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#0_ヤニカス酒カスのクソvtuber、配信切り忘れで炎上どころか大喝采を受ける
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vtuberは知っているか。
バーチャルユーチューバーとも言い、画面上に2Dまたは3DのCG絵を用意して、配信活動を行う人たちのことを言う。
俺の親友は、vtuberの1人。しかもチャンネル登録者数が200万人を超えの超有名vtuberである。
「はい皆さんども、ど~もど~も~!堂本ドーモでぇ~~す!元気ですかぁ~~?」
銀髪の青年がパソコンの前に着席して元気な声で挨拶する。
俺の親友、高野裕基《こうのひろき》。
彼の動きに合わせて、画面上のアバターが動きを変える。
画面には黒髪のカッコいい少年が口を開けたり閉じたりしている。
この少年が、裕基の演じるvtuber、堂本ドーモ。
まるで彼の使うパソコンの中にもう1人の彼が居るような錯覚を起こしそうになってしまう。
そして彼のvtuberの隣には小さな枠がある。
«どーもども!»
«ドーモさ~~ん、名前読んで~~!»
«ドーモさん、今日もカックいいね~~!»
画面上に流れる文字列。これは彼の配信を見る人達がリアルタイムに書き、リアルタイムに届くコメントだ。
vtuberの配信は今となっては老若男女が視聴して楽しむもので、視聴者はコメントをリアルタイムに打って書き込んで視聴者側もvtuberの配信に参加してライバーも視聴者も交流して楽しむ。これがvtubernという最近できた新しい文化だ。
「今日は、タバコ吸いながら酒飲んで配信でも……」
こう彼が言っても俺は特段驚きはしない。
これが彼の配信スタイルなのだから。
«ヤニカス~、酒カス~!»
«体に悪いぞ~~、自重しろ~~!»
«寿命縮めるぞ~~!»
«何を今さら……»
«あの配信しといてこれか、結構驚きやな!»
«いい人バレしてまっせー~、今もいい感じやけどな!»
«前回の配信で彼女出来ましたか、ドーモさん大学生でしょ?»
«おぉ、配信してるだけでツイッターのトレンドに上がっとるわ……»
«ヤバすぎww»
など、俺と皆が挨拶を交わすときの数十倍の速さでコメントが流れていく。
そして俺は彼に対して「カンペ」を交わす。
『コメントが、エグい……』
『なにか反論してくれ!』
そう書いたカンペを彼に見せたら、彼はそれを見て反応してくれた。
「いや、皆よ。何故挨拶よりさっきの言葉の方に反応するんけ?そっちで盛り上がるのは謎っすわ。ん~~っ、ビールうめぇ~~!」
«本物の酒カスだ»
«初見です、いい人だという噂を聞いて……»
«ドーモさんの配信ずっと楽しみにしてました!»
「何だって?俺の配信が楽しみだと、ほう……」
俺は彼が気付くのが遅すぎて笑っている。
そしてカンペにこう書いて彼に見せる。
『バカ、気付くの遅せぇよ……ww』
『ヤベぇ、腹痛くなってきたからトイレ行ってくる。なんかあったら……ww』
そう書いたカンペを彼に寄こして俺はトイレに駆け込んだ。
とにかく笑いまくっていた。
腹が捩れそうなくらいまで笑った。
そして笑い始めて10分が経った、俺はゲッソリした状態で彼の配信に戻ったら彼も笑っていた。
そう、彼は笑い上戸だ。
酒が入ったうえで彼のツボに入ることがあると彼はずっと笑い続けてしまう。
そんな彼を見ても笑う気力がない俺は、彼の笑いが収まるまでのこんな事を考えた。
『何で、こいつがいい人バレしたんだっけな?』と……
バーチャルユーチューバーとも言い、画面上に2Dまたは3DのCG絵を用意して、配信活動を行う人たちのことを言う。
俺の親友は、vtuberの1人。しかもチャンネル登録者数が200万人を超えの超有名vtuberである。
「はい皆さんども、ど~もど~も~!堂本ドーモでぇ~~す!元気ですかぁ~~?」
銀髪の青年がパソコンの前に着席して元気な声で挨拶する。
俺の親友、高野裕基《こうのひろき》。
彼の動きに合わせて、画面上のアバターが動きを変える。
画面には黒髪のカッコいい少年が口を開けたり閉じたりしている。
この少年が、裕基の演じるvtuber、堂本ドーモ。
まるで彼の使うパソコンの中にもう1人の彼が居るような錯覚を起こしそうになってしまう。
そして彼のvtuberの隣には小さな枠がある。
«どーもども!»
«ドーモさ~~ん、名前読んで~~!»
«ドーモさん、今日もカックいいね~~!»
画面上に流れる文字列。これは彼の配信を見る人達がリアルタイムに書き、リアルタイムに届くコメントだ。
vtuberの配信は今となっては老若男女が視聴して楽しむもので、視聴者はコメントをリアルタイムに打って書き込んで視聴者側もvtuberの配信に参加してライバーも視聴者も交流して楽しむ。これがvtubernという最近できた新しい文化だ。
「今日は、タバコ吸いながら酒飲んで配信でも……」
こう彼が言っても俺は特段驚きはしない。
これが彼の配信スタイルなのだから。
«ヤニカス~、酒カス~!»
«体に悪いぞ~~、自重しろ~~!»
«寿命縮めるぞ~~!»
«何を今さら……»
«あの配信しといてこれか、結構驚きやな!»
«いい人バレしてまっせー~、今もいい感じやけどな!»
«前回の配信で彼女出来ましたか、ドーモさん大学生でしょ?»
«おぉ、配信してるだけでツイッターのトレンドに上がっとるわ……»
«ヤバすぎww»
など、俺と皆が挨拶を交わすときの数十倍の速さでコメントが流れていく。
そして俺は彼に対して「カンペ」を交わす。
『コメントが、エグい……』
『なにか反論してくれ!』
そう書いたカンペを彼に見せたら、彼はそれを見て反応してくれた。
「いや、皆よ。何故挨拶よりさっきの言葉の方に反応するんけ?そっちで盛り上がるのは謎っすわ。ん~~っ、ビールうめぇ~~!」
«本物の酒カスだ»
«初見です、いい人だという噂を聞いて……»
«ドーモさんの配信ずっと楽しみにしてました!»
「何だって?俺の配信が楽しみだと、ほう……」
俺は彼が気付くのが遅すぎて笑っている。
そしてカンペにこう書いて彼に見せる。
『バカ、気付くの遅せぇよ……ww』
『ヤベぇ、腹痛くなってきたからトイレ行ってくる。なんかあったら……ww』
そう書いたカンペを彼に寄こして俺はトイレに駆け込んだ。
とにかく笑いまくっていた。
腹が捩れそうなくらいまで笑った。
そして笑い始めて10分が経った、俺はゲッソリした状態で彼の配信に戻ったら彼も笑っていた。
そう、彼は笑い上戸だ。
酒が入ったうえで彼のツボに入ることがあると彼はずっと笑い続けてしまう。
そんな彼を見ても笑う気力がない俺は、彼の笑いが収まるまでのこんな事を考えた。
『何で、こいつがいい人バレしたんだっけな?』と……
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