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目頭が熱い

ここにいるよ。

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誰かに気づいて欲しかった。



見て欲しかった。


僕の存在を。



認めて欲しかった。


僕はここにいるんだと。



僕は今、

ちゃんと地に脚を付けて

立っていれてるだろうか。



僕の姿は、皆に見えているのだろうか。



誰かの記憶の中に僕は

存在しているのだろうか。



誰かの役に僕は

立てているのだろうか。



少しでもいい。

誰か、僕に気づいて。



僕が生きていた証を、僕に頂戴?


ほんの少しでいいから。



貴方の記憶に、僕は居ますか?


貴方の目に、僕の姿は見えて居ますか?


それが知りたくて、でも聞くのは怖くて。



どうしようもない。



寂しいんだ。

誰にも気づいて貰えないのは。


苦しいんだ。

僕が僕である証拠がないのは。



僕はちゃんと居る。ここに。



貴方の、すぐそばに居る。



僕だって、存在してるんだよ。



だから、僕に気づいて欲しい。



形だけでなく、心にも。



僕が、

この星に生きていたと証明されるものが、

僕は欲しい。



たまにでいい。


振り向いて、笑って下さい。
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