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第3章 ダークファンタジー編
第87話 ポイズンフリーズ!
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◇◇◇ガデル目線◇◇◇
「それにしても、フラット・サンクチェってどういう人だったっけ?」
「アイライは知らないりょん」
「だよね……。名前だけ思い出したけど、フォルテさんに聞けばわかるかな? 一緒に遊んでたらしいし」
「そうりょんね……。聞いてみるといいりょん」
フォレンも戦闘モードで手助けをする。フィレンの毒を持ったレフィレン・ダガーは、それなりに威力が高かった。
敵を肉薄する度に毒を付与させ、じわじわと身体を蝕ませていく。倒さないと前に進めない。小さな身体をねじ込んでダガーを動かす。
これでもかというくらいの気持ちで、目を閉じたまま振り回す。赤い血は見たくない。目閉じた方が戦いやすい。
「アレンそっち行ったぞ!」
「フォルテ、サンキュっす! ガデルさんの方にも行きやした!」
「あ、は、はいぃぃぃぃ!」
――シャァァァーーー!
足元で変な声が聞こえる。私はゆっくり見ると、細長い何かが地を這っていた。そして私を見るなり。
――シャァァァァーーー!!
「へ、へ……へぇぇえぇぇ!?」
「ガデルさん、顔真っ青にしてどうしたんすか?」
「蛇ィィィイイイイィィィィィィイイイイィィィィィィイイイィィィ」
「ガデル……、相変わらず蛇嫌いなんだな」
「そうなんすね」
「蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇ィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィl」
「シャァァァーーーーーーー!!」
「嫌ぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁーーーーーーーー。あ、あっち行ってぇぇぇぇえええぇぇぇぇ!!」
私はダガーをブンブン振り回し、蛇を追い払う。私は幼い頃から蛇が嫌いで、よく親の後ろに隠れていた。
ルグアはそのことを知っているし、実際に助けてもらったこともある。それくらい、蛇が嫌いなのだ。
目を閉じたまま、ブンブンとダガーを動かす私。しかし、蛇は威嚇をやめない。むしろ、エスカレートしている。
「誰か助けてぇぇぇぇ!!」
「ったく……。そんくらいで絶叫すんな!」
――神器起動 ブラウディアブーストブレイク(略してBBB)
「略称あるんかい!」
「早く助けてぇぇぇぇ」
フォルテの一撃。飛散する火花。蛇は『うぎゃあ』と言って倒れていく。私は仲間に助けられてばかりだ。支援しかできない。
蛇を克服しなくちゃ。克服できないと足でまといになってしまう。まだまだ沢山いる蛇。誰が放しているのかわからない。
――――――――――――――――
――『そろそろ別れの時です。不安になったらそのダガーに語りかけてください。いつでも相談に乗って差し上げましょう』
――――――――――――――――
「そうだ。テラリアさん!」
テラリアというのは七番目の上位精霊で、私と繋がっている人物。実際に話したこともある。それくらい親しみ深くなった存在だ。
私はレフィレン・ダガーに意識を向ける。テラリアはすぐに応答してくれなかった。こういう状況は対応対象外なのか?
「こうなったら!」
――上級精霊憑依 7 テラリア!
私は自分にテラリアを憑依させる。この魔法を使ったのはこれが初めてだ。身体に負担がのしかかる。でも、それはテラリアの力。
私は蛇を睨みつける。なんだか蛇が怖くなくなった気がする。今の状態なら戦えるかもしれない。私は一歩踏み込む。
「その調子だガデル!」
「フォルテさん! はい!」
――神器起動 ポイズンフリーズ!
周囲に毒煙が蔓延する。蛇は悶え苦しみ、敵兵の酸欠状態を引き起こした。ここまで強くなれたなら、私はもっと強くなれる。
私はテラリアの力を最大限活かしながら、挑む。多大なる負荷に耐えつつ、ダガーを振るう。
「フラットのことは考えなくていい。ゆっくりと忘れればいい。多分フォルテも!」
「ん? なんか言ったか?」
「い、いやあ……。なんでもないで……」
「フラットか……。懐かし名前に聞こえたがそういうことだったのか……」
「フォルテさん知ってるんですか?」
「ああ。なんとなくだが……」
「後で考察聞かせてください」
「おう!」
フォルテも覚えてたんだ……。私だけ覚えていたんだと思ってたよ。良かった。私は安心して、テラリアの力に身を委ねる。
「テラリアさん……」
――『なんでしょう?』
「フォルテさん、フラットのこと覚えてたそうです」
――『それは良かったですね。フォルテさんという方は存じ上げませんが……』
「それにしてもフラット・サンクチェは誰なんですか?」
――『さあ? わたくしは知りません。かの者の最期しか知りませんよ?』
「そうですよね……」
そうテラリアと話をしていると、
「おい! ガデル。誰と話してるんだ?」
「あ、テラリアさんとです」
「テラリア? ああ、あのおばちゃん精霊か……」
――『おばちゃんとは何事です! わたくしは決しておばちゃんなんかではございません!』
「フォルテ、テラリアが怒ってるよ」
「す、すまん……」
「それにしても、フラット・サンクチェってどういう人だったっけ?」
「アイライは知らないりょん」
「だよね……。名前だけ思い出したけど、フォルテさんに聞けばわかるかな? 一緒に遊んでたらしいし」
「そうりょんね……。聞いてみるといいりょん」
フォレンも戦闘モードで手助けをする。フィレンの毒を持ったレフィレン・ダガーは、それなりに威力が高かった。
敵を肉薄する度に毒を付与させ、じわじわと身体を蝕ませていく。倒さないと前に進めない。小さな身体をねじ込んでダガーを動かす。
これでもかというくらいの気持ちで、目を閉じたまま振り回す。赤い血は見たくない。目閉じた方が戦いやすい。
「アレンそっち行ったぞ!」
「フォルテ、サンキュっす! ガデルさんの方にも行きやした!」
「あ、は、はいぃぃぃぃ!」
――シャァァァーーー!
足元で変な声が聞こえる。私はゆっくり見ると、細長い何かが地を這っていた。そして私を見るなり。
――シャァァァァーーー!!
「へ、へ……へぇぇえぇぇ!?」
「ガデルさん、顔真っ青にしてどうしたんすか?」
「蛇ィィィイイイイィィィィィィイイイイィィィィィィイイイィィィ」
「ガデル……、相変わらず蛇嫌いなんだな」
「そうなんすね」
「蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇蛇ィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィl」
「シャァァァーーーーーーー!!」
「嫌ぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁーーーーーーーー。あ、あっち行ってぇぇぇぇえええぇぇぇぇ!!」
私はダガーをブンブン振り回し、蛇を追い払う。私は幼い頃から蛇が嫌いで、よく親の後ろに隠れていた。
ルグアはそのことを知っているし、実際に助けてもらったこともある。それくらい、蛇が嫌いなのだ。
目を閉じたまま、ブンブンとダガーを動かす私。しかし、蛇は威嚇をやめない。むしろ、エスカレートしている。
「誰か助けてぇぇぇぇ!!」
「ったく……。そんくらいで絶叫すんな!」
――神器起動 ブラウディアブーストブレイク(略してBBB)
「略称あるんかい!」
「早く助けてぇぇぇぇ」
フォルテの一撃。飛散する火花。蛇は『うぎゃあ』と言って倒れていく。私は仲間に助けられてばかりだ。支援しかできない。
蛇を克服しなくちゃ。克服できないと足でまといになってしまう。まだまだ沢山いる蛇。誰が放しているのかわからない。
――――――――――――――――
――『そろそろ別れの時です。不安になったらそのダガーに語りかけてください。いつでも相談に乗って差し上げましょう』
――――――――――――――――
「そうだ。テラリアさん!」
テラリアというのは七番目の上位精霊で、私と繋がっている人物。実際に話したこともある。それくらい親しみ深くなった存在だ。
私はレフィレン・ダガーに意識を向ける。テラリアはすぐに応答してくれなかった。こういう状況は対応対象外なのか?
「こうなったら!」
――上級精霊憑依 7 テラリア!
私は自分にテラリアを憑依させる。この魔法を使ったのはこれが初めてだ。身体に負担がのしかかる。でも、それはテラリアの力。
私は蛇を睨みつける。なんだか蛇が怖くなくなった気がする。今の状態なら戦えるかもしれない。私は一歩踏み込む。
「その調子だガデル!」
「フォルテさん! はい!」
――神器起動 ポイズンフリーズ!
周囲に毒煙が蔓延する。蛇は悶え苦しみ、敵兵の酸欠状態を引き起こした。ここまで強くなれたなら、私はもっと強くなれる。
私はテラリアの力を最大限活かしながら、挑む。多大なる負荷に耐えつつ、ダガーを振るう。
「フラットのことは考えなくていい。ゆっくりと忘れればいい。多分フォルテも!」
「ん? なんか言ったか?」
「い、いやあ……。なんでもないで……」
「フラットか……。懐かし名前に聞こえたがそういうことだったのか……」
「フォルテさん知ってるんですか?」
「ああ。なんとなくだが……」
「後で考察聞かせてください」
「おう!」
フォルテも覚えてたんだ……。私だけ覚えていたんだと思ってたよ。良かった。私は安心して、テラリアの力に身を委ねる。
「テラリアさん……」
――『なんでしょう?』
「フォルテさん、フラットのこと覚えてたそうです」
――『それは良かったですね。フォルテさんという方は存じ上げませんが……』
「それにしてもフラット・サンクチェは誰なんですか?」
――『さあ? わたくしは知りません。かの者の最期しか知りませんよ?』
「そうですよね……」
そうテラリアと話をしていると、
「おい! ガデル。誰と話してるんだ?」
「あ、テラリアさんとです」
「テラリア? ああ、あのおばちゃん精霊か……」
――『おばちゃんとは何事です! わたくしは決しておばちゃんなんかではございません!』
「フォルテ、テラリアが怒ってるよ」
「す、すまん……」
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