する起業家たちのリスクは、元の世界なら本部から食材や統一された調度品を本部から購入するので本来の個人による出店より割高になる危険性が存在するが――この世界では食材や統一された備品をエレンダ本国や本部から仕入れる事が困難だ。店の外観だけなら仕様書通りにすればいいと思うが異世界の事など知らないので、どうなるか分からない・・・
恐らく元の世界と違って地元に即したオリジナリティー溢れる店になる可能性もあるので異世界でのフランチャイズはグダグダなシロモノになる可能性も否めない・・・
考えようによってはリスクと言うよりメリットになるかも知れないがフランチャイズ展開と言えるかは微妙だ・・・
3.何は、ともあれフランチャイズにおける起業家たちにとっての一番のリスクは(儲からないとしてもロイヤリティを払え!)と言われる事だろう。極端な表現だが簡単に言うと(一番危険なリスクは起業家たちにおっ被せてしまえ!)というのがフランチャイズ契約だ。
このような起業する側には理不尽なリスクは常に存在するので本店と参加した起業家たちとの間に深い亀裂が生じた場合、逆に参加した起業家たちが徒党を組んで勝手に独立という事もあるかも知れない・・・
ちなみに、バールハイト氏には本題の話とは直接関連付けることが出来なかったので以下のリスクについては説明しなかった。
フランチャイズ契約の概念を悪用して店舗経営に関する充分な知識や経験をないにも関わらず認識の甘い(カモりやすい)個人経営者を標的に加盟料金を騙し取ろうとする輩も出てくる可能性もある事。
仮にエレンダ本国や本店が参加した店舗からの情報を得て、その潤沢な資金力で、より良い立地にある土地に新しい店を出店することで、(付け加えると悪どいが・・・)既存の店を潰す事もできる。客はより立地の良くて値段が安くて新しい外観の店の方に流れるので既存の店はあおりを受けて閉店。そこで生まれる利益は全てエレンダが吸い上げる――といった事も可能だ。
もちろん、そのようなやり方をすれば道徳的、社会的には非難されるだろうが、実際の運営はエレンダに任せるべきだろう・・・
いずれにせよ、大きな負債を抱えて廃業する経営者も少なからず出てくるだろうが、俺の知った事ではない!おれはオレで自分の食い扶持を稼がねばならないのだ!オレが異世界にフランチャイズの概念を持って来たことで不幸になる人が出て来たとしても、それはオレのせいではない!
余談だが、バールハイト氏に(なぜこのような経営方法を知っているのか?)と問われ目を泳がせながら(わたくしめが・・・考えました・・・)と大嘘をついたのは言うまでもない。
(あー またウソが増えてしまった...)と後悔したが仕方がない・・・だって、異世界から来ましたとは言えないもの・・・
今のところ 契約してくれた店は――聞いて驚け!!
0軒だ・・・・・・
「くっそぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
思わず、年甲斐もなく地団駄を踏んでしまう!
やはり現物がないと言うのが大きいだろう・・・
このままでは、オレはカーネルおじさんを超えてしまう・・・
「やべぇーよ・・・マジで・・・やべぇーよ・・・」
燃え尽きるには早いが 古いアニメに出てくる 明○のジョーは、こんな気分だったのか?
さずがに、ヘコむぞ?
だが、このまま燃え尽きていても契約は舞い込んでこない・・・事態を打開しなければ!!
こうなったらダメ元で有力者に頼ろう・・・
俺は羊皮紙とペンをとりエレンダの商館のバールハイト氏に面会のお願いしたい旨をしたためエレンダの商館の守衛に数枚の銅貨と共に渡した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
手紙を渡して、なんと!その日の内にエレンダの商会から回答が来た!
「仕事で忙しいので一緒に食事でも、どうですか?」という前向きな回答だ!
これは幸先が良い・・・チャンスだ!
今までの飲食店は規模が小さくて、まだ商品化出来ていない品物の紹介しか出来なかったがエレンダ商会は規模が大きい。原材料の魚醤や醸造酢・料理酒だけでなくフランチャイズのシステムごと売り込めば説得力をより増す事が出来る!バールハイト氏も首を縦に振るかも知れない!
「この格好ではマズい!」
俺は、それなりの服と装飾品を手にいれる為、店に走った!
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夕方になったのでエレンダの商館に徒歩で向かう。話は通してあるので衛兵も、すんなり建物内に入れてくれた。
営業の為の食事テーブルだろうか?通された大部屋にはバールハイト氏が既に座っていたが、「よくぞ、来て下さいました。サナイ殿。」
とワザワザ席をたって手を差し出してくれた。
「お招きありがとうございます。バールハイト様。まさか一度にお会いしただけで名前まで覚えてて下さるとは・・・光栄です。」と俺は言い差し出された手を握り返した。
「はっはっは・・・職業柄、相手の名前を覚えるのは得意なんですよ。まぁ 君は最初会った印象が強烈だったんでね。」とバールハイト氏は朗らかに笑う。
バールハイト氏に「さぁ 好きな席に座って。」と席に促されたので「恐れ入ります。では、お言葉に甘えて。」と俺はバールハイト氏に断りをいれて木製の席に腰をかけた。
その後も食事が運ばれるまで談笑を交えながら本題に入る機会を伺う。交渉に馴れていない人は、すぐに本題に入りたがるが・・・それは悪手だ。
相手から焦っていると見られ足もとを見られるか 協力する相手なら(コイツと仕事をして大丈夫か?)と不信感を抱かせる原因にもなるからだ。
つまり、俺はバールハイト氏に【この商売は必ず儲かる】と思わせなければならないので食事が運ばれて来るまで待ったと言う訳だ。
「う~ん。懐かしい匂いだ・・・さぁ、どうぞ召しあがれ。我がエレンダの郷土料理です。口に合えばいいのですが・・・」
俺は「ご相伴にあずかります。」と言うとスプーンを手に取り運ばれて来た料理を口に含むと「うん。これは、おいしい。これがエレンダの郷土料理ですか~ これを食べたたら市中の料理など食べられませんね~」とバールハイト氏を誘導する・・・
「はっはっはっ 確かに、どこの国でも市中の食事は貧しいですから美味しくはないですね。」
「その市中の貧しい食事が一律で美味しくなったら莫大な富が得られるとは思いませんか?」と表情を変え本題に入る
明らかな俺の態度の変化にバールハイト氏は「ほぉ~ 傘下の支店からの報告から推察するに、てっきり君が来たのはポーションの買取りかと思ったのですが・・・」と目を瞑り腕組みながら顎のヒゲを触ると「ウ~ン・・・おもしろい・・・やはり君は面白い。」と呻くように呟き始めた
「あ、はっはっ・・・ポーションの件はやっぱり報告されていましたか~ いや、はやぁ~ お恥ずかしい・・・。おかげ様でポーション作りは順調です。その節は誠にありがとうございました・・・」と買い叩かれたくなくって勝手にバールハイト氏の名前を出したのを思い出し、バツが悪くなったので彼から目を背けるがバールハイト氏の反応は意外と好意的だった
「いや、いや――誤解しないで欲しいものですね。私は別にその件について君を紛糾《ふんきゅう》してやろうと思った訳ではないですよ?別に悪事を働いた訳でもないですしね。その傘下の支店に卸されたポーションが、ちゃんとした品質の物だったので、むしろ――」
「この短期間に一定の品質の商品を作れるようになった君の才能と努力を称賛《しょうさん》したいくらいですよ。それより、だいぶ話が逸《そ》れてしまいましたから話を戻しましょうか?」と――むしろ、こちらに気を利かせてくれる神対応までしてくれた
「恐縮です、そうしてもらえると私めとしてもありがたいです。恐れ入りますがバールハイト様はフランチャイズ契約という営業形態について知っておいでですか?」と俺は元の世界にあったフランチャイズのメリット・デメリットを説明していく・・・
まず、フランチャイズのメリットとしては――
1.権利や商標、経験・知識などを提供する側は低価格で事業をおこなう事が出来る。なぜなら、すでに土地や店舗物件を有する(あるいは供出する)形で加盟店も参入してくるので、コチラはわざわざ時間や費用を負担する必要がないからだ。
よって、それらに関する経費を大幅に短縮することが可能なのだ。
また、起業したいオーナー達へコチラが有している土地や建物を貸し出すことで土地代・建物代などを徴収する事もできる。
2.権利や商標、経験・知識などを受け取り起業する起業家たちにとっては開業から営業などの実務にいたるビジネスでの経験を最短で身につけられるうえ、権利や商標などのブランド力を使えるので客寄せがしやすく経営に関する助言も受ける事ができるのだ。
よって、起業家たちにとっては倒産や破産のリスクを最小限に抑える事ができるメリットがあると言えるだろう。
そして、フランチャイズのデメリットとしては――
1..権利や商標、経験・知識などを提供する側は多数の店舗を管理する必要がある為、店によっては質にばらつきが発生することがあるだろう。ゆえに計画通り商品を提供できないので対応によっては客に悪いイメージを持たれる危険性もある。
また傘下の店の経営に直接、関わっている訳ではないので、どうしても対応に遅れがでるので経営者の更迭、業務の改善などがスムーズにいかないリスクも存在するのだ
2.逆に権利や商標、経験・知識などを受け取り起業する起業家たちのリスクは、元の世界なら本部から食材や統一された調度品を本部から購入するので本来の個人による出店より割高になる危険性が存在するが――この世界では食材や統一された備品をエレンダ本国や本部から仕入れる事が困難だ。店の外観だけなら仕様書通りにすればいいと思うが異世界の事など知らないので、どうなるか分からない・・・
恐らく元の世界と違って地元に即したオリジナリティー溢れる店になる可能性もあるので異世界でのフランチャイズはグダグダなシロモノになる可能性も否めない・・・
考えようによってはリスクと言うよりメリットになるかも知れないがフランチャイズ展開と言えるかは微妙だ・・・
3.何は、ともあれフランチャイズにおける起業家たちにとっての一番のリスクは(儲からないとしてもロイヤリティを払え!)と言われる事だろう。極端な表現だが簡単に言うと(一番危険なリスクは起業家たちにおっ被せてしまえ!)というのがフランチャイズ契約だ。
このような起業する側には理不尽なリスクは常に存在するので本店と参加した起業家たちとの間に深い亀裂が生じた場合、逆に参加した起業家たちが徒党を組んで勝手に独立という事もあるかも知れない・・・
ちなみに、バールハイト氏には本題の話とは直接関連付けることが出来なかったので以下のリスクについては説明しなかった。
フランチャイズ契約の概念を悪用して店舗経営に関する充分な知識や経験をないにも関わらず認識の甘い(カモりやすい)個人経営者を標的に加盟料金を騙し取ろうとする輩も出てくる可能性もある事。
仮にエレンダ本国や本店が参加した店舗からの情報を得て、その潤沢な資金力で、より良い立地にある土地に新しい店を出店することで、(付け加えると悪どいが・・・)既存の店を潰す事もできる。客はより立地の良くて値段が安くて新しい外観の店の方に流れるので既存の店はあおりを受けて閉店。そこで生まれる利益は全てエレンダが吸い上げる――といった事も可能だ。
もちろん、そのようなやり方をすれば道徳的、社会的には非難されるだろうが、実際の運営はエレンダに任せるべきだろう・・・
いずれにせよ、大きな負債を抱えて廃業する経営者も少なからず出てくるだろうが、俺の知った事ではない!おれはオレで自分の食い扶持を稼がねばならないのだ!オレが異世界にフランチャイズの概念を持って来たことで不幸になる人が出て来たとしても、それはオレのせいではない!
余談だが、バールハイト氏に(なぜこのような経営方法を知っているのか?)と問われ目を泳がせながら(わたくしめが・・・考えました・・・)と大嘘をついたのは言うまでもない。
(あー またウソが増えてしまった...)と後悔したが仕方がない・・・だって、異世界から来ましたとは言えないもの・・・
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