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第2章 WWM 〜世界魔法大戦〜
第36話 まさかのあの人!?
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◇◇◇とあるガロンの散歩道◇◇◇
「アーサーさん!! 今日もたくさん収穫ありましたね!!」
「はい!! ガロンもあそこまで強くなっていたから、驚きました」
「それ!! わたしのセリフです!! わたしもびっくりです!!」
2人は、大量の食材を抱えて、人混みを歩く。人口もだんだん増え、活気づいていた。
受注クエストで、食材集めを依頼されて、全国各地を韋駄天のように駆け回って、生産などもしたりと様々な活動。
今は、団長のルグアに報告するため、拠点に向かっているところだった。
「あれ? あそこの人だかりなんでしょうか? ガロン」
「はい!!」
人だかりを掻き分けて、無理やり身体を押し込む。もまれながら顔を出すと、
『えーと……。ルグアさんの家……。ルグアさんの家…………』
何やら、同じ目的地に向かっている小柄な女性。でも、なんか。気になってしまう。
なぜなら、彼女は脇にたくさんのノートを持ち、筆記用具を腰にぶら下げていたからだ。
ガロンは一足先に抜け出して、女性に話しかける。
「あの……。わたしと同じ場所に、向かっているんですか?」
「あ、はい!! ちょっとルグアさんにお会いしたくて…………。あなたはガロンさんですね。こう見ると、可愛いです!!」
「なぜ名前を知ってるんですか?!」
初対面なのに、わたしの名前を知っている。一体この人誰? 不審に思う点ができる。
「それより、ルグアさんの家を、教えてくれませんか?」
「は、はい…………」
何とかセレスとも合流したわたしは、噴水広場の地下へ続く階段へ……。
下りた先がルグアの家だ。けれどもわたしは、この女性が誰なのか?、ずっと悩んでいた。
初対面なのに名前知ってるし。まず、ルグアと言ってる時点で、怪しい。
「ここにモードレさんが…………」
『おっ!! 来たんだな!! 待ってたぜ!!』
「えっ!?」
まさか、ルグアとお知り合いだったとは!! でもなんで?
「ああ、この人か? このストーリーの作者だ!!」
「作者のディガルです……。ゲーム内なので、プレイヤーネームのガデルでプレイしてますが……」
「私が呼んだんだ。せっかくだから、こっち来ないか? ってさ」
「「えぇー!!」」
その場に居合わせた人全員が、仰天の表情で固まった。女性は作者だったのだ。
「ってことで、私もギルド入っても良いですか?」
ガデルが、わたしたちに問いかける。みんなが頷き、ルグアも賛成したようで、作者もギルドメンバーになった。
この小説、このままで良いのだろうか? 急展開が加速する。
「アーサーさん!! 今日もたくさん収穫ありましたね!!」
「はい!! ガロンもあそこまで強くなっていたから、驚きました」
「それ!! わたしのセリフです!! わたしもびっくりです!!」
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受注クエストで、食材集めを依頼されて、全国各地を韋駄天のように駆け回って、生産などもしたりと様々な活動。
今は、団長のルグアに報告するため、拠点に向かっているところだった。
「あれ? あそこの人だかりなんでしょうか? ガロン」
「はい!!」
人だかりを掻き分けて、無理やり身体を押し込む。もまれながら顔を出すと、
『えーと……。ルグアさんの家……。ルグアさんの家…………』
何やら、同じ目的地に向かっている小柄な女性。でも、なんか。気になってしまう。
なぜなら、彼女は脇にたくさんのノートを持ち、筆記用具を腰にぶら下げていたからだ。
ガロンは一足先に抜け出して、女性に話しかける。
「あの……。わたしと同じ場所に、向かっているんですか?」
「あ、はい!! ちょっとルグアさんにお会いしたくて…………。あなたはガロンさんですね。こう見ると、可愛いです!!」
「なぜ名前を知ってるんですか?!」
初対面なのに、わたしの名前を知っている。一体この人誰? 不審に思う点ができる。
「それより、ルグアさんの家を、教えてくれませんか?」
「は、はい…………」
何とかセレスとも合流したわたしは、噴水広場の地下へ続く階段へ……。
下りた先がルグアの家だ。けれどもわたしは、この女性が誰なのか?、ずっと悩んでいた。
初対面なのに名前知ってるし。まず、ルグアと言ってる時点で、怪しい。
「ここにモードレさんが…………」
『おっ!! 来たんだな!! 待ってたぜ!!』
「えっ!?」
まさか、ルグアとお知り合いだったとは!! でもなんで?
「ああ、この人か? このストーリーの作者だ!!」
「作者のディガルです……。ゲーム内なので、プレイヤーネームのガデルでプレイしてますが……」
「私が呼んだんだ。せっかくだから、こっち来ないか? ってさ」
「「えぇー!!」」
その場に居合わせた人全員が、仰天の表情で固まった。女性は作者だったのだ。
「ってことで、私もギルド入っても良いですか?」
ガデルが、わたしたちに問いかける。みんなが頷き、ルグアも賛成したようで、作者もギルドメンバーになった。
この小説、このままで良いのだろうか? 急展開が加速する。
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