泣きたいきみに音のおくすり ――サウンド・ドラッグ――

「ボカロが薬になるって、おれたちで証明しよう」

高次脳機能障害と、メニエール病。
脳が壊れた女子高生と、難聴の薬剤師の物語。

ODして、まさか病院で幼馴染の「ぽめ兄」に再会するなんて。

薬のように効果的、クスリのように中毒的。
そんな音楽「サウンド・ドラッグ」。
薬剤師になったぽめ兄の裏の顔は、サウンド・ドラッグを目指すボカロPだった!

ボカロP、絵師、MIX師、そしてわたしのクラスメート。
出会いが出会いを呼び、一つの奇跡を紡いでいく。

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