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3章「美しき水の世界」
98話「高強度筋トレ!」
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「――チャイルドーム選手VSレオン選手!!」
煙の奥から現れたのはチャイルドームとレオン。向かいあわせで立っていた。
既にどちらも準備万端。まるで次は自分たちが戦うというのを分かっていたかのようだ。
「チャイルドーム選手は予選を6位で通過した実力者!!パワーバースではド派手な技を魅せてくれました!!この戦いでもあっと驚く戦いを魅せてくれるのかぁ!?」
チャイルドーム。ヒョロっとした体格だが予選を突破している男。侮ることはできない。
「そしてレオン選手!!クリントン選手にも引けを取らないほどの体格。見た目通りののパワーを存分に見せつけてくれることを期待しています!!」
レオン。クリントンを落とした胆力、そしてはち切れんばかりの筋力。神話に出てくるヘラクレスのような体でどう戦うのか。……まぁだいたい予想はつくが。
この対極とも言える2人。戦いはどうなるのか。観客たちは目が離せないでいた。
「――チャイルドーム君だっけ?君には目的があるのかな?」
「……別に。ただ金が欲しかっただけだよ」
「そうか……それはいいことだ。やっぱり金は大事だからな」
腕を組んで頷いてる。
「しかしだな。それだけでは俺には勝てないぞ。俺には……もっと壮大で、雄大で、極大で、寛大で、莫大で、偉大で、重大な目的があるんだ!!」
「……あの控え室で言ってたやつ?」
「そう!!あの運命の女性と付き合う為……俺は優勝しなければならない!!」
なんとも言えない顔の選手たち。何も知らない観客たちは不思議そうな顔で2人を見ていた。
「それは自由にしていいが……勝つのは俺だ」
「ハッハッハ!!やってみろ!!」
「話は終わったようですねぇ。ならさっさと始めましょう!!よぉい――」
レオンが構える。体を後ろにした防御型の構え。意外と慎重な性格のよう。
チャイルドームは両手を前に突き出した構え。よく分からないが、相手は魔法使い。普通の格闘技のような構えはする必要も無い。
煙のように消えるリベレイター。同時に構えを強める2人。
「――ファイト!!」
前に突き出した腕に血管が浮かぶ。紫色のオーラがチャイルドームに纏われた。
「ふん!!」
瞬間。地面が崩壊した。レオンを中心として大きなヒビが入る。平らだったリングは凸凹に。瓦礫がボロボロと崩れる。
「これは――なるほどね。重力か」
相手のタネに気がついたようだ。腕を軽くあげて今の自分の状態を確認している。
足で地面を踏み込む。音が重い。踏む度に地面がドスドスと音を鳴らしていた。
「……やっぱり効いてないな。まぁこんなんで動けなくなっても困るが」
「まだ手はあるって感じの言い方だな」
「そう言ってるんだ――!」
両手で円の起動を描く。それはそれは綺麗な円。紫の線が空に円を刻み込んだ。
す――。
地面からレオンの足が離れた。体が横へと飛ばされていく。
「――!?」
地面に指を食い込ませ、スライド移動を停止させる。自分でも何が起こったのかがわかってないようだ。
体勢が明らかにおかしい。まるでぶら下がってるようだ。地面から手を離したらまた落ちていきそう。
「グラビティチェンジ……!」
バッと瓦礫の方に手をかざす。紫のオーラは手に集中。崩れていた瓦礫の方へオーラが飛んでいった。
オーラが瓦礫に纏わりつく。大小形様々な大きさの瓦礫。何の変哲もない瓦礫は重力に反してプカプカと浮かび上がった。
「ふん――!!」
瓦礫はぶら下がってるレオンの方へ。重力の法則など無視した動きを見せながらレオンに衝突した。
瓦礫は粉々に砕けた。これの意味するところ。それはコンクリートよりもレオンの顔の方が硬かったということだ。
それでも多少のダメージはあるよう。鼻から一筋の血を流した。
「ふふ。いい技だな……だがそれだけでは俺を止めることはできないぞ!!」
地面に足を叩き込む。それはまるで足場のように地面を抉りとった。
グイッと体を下へ。力を指と足に集中。
「ふっ――!!」
溜めた力を一方向に。重力が変化していることなど感じさせないほどの速度でチャイルドームへと突進した。
指で空中に円を書く。紫の色で書かれた円は大きくなり、チャイルドームを覆い尽くすまでに広がった。
「グラビティサークル」
紫色の円。外側は濃い紫で内側の面積の部分はピンク色に。シャボン玉を作るヤツみたいだ。
頭からグラビティサークルに突入するレオン。爆発的な運動量は前へ前へと進む――はずだった。
「――!?」
レオンの体はチャイルドームと逆方向へぶっ飛ばされた。それはレオンにとって予想外のこと。反応も少し遅れた。
それでもできるだけすぐに対応。場外に落ちる前に地面へ手を突き刺す。残り5m。あと少し落ちれば場外負けとなる。
「しっっ――!」
両手を空へと引き上げた。同刻、レオンの捕まっていた地面が空へと沸き上がる。
「おっと!」
すぐさま移動。斜め上へとボルダリングのように飛び移る。
浮いた瓦礫は奥に。外壁にぶつかり、乾いた音と共に崩壊した。
「――しつこいヤツだな」
バラバラとチャイルドームの周りに浮かび上がる瓦礫。
「めんどくさいな。単純に殴り会えれば勝てるんだが……」
「そんな野蛮なことをするわけないだろ。わざわざ殴り合う理由もないさ」
「そうか……なら無理にでも殴り合いに持っていってやる……!」
続く
煙の奥から現れたのはチャイルドームとレオン。向かいあわせで立っていた。
既にどちらも準備万端。まるで次は自分たちが戦うというのを分かっていたかのようだ。
「チャイルドーム選手は予選を6位で通過した実力者!!パワーバースではド派手な技を魅せてくれました!!この戦いでもあっと驚く戦いを魅せてくれるのかぁ!?」
チャイルドーム。ヒョロっとした体格だが予選を突破している男。侮ることはできない。
「そしてレオン選手!!クリントン選手にも引けを取らないほどの体格。見た目通りののパワーを存分に見せつけてくれることを期待しています!!」
レオン。クリントンを落とした胆力、そしてはち切れんばかりの筋力。神話に出てくるヘラクレスのような体でどう戦うのか。……まぁだいたい予想はつくが。
この対極とも言える2人。戦いはどうなるのか。観客たちは目が離せないでいた。
「――チャイルドーム君だっけ?君には目的があるのかな?」
「……別に。ただ金が欲しかっただけだよ」
「そうか……それはいいことだ。やっぱり金は大事だからな」
腕を組んで頷いてる。
「しかしだな。それだけでは俺には勝てないぞ。俺には……もっと壮大で、雄大で、極大で、寛大で、莫大で、偉大で、重大な目的があるんだ!!」
「……あの控え室で言ってたやつ?」
「そう!!あの運命の女性と付き合う為……俺は優勝しなければならない!!」
なんとも言えない顔の選手たち。何も知らない観客たちは不思議そうな顔で2人を見ていた。
「それは自由にしていいが……勝つのは俺だ」
「ハッハッハ!!やってみろ!!」
「話は終わったようですねぇ。ならさっさと始めましょう!!よぉい――」
レオンが構える。体を後ろにした防御型の構え。意外と慎重な性格のよう。
チャイルドームは両手を前に突き出した構え。よく分からないが、相手は魔法使い。普通の格闘技のような構えはする必要も無い。
煙のように消えるリベレイター。同時に構えを強める2人。
「――ファイト!!」
前に突き出した腕に血管が浮かぶ。紫色のオーラがチャイルドームに纏われた。
「ふん!!」
瞬間。地面が崩壊した。レオンを中心として大きなヒビが入る。平らだったリングは凸凹に。瓦礫がボロボロと崩れる。
「これは――なるほどね。重力か」
相手のタネに気がついたようだ。腕を軽くあげて今の自分の状態を確認している。
足で地面を踏み込む。音が重い。踏む度に地面がドスドスと音を鳴らしていた。
「……やっぱり効いてないな。まぁこんなんで動けなくなっても困るが」
「まだ手はあるって感じの言い方だな」
「そう言ってるんだ――!」
両手で円の起動を描く。それはそれは綺麗な円。紫の線が空に円を刻み込んだ。
す――。
地面からレオンの足が離れた。体が横へと飛ばされていく。
「――!?」
地面に指を食い込ませ、スライド移動を停止させる。自分でも何が起こったのかがわかってないようだ。
体勢が明らかにおかしい。まるでぶら下がってるようだ。地面から手を離したらまた落ちていきそう。
「グラビティチェンジ……!」
バッと瓦礫の方に手をかざす。紫のオーラは手に集中。崩れていた瓦礫の方へオーラが飛んでいった。
オーラが瓦礫に纏わりつく。大小形様々な大きさの瓦礫。何の変哲もない瓦礫は重力に反してプカプカと浮かび上がった。
「ふん――!!」
瓦礫はぶら下がってるレオンの方へ。重力の法則など無視した動きを見せながらレオンに衝突した。
瓦礫は粉々に砕けた。これの意味するところ。それはコンクリートよりもレオンの顔の方が硬かったということだ。
それでも多少のダメージはあるよう。鼻から一筋の血を流した。
「ふふ。いい技だな……だがそれだけでは俺を止めることはできないぞ!!」
地面に足を叩き込む。それはまるで足場のように地面を抉りとった。
グイッと体を下へ。力を指と足に集中。
「ふっ――!!」
溜めた力を一方向に。重力が変化していることなど感じさせないほどの速度でチャイルドームへと突進した。
指で空中に円を書く。紫の色で書かれた円は大きくなり、チャイルドームを覆い尽くすまでに広がった。
「グラビティサークル」
紫色の円。外側は濃い紫で内側の面積の部分はピンク色に。シャボン玉を作るヤツみたいだ。
頭からグラビティサークルに突入するレオン。爆発的な運動量は前へ前へと進む――はずだった。
「――!?」
レオンの体はチャイルドームと逆方向へぶっ飛ばされた。それはレオンにとって予想外のこと。反応も少し遅れた。
それでもできるだけすぐに対応。場外に落ちる前に地面へ手を突き刺す。残り5m。あと少し落ちれば場外負けとなる。
「しっっ――!」
両手を空へと引き上げた。同刻、レオンの捕まっていた地面が空へと沸き上がる。
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「めんどくさいな。単純に殴り会えれば勝てるんだが……」
「そんな野蛮なことをするわけないだろ。わざわざ殴り合う理由もないさ」
「そうか……なら無理にでも殴り合いに持っていってやる……!」
続く
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