33 / 117
1章「対立するエルフの森」
33話「恐怖する森!」
しおりを挟む
「な、なんなんだ!?この雷は!?」
ウッドエルフの村。麒麟が放ったゴット・オブ・ライジング・サンにエルフたちは恐怖していた。
上から降ってくる無数の雷。すぐ近くの木々を燃やし、薙ぎ倒していく。次はいつ来るか。どこに来るか。
「――ママ!」
「大丈夫だからね……大丈夫だからね……」
子供を抱いて守る親。
「村長は今どこに!?」
「知らねぇよ俺に聞くな!!」
パニックになる大人たち。
「あぁ……裁きじゃ……神々の裁きじゃ……」
祈るしかない老人。
統率などとれようはずはない。誰もが我先にと助かろうとしている。
「一旦落ち着け!!……こ、これは一時的なもののはずだ!!」
冷静に叫ぶ者もいる。しかし誰も聞く耳など持たない。パニックになってるのだから当たり前だ。
「いやぁぁぁぁ……死にたくない……」
「黙れクソアマ!!だったらとっととどこかへ消えちまえ!!」
喧嘩する者もいる。もはや誰にも止められない。負の感情が混じった悲鳴が村全体を覆い隠していた。
村の隣に落ちる落雷。炭化して燃える木々が村人たちの家に着火される。
「やばいぞ!!火事になる!!」
誰も聞いていない。自分が大事。自分が1番。それを思いすぎて周りが見えていない。
瞬く間に火は燃え上がる。隣の家へ、その隣の家へ、そのまた更に隣の家へ。一気に村は炎に包まれた。初動を行動しなかった者たちの顔に絶望が宿る。
「もう……おしまいだ……」
「ははは……死ね。もう全部死んじまえ……」
泣き崩れる者。空を仰ぐ者。未だに状況を理解してない者。
火は村を囲み、逃げ場などどこにも無くなった。逃げるチャンスはいくらでもあった。逃げた者もいた。
しかし村の8割のエルフはその場に留まるという選択をとった。パニックになってる以上、そのエルフ達をバカとは言えない。愚か者というのは間違いではないが。
水魔法……というより、魔法がほとんど使えないウッドエルフたちはなにも出来ない。ただ火に怯えてガタガタと震えるだけ。野生動物と何ら変わりない。
「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……」
「神様……なぜ……なぜ私たちを……」
「ダークエルフの仕業だ!!あのクソッタレな灰被り共が仕組んだことだったんだ!!」
声を出しても無駄。なのに言葉を発する。消えてゆく酸素の消費を更に強めるだけだ。
ブチ。
天高くなる雷。エルフたちの頭に走馬灯が走る。雷が自分たちのいるところに直撃するとなんとなくわかったのだ。
静寂。一瞬の静寂。誰も言葉を発さない。音も出さない。死を理解した時、人は呼吸もできなくなる。
天から放たれる1つの雷撃。それはエルフたちなど軽く殺すことのできる一筋の光。名前の通り「神の裁き」だ。
人々の顔から絶望が消えた。諦め。諦めの境地。なにも出来ない自分を恥じるわけでもなく、こんなことになった他人への怒りでもない。
ただ何も無く。
ただ諦める。
すぐ近くにある死をただ受け入れる。
「――グラウンドー厶!!」
鳴り響く男の声。同時に村全体を茶色の土が覆い隠した。
一瞬の出来事。エルフたちは状況を理解できていない。視界が真っ暗になった。上では鐘を鳴らしてようなどデカい音が鳴っている。
消える土。その土によって消化される火。エルフたちは何がなにやら分からない様子だ。
「――無事か!?」
上から落ちてきたのはザッシュ。ドームを貼ったのもザッシュだ。
唖然とした表情でザッシュを見つめるウッドエルフたち。何も言葉を発することができていない。
「……なぜ……ダークエルフが……」
ようやく言葉を放つ。
「……お前らが死ぬとクエッテが悲しむ。だから死なれると困るんだ」
「クエッテ……?」
フラフラと出てくるエルフが1人。クエッテと許夫だ。初めにカエデに突っかかってきた男。
「お前はクエッテのなんなんだ?」
「……夫だ」
「夫?」
少し笑いながら話す。バカにしているようだ。
「そうだ。夫だ」
「バカ言うな。夫は俺だ。ダークエルフがなぜウッドエルフの夫になれるんだ?」
険悪な空気が漂う。
「ま、まぁ落ち着け……ダークエルフとはいえ、俺たちを助けてくれたのは事実だ」
そんなふたりを落ち着けるエルフたち。
「……とりあえずまとまっているのはまずい。何人かグループになって分かれるぞ。できる限り女や子供は強い男と一緒にいろ」
「それはいいが……なぜだ。ただの強い雷では無いのか?」
「今まででこんな雷が降ったことはあるか?いつ異常なことが起きるのか分からない。念には念をだ」
少し不服そうにするエルフたち。しかしザッシュが言っているのは事実。エルフたちもそれを理解している。そのためザッシュの言う通り、みんなでグループを始めた。
「お、おい。そっちは男が多いだろ。こっちにも来い」
「何言ってんの。こっちには子供がたくさん居るのよ!」
「なら子供も分散させればいいだろ!」
口々に言い合うエルフたち。こんな時になってもまとまりが悪い。グループで取り合いをしている。
「早くしろ!!次に雷が来たら俺も護れるか分からんのだぞ!!」
痺れを切らしたザッシュが怒鳴った。喧嘩し合ってたエルフたちが一気に静まり返る。
「……ダークエルフのくせに……」
「なんで偉そうにしてんだ……」
ボソボソと悪口が聞こえてくる。
「今は悪口を聞かなかったことにしてやる。だからさっさと決めろ!!」
ザッシュは悪口にも気をとめず、大声で叫んだのだった。
続く
ウッドエルフの村。麒麟が放ったゴット・オブ・ライジング・サンにエルフたちは恐怖していた。
上から降ってくる無数の雷。すぐ近くの木々を燃やし、薙ぎ倒していく。次はいつ来るか。どこに来るか。
「――ママ!」
「大丈夫だからね……大丈夫だからね……」
子供を抱いて守る親。
「村長は今どこに!?」
「知らねぇよ俺に聞くな!!」
パニックになる大人たち。
「あぁ……裁きじゃ……神々の裁きじゃ……」
祈るしかない老人。
統率などとれようはずはない。誰もが我先にと助かろうとしている。
「一旦落ち着け!!……こ、これは一時的なもののはずだ!!」
冷静に叫ぶ者もいる。しかし誰も聞く耳など持たない。パニックになってるのだから当たり前だ。
「いやぁぁぁぁ……死にたくない……」
「黙れクソアマ!!だったらとっととどこかへ消えちまえ!!」
喧嘩する者もいる。もはや誰にも止められない。負の感情が混じった悲鳴が村全体を覆い隠していた。
村の隣に落ちる落雷。炭化して燃える木々が村人たちの家に着火される。
「やばいぞ!!火事になる!!」
誰も聞いていない。自分が大事。自分が1番。それを思いすぎて周りが見えていない。
瞬く間に火は燃え上がる。隣の家へ、その隣の家へ、そのまた更に隣の家へ。一気に村は炎に包まれた。初動を行動しなかった者たちの顔に絶望が宿る。
「もう……おしまいだ……」
「ははは……死ね。もう全部死んじまえ……」
泣き崩れる者。空を仰ぐ者。未だに状況を理解してない者。
火は村を囲み、逃げ場などどこにも無くなった。逃げるチャンスはいくらでもあった。逃げた者もいた。
しかし村の8割のエルフはその場に留まるという選択をとった。パニックになってる以上、そのエルフ達をバカとは言えない。愚か者というのは間違いではないが。
水魔法……というより、魔法がほとんど使えないウッドエルフたちはなにも出来ない。ただ火に怯えてガタガタと震えるだけ。野生動物と何ら変わりない。
「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……」
「神様……なぜ……なぜ私たちを……」
「ダークエルフの仕業だ!!あのクソッタレな灰被り共が仕組んだことだったんだ!!」
声を出しても無駄。なのに言葉を発する。消えてゆく酸素の消費を更に強めるだけだ。
ブチ。
天高くなる雷。エルフたちの頭に走馬灯が走る。雷が自分たちのいるところに直撃するとなんとなくわかったのだ。
静寂。一瞬の静寂。誰も言葉を発さない。音も出さない。死を理解した時、人は呼吸もできなくなる。
天から放たれる1つの雷撃。それはエルフたちなど軽く殺すことのできる一筋の光。名前の通り「神の裁き」だ。
人々の顔から絶望が消えた。諦め。諦めの境地。なにも出来ない自分を恥じるわけでもなく、こんなことになった他人への怒りでもない。
ただ何も無く。
ただ諦める。
すぐ近くにある死をただ受け入れる。
「――グラウンドー厶!!」
鳴り響く男の声。同時に村全体を茶色の土が覆い隠した。
一瞬の出来事。エルフたちは状況を理解できていない。視界が真っ暗になった。上では鐘を鳴らしてようなどデカい音が鳴っている。
消える土。その土によって消化される火。エルフたちは何がなにやら分からない様子だ。
「――無事か!?」
上から落ちてきたのはザッシュ。ドームを貼ったのもザッシュだ。
唖然とした表情でザッシュを見つめるウッドエルフたち。何も言葉を発することができていない。
「……なぜ……ダークエルフが……」
ようやく言葉を放つ。
「……お前らが死ぬとクエッテが悲しむ。だから死なれると困るんだ」
「クエッテ……?」
フラフラと出てくるエルフが1人。クエッテと許夫だ。初めにカエデに突っかかってきた男。
「お前はクエッテのなんなんだ?」
「……夫だ」
「夫?」
少し笑いながら話す。バカにしているようだ。
「そうだ。夫だ」
「バカ言うな。夫は俺だ。ダークエルフがなぜウッドエルフの夫になれるんだ?」
険悪な空気が漂う。
「ま、まぁ落ち着け……ダークエルフとはいえ、俺たちを助けてくれたのは事実だ」
そんなふたりを落ち着けるエルフたち。
「……とりあえずまとまっているのはまずい。何人かグループになって分かれるぞ。できる限り女や子供は強い男と一緒にいろ」
「それはいいが……なぜだ。ただの強い雷では無いのか?」
「今まででこんな雷が降ったことはあるか?いつ異常なことが起きるのか分からない。念には念をだ」
少し不服そうにするエルフたち。しかしザッシュが言っているのは事実。エルフたちもそれを理解している。そのためザッシュの言う通り、みんなでグループを始めた。
「お、おい。そっちは男が多いだろ。こっちにも来い」
「何言ってんの。こっちには子供がたくさん居るのよ!」
「なら子供も分散させればいいだろ!」
口々に言い合うエルフたち。こんな時になってもまとまりが悪い。グループで取り合いをしている。
「早くしろ!!次に雷が来たら俺も護れるか分からんのだぞ!!」
痺れを切らしたザッシュが怒鳴った。喧嘩し合ってたエルフたちが一気に静まり返る。
「……ダークエルフのくせに……」
「なんで偉そうにしてんだ……」
ボソボソと悪口が聞こえてくる。
「今は悪口を聞かなかったことにしてやる。だからさっさと決めろ!!」
ザッシュは悪口にも気をとめず、大声で叫んだのだった。
続く
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説

国から見限られた王子が手に入れたのは万能無敵のS級魔法〜使えるのは鉱石魔法のみだけど悠々自適に旅をします〜
登龍乃月
ファンタジー
「どうしてこうなった」
十歳のある日、この日僕は死ぬ事が決定した。
地水火風四つの属性を神とする四元教、そのトップであり、四元教を母体とする神法国家エレメンタリオの法皇を父とする僕と三人の子供。
法皇の子供は必ず四ツ子であり、それぞれが四つの元素に対応した魔法の適性があり、その適性ランクはSクラスというのが、代々続く絶対不変の決まり事だった。
しかし、その決まり事はこの日破られた。
破ったのは僕、第四子である僕に出るはずだった地の適性ランクSが出なかった。
代わりに出たのは鉱石魔法という、人権の無い地の派生魔法のランクS。
王家の四子は地でなければ認められず、下位互換である派生魔法なんて以ての外。
僕は王族としてのレールを思い切り踏み外し、絶対不変のルールを逸脱した者として、この世に存在してはならない存在となった。
その時の僕の心境が冒頭のセリフである。
こうした経緯があり、僕としての存在の抹消、僕は死亡したということになった。
そしてガイアスという新しい名前を授けられた上で、僕は王族から、王宮から放逐されたのだった。
しかしながら、派生魔法と言えど、ランクSともなればとんでもない魔法だというのが分かった。
生成、複製、精錬、創造なども可能で、鉱石が含まれていればそれを操る事も出来てしまうという規格外な力を持っていた。
この話はそんな力を持ちつつも、平々凡々、のどかに生きていきたいと思いながら旅をして、片手間に女の子を助けたり、街を救ったり世界を救ったりする。
そんなありふれたお話である。
---------------------
カクヨムと小説家になろうで投稿したものを引っ張ってきました!
モチベに繋がりますので、感想や誤字報告、エールもお待ちしています〜

クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]

ド田舎からやってきた少年、初めての大都会で無双する~今まで遊び場にしていたダンジョンは、攻略不可能の規格外ダンジョンだったみたい〜
むらくも航
ファンタジー
ド田舎の村で育った『エアル』は、この日旅立つ。
幼少の頃、おじいちゃんから聞いた話に憧れ、大都会で立派な『探索者』になりたいと思ったからだ。
そんなエアルがこれまでにしてきたことは、たった一つ。
故郷にあるダンジョンで体を動かしてきたことだ。
自然と共に生き、魔物たちとも触れ合ってきた。
だが、エアルは知らない。
ただの“遊び場”と化していたダンジョンは、攻略不可能のSSSランクであることを。
遊び相手たちは、全て最低でもAランクオーバーの凶暴な魔物たちであることを。
これは、故郷のダンジョンで力をつけすぎた少年エアルが、大都会で無自覚に無双し、羽ばたいていく物語──。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
大好きなあなたを忘れる方法
山田ランチ
恋愛
あらすじ
王子と婚約関係にある侯爵令嬢のメリベルは、訳あってずっと秘密の婚約者のままにされていた。学園へ入学してすぐ、メリベルの魔廻が(魔術を使う為の魔素を貯めておく器官)が限界を向かえようとしている事に気が付いた大魔術師は、魔廻を小さくする事を提案する。その方法は、魔素が好むという悲しい記憶を失くしていくものだった。悲しい記憶を引っ張り出しては消していくという日々を過ごすうち、徐々に王子との記憶を失くしていくメリベル。そんな中、魔廻を奪う謎の者達に大魔術師とメリベルが襲われてしまう。
魔廻を奪おうとする者達は何者なのか。王子との婚約が隠されている訳と、重大な秘密を抱える大魔術師の正体が、メリベルの記憶に導かれ、やがて世界の始まりへと繋がっていく。
登場人物
・メリベル・アークトュラス 17歳、アークトゥラス侯爵の一人娘。ジャスパーの婚約者。
・ジャスパー・オリオン 17歳、第一王子。メリベルの婚約者。
・イーライ 学園の園芸員。
クレイシー・クレリック 17歳、クレリック侯爵の一人娘。
・リーヴァイ・ブルーマー 18歳、ブルーマー子爵家の嫡男でジャスパーの側近。
・アイザック・スチュアート 17歳、スチュアート侯爵の嫡男でジャスパーの側近。
・ノア・ワード 18歳、ワード騎士団長の息子でジャスパーの従騎士。
・シア・ガイザー 17歳、ガイザー男爵の娘でメリベルの友人。
・マイロ 17歳、メリベルの友人。
魔素→世界に漂っている物質。触れれば精神を侵され、生き物は主に凶暴化し魔獣となる。
魔廻→体内にある魔廻(まかい)と呼ばれる器官、魔素を取り込み貯める事が出来る。魔術師はこの器官がある事が必須。
ソル神とルナ神→太陽と月の男女神が魔素で満ちた混沌の大地に現れ、世界を二つに分けて浄化した。ソル神は昼間を、ルナ神は夜を受け持った。

ブラック・スワン ~『無能』な兄は、優美な黒鳥の皮を被る~
碧
ファンタジー
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)

僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる