27 / 77
2章
25 互いの事情
しおりを挟む
ひたりと、縛り上げた男の首筋に剣の切先を当てる。
「さて……一つ答えてもらおうか? そうすれば命はとらん。我々を襲った理由は何だ? 誰かに頼まれたのではないか?」
怯える男の表情を冷ややかな瞳で見下ろした霜苓の声は、普段の声よりも随分低く、それ自体が刃物のようだ。
「ないです!」
男の一人が間髪入れず答えるが、シャラっと鎖が擦れる音と共に、霜苓が勢いよく手にした鎖を引く。
「ひぃぃ! 誓って! ただ、金目のものが欲しかっただけですっ‼︎」
まるで嘘をつくことを許さないと言うように締め上げられた彼らは、悲鳴を上げて口々に他意はなかったのだのだと懇願する。
その容赦ない様子を、陵瑜の護衛達は固唾を飲んで見守った。
「それくらいにしておけ」
結局、しばらく詰めたところで、陵瑜に静止され、あっさりと賊達を繋いでいた鎖を陵瑜に手渡す。
賊のなかでも随分と小物のようだし、これ以上脅そうが痛めつけようが、何も出てこないだろうと、霜苓としても見切りをつけたところでもあった。
「コイツら最近ここを荒らしてるってやつらだ、捕吏を手配させた。他にも仲間がいるはずだ、どこに潜んでいるか、聞き出したい」
「そんな事までするのか?」
「……同業者が何人も被害にあっている。いい機会だから一網打尽にしてやりたいところなんだ、生かしておいてくれて助かった」
「そういうのはもっと早く言え、私の都合がなければ、皆殺しているところだ」
彼らの裏に郷がいるかもしれない……そう考えたから聞き出すために生かす方法を取っただけで、正直その都合がなければ、珠樹に危害を加える可能性が高いものとして、確実に処理してしまっていただろう。
殺しの訓練を受けてきている霜苓にとっては、その方が容易い。
「まさか出ていくと思わなかったんだ、うちの連中と俺でなんとかなると踏んでいたのに……無茶苦茶しやがって」
呆れたように言われ、霜苓は言葉に詰まる。自分自身が戦わなくていいなんてことを、考えたことがなかった。
その時、幌越しに僅かな珠樹の鳴き声が漏れ聞こえてきて、反射的に視線を向ける。
「あぁ起きたらしいな」
同様にそちらに意識をむけた陵瑜に「行ってやれ」と視線で促される。
おそらく……
「乳の時間だ」
「ゆっくりやってこい、後始末はこちらでする」
「ん、分かった」
どうやら彼らにも何かしらの目的があるらしいので、後の事を任せ霜苓は荷台に戻る事にした。幌の中に戻れば、母の姿を見とめて更に大きな声で珠樹が泣き出すので、慌てて駆け寄って、乳を与え、そこでようやくほっと緊張を緩める。
賊と聞いた瞬間、郷のものではないかという懸念が頭をよぎったのだ。しかし賊の連中は郷の者達とは呼吸が違った。
同じように呼吸を知り、警戒する霜苓に悟られないように、郷が彼らを差し向けたのではないかと勘ぐった。しかしどうやら違ったらしい。
珠樹に乳をあげる内に、どうやら陵瑜達が呼んだ捕吏が到着し、大きくざわめいていたものの、幌の中の霜苓には、何が起こっているのかを、伺い知ることはできなかった。
時折陵瑜と、御者の男の指示する声が聞こえて、どうやら順調に引き渡しと、根城の特定が進んでいるらしい。
ぼんやりと考えながら、またうとうとし始めた珠樹を揺らしていると、ようやく陵瑜が戻ってきて、賊達を捕縛していた鎖を手渡してくる。
「鎖使いか?」
鎖を霜苓の手のひらの上に丁寧に戻しながら問うてくる陵瑜に苦笑する。彼は、鎖に編み込まれた刃物で霜苓の手を傷つけないよう細心の注意を払ってくれているようだ。
「鎖も使う。女はどうしても力では勝てないからな」
「間合いに入れないってわけか、面白い細工をしているな」
「いろいろな、あまり詳しく調べない方が身のためだぞ」
手の内に収めて握り込むと、そのまま懐に戻す。これ自体も郷が作り出した暗器の一つ、やたらと人目に触れさせて良いものではない。
「それは残念だな、色々興味深いのに」
「やめておけ。商売にする前に首がなくなるぞ」
「それは困る」
牽制する霜苓の言葉に、おどけた陵瑜が首をすくめる。
「ところで片付いたのか?」
いつまでここで足止めを食うのだろうか、できるならば早めに動き出したいし、あまり遅くなればまた新たな賊に襲われる可能性もある。賊に遭遇する度にこうして時間を取られたのでは、たまらない。
「あぁ、州府に引き継いだ、数日中に片付くだろう。我々もそろそろ動き出す」
「そうか……」
眠りに落ちた珠樹を籠に降ろし、陵瑜が、腰を落ち着けると、すぐに馬車が動き出した。進行方向を振り返れば、幌の隙間から襲撃前と一切様子の変わらない御者の男達の姿が見える。
ずっと彼らの事を、ただの雇われの御者だと思っていた。しかし彼らはどうやら普通の御者ではないらしい、いったいどういうわけだろうか。
しかし、こちらから詮索するなと自身の事を牽制している手前聞きづらい。
まぁ使えるならばそれでいいのだろう。悪いことではない。
そう思い直す事にして、霜苓はまた視線をスヤスヤと眠る珠樹に戻した。
「さて……一つ答えてもらおうか? そうすれば命はとらん。我々を襲った理由は何だ? 誰かに頼まれたのではないか?」
怯える男の表情を冷ややかな瞳で見下ろした霜苓の声は、普段の声よりも随分低く、それ自体が刃物のようだ。
「ないです!」
男の一人が間髪入れず答えるが、シャラっと鎖が擦れる音と共に、霜苓が勢いよく手にした鎖を引く。
「ひぃぃ! 誓って! ただ、金目のものが欲しかっただけですっ‼︎」
まるで嘘をつくことを許さないと言うように締め上げられた彼らは、悲鳴を上げて口々に他意はなかったのだのだと懇願する。
その容赦ない様子を、陵瑜の護衛達は固唾を飲んで見守った。
「それくらいにしておけ」
結局、しばらく詰めたところで、陵瑜に静止され、あっさりと賊達を繋いでいた鎖を陵瑜に手渡す。
賊のなかでも随分と小物のようだし、これ以上脅そうが痛めつけようが、何も出てこないだろうと、霜苓としても見切りをつけたところでもあった。
「コイツら最近ここを荒らしてるってやつらだ、捕吏を手配させた。他にも仲間がいるはずだ、どこに潜んでいるか、聞き出したい」
「そんな事までするのか?」
「……同業者が何人も被害にあっている。いい機会だから一網打尽にしてやりたいところなんだ、生かしておいてくれて助かった」
「そういうのはもっと早く言え、私の都合がなければ、皆殺しているところだ」
彼らの裏に郷がいるかもしれない……そう考えたから聞き出すために生かす方法を取っただけで、正直その都合がなければ、珠樹に危害を加える可能性が高いものとして、確実に処理してしまっていただろう。
殺しの訓練を受けてきている霜苓にとっては、その方が容易い。
「まさか出ていくと思わなかったんだ、うちの連中と俺でなんとかなると踏んでいたのに……無茶苦茶しやがって」
呆れたように言われ、霜苓は言葉に詰まる。自分自身が戦わなくていいなんてことを、考えたことがなかった。
その時、幌越しに僅かな珠樹の鳴き声が漏れ聞こえてきて、反射的に視線を向ける。
「あぁ起きたらしいな」
同様にそちらに意識をむけた陵瑜に「行ってやれ」と視線で促される。
おそらく……
「乳の時間だ」
「ゆっくりやってこい、後始末はこちらでする」
「ん、分かった」
どうやら彼らにも何かしらの目的があるらしいので、後の事を任せ霜苓は荷台に戻る事にした。幌の中に戻れば、母の姿を見とめて更に大きな声で珠樹が泣き出すので、慌てて駆け寄って、乳を与え、そこでようやくほっと緊張を緩める。
賊と聞いた瞬間、郷のものではないかという懸念が頭をよぎったのだ。しかし賊の連中は郷の者達とは呼吸が違った。
同じように呼吸を知り、警戒する霜苓に悟られないように、郷が彼らを差し向けたのではないかと勘ぐった。しかしどうやら違ったらしい。
珠樹に乳をあげる内に、どうやら陵瑜達が呼んだ捕吏が到着し、大きくざわめいていたものの、幌の中の霜苓には、何が起こっているのかを、伺い知ることはできなかった。
時折陵瑜と、御者の男の指示する声が聞こえて、どうやら順調に引き渡しと、根城の特定が進んでいるらしい。
ぼんやりと考えながら、またうとうとし始めた珠樹を揺らしていると、ようやく陵瑜が戻ってきて、賊達を捕縛していた鎖を手渡してくる。
「鎖使いか?」
鎖を霜苓の手のひらの上に丁寧に戻しながら問うてくる陵瑜に苦笑する。彼は、鎖に編み込まれた刃物で霜苓の手を傷つけないよう細心の注意を払ってくれているようだ。
「鎖も使う。女はどうしても力では勝てないからな」
「間合いに入れないってわけか、面白い細工をしているな」
「いろいろな、あまり詳しく調べない方が身のためだぞ」
手の内に収めて握り込むと、そのまま懐に戻す。これ自体も郷が作り出した暗器の一つ、やたらと人目に触れさせて良いものではない。
「それは残念だな、色々興味深いのに」
「やめておけ。商売にする前に首がなくなるぞ」
「それは困る」
牽制する霜苓の言葉に、おどけた陵瑜が首をすくめる。
「ところで片付いたのか?」
いつまでここで足止めを食うのだろうか、できるならば早めに動き出したいし、あまり遅くなればまた新たな賊に襲われる可能性もある。賊に遭遇する度にこうして時間を取られたのでは、たまらない。
「あぁ、州府に引き継いだ、数日中に片付くだろう。我々もそろそろ動き出す」
「そうか……」
眠りに落ちた珠樹を籠に降ろし、陵瑜が、腰を落ち着けると、すぐに馬車が動き出した。進行方向を振り返れば、幌の隙間から襲撃前と一切様子の変わらない御者の男達の姿が見える。
ずっと彼らの事を、ただの雇われの御者だと思っていた。しかし彼らはどうやら普通の御者ではないらしい、いったいどういうわけだろうか。
しかし、こちらから詮索するなと自身の事を牽制している手前聞きづらい。
まぁ使えるならばそれでいいのだろう。悪いことではない。
そう思い直す事にして、霜苓はまた視線をスヤスヤと眠る珠樹に戻した。
2
お気に入りに追加
191
あなたにおすすめの小説
後宮の棘
香月みまり
キャラ文芸
蔑ろにされ婚期をのがした25歳皇女がついに輿入り!相手は敵国の禁軍将軍。冷めた姫vs堅物男のチグハグな夫婦は帝国内の騒乱に巻き込まれていく。
☆完結しました☆
スピンオフ「孤児が皇后陛下と呼ばれるまで」の進捗と合わせて番外編を不定期に公開していきます。
第13回ファンタジー大賞特別賞受賞!
ありがとうございました!!
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる