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014 二人の行方
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「ひ、東谷君、さすがにこの環境で追放は……」
強硬派の教頭ですら怯む。
他の教師も同様の反応を示していた。
「なに言ってんだよ。こっちはいつまたアイツに襲われるか分からないんだぞ。同じ場所にいられたら怖くて眠れやしねぇよ。お前ら自分が同じ立場なら安心できんのか? 無理だろうがよ! だったら追放しろ! 追放!」
「気持ちは分かるけど、そんなことをすると霧島君が……」
「あぁ? ウチの親が寄付をやめてもいいのか? いや、それだけじゃない。教頭先生、アンタさ、霧島を守るために職を失ってもいいのか? 家族だっているんじゃねぇの?」
「うっ…………」
教頭の田辺は何も言い返せなかった。
できれば反対したいが、自分の生活がかかっている以上は怖くてできない。
結果、申し訳なさそうな目で悠人を一瞥するのが精一杯の抵抗だった。
「東谷君、追放して霧島君にもしものことがあった場合、我々だけでなく君や君の親御さんにも被害が及ぶ。だから追放ではなく一部施設への出入りを禁止にするということでどうかな? 例えば本館と部室棟ならどうだ?」
体育教師の三船が代案を出す。
まだ30代の彼は、いざとなれば今と変わらぬ待遇で転職できる。
故に田辺よりもいくらか強気に出られた。
「まぁ……それで折れてやるか」
東谷はあっさり納得した。
親に被害が及ぶかも、というセリフにビビったのだ。
「ちょっと待ってください。本館に入れないんじゃ食事はどうするのですか? 食堂は本館にあるんですよ?」
真紀が尋ねる。
「知らねぇよ、んなもん。本館には出禁だ。入った時点で条件を破ったとして学校から追放してやる! そういう追放なら問題ねーだろ?」
東谷が三船に確認する。
「まぁ霧島君が約束を守れない場合は仕方ない。ルールを破る人間は他に何をしでかすか分からないから」
「ということだ。自給自足でどうにかするこったな! キャハハハ!」
勝ち誇ったように笑う東谷。
「黙って聞いてりゃいくらなんでも――」
怒って前に出ようとする美優。
それを悠人が制止した。
彼は教師陣や東谷に向かって言う。
「その条件を呑もう。今後、ルール変更が行われるまで本館と部室棟には立ち入らない。そして、入った時は迷わず追放してくれていい」
「言ったな? 皆も聞いたよなぁ!?」
東谷の確認に、真紀以外の教師が頷いた。
「ただし、教室にある俺の学校鞄は回収させてもらう」
「いいや、ダメだ。本館に入った時点でアウトだ」
「なら私が取ってきます。それなら問題ないでしょ?」と真紀。
「チッ。分かったよ。それならいい。だが食堂のメシをコイツに恵むのは無しだからな。見つけたらあんただって追放だ!」
「ぐっ……」
言葉を詰まらせる真紀。
東谷の読み通り、彼女は食堂のご飯を悠人に渡そうと考えていたのだ。
「かまわないさ。俺だって先生からメシを恵んでもらおうなんて思っていない。自分の鞄さえありゃそれでいいよ」
悠人が承諾したことで話が一気に進む。
「ではこれで決まりですね」
教頭が話をまとめにかかる。
「待って! 私も悠人と一緒に罰を受ける!」
「あ? 何言ってんだお前? 頭がおかしくなったのか?」
「そうだぞ美優。親の力がないとイキれないそこのザコが言う通りだ。自ら率先して罰を科すなんてどういう神経をしている?」
「あぁ? 誰がザコだテメェ!」
吠えるだけで一歩すら前に出ない東谷。
分かりきっていたため誰も気にしていなかった。
あまりにも虚しい。
「いいのいいの! 私が本館に入れたらザコ先輩はイチャモンをつけてくるから! それなら最初から私も入れないって条件のほうがいいでしょ?」
「なるほど、賢いな」
「へっへーん♪」
「美優、お前……いつかぜってぇ後悔させてやるからな!」
「あーはいはい」
美優は完全に吹っ切れていた。
「では霧島君だけでなく西村さんも本館と部室棟への出入りを禁止するということで解決ですね」
教頭が締め括り解散となった。
「強がってられるのも今の内だからなァ!」
東谷が吠えながら出て行く。
教師陣も離れていくが、真紀だけはその場に残っていた。
「霧島君、西村さん。守ってあげられなくてごめんなさい。私の力不足で……」
「そんなことない。むしろ驚いた。権力者に逆らう教師がいるとはな」
「同感! 真紀先生、かっこよかったよ!」
「ありがとう。あまり役に立てなくて申し訳ないけど、私は二人の味方だからね。何かあったらいつでも先生に頼って」
「分かった」
「じゃあ、私も失礼するわ。1組の子らにあなたたちのことを説明しないといけないから。早くしないと東谷君や他の先生がウソの情報を広めるかもしれないしね。二人の鞄はあとで持ってくるわ」
「了解。その辺に置いといてもらえると助かる」
真紀は再度「ごめんね」と謝ってから体育館をあとにした。
悠人はスマホで時間を確認する。
「まだ9時か。そのわりに疲労がすごいな」
「今日は色々とあったからねー」
「とりあえず寝床を確保したいが、本館と部室棟が出禁だとどこが使えるんだ?」
「うーん……体育館と工房?」
「なら体育倉庫で寝るか。マットがあるだろ?」
「おー、いいね! 敷き布団の代わりになりそうじゃん!」
ということで、二人は体育倉庫に移動した。
◇
体育倉庫は体育館の中に併設されている。
それなりの広さだが、物が多くて窮屈感が半端ない。
跳び箱やボール各種、その他、バレーのネット等が収納されている。
悠人たちの求めるマットもあった。
「だいぶきついな」
「ねー」
二人は邪魔な物を隅に押しのけてマットを敷いた。
それでも、二枚をぴったり横並びにくっつけるので精一杯だ。
マットのサイズはシングルベッドより微かに大きい程度。
二人で並んで寝転ぶと、決して広々としているとは感じられなかった。
手を少し横に伸ばすと当たる距離だ。
「跳び箱とか邪魔なものを外に出す?」
「疲れるし面倒だからこれでいいだろう。最低限のスペースは確保した」
「だよねー。もうヘトヘト!」
二人は自身の鞄を枕の代わりにする。
掛け布団はないが、寝心地はそれほど悪くない。
空調のおかげで室温がちょうどいい塩梅だ。
「ねぇ悠人」
美優は右手で悠人の腕をつついた。
「ん?」
「ごめんね、私のせいでこんなことになって」
「だから気にしなくていいって」
「でも、やっぱり申し訳ないよ。私、悠人に迷惑をかけてばかりだし」
「その分、貸しができているから大丈夫だ。ちゃんと返してくれるんだろ?」
「今はダメだけどね」
「俺は今がいいのになぁ。その可愛らしい口でちょちょいとしゃぶるだけだ。どうにかならんか?」
「どうにもならん!」
悠人は「ちぇ」と唇を尖らす。
それから、真顔でこう続けた。
「どうせ東谷が幅を利かせられるのは今だけだ」
「そうなの? なんで?」
「じきに分かる。だからもう気にするな」
「じゃあお言葉に甘えて気にしないよう頑張る!」
「そうしろそうしろ」
美優は「うん!」と頷き、悠人に背を向けた。
「おやすみ悠人! また明日!」
「おう、おやすみ」
悠人は目を瞑る。
いつもならすぐに眠れるが、この日は違っていた。
美優のフェロモンの香りが鼻孔をくすぐり脳を刺激する。
日中に行われたフェラチオの光景が瞼に焼き付いていた。
(やべ、勃ってきた……!)
ペニスが急速に膨らんでいく。
あっという間に硬くなり、ズボンの奥で苦しんでいる。
こうなるともう眠れない。
どうにかしてスッキリする必要があった。
いつもならオナニーで済むが、今は美優が隣にいて難しい。
「なぁ美優、まだ起きているか?」
意を決して話しかける悠人。
「うん、起きているよ」
幸いにも返事があった。
「やっぱり貸しは今返してほしい。勃起してやばいんだ」
悠人は体を左に向ける。
暗がりの中、美優の背中が薄らと見えた。
「我慢してよ。その気じゃないんだもん」
ウソである。
実は美優もその気になっていた。
悠人のセリフによって、彼女も日中の出来事を想起していたのだ。
あの時は膣が濡れて、しばらくムラムラしていた。
またそんな事態になると眠れなくなってしまう。
だから今の内に寝ようと考えていた。
「そっか、その気じゃないからダメか」
「うん、ごめんね」
「かまわないさ」
悠人はあっさり食い下がる――つもりは毛頭なかった。
距離を詰め、背後から右手を伸ばし、美優の胸を鷲掴みにしたのだ。
「え!? 悠人!?」
驚く美優。
そんな彼女に体を密着させて、悠人は耳元で囁いた。
「俺がその気にさせてやるよ」
強硬派の教頭ですら怯む。
他の教師も同様の反応を示していた。
「なに言ってんだよ。こっちはいつまたアイツに襲われるか分からないんだぞ。同じ場所にいられたら怖くて眠れやしねぇよ。お前ら自分が同じ立場なら安心できんのか? 無理だろうがよ! だったら追放しろ! 追放!」
「気持ちは分かるけど、そんなことをすると霧島君が……」
「あぁ? ウチの親が寄付をやめてもいいのか? いや、それだけじゃない。教頭先生、アンタさ、霧島を守るために職を失ってもいいのか? 家族だっているんじゃねぇの?」
「うっ…………」
教頭の田辺は何も言い返せなかった。
できれば反対したいが、自分の生活がかかっている以上は怖くてできない。
結果、申し訳なさそうな目で悠人を一瞥するのが精一杯の抵抗だった。
「東谷君、追放して霧島君にもしものことがあった場合、我々だけでなく君や君の親御さんにも被害が及ぶ。だから追放ではなく一部施設への出入りを禁止にするということでどうかな? 例えば本館と部室棟ならどうだ?」
体育教師の三船が代案を出す。
まだ30代の彼は、いざとなれば今と変わらぬ待遇で転職できる。
故に田辺よりもいくらか強気に出られた。
「まぁ……それで折れてやるか」
東谷はあっさり納得した。
親に被害が及ぶかも、というセリフにビビったのだ。
「ちょっと待ってください。本館に入れないんじゃ食事はどうするのですか? 食堂は本館にあるんですよ?」
真紀が尋ねる。
「知らねぇよ、んなもん。本館には出禁だ。入った時点で条件を破ったとして学校から追放してやる! そういう追放なら問題ねーだろ?」
東谷が三船に確認する。
「まぁ霧島君が約束を守れない場合は仕方ない。ルールを破る人間は他に何をしでかすか分からないから」
「ということだ。自給自足でどうにかするこったな! キャハハハ!」
勝ち誇ったように笑う東谷。
「黙って聞いてりゃいくらなんでも――」
怒って前に出ようとする美優。
それを悠人が制止した。
彼は教師陣や東谷に向かって言う。
「その条件を呑もう。今後、ルール変更が行われるまで本館と部室棟には立ち入らない。そして、入った時は迷わず追放してくれていい」
「言ったな? 皆も聞いたよなぁ!?」
東谷の確認に、真紀以外の教師が頷いた。
「ただし、教室にある俺の学校鞄は回収させてもらう」
「いいや、ダメだ。本館に入った時点でアウトだ」
「なら私が取ってきます。それなら問題ないでしょ?」と真紀。
「チッ。分かったよ。それならいい。だが食堂のメシをコイツに恵むのは無しだからな。見つけたらあんただって追放だ!」
「ぐっ……」
言葉を詰まらせる真紀。
東谷の読み通り、彼女は食堂のご飯を悠人に渡そうと考えていたのだ。
「かまわないさ。俺だって先生からメシを恵んでもらおうなんて思っていない。自分の鞄さえありゃそれでいいよ」
悠人が承諾したことで話が一気に進む。
「ではこれで決まりですね」
教頭が話をまとめにかかる。
「待って! 私も悠人と一緒に罰を受ける!」
「あ? 何言ってんだお前? 頭がおかしくなったのか?」
「そうだぞ美優。親の力がないとイキれないそこのザコが言う通りだ。自ら率先して罰を科すなんてどういう神経をしている?」
「あぁ? 誰がザコだテメェ!」
吠えるだけで一歩すら前に出ない東谷。
分かりきっていたため誰も気にしていなかった。
あまりにも虚しい。
「いいのいいの! 私が本館に入れたらザコ先輩はイチャモンをつけてくるから! それなら最初から私も入れないって条件のほうがいいでしょ?」
「なるほど、賢いな」
「へっへーん♪」
「美優、お前……いつかぜってぇ後悔させてやるからな!」
「あーはいはい」
美優は完全に吹っ切れていた。
「では霧島君だけでなく西村さんも本館と部室棟への出入りを禁止するということで解決ですね」
教頭が締め括り解散となった。
「強がってられるのも今の内だからなァ!」
東谷が吠えながら出て行く。
教師陣も離れていくが、真紀だけはその場に残っていた。
「霧島君、西村さん。守ってあげられなくてごめんなさい。私の力不足で……」
「そんなことない。むしろ驚いた。権力者に逆らう教師がいるとはな」
「同感! 真紀先生、かっこよかったよ!」
「ありがとう。あまり役に立てなくて申し訳ないけど、私は二人の味方だからね。何かあったらいつでも先生に頼って」
「分かった」
「じゃあ、私も失礼するわ。1組の子らにあなたたちのことを説明しないといけないから。早くしないと東谷君や他の先生がウソの情報を広めるかもしれないしね。二人の鞄はあとで持ってくるわ」
「了解。その辺に置いといてもらえると助かる」
真紀は再度「ごめんね」と謝ってから体育館をあとにした。
悠人はスマホで時間を確認する。
「まだ9時か。そのわりに疲労がすごいな」
「今日は色々とあったからねー」
「とりあえず寝床を確保したいが、本館と部室棟が出禁だとどこが使えるんだ?」
「うーん……体育館と工房?」
「なら体育倉庫で寝るか。マットがあるだろ?」
「おー、いいね! 敷き布団の代わりになりそうじゃん!」
ということで、二人は体育倉庫に移動した。
◇
体育倉庫は体育館の中に併設されている。
それなりの広さだが、物が多くて窮屈感が半端ない。
跳び箱やボール各種、その他、バレーのネット等が収納されている。
悠人たちの求めるマットもあった。
「だいぶきついな」
「ねー」
二人は邪魔な物を隅に押しのけてマットを敷いた。
それでも、二枚をぴったり横並びにくっつけるので精一杯だ。
マットのサイズはシングルベッドより微かに大きい程度。
二人で並んで寝転ぶと、決して広々としているとは感じられなかった。
手を少し横に伸ばすと当たる距離だ。
「跳び箱とか邪魔なものを外に出す?」
「疲れるし面倒だからこれでいいだろう。最低限のスペースは確保した」
「だよねー。もうヘトヘト!」
二人は自身の鞄を枕の代わりにする。
掛け布団はないが、寝心地はそれほど悪くない。
空調のおかげで室温がちょうどいい塩梅だ。
「ねぇ悠人」
美優は右手で悠人の腕をつついた。
「ん?」
「ごめんね、私のせいでこんなことになって」
「だから気にしなくていいって」
「でも、やっぱり申し訳ないよ。私、悠人に迷惑をかけてばかりだし」
「その分、貸しができているから大丈夫だ。ちゃんと返してくれるんだろ?」
「今はダメだけどね」
「俺は今がいいのになぁ。その可愛らしい口でちょちょいとしゃぶるだけだ。どうにかならんか?」
「どうにもならん!」
悠人は「ちぇ」と唇を尖らす。
それから、真顔でこう続けた。
「どうせ東谷が幅を利かせられるのは今だけだ」
「そうなの? なんで?」
「じきに分かる。だからもう気にするな」
「じゃあお言葉に甘えて気にしないよう頑張る!」
「そうしろそうしろ」
美優は「うん!」と頷き、悠人に背を向けた。
「おやすみ悠人! また明日!」
「おう、おやすみ」
悠人は目を瞑る。
いつもならすぐに眠れるが、この日は違っていた。
美優のフェロモンの香りが鼻孔をくすぐり脳を刺激する。
日中に行われたフェラチオの光景が瞼に焼き付いていた。
(やべ、勃ってきた……!)
ペニスが急速に膨らんでいく。
あっという間に硬くなり、ズボンの奥で苦しんでいる。
こうなるともう眠れない。
どうにかしてスッキリする必要があった。
いつもならオナニーで済むが、今は美優が隣にいて難しい。
「なぁ美優、まだ起きているか?」
意を決して話しかける悠人。
「うん、起きているよ」
幸いにも返事があった。
「やっぱり貸しは今返してほしい。勃起してやばいんだ」
悠人は体を左に向ける。
暗がりの中、美優の背中が薄らと見えた。
「我慢してよ。その気じゃないんだもん」
ウソである。
実は美優もその気になっていた。
悠人のセリフによって、彼女も日中の出来事を想起していたのだ。
あの時は膣が濡れて、しばらくムラムラしていた。
またそんな事態になると眠れなくなってしまう。
だから今の内に寝ようと考えていた。
「そっか、その気じゃないからダメか」
「うん、ごめんね」
「かまわないさ」
悠人はあっさり食い下がる――つもりは毛頭なかった。
距離を詰め、背後から右手を伸ばし、美優の胸を鷲掴みにしたのだ。
「え!? 悠人!?」
驚く美優。
そんな彼女に体を密着させて、悠人は耳元で囁いた。
「俺がその気にさせてやるよ」
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