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046 最後の交渉
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学校転移の7日目――。
職員室にて、教頭ほか教職員たちが会議を開いていた。
実質的に発言権のない事務員も参加している。
「教頭先生、もう無理です。霧島君たちに謝罪して和解しましょう」
真紀が提案した。
「彼らに謝ることなどない! むしろ彼らが謝るべきだろう! 輪を乱しおってからに!」
教頭の田辺はいまだに態度を変えていない。
だが、当初のほどの強硬さは見られなかった。
口では強がっていても、下手を打ったという自覚がある。
可能なら時間を戻してやり直したい。
「まだそんなことを……」
「教頭先生、自分も長谷川先生と同意見です」
そう言ったのは体育教師の三船だ。
彼の発言には続きがあった。
「いいじゃないですか、我々が外回りをすることになっても。霧島君の考えた竹槍戦術……アレのおかげで負傷者がグッと減っています。今では林業よりも安全なくらいですよ」
「そうは言ってもですね、三船先生……」
教頭は反論を試みようとするものの言葉が見つからない。
そんな教頭に対して三船が畳みかける。
「教頭先生、周囲に流されない強い意志も重要ですが、立場の違う者の意見に耳を傾ける柔軟性も、上に立つ者には求められるのではありませんか? ここで強硬な姿勢を示し続けると、それこそ教頭先生の威信に関わりますよ」
「ぐぬぬぬ……」
三船は教頭が揺らぐポイントを熟知していた。
「そ、そうですな……。せっかく霧島君が戦い方を考案してくれたのだから、それを認めないといけませんね……」
「つまり霧島君らに謝罪して、彼らの要求を受け入れるということですね?」
真紀が確認すると、教頭は首を振った。
「謝罪はしない……が、我々も外に出て作業しよう。それで十分でしょう。彼らだって外で作業をしろとしか要求していないのですから」
「この期に及んで――」
苛立つ真紀だが、そこに三船が割って入った。
彼は教頭に聞こえないよう小さな声で真紀に耳打ちする。
「長谷川先生、お気持ちは分かりますが、ようやく教頭先生が折れたのですから、どうにか謝罪は避ける方向で調整できませんか」
「そうですね……」
真紀は渋々ながら承諾した。
「では、今の条件を霧島君に伝えてきますね」
真紀が言うと、その場にいる全ての教職員――校長と養護教諭、化学の村口を除いた教師チームの全員――が頷いた。
(こんなことなら最初の交渉で承諾しておくべきだった。皆の私に対する評価はボロボロだ。失うのは髪だけにしようと決めていたのに……)
悠人の宣言通り、教頭は深く後悔するのだった。
◇
悠人は運動場にいた。
大勢の生徒と少ない教師に味噌の造り方を教えている。
彼の講義はまだ始まったばかりで、原料の大豆は原形を留めていた。
「この状態で約一日、水に浸しておく」
「え、一日も!?」と驚く美優。
「大豆は水をよく吸うからな」
「味噌ってこうやって造るんだー! 霧島君って何でも知っているんだね!」
別の女子が声を弾ませる。
「博識で感動するだろ? セックスしたらもっと感動するよ」
悠人はその子の腰に手を回した。
近くにいる美優は頬を膨らませて睨みつける。
葵は「あらあら」と余裕ぶっているが、内心では舌打ちをしていた。
「えー、ダメだよー。だって霧島君、私の名前すら知らないでしょ?」
「名前なんて些末なことは気にするな。大事なのは俺が棒を持っていて、君にはそれを収める穴があるということだ」
悠人のお誘いはいつもよりも露骨で激しかった。
抗議初日に梨紗子とセックスして以来、誰ともヤッていないからだ。
「ムラムラしてんだ、いいだろ?」
衆目の前で女子の尻を撫でる悠人。
周囲の人間は気づいているが何も言わない。
あまりにも悠人が堂々としているから気にしなくなったのだ。
天才ならではのユニークな個性として扱われていた。
「どうしようかなぁ。でも霧島君ならいいかも?」
「よーし決まりだ! 皆、俺は今からこの名前も知らない子とテントでセックスする! 間違っても覗かないように!」
声高に宣言する悠人。
そこへ一人の教師がやってきた。
「こんにちは霧島君、お話をさせてもらえるかな?」
真紀だ。
悠人は「ついに来たか」と思った。
数日に及ぶクソみたいな活動が終わるのを予感する。
「先生も寝返りにきたのかな?」
それでもまずは何食わぬ顔で答えた。
「いいえ、和解を申し込みにきたの」
「和解?」
「この争いを終わらせるために」
「つまり教頭先生はこちらの言い分を飲むわけだ」
「ええ、そうよ」
「よっしゃー! 聞いたかお前らァ!」
叫んだのは三年の阿古屋だ。
初代リーダーであり、今は副リーダーの男子。
「教頭は過ちを認めたわけだな? じゃあ教頭の謝罪をもってこの件は終了だ」
「それが……謝罪はしたくないって」
真紀は申し訳なさそうに言った。
「はぁ!? なんだそりゃ! なめてんのか!」
怒る阿古屋。
悠人は「まぁまぁ」と落ち着かせた。
「長谷川先生、俺たちは別に土下座しろって言っているわけじゃない。ただ一言『私が間違っていました。ごめんなさい』と謝ってほしいだけなんだ。ここまで事態を長引かせて、さらには反省文を提出しろだなんてふざけたことを言ったんだから、そのくらいあってもいいんじゃないか?」
皆が「そうだそうだ!」と同意する。
「ええ、分かっているわ。だからね、場所を変えて話をさせてもらえない?」
「場所を変える?」
「ゴールはすぐそこまで迫っている。それは霧島君も分かっているはず。私はこのチャンスを無駄にしたくない。なので落とし所を探りたい。でも、ここじゃ怖くて冷静に話せないから」
真紀が怯えるのも無理なかった。
今、悠人や彼女の周りには数百人の生徒がいるのだ。
そしてその多くが殺気だった目を真紀に向けている。
「そういうことならテント……いや、王の部屋で話そう」
さすがに最終局面の交渉をテントでするのはナンセンスだと思った。
声が筒抜けだし、この場で話すのと何も変わらない。
「ええ、分かったわ」
真紀は承諾した。
彼女も王の部屋が一番だと思っていた。
「では先生と話を詰めてくる」
悠人は皆に待機するよう命じ、真紀と二人で部室棟に向かう。
「俺たちは勝ったぞー!」
「「「「うおおおおおおおおおおお!」」」」
二人の背後では、阿古屋たちが歓声を上げていた。
◇
王の部屋にて――。
「話の落とし所を探りたいと言っていたけど、ぶっちゃけ何か案はあるの?」
ソファに腰を下ろす悠人。
「それは……まだ何も……」
真紀は悠人のすぐ隣に座った。
てっきり対角線上の座ると思っていた悠人は驚く。
美優や葵とは違う大人の女の香りが彼の鼻孔を突き抜ける。
これはいけない兆候だ。
「教頭先生にどうにか謝らせることはできないの?」
と言いつつ、悠人の心は逆のことを思っていた。
(謝らせるな! 謝らせるな! 謝らせるな!)
もちろん不純な動機からだ。
彼の脳内には既にピンクの妄想が広がっていた。
そしてそれは急速に現実味を帯び始めている。
もはや自分では止められない段階に入っていた。
「教頭先生は謝らないと思う……。私も強く押したけど、今の状態ですらだいぶ限界で……」
「そっかぁ、それは困ったなぁ」
舌なめずりをする悠人。
セリフと表情が全く一致していない。
――が、隣に座っている真紀は気づいていなかった。
「だから霧島君の力でどうにかできないかな?」
「そうは言われてもなぁ。前回の交渉時ならともかく、今はこっちが圧倒的に優勢だ。それで前と同じ条件で手打ちにしましょうってのはあまりにも虫が良すぎる。こっちは前回の要求+軽い謝罪だけでいいと言っているのに、それすらも拒むってのは、俺が許しても皆が許さないよ」
これは本当の話だ。
ただ、悠人は皆を説得できる自信があった。
言い訳はいくらでも思いつくし、押し通せるだけの求心力もある。
「でも……こっちには他に何もできることが……」
「いや、あるよ」
「え? 何?」
「先生がちょっと頑張ってくれたら解決する」
「ほんと? 私にできることなら何でも言って」
「そうか」
悠人はニヤリと笑い、右手の甲で真紀の頬を撫でる。
「ちょ、霧島君!?」
「俺が責任を持って皆を説得する。だから先生はそのお礼に――」
悠人は人差し指で真紀の唇をなぞった。
「――この口で気持ち良くしてくれないかな?」
職員室にて、教頭ほか教職員たちが会議を開いていた。
実質的に発言権のない事務員も参加している。
「教頭先生、もう無理です。霧島君たちに謝罪して和解しましょう」
真紀が提案した。
「彼らに謝ることなどない! むしろ彼らが謝るべきだろう! 輪を乱しおってからに!」
教頭の田辺はいまだに態度を変えていない。
だが、当初のほどの強硬さは見られなかった。
口では強がっていても、下手を打ったという自覚がある。
可能なら時間を戻してやり直したい。
「まだそんなことを……」
「教頭先生、自分も長谷川先生と同意見です」
そう言ったのは体育教師の三船だ。
彼の発言には続きがあった。
「いいじゃないですか、我々が外回りをすることになっても。霧島君の考えた竹槍戦術……アレのおかげで負傷者がグッと減っています。今では林業よりも安全なくらいですよ」
「そうは言ってもですね、三船先生……」
教頭は反論を試みようとするものの言葉が見つからない。
そんな教頭に対して三船が畳みかける。
「教頭先生、周囲に流されない強い意志も重要ですが、立場の違う者の意見に耳を傾ける柔軟性も、上に立つ者には求められるのではありませんか? ここで強硬な姿勢を示し続けると、それこそ教頭先生の威信に関わりますよ」
「ぐぬぬぬ……」
三船は教頭が揺らぐポイントを熟知していた。
「そ、そうですな……。せっかく霧島君が戦い方を考案してくれたのだから、それを認めないといけませんね……」
「つまり霧島君らに謝罪して、彼らの要求を受け入れるということですね?」
真紀が確認すると、教頭は首を振った。
「謝罪はしない……が、我々も外に出て作業しよう。それで十分でしょう。彼らだって外で作業をしろとしか要求していないのですから」
「この期に及んで――」
苛立つ真紀だが、そこに三船が割って入った。
彼は教頭に聞こえないよう小さな声で真紀に耳打ちする。
「長谷川先生、お気持ちは分かりますが、ようやく教頭先生が折れたのですから、どうにか謝罪は避ける方向で調整できませんか」
「そうですね……」
真紀は渋々ながら承諾した。
「では、今の条件を霧島君に伝えてきますね」
真紀が言うと、その場にいる全ての教職員――校長と養護教諭、化学の村口を除いた教師チームの全員――が頷いた。
(こんなことなら最初の交渉で承諾しておくべきだった。皆の私に対する評価はボロボロだ。失うのは髪だけにしようと決めていたのに……)
悠人の宣言通り、教頭は深く後悔するのだった。
◇
悠人は運動場にいた。
大勢の生徒と少ない教師に味噌の造り方を教えている。
彼の講義はまだ始まったばかりで、原料の大豆は原形を留めていた。
「この状態で約一日、水に浸しておく」
「え、一日も!?」と驚く美優。
「大豆は水をよく吸うからな」
「味噌ってこうやって造るんだー! 霧島君って何でも知っているんだね!」
別の女子が声を弾ませる。
「博識で感動するだろ? セックスしたらもっと感動するよ」
悠人はその子の腰に手を回した。
近くにいる美優は頬を膨らませて睨みつける。
葵は「あらあら」と余裕ぶっているが、内心では舌打ちをしていた。
「えー、ダメだよー。だって霧島君、私の名前すら知らないでしょ?」
「名前なんて些末なことは気にするな。大事なのは俺が棒を持っていて、君にはそれを収める穴があるということだ」
悠人のお誘いはいつもよりも露骨で激しかった。
抗議初日に梨紗子とセックスして以来、誰ともヤッていないからだ。
「ムラムラしてんだ、いいだろ?」
衆目の前で女子の尻を撫でる悠人。
周囲の人間は気づいているが何も言わない。
あまりにも悠人が堂々としているから気にしなくなったのだ。
天才ならではのユニークな個性として扱われていた。
「どうしようかなぁ。でも霧島君ならいいかも?」
「よーし決まりだ! 皆、俺は今からこの名前も知らない子とテントでセックスする! 間違っても覗かないように!」
声高に宣言する悠人。
そこへ一人の教師がやってきた。
「こんにちは霧島君、お話をさせてもらえるかな?」
真紀だ。
悠人は「ついに来たか」と思った。
数日に及ぶクソみたいな活動が終わるのを予感する。
「先生も寝返りにきたのかな?」
それでもまずは何食わぬ顔で答えた。
「いいえ、和解を申し込みにきたの」
「和解?」
「この争いを終わらせるために」
「つまり教頭先生はこちらの言い分を飲むわけだ」
「ええ、そうよ」
「よっしゃー! 聞いたかお前らァ!」
叫んだのは三年の阿古屋だ。
初代リーダーであり、今は副リーダーの男子。
「教頭は過ちを認めたわけだな? じゃあ教頭の謝罪をもってこの件は終了だ」
「それが……謝罪はしたくないって」
真紀は申し訳なさそうに言った。
「はぁ!? なんだそりゃ! なめてんのか!」
怒る阿古屋。
悠人は「まぁまぁ」と落ち着かせた。
「長谷川先生、俺たちは別に土下座しろって言っているわけじゃない。ただ一言『私が間違っていました。ごめんなさい』と謝ってほしいだけなんだ。ここまで事態を長引かせて、さらには反省文を提出しろだなんてふざけたことを言ったんだから、そのくらいあってもいいんじゃないか?」
皆が「そうだそうだ!」と同意する。
「ええ、分かっているわ。だからね、場所を変えて話をさせてもらえない?」
「場所を変える?」
「ゴールはすぐそこまで迫っている。それは霧島君も分かっているはず。私はこのチャンスを無駄にしたくない。なので落とし所を探りたい。でも、ここじゃ怖くて冷静に話せないから」
真紀が怯えるのも無理なかった。
今、悠人や彼女の周りには数百人の生徒がいるのだ。
そしてその多くが殺気だった目を真紀に向けている。
「そういうことならテント……いや、王の部屋で話そう」
さすがに最終局面の交渉をテントでするのはナンセンスだと思った。
声が筒抜けだし、この場で話すのと何も変わらない。
「ええ、分かったわ」
真紀は承諾した。
彼女も王の部屋が一番だと思っていた。
「では先生と話を詰めてくる」
悠人は皆に待機するよう命じ、真紀と二人で部室棟に向かう。
「俺たちは勝ったぞー!」
「「「「うおおおおおおおおおおお!」」」」
二人の背後では、阿古屋たちが歓声を上げていた。
◇
王の部屋にて――。
「話の落とし所を探りたいと言っていたけど、ぶっちゃけ何か案はあるの?」
ソファに腰を下ろす悠人。
「それは……まだ何も……」
真紀は悠人のすぐ隣に座った。
てっきり対角線上の座ると思っていた悠人は驚く。
美優や葵とは違う大人の女の香りが彼の鼻孔を突き抜ける。
これはいけない兆候だ。
「教頭先生にどうにか謝らせることはできないの?」
と言いつつ、悠人の心は逆のことを思っていた。
(謝らせるな! 謝らせるな! 謝らせるな!)
もちろん不純な動機からだ。
彼の脳内には既にピンクの妄想が広がっていた。
そしてそれは急速に現実味を帯び始めている。
もはや自分では止められない段階に入っていた。
「教頭先生は謝らないと思う……。私も強く押したけど、今の状態ですらだいぶ限界で……」
「そっかぁ、それは困ったなぁ」
舌なめずりをする悠人。
セリフと表情が全く一致していない。
――が、隣に座っている真紀は気づいていなかった。
「だから霧島君の力でどうにかできないかな?」
「そうは言われてもなぁ。前回の交渉時ならともかく、今はこっちが圧倒的に優勢だ。それで前と同じ条件で手打ちにしましょうってのはあまりにも虫が良すぎる。こっちは前回の要求+軽い謝罪だけでいいと言っているのに、それすらも拒むってのは、俺が許しても皆が許さないよ」
これは本当の話だ。
ただ、悠人は皆を説得できる自信があった。
言い訳はいくらでも思いつくし、押し通せるだけの求心力もある。
「でも……こっちには他に何もできることが……」
「いや、あるよ」
「え? 何?」
「先生がちょっと頑張ってくれたら解決する」
「ほんと? 私にできることなら何でも言って」
「そうか」
悠人はニヤリと笑い、右手の甲で真紀の頬を撫でる。
「ちょ、霧島君!?」
「俺が責任を持って皆を説得する。だから先生はそのお礼に――」
悠人は人差し指で真紀の唇をなぞった。
「――この口で気持ち良くしてくれないかな?」
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