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第9章 使、命
第325話 罠
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「命を取る」と言う東左の言葉に、翠玉はククッと喉を鳴らす。
「そのようね、まさかこんなところまで来るなんて、、、本当に。狙い通りだわ」
「っ!!」
次の瞬間には、東左はその場を飛び退っていた。
カンカンと乾いた音が響き渡り、先程東左がいた場所には、先ほどの針型の暗器が2本刺さっていた。
「お返しするわね」
クスクスと不敵に笑っている翠玉を東左は信じられない気持ちで見つめた。
「狙い通り、、だと?」
奇襲をかけたのは自分のはずだ。こんなところまで敵の侵入を許して、なぜこの女は笑っているのだろうか。
「えぇそう、待ってたの」
笑いながら翠玉は顔の前で針の暗器をちらつかせる。
投げられてきたものをどうやら、どさくさに紛れて回収したらしい。
「私を探して貴方がチョロチョロするのは分かっていたもの。だから貴方を燻り出すためにわざと前線に出たのよ。まぁ賭けだったんだけど、まんまと来てくれて嬉しいわ」
そう言って左手でそれを投げて来た。
東左は華麗にそれを避ける。
それはカツンと音を立てて、深く壁に突き刺さった。
「うーん型は違うとはいえ、やっぱ鈍ってるわ!たまにはやらないとダメね」
「利き手でない方でそれだけのコントロールなのですから十分です」
華南が呆れたように執り成す。今はそれどころじゃないですよと。
「まぁいいわ!さて、さっさと片付けさせてもらうわ」
気を取り直したように翠玉は剣を構える。
「ふん、小娘が!こざかしい」
そう言うやいなや、また東左から繰り出された針を翠玉は避けて、その反動で走り込む。
キインと金属の当たる音が響き渡る。
ガンガンと、激しい音を立てて、両者が撃ち合う。
秋を捉えた男とは聞いていたが、やはり簡単にはいかないだろう。それは翠玉にも分かっていた。
何度か打ち合い、互いに間合いを取ろうとした時、東左がもう一歩飛び退た。一筋の剣が彼の先ほどまでいた場所をかすめた。
「華南?」
その剣の主は華南で、彼女は虎視眈々と翠玉と結び合う東左の隙を狙っていたのだ。
「一対一にこだわりはございませんでしょう?」
確認するように聞いてくる華南も、どこか楽しそうに笑んでいた。
彼女自身も実戦で敵と結び合うのは久しぶりだ。骨のありそうな相手にワクワクしている、そんな顔をしている。
「こだわりはないわね」
仕方ないわねと、翠玉は笑う。
東左に逃げられる前に彼を仕留めなければならないのだから、仕方ない。
「でしたら私も混ざります。こういう陰湿な暗器使いの相手は慣れていますから」
そう言って双剣を構え直した華南に、苦笑する。
「たしかに、付き合いは長いわね」
彼女の相棒が苦い顔をするのが目に浮かんだ。
流石に2人はまずいと思ったのだろう。東左が、2人から間を開ける。
そして次の瞬間、彼は再び飛び退った。
その場所にはクナイと呼ばれる暗器が鈍い音を立てて突き刺さった。
それを確認した翠玉は、はぁっとため息を吐いて、構えていた剣を下ろした。
「やっぱり?来ると思ったわよ烈」
「はい。お時間を稼いで頂けたようで」
烈が翠玉と華南の間から姿を現す。
いつからこんな近くにいたのだろうか、と華南はゾッとした。しかし翠玉は慣れている様子だ。
「そういう訳じゃあないのだけどね。」
複雑そうな顔で翠玉は肩をすくめる。
「奥方様、、、ここは」
烈の凍てつくような低い声が、いやに響いた。
仕方ないわねぇと息を吐く
「分かったわ、獲物は貴方に譲るわよ」
そう言って翠玉は抜身の剣を鞘に収めた。
「ありがとうございます。」
その音を聞いた烈がゆっくりと息を吐いたのが分かった。
「お前があの男の影か」
ふん、と東左が烈の姿を上から下まで睨め付ける。品定めをしているようなその様子に、烈は眉一つ動かさない。
「答えてやる義理はない」
「くく、どこの部族かは知らんが随分馴れ合いが強いらしいな、さしずめあの娘の敵か?
感情を殺せと習わなかったか」
おかしそうに笑う東左に、烈の気が揺らぐことはない。それどころか彼が集中していくのが翠玉には感じ取れた。
「他の部族のやり方に口出しは不要だ。
みすみす主人を失ったお前に、われら部族を愚弄する資格はない。」
「ふん」
面白くない話は終わりだとばかりに、東左がまたあの針状の暗器を烈に向かって投げつけた。しかし烈はそれ軽く弾くと、一気に身を低くして東左との距離を詰めだ。
途端に始まった接近戦に、翠玉も華南も唖然とするしかなかった。
目にも留まらぬ速さの、暗器と体術の応酬と空中戦。
訓練された影の者同士にしか、できない組み方である。
烈の強烈な一撃で東左が飛ばされて壁にぶつかる。
しかしそのあと繰り出されたとどめを東左は軽く退ける。
また2人が間合いを取る。
実力は互角らしい。
彼等の故国である茶楊には、こんな手練れを要する部族がゴロゴロいるのかと思うと恐ろしくも感じた。
「観念しろ、仮に俺をやっても奥方様もこの護衛の女性も一筋縄じゃあいかないぞ。そこまでの体力はないはずだ」
東左の息が上がっているのを認めた烈が唸る。
烈も彼に珍しく息が少し乱れている。
「ははっ!」
肩で息をしながら東左が不敵に笑った。
そうして徐に胸の合わせに手を入れて取り出した物を床に叩きつける。
飛び道具が来るかと警戒をした3人の予想を裏切り、それは床にぶつかるとパンッと弾けて白い粉が舞った。一瞬にして視界に真っ白なモヤがかかった。
「っ!クソ!」
近くで烈が毒づく声を聞いた。
すぐに翠玉の前を固めたらしい。
華南も同じように後ろについた気配がした。
タタタと僅かな足音で、東左が階段を下っていくのがわかる。
「追うわ!」
姿の見えない中で、2人に声をかけて、記憶を便りに階段に到達する。2人もついてきているのが気配で分かった。
「くそ!鼻をやられたな」
視界が開けると、翠玉の前を行く烈が忌々しげに唸る。
煙幕に、対彼ら用の細工があったらしい。
鼻の効く彼は少々辛そうだ。
東左の背中は僅かに確認できる。少しでも気を抜いたら見失ってしまいそうだ。
しかし所々で東左の放つ暗器が飛んでくる。時には足元にも撒菱のようなものが落とされている。
やはり同業である烈はそれを避けるのも上手く彼の指示を聞きながら、追跡をしていく。
逃げるだけでなく仕掛けまで落としていく東左は改めて脅威だと認識した。
なんとしてでもここで仕留めなければ。
東左が階段を下ることをやめて踊り場から、出て行くのが視界に入る。
この階は、、、
「まずい!城壁から市中へ逃げるつもりだわ」
この州府を覆う関塞は随分高い。
もちろん人が飛び降りられる高さではないのだが、おそらく彼にはそれなりの備えがあるはずだ。
市中へ逃げられれば、住民を巻き込みかねない上、この戦果から他の地域へ一時的に疎開しようとしている民に紛れられたら探しようもない。
また逃すのか!
ぎりりと奥歯を噛み締める。
こんな男に、自分のこれからを邪魔されてたまるものか。
「そのようね、まさかこんなところまで来るなんて、、、本当に。狙い通りだわ」
「っ!!」
次の瞬間には、東左はその場を飛び退っていた。
カンカンと乾いた音が響き渡り、先程東左がいた場所には、先ほどの針型の暗器が2本刺さっていた。
「お返しするわね」
クスクスと不敵に笑っている翠玉を東左は信じられない気持ちで見つめた。
「狙い通り、、だと?」
奇襲をかけたのは自分のはずだ。こんなところまで敵の侵入を許して、なぜこの女は笑っているのだろうか。
「えぇそう、待ってたの」
笑いながら翠玉は顔の前で針の暗器をちらつかせる。
投げられてきたものをどうやら、どさくさに紛れて回収したらしい。
「私を探して貴方がチョロチョロするのは分かっていたもの。だから貴方を燻り出すためにわざと前線に出たのよ。まぁ賭けだったんだけど、まんまと来てくれて嬉しいわ」
そう言って左手でそれを投げて来た。
東左は華麗にそれを避ける。
それはカツンと音を立てて、深く壁に突き刺さった。
「うーん型は違うとはいえ、やっぱ鈍ってるわ!たまにはやらないとダメね」
「利き手でない方でそれだけのコントロールなのですから十分です」
華南が呆れたように執り成す。今はそれどころじゃないですよと。
「まぁいいわ!さて、さっさと片付けさせてもらうわ」
気を取り直したように翠玉は剣を構える。
「ふん、小娘が!こざかしい」
そう言うやいなや、また東左から繰り出された針を翠玉は避けて、その反動で走り込む。
キインと金属の当たる音が響き渡る。
ガンガンと、激しい音を立てて、両者が撃ち合う。
秋を捉えた男とは聞いていたが、やはり簡単にはいかないだろう。それは翠玉にも分かっていた。
何度か打ち合い、互いに間合いを取ろうとした時、東左がもう一歩飛び退た。一筋の剣が彼の先ほどまでいた場所をかすめた。
「華南?」
その剣の主は華南で、彼女は虎視眈々と翠玉と結び合う東左の隙を狙っていたのだ。
「一対一にこだわりはございませんでしょう?」
確認するように聞いてくる華南も、どこか楽しそうに笑んでいた。
彼女自身も実戦で敵と結び合うのは久しぶりだ。骨のありそうな相手にワクワクしている、そんな顔をしている。
「こだわりはないわね」
仕方ないわねと、翠玉は笑う。
東左に逃げられる前に彼を仕留めなければならないのだから、仕方ない。
「でしたら私も混ざります。こういう陰湿な暗器使いの相手は慣れていますから」
そう言って双剣を構え直した華南に、苦笑する。
「たしかに、付き合いは長いわね」
彼女の相棒が苦い顔をするのが目に浮かんだ。
流石に2人はまずいと思ったのだろう。東左が、2人から間を開ける。
そして次の瞬間、彼は再び飛び退った。
その場所にはクナイと呼ばれる暗器が鈍い音を立てて突き刺さった。
それを確認した翠玉は、はぁっとため息を吐いて、構えていた剣を下ろした。
「やっぱり?来ると思ったわよ烈」
「はい。お時間を稼いで頂けたようで」
烈が翠玉と華南の間から姿を現す。
いつからこんな近くにいたのだろうか、と華南はゾッとした。しかし翠玉は慣れている様子だ。
「そういう訳じゃあないのだけどね。」
複雑そうな顔で翠玉は肩をすくめる。
「奥方様、、、ここは」
烈の凍てつくような低い声が、いやに響いた。
仕方ないわねぇと息を吐く
「分かったわ、獲物は貴方に譲るわよ」
そう言って翠玉は抜身の剣を鞘に収めた。
「ありがとうございます。」
その音を聞いた烈がゆっくりと息を吐いたのが分かった。
「お前があの男の影か」
ふん、と東左が烈の姿を上から下まで睨め付ける。品定めをしているようなその様子に、烈は眉一つ動かさない。
「答えてやる義理はない」
「くく、どこの部族かは知らんが随分馴れ合いが強いらしいな、さしずめあの娘の敵か?
感情を殺せと習わなかったか」
おかしそうに笑う東左に、烈の気が揺らぐことはない。それどころか彼が集中していくのが翠玉には感じ取れた。
「他の部族のやり方に口出しは不要だ。
みすみす主人を失ったお前に、われら部族を愚弄する資格はない。」
「ふん」
面白くない話は終わりだとばかりに、東左がまたあの針状の暗器を烈に向かって投げつけた。しかし烈はそれ軽く弾くと、一気に身を低くして東左との距離を詰めだ。
途端に始まった接近戦に、翠玉も華南も唖然とするしかなかった。
目にも留まらぬ速さの、暗器と体術の応酬と空中戦。
訓練された影の者同士にしか、できない組み方である。
烈の強烈な一撃で東左が飛ばされて壁にぶつかる。
しかしそのあと繰り出されたとどめを東左は軽く退ける。
また2人が間合いを取る。
実力は互角らしい。
彼等の故国である茶楊には、こんな手練れを要する部族がゴロゴロいるのかと思うと恐ろしくも感じた。
「観念しろ、仮に俺をやっても奥方様もこの護衛の女性も一筋縄じゃあいかないぞ。そこまでの体力はないはずだ」
東左の息が上がっているのを認めた烈が唸る。
烈も彼に珍しく息が少し乱れている。
「ははっ!」
肩で息をしながら東左が不敵に笑った。
そうして徐に胸の合わせに手を入れて取り出した物を床に叩きつける。
飛び道具が来るかと警戒をした3人の予想を裏切り、それは床にぶつかるとパンッと弾けて白い粉が舞った。一瞬にして視界に真っ白なモヤがかかった。
「っ!クソ!」
近くで烈が毒づく声を聞いた。
すぐに翠玉の前を固めたらしい。
華南も同じように後ろについた気配がした。
タタタと僅かな足音で、東左が階段を下っていくのがわかる。
「追うわ!」
姿の見えない中で、2人に声をかけて、記憶を便りに階段に到達する。2人もついてきているのが気配で分かった。
「くそ!鼻をやられたな」
視界が開けると、翠玉の前を行く烈が忌々しげに唸る。
煙幕に、対彼ら用の細工があったらしい。
鼻の効く彼は少々辛そうだ。
東左の背中は僅かに確認できる。少しでも気を抜いたら見失ってしまいそうだ。
しかし所々で東左の放つ暗器が飛んでくる。時には足元にも撒菱のようなものが落とされている。
やはり同業である烈はそれを避けるのも上手く彼の指示を聞きながら、追跡をしていく。
逃げるだけでなく仕掛けまで落としていく東左は改めて脅威だと認識した。
なんとしてでもここで仕留めなければ。
東左が階段を下ることをやめて踊り場から、出て行くのが視界に入る。
この階は、、、
「まずい!城壁から市中へ逃げるつもりだわ」
この州府を覆う関塞は随分高い。
もちろん人が飛び降りられる高さではないのだが、おそらく彼にはそれなりの備えがあるはずだ。
市中へ逃げられれば、住民を巻き込みかねない上、この戦果から他の地域へ一時的に疎開しようとしている民に紛れられたら探しようもない。
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